2013年12月27日金曜日

七赤金星の運命

七赤金星の皆さま、ここまでご精読誠にありがとうございました。本記事「七赤金星の運命」(総計13本)でこの七赤シリーズは終了とさせて頂きます。そしてほか九星の皆さま・・・いつも温かい眼差しでお読み頂いているような想念波を私なりに受信しています。誠にありがとうございます。
それでは七赤金星ラスト1、心を込めて七赤の運命を収斂(しゅうれん=取り収めること)させて頂きます。何卒、よろしくお願い申し上げます。

皆さま、たまにはウイスキーの水割りでも嗜(たしな)みながら、ごゆっくりお読み下さい、

それでは「七赤金星の運命」をどうぞ!




【能力は高いが、難しいのは勤続】

  • 生来、物質的幸運を持って生まれてきた七赤金星、生まれながらにして幸せな人生がスタートする場合が多い
  • 概して初年運と思われがちだが、実は晩年運で頭脳明晰、かつ如才なく(じょさいなく=手ぬかり、手落ちなく)、オールマイティーにどんなタイプの人とも交流できる
  • 転職歴多い傾向にあり、数少ない勤務先で我慢するのが苦手、いわゆる辞めグセあり
  • 今後の目標は転職した会社などで、継続した勤務が務まるよう努力していくこと
  • 本来的に職務遂行能力は高いので、勤務継続を努力することで運命が開花していく
  • 積極的に苦労を買い、自己研磨していくと大変な努力家になれるし、人生の大成功者にもなり得る
 


【苦労知らずの七赤金星はただの役立たず】

のっけから厳しい小見出しを付けさせて頂きました。気分を害された方もいらっしゃったかもしれません。しかし九星で最も光り輝く七赤がちょっとしたことで立腹し、職を転々、結局何にもなれないという事態には決してなって欲しくないので心を鬼にしたキャッチを書かせて頂きました。苦労を乗り越え自分を磨く道を選択し歩み続ければ生来からにして運気の強い生まれですから大成する可能性は極めて高いと言えましょう。
 


【33歳に襲来する筈の、お家の大事を乗り越えよう!】

七赤金星の十二支で二つ、酉(とり)年と午(うま)年に該当する人は、人との縁を重要視して下さい。逆説的に言うと縁がなかなか発展しづらいという面も言えなくはないのです。縁を大切にするという事柄も努力目標に入れましょう、必ずや貴方が生成発展していく礎(いしずえ)にそれらの縁者はなって下さることでしょう。また酉年、午年生まれの長男は33歳になった時、家運が傾く事態に直面する危険性を持ちます。どれほどの資産家であろうと確実に家運が傾く傾向を持ちますので、33になる前にこれを知った該当者は如何にその事態を防ぐ、ないし和(やわ)らげるかを、早い段階からシュミレートしておく必要がありそうです。若いうちから33歳時のお家のクラッシュ現象を想定内にしておき、精神性の向上を図って無事、苦境を乗り越えるよう力を蓄積しておくと良いでしょう。
 


【卯年の七赤には大良縁が待つ!】

卯年の七赤生まれは、父親との縁が薄い傾向にあります。しかし自己の人生でとても秀でた良縁に結ばれるという素晴らしい祐気も持ち併せています。卯年の七赤の皆さん、どうか気学の方向性を失わず、しかし成り行き任せにしていたらなかなか結婚できない時代にもなってきています。「自分には素晴らしい人がこの世界で待っているんだ!」と勇気百倍、元気に婚活しても悪くないと思いますよ!
 


【金剋木(きんこくもく)の親子は早急に同居を辞めよう】

親が三碧木星、子が七赤金星の場合、親子の縁としては実は、非常に良くないです。五行の金剋木は・・・即ち「金は斧となり大木を切り倒す」という相剋の関係にあり、しかも子の方が親を剋するという穏やかではない関係性を有しています。「殺人事件に至るまで事が大変になる・・・」などという適当なことは言えませんが、子どもが親をやっつけることは金剋木の関係性が大きく暗示しています。ですからお子さんと自分の関係が金剋木にあるとわかった段階で、決して嫌ったりいじめたりするのではなく、早く七赤の子が独立できるよう逞しく育てていく必要を認めることです。愛情いっぱいに根性がある人間にする努力を惜しまなく実践しましょう。早ければ中卒でも良いでしょうし、勉強が嫌いでなければ高校生くらいまで育てる義務はあるやも知れません。でもいくらなんでももうそれくらいにして、この場合の七赤の子は独立独歩、歩み始めさせるのが賢明です。大学だって夜間も通信教育もある時代なのですから、本人が稼いだお金で十分に学費は支払えます。
 


【必ず報われる七赤の苦労】

順風満帆に七赤青年として才覚を発揮、叩き上げの者になる可能性があれば、なかなかうまくいかない子もいることでしょう。しかしそれも鍛錬の一部です。そもそも七赤性は幸せな人生を送れるように仕組まれて生まれてきています。後者の子の場合、放っておいたら甘えやすくわがままな、七赤性の悪いところが出た若者になる危険性があったのかも知れません。こういった視点から見ればどう考えても七赤金星は人生のある一定期間、とことん苦労して、傷つきながらも這い上がって鉱石が徹底的に磨かれダイヤモンドになるくらいの価値を持つ人生を構築することで、本当の成功を浴する者になっていくのです。駄弁人間や甘えっ子、きっつい性格のべっぴんさん=七赤女子、そういった剋気強い人間像にならないためにも、七赤は買ってでも若い頃の苦労を重ねましょう。
 


ま と め

  1. 仕事面で能力高くまた決してなめてかかっているわけではないが、剋気を発し職を転々とする傾向がある
  2. 苦労を知らないから甘えっ子のような気持ちのまま、就労している部分があるのは否めない
  3. 大成したい七赤は時に運命的に親から早く家を出されることもあるが(金剋木の関係で)、持ち前の能力で大きな人間になり社会に出てくる
  4. 七赤金星の酉、午の両年者は33歳の時にお家の大事が襲来する剋気があるので、その年までに体制を万全にして気を付けよう
  5. 卯年の七赤金星は他の干支を圧するほどの大良縁が存在する
 


『編集後記』

全編、七赤金星について書かせて頂き「なんて人間くさくアグレッシブな人たちなのだろう・・・七赤金星は・・・!」と正直、ちょっと涙腺がやばくなりました(笑)特に「金剋木」故に、心を鬼にし早期で子どもを手離す親のこころを思う時・・・あー、駄目だ、泣けてくるーっ゚(゚´Д`゚)゚
今日記事を書いてはっきりしたこと・・・それは誰もが自分の行く手を阻む障壁を乗り越えて、地道に今日という日を精一杯生き、その積善が世界を動かしているということ。そしてそれこそが祐気取りに繋がっていくのだなあ・・・と私は思いました。 

この人生に、
皆様との出会いに感謝します。
誠にありがとうございます。



2013年12月24日火曜日

【七赤女子必見!】七赤金星の剋気と美しき沢(さわ)

七赤金星の皆さま、そしてほか八つの大いなるエレメントで構成される輝ける九星の皆さま・・・本記事におかれましても何卒よろしくお願い致します。本記事では物質的な幸運の星と呼ばれる七赤金星(精神的な幸運の星は四緑木星)の書き残された剋気について余すことなく詳報して参ります。

特に七赤金星の女性は本来的にルックスが良く服の着こなし等ファッション方面にも造詣(ぞうけい)が高いため大変、男性に好かれる傾向が強い。しかしそれが嵩(こう)じてわがままになったり、一種傍若無人な行動も散見されるため本当のいい女とは言えない。七赤娘が本当の意味で愛される人間に変わるのならまず自分が変わる必要があります。
 


それでは皆さま、ごゆっくりどうぞ。




【独特な七赤金星の剋気群】

  • 喜びの星七赤金星においての剋気に背反(はいはん=背くこと、互いに相容れないこと)という厳しい象意が存在する
  • 背反(はいはん)とは背くこと、互いに相容れないことを指す


  • 七赤剋気が強い人は例えば上司などからその姿勢や仕事上の理由を糺される(ただされる=問い調べられる、理非を明らかにされる、吟味される)と「だって・・・」、「ちょっと待って下さい、それはあの時○○さんが・・・」という具合にまず反論先にありきの傾向強し


  • その姿勢は七赤一流(いちりゅう=一つの流儀、他と違って独特なこと)の想念の顕れでもあり、口論に勝つために自分の土俵に持ち込ませようとする狷介(けんかい=頑固で人と合わないこと、意固地)な策謀である場合も存在する


  • 金銭面の取引きにおいて代金をなかなか支払わない(支払いが遅延する)傾向がある
  • 金回りが良い星回りなのに何故、支払いが遅延するか・・・それは景気よく後先考えずに、買い物などを優先する傾向が強いので実は大して蓄えがない場合が少なくないためである




 

【嫌な女からの卒業】

派手で遊び上手、お洒落さんで頭脳明晰(ずのうめいせき=頭が冴え、感覚が明らかではっきりしていること)と非常に人気者になりやすく、特に女性の方はいわゆる可愛いタイプの多い人ですから、今世では勝ち組になりやすい素地があります。しかしある意味「頭が良すぎる」点があるので、つい今後の流れが見えてしまい自分の非も内心、理解しながら持って生まれた高いプライドが素直になることを邪魔します。本記事を読まれた七赤さんは、この記事を読んだのが百年目(笑)です。「嫌な女」から(特に同性から見て)内外ともにこれから女性の儀表(ぎひょう=人々の手本、規範)に変身する良いチャンスだと思い、次項の言霊を身につけていかれると良いでしょう。  

【はい! そうします!】

これからの七赤さんは今後の上司や先輩、人間関係の一部始終において全てを受け止める愛を持ちましょう。高飛車な口論で剋気を出す前に、心を穏やかに持って軽く深呼吸して「はい! そうします!」と心を込めて返答する。流れを受け入れ素直な行動に移していくと、自分を始め周囲の循環も良好となり、今後は無駄金にならない金運が身に付く筈です。  

【沢とは何ぞや?】

沢(さわ)・・・草の生えている低湿地、また山地の渓谷、谷より広く浅い・・・七赤象意の一。沢は山岳地帯に住んでいた人間たちが水や食糧、安住の地を探し求めて落ち着いたいわばオアシスの如き地域を指します。沢は常時、水が枯れることなく水脈より自然水がこんこんと湧き出て、スムーズな五行(木花土金水)の相生が展開されています。雨風凌げない野っ原(のっぱら)とも違い、まさに原始共産主義(マルクス主義、現代の共産主義とは根本的に違う惟神の世界を地で行った縄文時代などを指す場合が多い)とでも称される収奪(しゅうだつ=奪い取ること、無理に取り上げること)や過剰な税の押し付けもなく、人は本然のまま、平和に沢で暮らしていた古来・日本社会が確かに存在してあったのです。  

【田舎暮らしの時代は既に来ている!】

沢では淡麗な味のする湧水で喉を潤し、風は心地よくそよぎ、五行の連環は美しく進む・・・時に皆さま思いませんでしょうか?! こんな刹那主義(せつなしゅぎ=過去・未来を問題とせず、ただ現在の各瞬間の情調・生活を充実させようとする怠惰な物の考え方)に染まり、満員電車で体がへし折られそうになりながら暮らし続けてそこに人間が渇望して止まぬ「本物の愛ある暮らし」は実現するものなのだろうか、実はもう十分前からくたびれきっている、こんな生き方はもう止めたい、そう考える人が昔と比べれば相当数増えているのは否定できないと思います。  

【人の暮らしは自然と協調する生き方が本質】

独善的な考えかもしれませんが、人はやはり自然と協調しあい、余裕のあるコミュニティで家族仲良く睦まじく暮らすのがきっと一番正しい生き方なのではと時折考えます。しかし諸事情を考察すればそう簡単に田舎暮らしを現実のものとすることは難しい。七赤金星における人間社会の故郷・沢や自分なりに素敵と思える風景の場所に終の棲家(ついのすみか=最後の家)を定め、田舎にいるときは田舎の暮らしを、都市にいるときは開き直ってアクティブに・・・そんな棲み分けが出来る経済力を生むためにもON/OFFはっきりさせて、もし支持してくれる人がいらっしゃれば互いに夢に向かって頑張りましょう!  

ま と め

  1. 剋気に背反(はいはん=背くこと、互いに相容れないこと)という厳しい象意が存在
  2. 七赤剋気が強い人(その中でも女性)は口論で勝つため、手段を選ばぬ意地悪さを内在している場合が多い
  3. いろいろなケースで反論を重ねてきた故に、剋気強くなってしまった自分を反省しよう
  4. 今後は剋気がムズムズしても頑張って「はい! そうします!」と元気に返答、そのうちに女性の儀表(見本)とすらなり得る
  5. 沢は大昔の人類がたどり着いたオアシス。現代の剋気強過ぎな時代を乗り越えるために、願う人あらば田舎暮らしを求めて資本を作ろう
  この人生に、皆様との出会いに感謝します。誠にありがとうございます。

2013年12月21日土曜日

【七赤剋気】駄弁人間と能弁者【七赤祐気】

七赤金星の皆さま、そして全九星の皆さま・・・毎度のご訪問ありがとうございます。本記事は物質的な幸運の星と呼ばれる七赤金星(精神的な幸運の星は四緑木星)にさえしっかりと剋気が存在することを詳らか(つまびらか=細かく詳しいこと、つぶさ)にします。そして対照的な本来の活き活きとした七赤金星の特筆すべき祐気も対比しながらまとめさせて頂きます。

本記事は人のために、愛のあるメッセージを能弁に語る「歩く七赤祐気」と称しても差し支えない人物の偉大さを、余すことなく御伝えしています。そして気学においてその対極に駄弁(だべん=非常にくだらない話)ばかりを所構わず吐き続ける人間の存在そのものが、七赤の剋気である・・・というほど完膚(かんぷ)なきまでに否定しています。

それではお茶でも飲みながらごゆっくりどうぞ。




【駄弁と能弁では天と地の差がある】

  • 場の空気を読まず、くだらない話をだらだら続け悦に入る者の状態を駄弁(だべん)と云うが、まさに駄弁を弄(ろう)する人間の存在そのものが七赤剋気の一。
  • 駄弁を得意(?)とする者は、七赤金星であっても決して金運を寄せることが出来ない
  • 役に立つ話や人を褒め称える話、世の中で役に立つことを伝えていく人の話を総称して能弁(のうべん)と定義する
  • 能弁を得意とする者の話を聞くことは七赤祐気に該当し、七赤(西)方位に行ってお水取り、祐気取りをするのと同様の非常に大きな効果を得ることができる
  • 人の役に立っていく話を御伝えし、かつ人のために良かれと思い行動する七赤金星は金運を大いに寄せる
 


【存在自体が剋気! 駄弁人間の恐怖】

どうですか?! この能弁と駄弁の落差! そしてある一定の社会経験を積んだ人ならこの両者それぞれについて、思い出す人物がちらほらいるのではないでしょうか。まず駄弁の方から書きますと、この手合いの人はその場に居合わせる人たちに対してまるで愛がない。あるものは徹底的な自分の経験、体験の押し付けに終始されます。また居合わせた人たちの属性というものすら見通す能力が欠如しているため、同じ話を何度も何度も様々なシーンで繰り返す、また抜本的にちっとも面白くも何ともない話を針小棒大(しんしょうぼうだい=小さなことを大げさにいうこと、誇張すること)にして触れ回るので「あれは変な人間だよ」と早い段階で皆に見抜かれてしまいますが、反省する能力も著しく低いため、いつまでも同じ地点をぐるぐる回り続けます。下手に相手をしようものなら調子に乗って、益々勢い込みさらに水準の低い駄弁を披露してきますので本当に厄介。大きな七赤剋気として、その人物の存在自体が認定されるのですからある意味、その立ったキャラ自体は大したものではあります。


 


【能弁者の偉大さをリスペクト】

  • お水取り、祐気取りに行かなくとも同じ水準の祐気を言霊で伝える能弁者。こちらの方は前述した人間とは全く真逆。先に触れた駄弁者のインパクトが強過ぎて、書いていた私自身が剋気にやられそうな気分を覚えていましたが、ようやくまともな話を書けることで、今本当にほっとしています。剋気と祐気の落差とはかくも著しい隔たりがあるものなんだなあ・・・という経験を今日のブログライティングで積ませていただきました。本当に有難いことです。




  • 能弁者のお話を伺っていると、まず人柄からにじみ出る波動が素晴らしいので、気持ちが穏やかになり「徳のおすそ分け」とでも言いましょうか・・・、聞いている者に豊かな人間性が付き、凛とした姿勢が自分自身にも与えられてきます。逆説的に申せば、なかなかそのような良い影響力を持った方が当世では鮮少(せんしょう=非常に少ない)であるが故に、西への吉方位旅行という九星気学の真髄の一つを伴った移動が必要になっているとも言えましょう。祐気取りからも能弁者からも発生する西方位の祐気に対する人気の秘密は、決して金運だけではなく人生全般にわたるものであることに思いを馳せていきましょう。



  •  


    【西方位取りは他方位よりもお金を使おう】

    豊かな人生を生き抜くためには経済力も無論、非常に大切ですけれども、そのベースには信頼や愛というものがどれだけ積み重ねられてきているかによって人間性の大小が決定していきます。また西方位祐気取りの際はその旅自体を愉しむ・・・というスタンスも大事なので、他の方位における祐気取りの時よりも、分に応じてそこそこお金を使っても大丈夫な面があると聞き及びます。その結果、より吉方位としての西の効果も出てきます。年盤で西の方位を使えることがはっきりしている場合は是非、西の祐気を取るように心がけましょう。


     


    『編集後記』

    本当に世の中、いろんなところに駄弁人間が溢れかえっています。学校でも職場でも、飲み屋でも温泉や銭湯でも電車の中でも、著しく民度の低い朝のワイドショー番組のコメンテーターなども含めて駄弁人間を満載した電車やクルマが都会を走り抜け、人の話にくちばしを突っ込んで、そして自分の話だけでその場を染めてやろうと虎視眈々(こしたんたん=あたりを見回し威圧して征服の機会を伺う様体)です。何故そのような程度の低い人生を送ってしまうのか・・・それぞれの理由があるのでしょうが、やはり戦後民主主義の美名のもと、自分勝手に生き抜く人間を大量生産してきた社会主義や共産主義の大票田(だいひょうでん)・日教組教育の偏波(へんぱ=偏って不公平なこと、えこひいき)がこの国の国体を、ここまで愚弄してきたことに最大要因があると断じざるを得ません。

    今後の教育行政への大改革が断行されるか否か、固唾を飲んで見守りましょう。

    この人生に、
    皆様との出会いに感謝します。
    誠にありがとうございます。



    七赤祐気・金銀のジュエリーをお洒落に着こなして、街へ飛び出そう!

    七赤金星の皆さまこんにちは! 九星の皆さまもいつもお読み頂き、誠にありがとうございます。
    本記事は七赤金星の財運について触れて参ります。気学が楽しくなるエッセンス満載で、皆さまにこの記事を送り届けます。

    兄弟星の六白と七赤、吟味すれば個性はかなり違うものがあります。またジュエリーなどを綺麗に身に付け、パーティーやそれ以外の外出時にもさりげなくキメられるセンスは気学的に見ても、実は大切な事項だったりするものであることを知りおきましょう。「あのご夫婦素敵ね!」と言われるほどの七赤性を身につけて、街へ繰り出したいものですね。




    【七赤金星および六白金星の構成要素】

    • 兄弟星の七赤と兄の六白、同じ金星=金(GOLD)でも両者の特徴は大幅に変わってくる
    • 精製過程は鉱石→金→金属の流れを辿(たど)る
    • 六白は鉱石そのもの、世間的な言葉で示すと「ダイヤの原石」
    • 七赤は人間社会の富を象徴、或いは定義される際に使われる金(GOLD)から所謂(いわゆる)貴金属商品全般を指す
    • 金商品を買う際に、九星気学では方位によって買うべき商品をカテゴライズしている



    【ジュエリーによるお洒落の効能】

    金、銀、ダイヤモンドなどの本物そのもの(ジュエル、ジュエリー)を身につけると一躍、ハイレベルな七赤性が身につきます。七赤性とは一言に収斂(しゅうれん=引きしめること、取り収めること)すれば「豊かさ」という言葉に突き当たります。(精神的豊かさは四緑木星)。まるで高貴なオーラの如き七赤性の輝きが自分自身を包み込むのでそれが魅力に変換されて、異性が貴方を見る視線も良い方向で変わってきます。その延長線上から人生の伴侶との出会いや金運を寄せることに多大な力を発揮します。男性の場合、あまり宝石をたくさん身につけている人というのは、その方面の人(笑)が主体となるでしょうから女性と同じ観点から同様な意味付けをするのは難しいですね。ただ男性の金(きん)などによるお洒落アイテムの筆頭としては、時計が大きなエレメントになるのは間違いないところではないでしょうか? 


    【時計を買うなら東南方位です】

    ここまで述べてきました貴金属類は適当なところで買うのはNGです。悪徳商売の噂があったり著しく評判が悪いようなところは問答無用ですが、それ以外に気学的見地で自分の住む町の位置からお店への方角にはこだわりましょう。それぞれの貴金属は、具体的に象意が違っていたりする場合が少なくないので、万全を期して商品が高額であればあるほどマジモードでよく調べて商品を見に行きましょう。そしていいものがあれば、その方角のお店で購入されて下さい。では以下に貴金属類の購入方位をまとめさせて頂きます。

    <貴金属などは良い方位で購入しよう>
    ・時計・・・東南方位
    ・金、銀、ダイヤモンド・・・西方位
    ・銀行、質屋、金融業者・・・西方位

    要は時計以外は概ね同一方位です。抜本的に、西から品物を購入すること自体が七赤性です。確かに東京都で見ましても池袋、新宿、渋谷と大きな街は山手線の西側、高級なブランドを揃えたお店の数も、例えば総武線の浅草橋や新小岩などの東方位より明らかに西の方がいいものが買えるのは明白ですね。



    【金・銀の財宝】

    貴金属でも服でもクルマでも高価な商品の購入を目指して働く傾向が出てきた人は七赤祐気です。努力して、目標の物をGETするたびにさらに財産が増加、財運を得た形の人生が完成していきます。よくCMなどで使われる言葉「自分にご褒美」ではありませんが「お金は使わないと入ってこない」という言葉は全く以てその通りでこの20年ものわが国を覆う不況の嵐も、一面では全く同じ事情で陥ったような所があります。何かお金を使うことに臆病になっている私たちはここで良い意味で開き直る必要があります。予算を超過して多く買い物をしてしまった場合、落ち込まず、そしてそれが決して無駄だとは思わないこと。「目標・目的」が達成され始めたとすら思い、財運が身に付いてきたことに矜持(きょうじ=誇り)を持つ良い機会にもなることでしょう。ただしご注意させて頂いている通り、今まさに消費者金融などにお世話になっている方にはこのセンテンスで書かせて頂いたことはまるで該当しません。そこは是非ともご銘記下さい。



    ま と め

    1. 七赤金星(弟)と六白金星(兄)は兄弟星。同じ金でも抜本的に種別が違う
    2. 七赤は金(GOLD)そのものや本物の貴金属商品が該当、六白はいわゆる「ダイヤの原石」(鉱石の状態)
    3. 貴金属をあしらえた服飾品やジュエリーをつけて外出すると、七赤性の魅力が(主に女性を中心に)向上し、周囲の男性の見る目も変わってくる
    4. 貴金属を購入する場合は自宅から見て良い方位で買おう、時計は東南、それ以外は西方位が吉
    5. お金をある程度持っている人は、消費経済・流通のためある程度お金は使うべきである



    『編集後記』

    私が20代前半だった昔、パンクロックに刺激を受けて、今思い起こせば苦笑せざるを得ない出で立ちで、よく上野松坂屋(笑)あたりを自転車でチョロチョロ徘徊していた時代があります。そんな時代に同世代の友人から「はっきり言ってお前のネックレスめちゃめちゃ趣味悪いし、全体的に見たらかえってカッコ悪いことになっているよ・・・」と指摘されました。その言葉は北海道寒村育ちの私の胸にぐさりと突き刺さりました。自己満足でかっこつけた気になっても、それなりのセンスや審美眼(しんびがん=美しいものと醜いものを見分ける能力)がなければ、穴があったら入りたいような醜態を晒しかねません。決して私と同類なのだ・・・というようなむごく酷いことをいうわけでなく、思春期にお洒落デビューする少年少女はただ流行ばかりを追って、画一的な格好に落ち着きすぎても華がありません。一番いいのは見立て役になってくれるハイセンスな友人やショップ店員に、いろいろ教えてもらうのがとてもいい方策だと思います。

    坂本龍一の服装や髪型は東京芸大の頃はとても目に当てられなかったらしいですが、そこを改善してくれた友人はブティックのオーナーでもあった高橋幸宏だという話は音楽業界では有名です。ビシッと程度良く決められるセンス、きっとそれは人生の初めから最後まで貫き通される大切なエレメントということが出来るでしょう。お洒落に関する七赤性・・・身につけておいても決して損はないと思います。またそういう良いものを買える財力を得るための、日々の向上心をモチベーションに変えて幾つになっても素敵な男、素敵な女になって行きたいものですよね。誠にありがとうございます。



    2013年12月13日金曜日

    【七赤金星】家相・西の欠けは腎臓にくる!

    七赤金星の皆さまこんにちは! 九星の皆さまもいつもお読み頂き、誠にありがとうございます。本記事はまず七赤金星由来の病などについて書かせて頂きます。お医者様によれば「心臓に次いで非常に重要な臓器で、難しい病気が目白押しだ」との指摘が散見されるほどにむつかしい病気を好発する腎臓。ここまで四緑と並ぶ幸せの星=七赤金星と称し、複数祐気に満ちた記事を書かせて頂いてきましたが、今回はちょっとそういう展開にはならない感じがします。故に、七赤で健康問題を患っていらっしゃる方には是非、お読み頂きたく思います。

    順調な星回りで来ていた七赤金星ですが、体の面では腎臓病というきつい意味も出てきます。なぜ腎臓病の要素が七赤に絡むのか、それは家相という<家の中における重要な方位>で特に西方位での欠けがあった場合、それらが不幸現象や剋気をもたらしている要因である確率が高いからです。家相も奥が深い学問、九気と共に学んでも損はしません!




    【七赤のウィークポイントは腎臓】

    • 家相における西の欠けは腎臓と血圧そして気血(=きけつ、人体内の生気と血液。漢方で、経絡=けいらく)の内外を循環する生命力の源とみなされるものにも悪影響を及ぼす
    • 全体的に体の機能が停滞していく
    • 腎臓病の合併症は脳卒中、各種血液病など厳しい病気や様々な病気に連環するため非常なる注意が必要


    • 家相とはその家に住む者全員に吉凶の影響が非常に大きい


    • 家相の学習はとても奥深いので、それを知るのと知らないのとでは、根本的に生活の豊かさが変わってくる


     

    【腎臓がやられる前に吉相の家相!】

    家の中心から西に30°の範囲が重複するかのように窪んでいる住居を、家相では西の欠けと呼び非常に剋気的な建物として忌避(きひ=嫌って避けること)されてきました。西の欠けを放置していると、前項でご説明させて頂きました腎臓病やその合併症に陥り苦しむ危険性を帯びますので、早急な改修が望まれます。何せ家相はそこに住むすべての家族らの吉凶に影響が出るので対策は早ければ早いほど良い。しかし絶対に忘れてはいけないことがある。リフォームや改修の際、今まで断言してきた通り住みながらのリフォーム、改修は自分の体を傷つける自発的な剋気を呼んでしまうのでそれもまた十分な注意が必要となります。  

    【西の欠けによって起こる問題をここで一度整理します】

    • 経済面=金回りが非常に悪くなる
    • 健康面=腎臓病を中心とした合併症などを中心に、大病する危険性高し
    • 禁忌事項に引っかからないよう細心の注意を払って、西の欠けを確実に直す
    • 応急的な対症療法としても、西方位という吉方位を積極的に取っておくことも重要
    • 西の欠けに対する抜本的な解消法は、西の張り出しを構築し、欠けを解消することが一番大事
    • 運気の変化に伴い、金回りが復調、全体的に運命が回復してくる
     

    【あなたの帰る家の居心地はどう?】

    九星気学が万物万象に効く方位学であるなら、家相は家の中、周囲と限られた空間においても東西南北の祐気・剋気がクロスして、生活に根ざしたいろいろな変遷を見られる、これもまた重要な学問です。家相を極めて行くと、家の中にある宇宙のようなものについて気付きを得、方位の重要性を九星気学同様知るに至ります。特に自宅という自身の港のような本来的に体や心を休める筈の拠点がどのようにまとまっているのか、これは次の漁に向かう前の船乗りなら「より安定的で気楽に過ごせる空間が必要となるのは当然である」と言えるでしょう。  

    ま と め

    1. 七赤金星は金運の星、幸運の星と祐気ばかりが着目されがちだが、決して剋気なく幸せ一辺倒の星ではない
    2. 七赤金星の肉体的弱点は腎臓
    3. 場合によっては剋気強い合併症も発生し、苦しい命懸けの闘病ともなる
    4. 西方位という吉方位を積極的に取っておくこともとても重要になる
    5. 家相も九星気学と一緒に学べば、鬼に金棒の気学的知識を得られる
     

    『編集後記』

    現代の明日が見えない時代においてこそ、その指針として家相にしろ九星気学にしろ学ぶ人は増加します。この私のようにぺーぺーの者が、一丁前にこうしてブログで皆さまと気学の学びをシェアしたいと思い自己表現ができる当世です。特に私はこのブログという媒体のしぶとさと強さに最近ますます惚れ込んできました。 「生きることの」生々しさすら焙(あぶ)り出し、生半可な正義すらをも蹴散らし、それぞれの星に生まれてその学びの中で、どこまで飛べるか、どこまで凛然(りんぜん=凛々しく気高く)と生き抜くか・・・最近、妙に思いを馳せる自分がいます。七赤が終われば八白、その次は九紫と遠望すればこのブログも今、後半戦の真っ只中にいます。 この人生に 皆様との出会いに感謝します。 誠にありがとうございます。

    2013年12月12日木曜日

    七赤金星・社長は自分の退き際を間違えてはいけない!

    七赤金星の皆さまこんにちは! 九星の皆さま、お疲れ様です。物質の喜びを司る(つかさどる=支配・管理する)七赤金星。七赤の勢いに身を任せ、社長としては十分過ぎるくらいの時代を創った七赤社長が経営者の退(ひ)き際、とは気学的に見てどのあたりにラインを引いた方が良いのか、本記事では皆様と一緒に考えていきたく思っております。どうぞ皆さま、宜しくお願い致します。

    大きな会社は、いろんな年齢層の人や様々な経歴の人が生きていくために、会社というフィールドの中で自分やグループの構想、プランを実行させるため闘っています。今でも決して堅調に戻ったなどとは言えない就職前線。基本的に、若い人は企業(中小企業から大企業まで)か役所(現業職含め)などに勤められれば御の字です。自分を売り込む練習を重ねて積極的に就労されてください。







    【社業の引き継ぎ後継者(次期社長)も得、社長は威風堂々・・・】

    • 一般的に気学では自己の本命星が西に回座した年に、権力を移譲するのが良いと云われている
    • 経営者の今までにおける体験を、これからの人に生き生きと伝えられる、ある一定の若さを残した状態での移譲が望ましい
    • 現社長の今までの貴重な経験が次の後継者に役立つ形で、継承されて引退と社長就任が折り重なるのが理想的
    • 全ての事情が重なってうまく行けば・・・の話ではあるが、現社長も新社長も西方位回座時に権力の移譲が行うことが可能ならば、それほど気学的に見て良い移譲はない
    • 滞りなく引き継ぎを経て、引退した社長の後を継いだ新社長は、先代が築いてきた信頼、体験を基に運気上々のスタートをきることが可能となる
    • 新社長は「気学的実践」によって安泰に経営をスタートさせ、先代からの徳も継承。高い運気が保たてる大物の気配を予感させる
     


    【人間は引き際が肝心】

    しかし人間というのは本質的にはどこまでも、わがままな者ですよね。しかも大企業やそれに準ずる企業の社長ともなればどんなにセーブしようともお鼻も伸びてくるでしょうし、またそう簡単に全てが相生していくならば、九星気学も根本的に必要性が減じてくるものでしょう。少し厳しい言い方をしますが、もう辞め時なのに自分の権力欲に駆られ、しがみついてしまうと社内の趨勢(すうせい=成り行き)と九星気学を裏切り続投に出たことになりますので、厳しい剋気が社内中に広がっていく危険性があります。
     


    【社長、欲で盲目となる?!】

    前述してきた社長は後継も育ち、会社も伸びゆく運命にありました。全てが相生効果の中にいました。しかし気学を無視して、自己のエゴイズムでたった2年間、引退を遅らせてしまったために、会社が好況だったころと較べるとだいぶ業界内における地位も堕ち、社内の雰囲気も随分と悪化してしまったのです。このようなことが頻発し出すことすら九星気学の学びでは指摘されています。そして南回座時に至り尚も社長を続けた結果は、切れ者の後継者を全く見いだせず、たいした結果があらゆる部分で出ずもどかしさの中、ようやく引退。会社の製品も一般コンシューマにさえ「これあんまり良くないやつだよね」」というレッテルを貼られる始末に・・・。たった2年、されど2年、帝王学の位置に座る意思のある皆さまは、ここまで書かせて頂きました「ほんのちょっとの甘え」がビジネスでは大変な剋気を付帯して帰ってくることを強く認識して下さいませ。  


    【結果的に社長2年の留任で大幅に収益減】

    結局本命星が西方位だったこの人は格好の引退時期だった西方位の年で辞めそびれ、蛇足のような2年間を妄執(もうしゅう=つまらないことに執心したり、とても執念深い)で過ごし、会社の運気を大いに下げてしまったわけですから、精神的に苦しい老後を強いられることになるかもしれません。
    取りも直さず(とりもなおさず=すなわち、そのまま)本当に西方位時に辞めれば良かった典型例です。

    この人のみに限らず、皆さまの本命星における方位は常に盤でしっかり把握し、ベテランになった頃や定年も近くなってきた頃は、「果たしてどうしたものか・・・」と熟慮したいものですね。そしてこの記事でご紹介したような「痛い社長」のようにならないよう、会社のみんなで美しい引き際について、お酒でも飲みながら語り合うこともとても大切だと思います。ただし悪口は厳禁ですから(b´∀`)ネッ!  


    ま と め

    1. 社長引退は当該する高齡年層から見て西(七赤)方位の年に行うべきである
    2. 後継者に選ばれた者は社長から大いに帝王学を学び、先代引退と次代昇進が同時に出来る形が望ましい
    3. 人間はひき際が肝心だが、功名心が邪魔して引退したくなくなる傾向が誰にでも存在する
    4. 気学を無視しての経営は、大変危険性が高い傾向にある
    5. 一定の年齢層になった時、退職するか残るかは大変難しい問題。故に家族とも、社内上層部でも良く相談し、気学的見地からじっくり分析をし、自分はかくあるべきか考察しよう
     


    『編集後記』

    よく世間一般的に大人しい人間が怒るとめちゃくちゃ怖くなる」というように静かな人を若干、揶揄(やゆ=からかうこと)して笑うシーンが散見されます。私も日頃から服装や口ばっかりが生意気で、いざとなれば逃げまとう気弱な輩(やから)をたくさん見てきたような気がします。社会で生き残って行くためには、暴力・暴言ばかりの剋気人間になってしまったら全くお話になりません。 かといってあまりに不遜(ふそん=思い上がること、尊大なこと)な口を訊かれて、何も言い返せないのでは男の魂に傷が付きます。「良いことはいい、嫌なことはやめてください」、なかなか出来ませんが、いざという時に、自分の意思を明確に伝えられる人間に成長していきたいとは常日頃から思ってはいます。組織で働かれていらっしゃる皆さまの毎日が、大いに光り輝く日々でありますようご祈念致します。

    この人生に、 皆様との出会いに感謝します。
    誠にありがとうございます。



    2013年12月9日月曜日

    【七赤金星】多少の贅沢はむしろ必要【すべての九星】

    七赤金星の皆さまこんにちは! 九星の皆さま、本日もよろしくお願い申し上げます。師走の風がどんどん強く感じ始められている昨今、これから忘年会だ、クリスマスだ、冬休みだと忙しさの中にも、何か明るい気分が流れます。本記事では七赤象意でもある酒食とは、社会人の付き合いはどうあるべきか、気学的に答えを探してみたいと思い、稿を起こしました。

    それではどうぞお読みください。







    【贅沢(ぜいたく)は本当に敵なのか?! 否、少しの贅沢は味方です!】

    • 昔も今も多くの人たちの心の根底に「贅沢は敵だ!」という観念が強く根ざされているきらいがある
    • 人のためにお金を使うことは、その対象者に喜びを与えることが出来る
    • 気学的に表現すれば、西の祐気を使うことにより人への感謝、率直な喜びを表現することに連環する
    • 取引先に信用があるから信頼関係を醸成でき、その関係から貯蓄できたお金を人や物に投資する余力が生まれる
    • ほどほどの贅沢と「無駄金だったかな?」と思える出資は、七赤の吉効果に繋がる
    • いつも緊縮財政でキツキツな節約に目を尖(とがらせている)と、人間の心はどうしてもギスギスとしてしまう
    • いつも粗食ばかりで困窮した内容の食事を続けていると、その行為は七赤剋気に繋がっていってしまう
    • 普通で週に一度、最低でも月に一度は外食でも或いは家でも良いので、分に応じたご馳走を食すべき、できない場合は剋気が発生しかねない
    • 時代がどう変遷(へんせん=移り変わること)しても、人は相手の第一印象で判断することを踏まえ、適度で相応なファッションでまとめ身奇麗にしよう、そしてその機会を姿見などで見つめ自分自身も楽しむゆとりを持つべし
     


    【皆を楽しませる力を得よう】

    楽しむことは人とお金を寄せる七赤性であり、周囲から「楽しい人だな」と思ってもらうことはとても素晴らしい祐気に繋がります。経済的な安定がある上に、人徳がありさらにユーモアセンスも高いとなれば憧れの上司になるのは必定(ひつじょう)。これだけの祐気的項目が上がる、世間一般でいうところの贅沢は決してさしたる贅沢ではないと気学は断じています。但し、その収入を得るプロセスがパチンコなどの違法賭博による剋気的なギャンブルであったり、況やカード会社やフリーローン、そしてサラ金からつまんでやるというのは全くのお門違いですので気を付けて下さい。あくまでもちゃんと仕事をして、収入を得た中から出来る範囲で・・・という意味ですのでここは、是非ともお忘れなきようお願い致します。そもそも「贅沢は敵だ!」などという言葉自体何やら戦争中の国で中枢機関から盛んに国民へ、呼びかけられる常套文句みたいですね。ただそういった精神性はわが国においては、一人一人の精神性の奥深くに、遊ぶことへの罪悪感として突き刺さっている観念として現実に横たわっているのは事実かも知れません。逆説的に言えば、それだけ多くの日本国民は真面目だということが出来、強いストイシズム(禁欲主義)を有することは明らかだと思います。  


    【懇親会などの酒食を契機に、みんなで打ち解け合おう!】

    会社によっても海外に社員旅行を連れて行く場合もあれば、せいぜい伊豆熱川あたりで一泊二日くらいが昔からの社員旅行の行き先になっている場合も少なくないでしょう。特に昨今の若者から見て取れる徹底的な個人主義から俯瞰(ふかん=高所から見て全体像を捉える)すれば「行きたくねーなー、うぜえなあ」という対象に社員旅行は堕していることは間違いないでしょう。・・・そうですね、もう20年くらい前からそれらの場は嫌がられていたかも知れません。しかし嫌なのは承知で、そしていやいや行ってみて「・・・あれ、思ってたより面白かったなあ」なんていうパターンになることは以外に少なくないかも知れませんね。
    懇親会とはどこかの河岸(かし=物事や飲食をする場所)で、飲食を通しつつ構成員の人的交流を深めることで結果、七赤性が出てくるという普遍的な尺度で測れば、それはそれで重要なものではあるのです。七赤性が高まりますから、自ずと会社の金運、セクションの金運、チームの金運、個人的な金運も、その会合が楽しめれた者であればあるほど相生効果が出てきます。  


    【懇親会で喧嘩する困った奴もいる】

    しかし中にはせっかくの会社の運気を上げ得る祐気取りの場で互いに日頃のストレスを爆発させてケンカを始める痛い人たちも出てきます。私個人では「おうおう、やれやれ!」と思う質なのですが、気学的には社内会合のケンカは御法度(ごはっと=禁じられていること)です。
     


    【大切な決め事は、夜の酒食現場で諮(はか)られる】

    また懇親会のような大規模なものでなくても、業界の一部有力者らが飲食を共にする、営業的ニュアンスの強い酒食の場というのもしっかり新橋、虎ノ門界隈を中心に(笑)存在しています。それらの交流の中から従来の取引関係がよりホットになったり「じゃあ、例のあの仕事、御社にお願いするよ!」というような重要事項が水面下で決まったりと、酒食を共にした会合でいろんなことが打診され合っていることを知りましょう。東京の夜では確実にいろんなことが、政・財・官の河岸でも決まっていることを覚えておいて損はないです。
     


    【酒食の席は信頼関係を創る】

    そもそも酒食を共にするということは、恋人たちのデートと同じで親密度を上げたり、様々な共通点を見い出すことで各々(おのおの)の交流を深めることが出来る、人間の信頼関係における基本と言えましょう。
     


    ま と め

    1. 日本人の倫理観の奥には、酒食のため街へ出ることを後ろめたく思う潜在意識がある
    2. いつも緊縮財政を自分たちで強いていると、心がさもしくなる危険性があるので出来得る範囲で、たまに贅沢するのは吉である
    3. 人は第一印象で相手を測る、男女とも多少はお洒落にキメることも必要である
    4. 七赤性に満ちた上司は部下から愛され、尊敬を得る
    5. 社員旅行に代表される懇親会に出たくない若者は嫌でも出てみると、意外な発見が与えられその後、以前より前向きに仕事をするようになる場合もある
    6. 世の中の歴史は要人が集まる、夜の酒食場で決まっている側面もある
     


    『編集後記』

    私も随分、記者時代にいろんな人が集まる場所で酒食を共にしてきました。世の趨勢(すうせい=成り行き)が決まっていく現場で、ペーペーだった私はさしたる感動もなく、努力も足りませんでした。これからの清岡はもっと貪欲に、決して会社にぶらさがらないで闘うストロングな書き手に成長したい・・・そう思っています。長文お読み頂きありがとうございました。




    【晩婚化】誤解される七赤娘と踏み出せない一白男【非婚化】

    七赤金星の皆さま、こんにちは! 全九星の皆さまもご機嫌は如何ですか? 本記事は家族の気学的な役割を見据え、そして現在大きな社会問題と化している、非婚化・晩婚化問題について九星気学の観点から分析し、わずかながらでも皆さまのために資する記事をアップしたく思います。さて気学でよく言われることに、西の吉方位に行くと未婚娘や若い子が多い・・・という説があります。当記事においても触れていきます。

    女性の社会進出と少子高齢化、非婚化・晩婚化の恐怖が叫ばれるようになってから、もう随分と時が流れました。結婚したくても出来ない人、性格を誤解され敬遠される人、そんな皆さまを救い出す可能性を持つ「九紫の逞しい女性」を周囲で探してみましょう。伴侶がいてこそ人生は輝きます。自己嫌悪を排し、美しい人生を獲得しに行きませんか?!







    【晩婚化と九星気学】

    少子高齢化・核家族化がますます深刻化している現代日本。随分遠く古い話になってしまいますが、先の大戦の頃は言わずもがな(=言うまでもない)戦後の団塊世代も、また何度かに分散されて起きたベビーブームなども・・・、野に山に街に子どもが溢れかえっていた時代というものがわが国にもしっかりあったわけです。30代以下くらいの人にはなかなかピンとこないのもやむを得ません。万象に対し、象意や方位が発生する九星気学においては、家族構成に対してもそれに相応しい星をあてがっています。以下に一例を表にしてご説明していきましょう。



    【九気に分かれる家族】

    • 一白=次男、中年で独身の傾向強し
    • 二黒=母
    • 三碧=長男、後継者
    • 四緑=長女、或いは次女であっても長女の役割をしっかり果たす、徳の高いよくできた娘も多い
    • 六白=父
    • 七赤=末娘、この場合、家庭で唯一の娘であれば少し難しい問題が噴出しかねないので、別枠で詳報する
    • 八白=末男子
    • 九紫=家族ではないが、最近打ち解けているとてもよく働く中年女性
     

    【未婚女性、若い子と出会える可能性が高いのは西の吉方】

    例えば千葉県富津市の漁師・中年次男(一白)が、西での出会いを求めて青春18きっぷ(笑)を使い旅に出たとしましょう。東海道線に乗り換えて周囲を山に囲まれ落ち着いた風情の函南(かんなみ)で「空いてますか?」と声をかけてきたのは、まだ20代後半くらいか、すっきりした顔立ちの聡明なオーラを醸し出している女性でした。空いてるも何もこの一白中年はずっと数時間、「定置網」を仕掛けたものの自分から話が出来なくて「なんで俺はこんなに女に対してびびっちゃうんだろうなあ」と半ば自己嫌悪に陥りかけていたところでしたので、願ったり叶ったりの展開です。「ああ、どうぞどうぞ(汗)」かすれた声でてんてこ舞い。そして遂に「ど、ど、どちらまで・・・」と一白中年は意地を絞り出して女性に声をかけました。「あ、私はすぐ降ります、三島までなので・・・」と女性。「・・・あ、あ、それは奇、奇遇だなー、僕も三島までなんですよ、三嶋大社に参拝しようと思っていたので・・・」と適当なことを言い話を合わせました。「え、そうなんですか、私、高校生くらいの頃、三嶋大社でお巫女さんのバイトをちょくちょくやってたんですよー!」 一気に盛り上がりを見せ始めたこの二人。まあ、あとは野となれ山となれ・・・という実にベタな話でございましたが(汗)、男と女の出会いなどひょんなことから始まるんですよーと、そして東に在住の男性は、他の方位よりも西の人と良縁成就に至る可能性があるんですよーということを強調させて頂きました。  

    【難しい七赤末娘をどう育てる?】

    前述していた七赤の末娘に関しての問題点をここで指摘しておきます。元来、七赤の一人娘は気学的に気難しく、育てるのに少し苦労するタイプと見倣されています。特に長女であるのに一人娘でもあるという現代に多いパターンの子どもではありますよね。この子には長女として、人の世話を焼く面と、末娘として駄々をこねる二面性が同居しているため、本人は至って普通に生活しているつもりでも、相手がその両極端な性格に振り回されて消耗させられ「気難しい奴だな・・・」という人物評に定着する恐れがあります。そういう意味では人生経験豊富で、ある程度の経済力も有する前述の一白中年さんや、チャンスが訪れない男性は「西を狙え!」と同様、「七赤娘を狙え!」というメソッドも流行りだしてくる可能性は真面目に出てくるのではないかと思います。  

    【九紫の鋭敏な中年女性と知り合おう!】

    独身でお悩みのご本人ないしは親御さんが、気学を使って現状を打開する方法も、やや婉曲(えんきょく=遠まわし)な手段ではありますがないことはありません。九紫の吉方位を使うと働き者の中年女性と縁ができて、そのうちいろんな意味で後援を頂く場合も想定できます。特に地域の選挙などの際、その九紫中年女性は驚異的な力を発して、口コミパワーで票をたくさん集められるほどです。家庭と中年女性の関係が醸成されてきたら、親御さんでも、しかしご本人が本当に何とかしたいと言えば、ご本人から中年女性に縁結びをご依頼されては如何でしょうか? 星が九紫の上で、働き者で人に尽くす・・・そんな女性と懇意になれれば「よしわかったわよ!」と動いてくれる可能性は十分にあります。是非、周囲にそんな人がいるのならば心を込めて、素直にお願いしてみましょう。悪い方には行かない筈ですから・・・。  

    ま と め

    1. 現代の非婚化・晩婚化は他人事ではない、子どもが奥手ならばこの際、親も手を借そう
    2. 一白水星次男は中年になるまで独身の傾向強し、またその後もあまり振るわない危険性がある
    3. 結婚したい一白水星男子は、ダメ元で場数を踏んで女性から逃げるな!
    4. 七赤末娘は二面性があるため、やや情緒に不安定さがあり誤解される危険性がある
    5. 西の吉方位は未婚娘や若い子が多いという説と並び、七赤娘を狙うのは比較的上策と言えるのではないか?
    6. 九紫には大変パワフルで人に尽くす中年女性が多い、知り合えたら真剣に子ども(本人)の縁結びをお願いしよう
     

    『編集後記』

    本日は記事分量が圧倒的に多くなってしまったため、細かなコメントは割愛させて頂きます(^_^;) 一つ、ココロにくる言葉を未婚の方に捧げます。




    七赤祐気・贈り物のトキメキ

    七赤金星の皆さま、九星の皆さま、お風邪など召されませんよう、うがい、手洗いを励行しましょうね(笑) 帰宅して手を洗わなくなったら、本当に風邪に罹りやすくなりますよ、ま、とまれ本題に入っていくとしましょう。
    七赤金星(七赤性)と四緑木星(四緑性)はともに、喜びの星と目され素晴らしい評価が与えられています。物質的な喜び事を司る(つかさどる=支配・管理する)のは七赤金星、精神的な喜びを司るのは四緑木星に該当します。それでは本記事も物質面の喜びの星・七赤金星について肉迫して参りましょう。

    七赤金星と言えば贈り物をもらった際、天真爛漫に喜ぶ人が多いとされています。如何でしょうか、皆さまの周囲にはイノセントに、無邪気に、贈り物一つで大喜びされる方は配されていますか? 一概には言えませんが、その方は七赤金星の可能性が高いです。贈り主も「こんなに喜んでくれて嬉しい!」と自分の運気を上昇させ得る作用さえ持ちます。







    【七赤金星は喜びを全身で示す】

    • 七赤金星の最大の魅力は、人からプレゼントを頂くと爆発的(?!)と言ってもいいくらい、素直に相手へ自分の喜びぶりを大きく表現する
    • 七赤の喜びはイコール七赤祐気に繋がる
    • 七赤金星のみならず、プレゼントの贈り主をも「こんなに喜んでくれて・・・! あげてよかった!」という悦びの感覚が贈り主の運気を上昇させる
    • 贈り主は七赤に対して「あげた自分が喜べる」ような心の躍動を七赤に対して持ち続ける
    • 贈り主にとって「あ、どうも・・・」くらいの心が入っていない、リアクションの人には「嬉しくないのかな?」と思わされ、寂しい気分になることもある
     


    【喜べば喜び事が喜んで、喜びを連れてやってくる】

    人様との交流・親睦によって贈り物を往還し合うことに無理がないのなら、是非安いもので十分ですから続けてみては如何でしょうか。相手が大変喜び、その後楽しく運気が上がっていくようなら、これは人間関係上、是非やっておくといい習慣だと考えられています。そして人に与えるだけではなく、自分自身もこのエピソードを、人に伝えていくことがとても大切です。やがて喜び事は悦んで、貴方の方にやってきます。いずれ貴方の周囲でプレゼントの喜びが口コミとなって、言うなれば悦びの波及効果と呼べる現象が顕著化し始めてくる筈です。  


    【泣いて暮らすのも人生、喜んで暮らすのも人生です】

    七赤祐気は日常生活でも身に付けることが可能です。貴方の周囲に不幸があり、長い期間、意気消沈しておられるならば、そうなってしまうのは貴方だけではありません。誰もが越えなければならない悲しみの峠です。今は心のままに無理をせず、ゆっくり峠越えに専念されて下さい。
    ただいつまでも悲嘆に暮れていてはいけません。辛いでしょうが貴方は這い上がらねばなりません。泣きながら悲しみに染まって生きるのも人生、新しい展開を見い出し悦びを探しながら暮らすのも人生です。喜びの人生をつかむためには自分の喜びをしっかり示す、そして目に映るもの全てに感謝する。自分の人生の大切なリセットボタンを覚悟して押して・・・、そこからまた上がっていきましょう。  


    【七赤金星の職業】

    • 基本的に食べ物や料理は須(すべか)らく七赤性に該当する
    • 飲食店、居酒屋、食堂、多岐に渡るさまざまな食品関係も七赤性
    • 第三次産業(いわゆるサービス業全般)、外食産業も必然的に七赤性
    • 会計士、税理士、銀行員、金融業
    • 貿易業、古くから近郊農業などの作物を行商していた方々(多くは女性)、販売店など
    • 兌(だ)は兌換券(だかんけん=兌換することを規定した銀行券、兌換銀行券)を指し、今現在では、流通する紙幣
    • おおよそ取引や金銭が絡むものは七赤祐気に該当
     


    ま と め

    1. プレゼントに歓喜する力は他星よりも遥かに群を抜き、七赤祐気の基(もとい=基礎、土台)となる
    2. 贈り主も相手がとても喜んでくれるので、贈り主の運気が上昇する
    3. 仲間のプレゼント交換が、人間関係上祐気を発していると思えるなら続けるのが吉
    4. 泣いて暮らすのも人生、喜んで暮らすのも人生・・・それならば祐気をたくさん取って、愉しい人生にした方が遥かに得である
    5. 七赤生まれの就業傾向は、まず飲食店をはじめとした外食産業、次いでサービス業全般などが多くを占める
    6. 他には金融関係全般、貿易など、紙幣(金銭)の流通に関係の深い業種が当てはまる
     


    『編集後記』

    大事な人に贈り物をするために、街を闊歩する女性(例えばバレンタイン)の姿をよくテレビのニュースで観ますが、本当に真剣そのもの。人のために尽くしたい、自分をもっとよく識(し)ってもらいたい・・・そんな凛とした風情を醸し出す女性は個人的に非常にそそられます(笑) 相手に諮(はか)って買うプレゼントはハズレがない分、あまりトキメキません。しかし自分でありとあらゆるものの中から「これだ!」というものをプレゼントする際は、実は人間の脳は恐るべきスピードで情報精査をしているのではないかな・・・と私は思います。皆さまも気持ち程度で良いので、本記事の習慣を始めてみませんか?!

    この人生に、
    皆様との出会いに感謝します。
    誠にありがとうございます。




    2013年12月6日金曜日

    七赤金星・金持ちと貧乏は表裏一体(運命篇) 

    七赤金星の豊かな生活を送られている皆さま、同じ七赤で「うちはこれからだ!」という方、そして全九星の皆さまもご訪問ありがとうございます。本記事で書かせて頂くことは人間の生活に直結する金運を上げる方策について・・・ですので師走(しわす)の金策にも結びつけてお読みいただければ幸いです。

    本記事は金運を上げていくには、祐気取りと「気学実践者の高い想念の在り方を持とう」と提言させて頂いております。また同会法の偉大な効力や、剋気に影響されていることに早く気づくことが大切であることを記しています。豊かな家系の流れには、きっと気学や何らかの祈祷(きとう)であるとか伝承されてきた力が脈づいているような気がします。




    【ズバリ! 金持ちになる方法】

    どうすれば金持ちになれるのか・・・本記事ではズバリと申し上げます。 それは・・・
    まず七赤金星に生まれること。 そして九星気学を生きる指針とし、祐気をたくさん取り尽くすことに尽きます。 ずっこけた方も少なくなかったかも知れません。しかしそれに対して私が真面目に答えると、上の文章に全てが収斂(しゅうれん=引きしめること)されるという以外にないのです。
    それでは本記事「金持ちと貧乏は表裏一体(運命篇)」を書かせて頂きます。  


    【祐気取りの基本は、感謝に満ちた日常にある】

    • 祐気を得るために、何よりも大切な想念は感謝の想い
    • 自分が生きている、否、生かされている、大宇宙の掟や仕組みに抱かれながらたくさんのものを既に大いなるものから頂いている
    • 感謝が昂じれば金運、自分を取り囲む流通、血液の流れ(=血流)など様々な面で良好な変化が出てくる
    • 感謝の念を高めていくと、信頼関係が多く構築され順調な仕事ぶりになっていく
    • 人間だから怒りがこみ上げて剋気的な状態になる場合も勿論あるが、それに気づいたら早めに想いの世界を転換しよう
     


    【同会法を思い出そう!】

    本記事もここまでは五黄中宮の後天定位盤(誕生後)に則った形で御伝えして参りましたが、以後のご説明には先天定位盤(懐妊後)が必要となりますので、皆さまも中宮に何も入らない先天定位盤を回顧して下さいませ。後天定位盤の七赤金星は先天定位盤の何と同会しているでしょうか? この言葉だけでピンと来たら貴方は相当な気学実践者だと私は思います。

    そうです! 先天定位盤では西方位(兌宮)一白水星と同会しています。後天定位盤では金運良好の七赤金星が西方位に存在しているのに対し、先天定位盤では欠乏・貧乏・苦悩などが象意となる一白水星が入っているため、モロに七赤は下から一白水星に突き上げられるような呈となってしまうのです。  


    【一白性は七赤金星をマイナスに影響させる】

    1. 七赤金星が不満・不足の念に駆られると、一白性が火に油を注ぎ不平たらたらの想念状態に落とす
    2. 七赤金星の発言内容も本来の喜びを忘れて、不足ばかりを言うようになってしまう
    3. 後天上位盤で一白が北に回座すると、北の剋気が自ずと発動するため、七赤にとっては大きな剋気を浴びる一年になりかねない
    4. 七赤は後天定位盤の西方位にそのままいても、須らく(すべからく=必ず、当然)一白象意が出てきてしまう
    5. 不思議なからくりが両者にはある
    6. ことほど左様に(ことほどさように=今まで述べてきたように、それほど)先天、後天の両定位盤を同会するといろいろな謎が氷解し、判断可能となることが多い
     


    ま と め

    1. 経済的な運=金運を浴する人は特に七赤金星生まれで生涯、九星気学の学びを究め、祐気取りを怠らなかった人物が該当する
    2. 祐気取りの方法は方位取りだけではなく、ベーシックに感謝に満ちた想いで暮らしているかが基本的に重要となる
    3. 感謝が深まれば金運のみならず、健康運、仕事運も伸長していく
    4. 盤で表裏一体である七赤金星と一白水星は、主に一白が七赤の金運などを落としめる役割を持つ
    5. 後天定位盤、先天定位盤ともに実に精緻(せいち=くわしく細かいこと)に出来上がっているかが窺(うかが)える
     


    『編集後記』

    祐気取りこそ金運を得るための方策・・・本記事でそう書かせて頂きました。私も先日、日帰り吉方位をさせて頂いた時に、神社の境内から見晴かす農村風景をとても美しく、心もまさに欣喜雀躍(きんきじゃくやく=小躍りして喜ぶこと)するかのような内面の喜びを感じました。
    一瞬一瞬の心のスパークが真善美(しんぜんび)の高い想念を創り上げるのでしょう。家でごろ寝するのも素敵ですが、原点回帰で祐気取り・・・きっとこれが一番効く良薬のような気がします。

    この人生に、
    皆様との出会いに感謝します。

    誠にありがとうございます。



    2013年12月1日日曜日

    七赤金星・金持ちと貧乏は表裏一体(貧乏篇)

    七赤金星の皆さま、こんにちは。全九星の皆さまもご訪問ありがとうございます。本記事では「何故、その人はそんなに貧乏なのか?」という貧することのからくりをご説明し、人生を転換していくための方法論も御伝えさせて頂きます。

    潜在意識というやつは恐ろしいものです。自分は貧乏だ、貧乏だ・・・とそればかり考え、それに裏打ちされた行動を続けていくと益々貧しさが板についてきます。脱却する方法はただ一つ、感謝の言葉を根本的に自分自身へ刷り込み、明るい想念で歩んでいけば、必ず運命の良き変化が始まり明るく生きていくことが可能になる・・・と気学は説きます。




    【貧乏が昂(こう)ずると、潜在意識すらさもしくなる】

    • 金持ちと貧乏、貧乏と金持ち・・・というくらいに両者は何かと比較対照される関係にある
    • 重大な想念の在り方として不足を言えば言うほど、貧乏神を呼び込んでしまうメカニズムがある
    • 不足を盛んに口外する者は徳が大きく減少していく
    • 「金がない、金がない・・・」と言い続けていれば、せっかく所有し掌中にあるものに目がいかなくなってしまう
    • 自分の困窮した生活を正当化するために、欠けている経済事情を「貧乏すると心が清くなるからいいんだ・・・」という感じで、現実から目を背ける人間になっていってしまう
    • その習慣は顕在意識からさらに潜在意識にまで達し幻惑され、益々貧乏に引きずりこまれる
     


    【貧乏の方程式と富貴体質へ変ずる対応策】

    不満は周囲へ発する愚痴に変貌、不足している物質や豊かさに執着を呼び徳を逃がしてしまいます。その穴から貧乏がどんどん呼び込まれ、貧乏体質へと自分を貶(おとし)めていってしまう・・・この流れこそ貧乏の方程式と呼べるものになります。その対抗策として有用な方法はなかなかむつかしいものではありますが、自分自身で不足に対する考え方を変え、不足している自分の不満を感謝に転換することが出来てくると、自然に富貴の(豊かな)人へ向かう方向性が少しづつ開けてくるのです。  


    【ありがとう!の一言が想念を変革】

    前項で示した対応策は何やら精神論のように思えて、納得できないという方もいらっしゃると思います。しかし実際にこの対応策を身に付け、日頃の生活から何とか絞り出せた感謝の想いを、言葉にして発していきますと不思議な仕組みではありますが、状況は確実に好転していきます。重要な一例を挙げると、買い物の際お金を支払った時にこちらも「ありがとう」と言えているか否かがこの問題のバロメータになります。実社会で人とコミュニケーションを図るとき自分で「ありがとう」という言葉を発するチャンスを増やしていくのが、一番貧乏体質から効率的に脱出するための気学における方法論です。この方法を少しでも続けていくと、多くの人が「自分にもありがとうといってくれている」という解釈が潜在意識下で成され、自分の言葉には良い意味で「ありがとうございます」が定着します。これが習慣化すれば、自分が多くの人に「ありがとう」と言われているような良好な精神状態に変わり、心の変革がどんどん進んでいきます。  


    【七赤金星の祐気は五黄性を弱める】

    七赤象意の一爻不足(いっこうふそく)とは努力しても完全にはなれず、必ず一箇所に何らかの欠けが伴うことを指します。これは本命星が西に回座した時、一つ何かが足りなくなるという事柄であり、七赤金星の方はその傾向がとても強い。しかしそういう欠けがあるからこそ人間関係上「憎めない奴」であるとか「なんかあいつ可愛いところがあるよね」という感じで取られるのは七赤の得なところではあります。さて、七赤金星は西方位へ回座する前に、しっかりと事前に西の祐気を取っておく必要があります。七赤祐気は五黄性を減じ弱める力や調節する力を有するので、そのためにもお水取りや吉方位旅行などの、祐気取りが必要となって参ります。気学は、その時その時に見合ったいい方位を使って、様々な剋気から身を守るエッセンスが凝縮されているということを今一度、ここで確認しておきましょう。  


    ま と め

    1. 金持ちと貧乏の両極は、何かと昔から引き合いに出される傾向が強い
    2. 不足不満を口に出して、人に愚痴を吐くごとに徳は消えていく
    3. しまいには貧乏を何らかの論理で自己肯定に繋げていくほど、負け犬のような状態に落ちぶれていく
    4. 「ありがとう」の言霊が貧乏から脱する大きな武器になる
    5. 隙あらば「ありがとう」を口外できる人間になるため場数を踏み、心の変革を断行する
    6. 七赤祐気は五黄性を減ずる力を持つので、七赤のみならず他の九星も、西方位へ積極的な祐気取りを遂行していくべし
     


    『編集後記』

    私はあまりテレビを見ないので一概に断定できませんが、一時狂ったかのように法律事務所や司法書士事務所が、サラ金で首が回らなくなった多重債務者や完済者に向けて、債務整理のCMを流していましたよね。なんか最近ふと気づいたのですが、インターネットのバナー広告や全面的な広告にまたサラ金がものすごく復活してきているさまを、不気味な思いで見ざるを得ないほど、かの業界は蘇ってきたように拝察しております。私の気のせいであれば良いのですが・・・。グレーゾーンを撤廃したといっても、銀行の正規貸付など受けれる筈もなく、やはり貧しい者は高金利のところから貨りざるを得ない・・・地獄の入口はそこあそこに煌々と照明をたいて、貧乏な方の来店をお待ちしています。我々気学実践者は七赤の祐気をしっかり取って(日程は最短で日帰りでも可)、一線を超えないように日々気をつけ歩んで行きたいものですね。

    この人生に、 皆様との出会いに感謝します。
    誠にありがとうございます。



    2013年11月29日金曜日

    七赤金星・金運の基礎は礼節に在り!

    七赤金星の皆さま、こんにちは、ご機嫌は如何ですか?! 全九星の皆さまもまたお会いできた喜びを感じております。金運、物質運の強き七赤金星についての御伝えに入らせて頂きます。本記事も皆さまに有益な情報をもたらすべく、頑張って書いていこうと思っています。どうぞよろしくお願い致します[^ェ^]

    経営者にとって極めて大切な、西方位が生み出す七赤の祐気。金運の上昇を期すため、積極的なお水取りが求められます。また人間社会においてとても重要な礼節も、村社会から発展していった商慣行が原点と云えます。何か一つ欠けが見つかること=一爻不足(いっこうふそく)。完璧になれないために、人は次の機会を伺い前進していくべきことを示唆していますね。




    【七赤金星のプロフィール】

    • 九月という酉の月を押さえる七赤は、後天定位盤の方位では四正・西方位30度のテリトリーを占める
    • 二黒土星、五黄土星、八白土星の土星三兄弟にとっては、非常に良好な祐気取りに相応しい方位
    • 経営者(事業家)は是非とも祐気取りの際、押さえておくべき、金運・財運が絡む運気摂取必須の方位である
    • 酉の刻(午後五時~午後七時)は七赤の時間に該当する
    • 取引、商売の手段、流通、金運の動きが良好となり活性化していく
    • 七赤金星には礼節という意味も含まれ、人間性の根本を説いている
     


    【村社会から発生していった礼節】

    七赤と礼節の繋がりについて以下に記していきます。山から発した川は低いところ(平野部など)に向けて水が集まります。本来的に人間の多くは水を求め平野部に集まって文明の源を興してきました。(好んで山岳部にとどまった者たちも無論いましたが・・・)まず村ができ七赤象意の窪み=兌(だ=低いところ、易の八卦の一、算木で口の形に表す、沢や少女にかたどり方位では西に配する)には共同体が次々に拓かれていきました。その渦中、商売繁盛させていきたい者にとっては徐々に礼節をわきまえることの重要性についての気付きがあり、お客さんとの間でけじめを持って接していくことが決定的に大切であるというスタンスが形成されていったのです。  


    【無礼講であっても、根底にある礼節を守る】

    現代社会の暮らしにおいて礼節がなっていない者は容赦なく叩かれます。況や(いわんや=なおさら、まして、その上に)商売人がふんぞり返っていたなら、その者の将来は極めて暗いと言わざるを得ません。礼節は相手に対し信頼を与え、金運の源にもなります。少し話の角度が変わりますが、お酒の席などで上長(じょうちょう=目上の人)が「今夜は無礼講だぞ!」と言った場合、ハメを外す気持ちになって大きな態度に豹変してもそれはそれで良いのだとは思います。しかしその際、心の隅に礼節をしっかり持っている人は無礼講の中でも一線をきっちり死守しますから失敗が少なく、相手と信頼関係を構築しやすい傾向を持ちます。「無礼講と言われたぞ」とばかり、すべてのたがが外れたような行動をとる者は、水面下でがっちり顰蹙(ひんしゅく)を買っている危険性が高くなることでしょう。  


    【何らかの欠けを示す一爻不足(いっこうふそく)】

    一爻不足(いっこうふそく)とは求めても求めても完璧の領域に達成することは出来ず、必ず一箇所に何らかの欠けが伴ってしまうことを云います。本命星が西に回座した時、一つ何かが足りなくなるという現象が一爻不足(いっこうふそく)の意味です。良きように解釈すれば常に足りないポイントが一つあるからこそ、それを補うために個人的にも精進を重ね、完成させていくのだ・・・という努力の重要性を示すものにもなるでしょう。ちなみにその一つ欠けてしまう一爻不足(いっこうふそく)状態は七赤の剋気に該当します。  


    ま と め

    1. 九月の酉(とり)の月を押さえる七赤は、後天定位盤の方位で四正・西方位30度の位置を占める
    2. 土星三兄弟(二黒、五黄、八白)格好の祐気を取れる方位である
    3. 七赤象意の窪み=兌(だ)には平野が広がり、河が悠々と流れる、その中で多くの人々が悠久の歴史と文明を重ねてきた
    4. 商売という行為の黎明期(れいめいき=新しい時代が始まろうとする時機)、そのやり取りの中からけじめが生まれ礼節が完成していった
    5. 一爻不足(いっこうふそく)とは完璧を求めても、常に足りない点が一つ、主に後から発覚すること
    6. しかし一爻不足(いっこうふそく)をポジティブに捉えれば、今後の自己が成していく努力の具体的課題や方向性を示唆してくれているものとも云える
     


    『編集後記』

    以前北海道の有名観光地売店にて、かみさんが小物を選んだ際にすぐさま「500円です」とシャウトしてきた中年売り子は今もあのスタンスで勤めているのかなあ・・・とよく思い出します。恐らくあのような態度を取ってきたのは多分に万引き対策が影にあるのでしょうが、それにしてもあの観光地売店の雰囲気の悪さは格別でした。礼節のない商人というのは非常に柄が悪く感じられてしまいます。お客の心理をいつも考え、研鑽(けんさん)を積んでいる人はやはり空気感からして違います、勿論良い意味で。記事タイトル通り、本当に金運の基礎は礼節に在り・・・という以外ないのだなあと私は感じました。

    この人生に、皆様との出会いに感謝します。
    誠にありがとうございます。



    2013年11月27日水曜日

    七赤金星の象意

    七赤金星の皆さま、長らくお待たせ致しました。兄弟星の六白金星の後を継いで、七赤金星について御伝えして参ります。九星の皆さま、本記事にもおいで下さり誠にありがとうございます。金運の星、七赤金星の祐気について大いに気にかかるところですよね。本シリーズも皆さま、どうぞよろしくお願い致します。

    金運の星として他の九星から一目置かれる存在=七赤金星。それにあやかるべく多くの人が七赤祐気を取りたいと願います。象意も金融関係がズラリと並び、経済の喜びを示します。経済の血液は金銭の流通であり、その循環が経済を潤し続ける。また七赤生まれの子どもは豊かさに慣れきっているため、わがままに育つ傾向があるので対策が必要ですよ。




    【七赤金星の基本構成・構造】

    • 星・・・金星
    • 色・・・赤色(白)
    • 方位・・・西、兌宮(だきゅう)
    • 素数・・・四、九
    • 五臓・・・肺臓
    • 五元素・・・窒素
    • 四季・・・秋(白露~寒露)
    • 十二支・・・酉(とり)
    • 時刻・・・午後五時~午後七時
    • 十干・・・庚(かのえ)、辛(かのと)

    色の部分で赤色と並び白とも表記しています。これは四方四神の白虎の方位と同じことに起因しています。四方四神についての詳しい記事は次のURLからご覧下さい。http://kyuuseikigaku.blogspot.jp/2013/06/blog-post_18.html  


    【七赤金星の象意】

    • 金融
    • 貨幣
    • 金銭
    • 質屋
    • 銀行
    • 現金
    • 月賦
    • 宝石
    • 金属
    • 一爻不足(いっこうふそく)
    • 悦ぶ
    • 柔和
    • 祝典
    • 流通
    • 贅沢
    • 引退
    • 食べ物
    • 無尽
    • 結婚式
    • 能弁
    • 窪み
    • 背反
    • 腎臓

    上からズラッと金融業や、お金そのものの象意が華々しく賑わっていますね。七赤金星と言えば何といっても金運の星。気学を知っている人はもとより、特に学んでいない方においてもそのことを知っている人は少なくないでしょう。「80パーセント以上の人が七赤金星の祐気を取りたいと願っている」と評価する鑑定士の弁も聞いたことがあります。七赤金星=西方位は特に経営者にとっては必須の星であり方位です。金運、経済、流通を自己の目指すランクに引き上げるためにとても大きな力を持つ「幸せの星」と呼ばれています。経済の喜びは七赤金星、精神の喜びは四緑木星、この二つの星はそのようにカテゴライズ出来ます。  


    【経済の血液は金銭の流通】

    国民生活に必要不可欠な金銭の流通作用を人体になぞらえる(=較べる)と、血液に該当します。それくらい金銭の流通は人々の生活において重要であり、循環し続けることが経済全般を潤すことに繋がっていきます。  


    【七赤生まれの子どもの出産が確定的になったら、緊張感を持つ!】

    また七赤祐気、西方位祐気を取るとその方の仕事などが循環する上に、体調も上向いて健康になると目(もく)されます。こういった健康の良い波、経済の良い波を受けて、ご夫婦が非常に良い環境で睦んで生まれる子どもは自ずと幸せな運命を持って誕生してきます。反面、不平不満をよく訴えわがままな子ども、引いてはわがままな人間になっていくことが懸念されます。七赤金星の子どもが生まれる状況となった場合、懐妊したことに浮かれてばかりいてはなりません。「よし、これからが勝負だ!」とお二人で良い意味での緊張感を持ち、夫婦が豊かな状態だからこそ増長せず、強い気概を持って出産に向かっていって下さい。  


    【七赤っ子の一つの特徴】

    しかしながら・・・お二人のツメが甘かったのか、想定外のわがままさだったのか残念ながら「人の言うことを聞かない子ども」に育ってしまう場合も多いでしょう。良好な環境での出産・育児なので、どうしても我が子可愛さで甘やかしてしまった・・・自分を取り囲んでいる富を「当然」と思ってしまうのも七赤の子どもの特性ではあります。  


    ま と め

    1. 西、兌宮(だきゅう)は賑やかで金運強い方位である
    2. 金運関係目白押しの象意からも七赤金星=西方位は、特に経営者に必須となる祐気を持つ星と云える
    3. 金銭のまんべんない流通こそが、経済を循環させ潤していく
    4. 七赤生まれの子どもはわがままに育つ確率高く、富を当然のことと考えがちになる危険性がある
    5. 七赤の年に子どもが生まれることを察知したなら、緊張感を持ってわがままな子どもにしないよう強い気概を持とう
     


    『編集後記』

    あー、七赤金星を書いていたら本当に羨ましくなってきました。自慢じゃないですが私は、北海道の貧乏臭い寒村で生まれ、親父は仕事で出ずっぱり。母親はノイローゼ気味の状態で私を生んだそうです。この七赤との真逆さが、かえって清々(すがすが)しいものを感じるのは、多分に私の性格がM的だからでしょうか(^◇^;) しかし子どもは自分の親を選んで生まれてくるとも云います。(ほかにもいろんな説があると思います・・・)ですからいつも私が締めの言葉としている「この人生に、皆様との出会いに感謝します。誠にありがとうございます」はそれなりのバッグボーンがあって、多少こだわっている部分もあるのです。とまれ(=いずれにせよ)七赤の祐気は人間として生きていく上で、とても重要です。チャンスがあればどんどん積立していきたいものですね。

    本日もお読み頂き誠にありがとうございました!




    2013年11月24日日曜日

    六白金星の運命

    六白金星の皆さま、こんにちは! 九星全ての読者様、いつもご覧頂き誠に有難うございます。六白金星の御伝えも本記事でラストとなって参りました。私自身学んだことを誠心誠意書き記させて頂きます。どうぞよろしくお願い致します。

    六白金星は誤解されやすく、一歩間違えると大変な嫌われ者になりかねない、自分の言動に早く気づきましょう。人に頭を下げることを覚え、謙虚になること。それがリーダーの資質を伸長させ、将来的には人気・実力を兼ね備えて、会社などの上層部に食い込んでいくことでしょう。そしてやがては、愛と強さを持った上長になっていくと思われます。







    【六白金星の特徴的な性格】

    • 自負心が強く高いプライドを持つ
    • 自己中心的な行動が目立つので、九星の皆様もそして当人も注意すべき難点となる
    • 人間関係において損得勘定を測る傾向あり

    • 独断専行(どくだんせんこう=自分一人の判断で勝手に行動すること)をそしられる(=非難される)傾向がある

    • 感情高くケチで冷たい

    • 人付き合いも悪い

     

    【六白はまず、傲慢な自分に気づこう】

    「おい、俺のやり方に従えや!」 「俺の言うことを聞いてやれよ!」貴方の会社にもそういう口の訊き方や態度で威圧してくる人がいるのではありませんか?! その人はただ口が厳しく傲慢な人であるという可能性もありますが、もしかしたら気学に裏打ちされている六白金星の人かも知れません。何せ将来はリーダーになっていくと見られる六白金星ですから、そういう部分を本質的に具有しているのは当たり前と言えば当たり前です。しかしまだ何の重要な役職にも就いてないのにそんな態度を取られたら、グループの誰もが良い気はしないでしょう。六白金星の方は「あ、また俺、出過ぎてる!」と即、反省し、人に合わせ(呼吸を合わせ)協調していくことがとても大切です。  

    【謙虚になりきれたら鬼に金棒】

    ここまでの流れで見ていけば、多くの会社で六白金星は嫌われ者になってしまいかねない危うさが見受けられますよね。周囲に対して、また自分自身に対しても自己変革を遂げなければならない壁にいずれ突きあたるのが六白金星。まず大切なことは他人に対して、頭を下げることから始めていく必要があります。そして「心の学び」を経ながら、謙虚になることが大変重要になってくるでしょう。六白が謙虚になりきれたら、まさに鬼に金棒と言えます。  

    【六白は九星の中の長(ちょう)でもある】

    謙虚になった六白金星は、仕事が良くでき、リーダーとしての資質を本来的に天から頂いています。九星気学はとどのつまり重要な帝王学でもあります。そして六白金星は九星の中においても根本的に長(ちょう)であり、本当の強く優しいリーダーになれる星のもとに生まれてきた果報者(かほうもの=幸せ者)です。ですから六白中宮の年は新規事にどんどん手を出し、動きに動いた者が報わていく結果となりましょう。根底には世のため、人のため、皆さんに喜んでもらうように働くのが吉と出ます。六白中宮年はとても頑張り甲斐のある一年であることをご銘記下さいませ。  

    【対照的な六白と五黄】

    例えば、13年(平成25年)五黄土星中宮の年における新規事は、衰退の一途を辿るので避ける必要があります。自宅の中にも五黄性と破壊力が増大していますので、リフォームや改修は延期する必要があります。五黄中宮の年は新規事に手を出せない反面、継続事業を発展させて種蒔きの年とするべし・・・と複数回申し上げてきました。前段の六白についての記述と見比べれば、その違いがありありと、真逆であることをご認識頂けたかと拝察致します。  

    【六白剋殺方位に気をつける!】

    一白水星中宮の年において六白金星は北に位置し、六白暗剣殺を持ちます(五黄殺の対局)。暗剣殺の年に北へ引越しを行えば凄絶なほどに剋気現象が噴出すると目されていますのでとても注意が必要です。考えられるトラブルを挙げていきますと、機械等商売道具の破損数しれず、交通事故や労災事故、出火による火事などまるで呪われたかのような不幸がフルコースで襲来してきます。また五黄中宮年においては六白が西北に入り、干支の巳年の太冲に当該するため、六白(西北)に歳破が生じます。故に、万人にとって西北への引越しはアウトになりますのでしっかりと銘記しておきましょう。  

    【六白リーダーは人気・実力を兼ね備える】

    計画と先見性を大切に行動を活性化していく、これが出来てくると六白祐気が身につくようになります。事前に困難が予想されても、覚悟して動いていくことも大切です。その渦中にいながら後々、とても大らかなスケールの大きい人間性が身についていることにご自身が一番、驚かれることでしょう。弱気を乗り越え途中で逃げない! 六白祐気が限りなくたくさん身に付いた時、本当に芯のぶれない強い人間性が身についている筈です。六白の力を有効に活用しこの世の中を守る、リーダーとしての資質を向上させ、周囲から愛され求められ、後援を頂けるような人気・実力の伴った人間を目指す、まさにこのこと自体が非常に大切な祐気取りになります。また九星の皆さまも折を見て、六白の祐気を取り幸福な人生を送れるよう精進していきましょう。  

    ま と め

    1. 将来リーダーになる強さを有する六白金星はプライド・自負心が強すぎて、周囲から疎(うと)まれる危険性を持つ
    2. 自分で自分の傲慢さに気付き、人に頭を下げれるようになり謙虚な心を持てば良好なベクトルに向かって進んでいく
    3. 六白は人間界のみならず、気学の世界の九星でもリーダー(長)的な存在である
    4. 五黄の新規事は衰退するが、六白の新規事や行動はどんどん発展するので六白中宮の年は、大変な頑張り時である
    5. 全九星は六白剋殺方位をしっかり覚え、剋気を踏まないよう十分に気をつけよう
    6. やがてリーダーとなっていく六白金星は、芯のぶれない強い人間性と優しさを有するに至る
    7. 全九星も六白の祐気を取り、幸福な人生を送れるよう前進していこう
     

    『編集後記』

    なかなか書きごたえがあった六白シリーズがようやく終焉(しゅうえん=終わり)です。読者さま皆さまに心から感謝御礼申し上げます。誠に有難うございました。六白金星は私の星でもあり、それ故に書きづらいというか、表現が難しく、ただ自己顕示欲はかなぐり捨て無心を心がけて今に至りました。この人生に皆様との出会いに感謝します。 誠にありがとうございます。

    2013年11月22日金曜日

    六白性のいろいろ~赤ちゃんから役所まで

    六白金星の皆さま、こんにちは! 全九星の皆さまも有難うございます。四緑性の四緑木星と同様、六白性の六白金星もいろいろポジティブな現象を示してくれる星です。本記事は六白象意にまつわる様々な話題を振りまきますので、楽しい気学の部屋を皆さまと私で彩ってみましょう。

    有限の空間にたくさんの自動車が走り回る弊害に満ちた交通事情に対しても、大いなるものによる救世の手立てが常日頃行われていること、後援者からの資金で以て自営しながら、力を蓄える六白の一匹狼・・・。取材ノートにはたくさんの象意や言霊が私の乱筆によってびっちり書き込まれており、まだ六白金星の終焉(しゅうえん=終わり)には早いと思って、一つ一つを綴らせて頂きました。どうぞごゆっくりご覧下さい。




    【赤ちゃんや幼児は六白性です】

    • 夫婦にとって、(夫婦の身近な者にとって)懐妊の報ほど心躍る報せは無し
    • 六白(乾宮・西北)の祐気として一番可愛く愛らしく、大切な宝とはまさに子宝=赤ちゃんの存在に並び立つものはこの世になし!
    • 生まれたての赤ちゃんは純粋さこの上無く、あまりにも無邪気である
    • 命名はとても重要
    • 四才以下の幼児はおしなべて六白性
     


    【運転で真っ青になったこと、貴方にもある筈!】

    危ないものを除(よ)けて、自然な形で避(さ)けて、そして無難(ぶなん)を得る・・・卑近な例で道路交通状態が判りやすいと思います。交差点右折から、左セパレート信号左折、右折車あり、左車線に停車中のトラックあり、後続車あり、低速で左右のクルマの間を直進、横断歩道の中で急ブレーキ・・・というような順番でめまぐるしく、交通状況が変わり続けていますと、都市型の運転に慣れていない人ならばドッカーンとやってしまうことはとても多いと思います。軽微な事故から大事故まで様々な危険が孕(はら)む道路交通事情。「え、もしかしたら今、俺危なかったんじゃないかな?!」と守られた我が身の安全に感謝が湧く局面が、長期間運転していれば誰もが一つや二つ持ち合わせているのではないでしょうか?  


    【神の御守護(=六白祐気)を忘るべからず】

    ひょっとしたらあの時、自分の運転で大事故を引き起こしたかも知れないと強く感ずる経験をお持ちの方は、やはりその時に実際ドカーンといった危険性が非常に高かったと考えるべきです。ほんのわずかの差で危険を回避できた、例えば強引過ぎる右折を自分がしてしまい、直進車がギリギリ停まりきれてくれたお陰で助かった・・・などという場合でも大いなるものによる、現場でのさじ加減=神様が発動した御守護によって、六白祐気の目に見えない力が発動し救われたりしていることに想像力を持ちましょう。  


    【六白性は後援者を得てのし上がる】

    自己資金を事業資本とすることは六白性であり乾宮方位の祐気に繋がります。厳密に言うと自己資金の自己、要するに自分自身のパワーやガッツ、人間性を通して後援者に好かれ応援を頂き営業を展開できる卓越した者であり、六白性に該当します。午(ウマ)の先見性、戌亥(イヌイ)の度胸の合体によりとても強い力を頂いて成果を挙げると見られます。また乾の南における良い家相は投機する力が増大すると云われています。  


    【運動、スポーツは健康の原点です】

    乾方位はものを動かす動の力を発生させます。よって運動やスポーツ競技、健康のための運動などは「動の極み」に該当し、競争心をテーマにして各種競技が開かれ ることとなっているのです。まさに運動・スポーツは健康の原点であります。  


    【運動も会社も急に辞めてはならぬ】

    例えばジョギングなどをしていて、徐々にスローダウンしていくならともかく、急激な運動の停止は心臓に大変な負担を掛けます。徐々に静止することを留意するようにしましょう。またこの事案と絡めて気学が主にサラリーマンに対して警鐘を鳴らしているのが、自分の仕事を急に辞める、さらに仕事のみならず会社も辞めてしまうことに対し、周囲に多大な迷惑と負担をかけることになるので、ちゃんと就業規則と照らし合わせ、一応は円満退社する必要があることも婉曲に(えんきょく=遠まわしに)説いています。まさに森羅万象の真髄(しんずい=物事の真の意味やその道の奥義、精髄とも云う)、流石九星気学であります。  


    【役所や交通は六白性です】

    官庁や交通機関など公(おおやけ)に尽くす仕事の多くは六白性です。以下に有名、重要な拠点を幾つかピックアップしておきます。
    • 財務省、経産省などの国策を担う中央官庁
    • 都庁、区役所、市役所、町村役場など地方公共団体
    • 警察庁、警視庁、区や市の警察署、交番、町村等の駐在所など警察関係
    • 最高裁判所、高等裁判所、地方裁判所、簡易裁判所など司法関係
    • 空港、電車駅、バス停留所、フェリー(ターミナル含む)、汽船など
    • 自動車、オートバイ、各種機械、自転車等々の個人用
     


    ま と め

    1. 赤ちゃんや四才以下の幼児は皆、六白性である
    2. 都市部の複雑な道路環境で、縫うように運転するには技量が必要
    3. 今まで大きな交通事故を起こし(され)そうになったことは、長くクルマを利用していれば一度か二度はあるものだ
    4. 大いなるもの=神の御守護(六白祐気)で多くの人が交通事故を回避できている可能性は高い
    5. 自己資金を事業資本とすることは六白性
    6. 多くの人から後援を受けて、営業を展開できる卓越した者の仕事はパワフルである
    7. 運動やスポーツは六白象意の動きそのものである
    8. ジョギングで走っていて急に停止するのは良くない、その行為に似て会社を急に辞めようとするのは周囲への迷惑となる
    9. 多くの市町村役所や電車の駅、空港など交通機関等、公(おおやけ)に尽くす仕事は六白性である。
     


    『編集後記』

    何かつぎはぎの多い服のような出来栄えになりました本記事。しかし一貫して変わらない要素が一つだけ・・・。それはご紹介した全てのものが動き続けているということ。動きは六白象意の最も基本的な象意。動きがたくさん出てくることにより、協力し合うことで物事の進捗(しんちょく=進行など)が図られ大きな意味での働きも活性化していきます。私もブログやライティングに矜持(きょうじ=誇り)を以て動き続け、大地に地歩進めて参る所存であります。この記事も皆さまにとって何かの始まりになって頂ければ幸いです。有難うございました。




    六白金星・夫の遊びと家相は関係している!

    六白金星の皆さま、お元気でお過ごしでしょうか? 九星全ての皆さまも充実した日々をお過ごしのことと拝察致します。本記事は家庭に不在気味な六白金星のご主人に対し気学的にはどのように対処すべきかを御伝えさせて頂きます。

    今まで御伝えしてきた記事でも家相について書かれたものも何点かありました。本記事では家一軒における西北(乾宮)方位の重要性を強調するとともに、ご主人を家長として讃(たた)え、夫婦間の仲を修復して、しっかりとした家庭を構築していくための方法をご説明致します。




    【上長とは目上の人を指す】

    • 上長とは、じょうちょうと呼び、目上の人(役職が上)ないし年上の人(年齢が上)を指す、九星気学では目上の人が上司、家庭の主人(一般的には夫)を指す、年上の人は役職や性別に関らず年長者を指す
    • 家を中心に考えると、西北(乾)方位が上長の位置となり西北の室(しつ=部屋)が主人或いは夫婦の部屋と成すべきである
    • また神棚を祀る部屋としても、西北(乾)方位での設置が望ましい
    • 西北の部屋に神棚の祀りを行い、その部屋自体を夫婦部屋にすることで、家の中で一番地位が高い方位の格式を維持できる
    • 西北の部屋を大切に扱うことが主人の権威を上げることに繋がり、安泰な生活に向かってにじり寄る(にじりよる=座ったままの姿勢で近寄ること)ことが可能となる
    • 西北方位に欠陥のある家相で暮らす主人は病弱となったり常時、外出がちで家になかなか帰ってこなくなる傾向がある
     


    【帰宅しない夫は外で遊ぶ】

    前段の最後「帰ってくる筈の主人が家に寄り付かなくなる」というようなことは、奥様方にとって非常につらく嫌なことだと拝察致します。では実際家に帰ってこなくなったご主人は外で何をやっているのでしょうか?! はっきり申し上げますと、いわゆる遊び人になっている可能性が高いと気学では辛辣(しんらつ=非常に手厳しく)に一言でまとめています。まず生業(せいぎょう=仕事)が終わっても帰って来ないということは、家に帰るより外で遊んでいた方が楽しいことが多いため、いろんなことをして時間を過ごしていると考えるのが妥当です。ご主人にとってなかなか帰りたくない家、帰っても落ち着かない家が「現在のご自宅です」と云っても差し支えないでしょう。  


    【大丈夫ですか? お家の家相】

    ではご主人に「今日はたまに家で過ごすか・・・」と考えさせ、自宅に向かわしめる方法は少し大掛かりになりますが、気学・家相の観点から一つ対策がございますので、記させて頂きますね。家の中心から見て西北方面に<窪み>や、他の方位と比較して明らかに<欠けている>部分が大きい場合は、家相で乾(いぬい)欠けと呼ばれる凶の様態に該当することが多いです。これに該当する欠けが見つかった場合は、何も焦って「改築して下さい」とは申しません。西と北が交わる部分の角(かど)周辺に少しだけでも良いので張り出しを作ると、自然に欠けが解消されます。実はご主人がなかなか帰って来ないのも「主人が家に帰りたくなくなる乾欠け」が、ご主人に無意識的ではあるけれども、脳やカラダの波動などに悪い影響を与えていたのかも知れないのです。この道に明るい信頼できる鑑定士や建築士に相談して、乾欠けの様態を調査してもらった方がスッキリしますし、無事、諸事が整った暁(あかつき)には笑顔のご主人が帰宅される可能性もグンとアップすると思われます。  


    【乾欠け解消後の変貌!】

    • 主人としての役割を果たせるように変わっていく
    • 真面目になる
    • 家の格式が上がる
    • 主人の権威が上がる
    • 将来、高いポジションを得て、富貴の長者となる
    • 豊かな人生を歩むことが出来るようになる
     


    【夫の意識が変わる】

    乾欠けが解消され、ご帰宅したご主人の潜在意識には自宅における「主」としての働きもしっかりしてくることでしょう。この問題は世の中に目には見えないがスピリチュアルな働きはやはり厳然とあるのだ・・・ということを知らしめる好例と言えるでしょう。
     


    ま と め

    1. 家庭の上長である夫がなかなか家に帰って来ない場合、気学的に見れば遊び人になっている可能性が最も高い
    2. 西北(乾方位)の部屋は神棚を祀り、夫婦部屋とするのが望ましい
    3. 西北方位に欠陥のある家は家相的に凶、それで夫が帰って来ないパターンがある
    4. 家の中心から見て、西北方面に欠けている部分がある場合は、家相で乾(いぬい)欠けとなり夫が「帰るのを無意識的に避ける」傾向を呼ぶ
    5. 乾欠けを解消するには信頼できる専門家と相談し、然るべき位置に少しだけでも良いので張り出しを作るのが効果的
    6. 帰ってきた夫は将来、高いポジションを得て豊かな人生を歩むことが出来る
     


    『編集後記』

    夫婦とは何年経っても良いものであるのと同時にむつかしい局面も併せ持ちますね。つい、口でバトルしてる時は「正しいのはこっちだ!」という勢いでまくし立てますが、時間が経って冷静になれば、どっちもどっち、さほど大したことじゃないのに、熱く戦っちゃうものなんですよね。清濁合わせ飲むというのが人間の暮らしであるという真理もあり、また正義や善悪で正論を振り回して攻撃されては、たまったものじゃありません。今宵は口で戦うんじゃなくて、布団で柔道を以て対決!といきましょうか(ノ∀`)

    この人生に、 皆様との出会いに感謝します。
    誠にありがとうございます。




    2013年11月18日月曜日

    六白金星のリーダーとは温かく強い人

    六白金星の皆さま、こんにちは! 九星の皆さまもようこそいらっしゃいませ! 本記事では六白金星(本命星)の西北回座によってもたらされる重要なポイントについて書かせて頂こうと思います。お茶でも飲みながらごゆっくりどうぞ。

    本命星西北回座時、種々雑多(しゅしゅざった)な物事に振り回されることに始まり、社内的にも大きな問題を起こしかねない部分が出てきます。その日々の中で「気付く」という自己防御のための力を付け、大吉方とされる西北方位への転居を遂行。その後苦しみながら、リーダーとしての素地を身に付けることによって成長が約束されていくでしょう。







    【本命星西北回座で起こる、芳(かんば)しくない現象】

    ・本命星が乾宮(西北)に回座すると円満な生活など祐気が満つるけれども、相反する剋気が現出
    ・大胆、広大、過分な気概が発生し、気持ちがいつの間にか大きくなってしまう
    ・例えば昨年(2012年)は本命星中宮のためとても運気が強かったが、そのまま好調なまま駆け抜けられると錯覚するケースは多い
    ・会社から与えられた企画などで功名心からか張り切りすぎ、自己の力量以上に背伸びをして予算超過を招き挫折する
    ・常日頃から六白の祐気(西北の祐気)を取っておくと、状態が良くない時に補充される運気として蓄えておくことが可能である
     


    【気付くことが出来れば、豊かな暮らしに導かれる】

    人間の暮らしにおいて気付くことができるということは、とても大切な要素です。例えば会社でコンピュータのディスプレイを凝視しながら書類を作成している最中であっても、「今日はこれくらいにしておいた方がいいかなあ・・・」というようにふと気付く、これはとても大切なことなのです。その感覚が冴えていれば、いつも自己制御が可能となり、良い方向性に自分をコントロール出来るようになります。無理なく無駄なく、自分を酷使せず豊かな暮らしを構築する縁(よすが=寄る辺、たより、ゆかり)となりましょう。  


    【六白金星の西北方位への転居は大吉方】

    六白金星の西北方位への転居は大吉方ではあるのですが、以下に記す注意を忘れないことも肝心となるでしょう。確かに大吉方ではあるが、九年間の苦労の末に大きく飛躍し花開く・・・それがここでの重要な注意点です。何故、九年間も苦労せざるを得ないか・・・それは六白金星という九星気学で非常に重要な位置を占める星の強さゆえの鍛えが発動するから、であります。六白金星は究極的にはリーダーになる運命を授かって誕生する。リーダーになる者、そう簡単にその位置を占める人物にはなれないことは火を見るよりも明らかです。  


    【六白リーダーは温かく強い人物】

    六白金星は九年間の苦労によって、大事を克服できる人間性に研磨され、人格形成が果たされて本物のリーダーになっていきます。「せっかく大吉方に越してきたのに、どうしてこんなに苦労が絶えないのか?!」そう思い悩む必要はないのです。今が西北に動いて五年目なら、あと四年でその苦労は終わり、その人の器と特性に相応しいリーダーとしてのポストを得る筈です。ここを理解し克服を繰り返す往還(おうかん)で、本当に人間性が温かく強い人物へと変貌を遂げるに至ります。  


    ま と め

    ・1.本命星西北回座で次々に起こる物事を乗り越えるためにも、六白金星は日頃から六白祐気を蓄えておくべし
    ・2.自己を制御する気付くことの出来る感覚を体得しよう
    ・3.大吉方である六白金星の西北方位への転居は、リーダーになりたいなら遂行する
    ・4.九年間の苦労の末に大きく飛躍し花開き、リーダーに就くことを押さえておく
    ・5.人間性が温かく強い人物に成長し、組織を牽引(けんいん)する立派なリーダーとなる
     


    『編集後記』

    心根が温かく、人情に篤(あつ)く強靭な人・・・様々な経験を踏みながら、素晴らしい組織のリーダーとして雄飛していく六白金星。該当すると思われる方は是非とも、この記事で書かせて頂いたように頑張って伸びて行かれて下さいませ。多くのものを得、また多くのものを与え得る六白リーダーの前途が洋々たるものでありますようご祈念申し上げます。最後まで読んで頂き誠にありがとうございます。

    この人生に、

    皆様との出会いに感謝します。




    六白金星の剋気2・自信過剰が招く剋気

    六白金星の皆さま、こんにちは! 九星の皆さまも有難うございます。本記事では六白金星における重要な問題である自信過剰マイナスと呼ばれる剋気を中心にお話しをさせて頂こうと思います。本日もよろしくお願い致します。

    本命星が乾宮(西北)に回座した時、六白の円満は満つるが同時に欠けも発生し、欠けと連動して自信過剰も強くなります。後から悔やむ剋気がビジネス上でも発生、愚痴っぽくなるとさらに厳しい剋気が・・・。またギャンブルは危険な行為です。パチンコホールは剋気の巣窟で、日本に核ミサイルを向ける北朝鮮を潤すような輩の商売です。







    【身から出た錆びは六白剋気です】

    ・2013年の年盤は後天定位盤と一致することから、六白金星も基本位置である西北の方位に入っている
    ・六白象意の円満とは満ち足りて欠けているものがないことである(心が喜びにあふれ満足する状態)
    ・本命星が乾宮(西北)に回座する時、円満が満つるわけだが、同時に欠けも生じてくる
    ・欠けと連動するのは自信過剰、これが過ぎるとマイナスポイント増加の危険性
    ・自信過剰に陥いると気持ちはイケイケ、予算はどんどん浪費して超過予算になってしまい、後から後悔することになる
    ・組織内での自己提出企画を完璧主義で当たってはならない、八分目くらいでちょうど良いバランスとなる
    ・愚痴を他人に向かって吐くということは徳と金運を無にする
    ・これまでせっかく人のために尽くしてきても情緒不安定になり、他人に恩着せがましく動けば限りなく無になる働きが生ずる
    ・前述してきた事柄や不足・不満の想念、発言は非常に厳しい六白剋気となり、幸運を無になる危険性すら孕(はら)む
     


    【愚痴は強烈な剋気を発す】

    前項目で御伝えしたものは六白金星のみならず、自信過剰に陥った万人全てに該当する恐ろしい剋気です。また愚痴については、根本的に誰もが人に話して楽になりたいと思うのは正直なところだと思います。しかし愚痴によりもたらされてしまう、積み上げてきたもの全てが消失する剋気は、何が何でも避ける必要があります。社会人として営々と培われてきたものが無くなってしまわないうちに、今後は極力その手合いの飲み会は避け、愚痴はゴクリと飲み込んで我慢していきましょう。そこを乗り越えられれば金運がついてくると云われています。気学というものは面白いもので実に信賞必罰(しんしょうひつばつ=功労者は必ず賞し、罪過のある者は必ず罰すること、賞罰を厳正にすること)の切り替えが鮮明ですよね。故に、私たちもこうして気学の魅力に惹かれ続けていくのですね。  


    【六白祐気を得る程の精神性向上】

    さらに不足や不平不満の愚痴を出さずに推移していくと、その姿勢がその人の特性になってきます。心は刷新され自己改革が進むと人徳が身についてきます。やがて大きく精神性が向上し、六白祐気を頂けるようになってくるでしょう。これが身につくと良き立派なリーダーの香りがする者へと進捗(しんちょく=はかどること)し始めていきます。  


    【恐るべき剋気・ギャンブル】

    賭け事やギャンブルは六白剋気です。そしてまた六白金星の人にパチンコファンやギャンブル好きは非常に多いと仰る鑑定士の方も少なくありません。何かとパチンコ店などに吸い込まれて入ってしまう習性があるとともに、実際九星の中では一番賭け事に強い傾向があります。前項までの勤めにおける自信過剰をもっと醜悪にした剋気がパチンカーを包みます。これらギャンブル業の業態を知れば知るほど寒気を感じますし、実態は恐るべき伏魔殿(ふくまでん=悪魔の潜む殿堂、陰謀などが絶えず巡らせれているところ)であることは当のパチンカー自身が一番よく判ってないということが出来るでしょう。  


    【宝くじでもこの始末】

    パチンコで勝ったお金を生活資金にした時点から地獄は始まります。もうこの段階で六白剋気に入ることになります。それでは「宝くじはどうなんだ?」と言われれば返答に窮する部分は確かにあります。しかし宝くじで高額を当てた人の80パーセント以上の人は奈落の底に転落していくという説もあります。それまで貧乏な暮らしをしていた者が急に莫大な富を手にするわけですから、ある意味人生が多少なりとも狂ってきても仕方がない側面を持ちます。しっかり額に汗して労働して得る対価としてのお金ではなく、まさに泡銭(あぶくぜに=苦労をしないで得た金)そのものですから使い方も粗くなり、気持ちもどんどん大きくなり宝くじを買う前の貧乏よりも、さらにタチの悪い生活困窮者に陥りかねないことを踏まえて下さい。健全性の高い宝くじでさえこの始末ですから、パチンコ、各種レースなどは推して測るべしです。  


    ま と め

    ・1.家庭や職場で円満な環境を作れる人は幸いである
    ・2.円満になって間もない段階から早速、欠けが生じてくる
    ・3.自信過剰に陥ると自分の企画の是否が問題となったり、愚痴を吐くようになると、きつい六白剋気が現出してくる
    ・4.愚痴を吐くのをやめ、自己改革を進めると良き立派なリーダーに向かって歩んで行けるようになる
    ・5.ギャンブル全般に言えることだが、それらの遊びは非常に剋気が強い
    ・6.気学実践者はギャンブルに関わらない基本姿勢を保とう
     


    『編集後記』

    本記事文末の項でギャンブルの恐ろしさを最も健全な宝くじでもこのような悲劇がある~と紹介させて頂きました。近年、特にパチンコが違法賭博である上に経営者の90パーセント以上は、在日韓国・朝鮮人で占められ、北朝鮮の経済や軍事力を支えていることがはっきりしてきたため「あんな国に俺の金を取られてたまるか!」と決別に成功したファンも少なからずいらっしゃることでしょう。しかしながら大勢はパチンコ依存症に絡み取られ、フィーバーする時の興奮冷めやらず多額の生活資金をぶち込んで、それでも足りなければ消費者金融(この業種も在日韓国・朝鮮人の経営者が多いとされる)から貸りて、どんどん困窮の度合いを深めていかれる人が相変わらず多いようです。気学の実践者はこういう剋気そのものの場所にそもそも縁がない精神性を堅持し、お金の本来的な使い方を学び、宝くじに当たっても寄付をするというようなパチンカーなどから「お前アホか?!」と言われるような生き方こそ儀表(ぎひょう=人々の手本、規範)にして歩んで参りたいものですね。

    この人生に、

    皆様との出会いに感謝します。

    誠にありがとうございます。




    2013年11月12日火曜日

    六白金星の剋気1

    六白金星の皆さま、ここのところお世話になってます。ありがとうございます。全九星の皆さま、この本記事にもお出で頂き誠にありがとうございます。本記事では「動く」という六白象意を基に、例えば機械や動物などまだ掘り下げきれていないものにスポットライトを当てて、そこから派生する剋気について御伝えさせて頂きます。

    六白金星が凶方位に動いてしまった場合、象意「動く」にまつわる自動車や機械を買うのは中止しましょう。何故ならそれらの物が全然役に立たず、お払い箱になってしまう確率が高くなるから・・・。剋気には不整脈がつきまとうという繊細な要素も持ち合わせており、高血圧、低血圧両方について気を配って適度に体も鍛える生活を目指すべきですね。







    【六白金星の方災(凶方位)】

    ※暗剣殺や破れ(歳破、月破、日破)の時期に自動車や機械(工業用途など)を買うと・・・
    ・すぐ事故を起こす傾向強し
    ・簡単に故障してしまう
    ・その後も故障多く、ハズレものだということを思い知らされる
    ・思うように動かない
    ・良い時期に購入したものなら、普通であればどんどん動く
    ・これらのことが懸念されるなら、購入を翌年に延ばすのが吉
    ・気学を正しく取り入れて生活していれば、これらのことは起きなくなる
     


    【危険な車両数知れず! リコール隠しは社の伝統?!】

    自動車で説明致しますと、特に中古車でこういった傾向が顕著です。また新車においても、やはり当たり外れを生む要素は微妙に存在します。特に某社は10車種以上、約60万台にのぼるリコール隠しを30年以上放置してきたために、少なくない人命を奪い続けてきたことに繋がっていきました。欠陥車に対する情報データは一切運輸省(現・国土交通省)に開示せず社内で隠蔽(いんぺい)してきた事実が発覚、まさにこの一社だけで相当の方災自動車(?!)を遠い昔から直近に至るまで製造し続けてきたという見方も、気学的に出来る事件のてん末でした。きっと方災を犯し続けていると、こういったメーカーの欠陥車をつかまされたりする働きが運命的に作動したりするのでしょうね。
     


    【まさに動く物=動物】

    森羅万象下、動くものは須(すべから)く六白に属します。動物の心臓は絶えず停止することを避け動き続けます。その動き=心臓が止まる時、動は静(しずか)になり、その静けさは動物の死を決定づけるのです。  


    【六白剋気の病気】

    代表的なものに不整脈があります。不整脈とは脈の打ち方が不規則になることを指し、高血圧或いは低血圧で心臓の働きが病的なものに変わっていきます。症状の真っ只中にいる時はどこかで、六白の剋気を犯している危険性があり、何らかの手段で六白の祐気を取ると少しづつ改善していくと言われています。
     


    【六白金星には強い体力が必要】

    六白金星は本命性の中でもかなり働きが強い星であるため、気をつけなければならないポイントがあります。吉方位旅行や、引越しなどをとり急ぎ決行しなければならなくなった時のために、スポーツなどで体を鍛えておく必要性が大です。六白の働きに負けない対応力のある肉体を作る。そのためには食事、運動、睡眠、休養の四要件を確立し丈夫な体を涵養(かんよう=次第に養成していくこと)することが必須となるでしょう。  


    ま と め

    ・1.六白剋気の方災が発動している期間に自動車や機械を購入しても、ろくに役に立たない代物に当たる危険度が高い
    ・2.自動車業界という世界も生き馬の目を抜く競争社会だが、かって某社が犯し続けていた大規模なリコール隠し問題は消費者にとっても衝撃、日頃の善行・祐気取りで問題ある製品をつかませられない気学的強さの必要性を示した
    ・3.この世の動く者は生き物でもおもちゃでも、全て押しなべて六白象意の一部である
    ・4.六白剋気の主たる病気は高血圧や低血圧が絡んだ不整脈がある
    ・5.六白金星の動きについていける身体の基礎作りが肝要  


    『編集後記』

    動く物全てが六白象意、と考えると逆説的には他の八つの星で動かない静物(せいぶつ)を担当することになりますよね。そう言う意味からも六白の動くという象意はかなり無敵な、すごい象意であることが認められます。その人生の激しさ故に、体がついていくよう運動しておけ!というメッセージ、正直、私も耳が痛いです。とにもかくにも痩せなきゃと日頃焦っている自分があるのですが、焦って空回りするより、確かな歩みで目標に向かっていこう・・・そう感じています。六白金星のふくよかな皆さま、一緒に頑張りましょう!
    この人生に、

    皆様との出会いに感謝します。

    誠にありがとうございます。





    2013年11月11日月曜日

    六白金星の若い社員が出世していくために必要不可欠な働き

    六白金星の皆さま、こんにちは! 九星全ての皆さまもいつもご覧くださりありがとうございます。本記事は、気学でもよく使用される 働き という言葉について御伝えさせて頂き、さらに六白金星が出世していく道程についても記述致しました。

    物質の働きや人間の労働そのもの、会社の重要人物の動きで具体的に現象化した物事を働きと指す場合もあります。新卒で就職した会社での最初の縁を大切にし、会社内で力を発揮し上を目指す六白金星は、将来が有望視されます。その流れに相生するように、六白性や六白の祐気を得て気学的に進めば、栄光への階段を上っていける可能性も膨らみます。 それでは、どうぞご覧下さい。  






    【気学で云う働きとはなんだろう?】

    ・そもそも働きとは留(とど)まらずに(止まらずに)行動が持続し続けることをいう
    ・人間は、同じことを継続していくのに飽きる傾向がとても強い
    ・中でも同じ会社に勤続し、一つの仕事を究めていける人はそう多くない現実がある
    ・上記3点をこなせる人は六白の祐気を得る
    ・会社の中で一生懸命、清明正直(清く、明るく、正しく、直く)に勤労できる人はどんどん社内的評価が上昇する
    ・自動でモーター等により回転する工業的製品の動作も、働きの一つに該当する
     


    【当世サラリーマン事情】

    今の時代、会社の中で給料やボーナス、引いては年収をもっと欲しいと考えても、多くの会社は固定給を基盤にした月給制であるためなかなか上げられないもしくは上げれないところが多いと思われます。それでもバブル崩壊後の失われた20年から今日に至るまで、伸びる業種や会社はどんどん成長してきました。日本型経営(終身雇用、年功序列制)も様変わりし、会社に高い利潤をもたらす人材以外は必要ないといった風潮は、もはやどの業種も一致している価値観となりつつあります。そのため他社からの引き抜きや、自分の意志で他社に転職するなどデキるヤツの動向もアグレッシブさも増しているように聞き及びます。
     


    【際限ないスキルアップで能力増強】

    より高給を目指して会社を去る人間もあれば、新卒入社後一貫して同じ会社に属し、たるんだり狎(な)れ(なれ=馴染んで打ち解けすぎる、親しさが過ぎて礼を欠く)たりせずに、会社の中で一生懸命に働く人というのは必ず経営陣の目にとまります。「俺はこの会社で今以上の金額を稼ぐために努力する!」、他人とは数ランク上の価値を自分自身の能力で提供しようという姿勢と結果は必ず、今より上の地位に推薦され身入りも着実に増えていくことでしょう。その螺旋階段の上の方に目掛けて駆け上がり続けられるならば、社の上層部に食い込む時間も他より早くなっていくと思われます。まさにここまでの道程そのものが六白性の典型的な例であると云えましょう。
     


    【リーダー的な存在から社長就任に至る?!】

    さて社の上層部に食い込んだ六白くんのその後は・・・。益々襟を正して懸命に働き続けていくと、社内での人間関係もより深い信頼関係を多くの人と構築していくこととなります。皆の応援を受けてやがて会社でリーダー的な立場を得て、そして最終的に多くの人の推薦、後援を受け社長の座に押し上げられていきます。根底に豊かな人間性、人生哲学を以て行動できる人は一流ですが、その上に本命星も六白金星とくれば会社の枠を飛び越えて、天性的なものを持った世の中におけるリーダーとして社会貢献するまでに至る可能性も出てきます。
     


    【法律はもとよりルールは守る】

    ここまで上昇志向の強い六白金星の青年が、社長にのし上がるまでの道のりをサクセスストーリー仕立てで書かせて頂きました。最後にもう一点、社会生活上欠かせない数多(あまた)のルールと六白金星の関係を書かせて頂き、この稿を終了させて頂きます。この世には様々なルールがあってその強制力のもと、押し合いへし合いしながらも、皆が何とか折り合いをつけながら生きています。一言で規律と申しましても様々なかたちや呼称があります。規則、掟(おきて)、法律、戒律、社則、学則等これらルールすべては六白象意に該当します。今、決まっている法律を筆頭に様々な規則は先ずは履行されるべきであり、余程の悪法は人々の意思を結集して改廃される対象であるとも言えます。人間はルールを受け入れる精神を堅持しようと思う者があれば、片や「そんな格式ばった堅苦しいものは要らない!」と放縱(ほうじゅう=勝手気まま、わがまま)に喚(わめ)き立てる人間もいます。しかしやはり人間という意志の弱い生き物には、ちゃんとルールが必要なのです。規律があるところに厳しさが強くなる反面、人間性がやがて人格を備え出してくる。一定の規律を受け止め、営む暮らしをすることは六白性に繋がっていきます。  


    ま と め

    ・1.働きとは労働のみならず、象意の現象化を指す場合もある
    ・2.同じ会社に勤続し能力を活かし、結果を出し懸命に働く若手は上層部から良い意味で注目される
    ・3.出世への階段を走り続けていくうちに上層部に食い込んでいく、それが叶った状態も六白性と呼べる
    ・4.社内的に信頼を醸成、やがて社長職に押し上げられる(人もいる)
    ・5.法律をはじめ規律全般を守るのも六白性であり、六白社長ならなおさらのことであろう  


    『編集後記』

    本記事で書かせていただいたような、誰もが望めば上に上がれるチャンスがある・・・という考え方にも実は大きな限界が一つあります。もし貴方が勤務されている企業がまるっきり労働法を守るつもりなどさらさらない、いわゆるブラック企業の場合では根底からここで書いたことは通用しなくなってしまいます。ですから余りにも酷い仕打ちをされた、されているという方は今いるそこが袋小路ならば引き返す勇気も必要です。「いや、俺はここでやれる!」と思う方は是非、社内で力をつけ、ブラック返上に心血を注がれて下さい。きっとそれが貴方の人生においてすごく大切なミッションである可能性があるやも知れません。本記事は大企業、中堅企業を視点において書かせて頂きました。小企業、零細企業などについては私自身、ちゃんと学習してから機会が掴めればまた稿を起こしたいなと思っています。  


    この人生に、

    皆様との出会いに感謝します。

    誠にありがとうございます。





    2013年11月6日水曜日

    六白金星の祐気と自衛隊の在るべき姿

    六白金星の皆さま、こんにちは! 九星全ての皆さまもようこそおいで下さいました。感謝感激です、どうぞごゆっくりしていって下さいませ。本記事は六白金星の祐気を始め、六白象意の国を護る軍隊についても御伝えさせて頂きます。

    人は、他の人のために応援し後援する往還で、六白性が研磨されます。神様もお喜び下さる程の存在に、成長していくことが可能。引きを得て大切なポストの位置を占める大人物にもなり得ます。その際は立候補するような形ではなく、周囲から応援されて、起つプロセスを辿(たど)ります。また本記事では祖国を護る自衛隊についても書かせて頂きました。






    【六白金星の祐気】

    ・守らねばならない大切なもののために後援したり、自分自身しっかり支持を固め応援する、それらの往還は自身の六白性を活かすことになる
    ・六白の吉方位を使うと目上の人から後援や応援を頂けるようになる、ちなみに応援は六白象意である
    ・六白の祐気で特筆ものな事柄に、神様からの守護を得るというポイントがある
    ・人に尽くしたり気を遣ったり、応援するなどしていると相手のみならず大いなるもの(=神様)も「よくやってくれているな!」と大変喜んで下さる
    ・人に尽くしているうちに人間性は磨かれ、素晴らしい徳をたくさん積むことになる
    ・自分にとっても良い話が舞い込むようになり、推薦され押し上げられるチャンスに恵まれる(引きを得るという段階へ)
    ・多くの人から応援され引きがより具体的に、現実性を帯び始める
    はじめはわずかな自分の善意でやっていたささやかな応援が、どんどん広がりを見せ神からも喜ばれ、大きな祐気に成長していきます。やがて自分自身が何らかのポストを巡って応援される立場に変貌を遂げていくのです。  


    【五黄性は自らポストを求める】

    反面、自らポストを求める行為は五黄性です。これに関してはある昔話のアウトラインを簡単に引用して、ご説明致します。二十年以上前の昔、オリンピック女子マラソンの選手選抜の件で国民的な大論議が起きました。当落線上ギリギリの立場にいた選手某が自ら代表決定直前に「私を選んで下さい」と記者会見で前代未聞の立候補、最終的に選手某はそれが原因ではなかったかも知れませんが、落選してしまいオリンピック出場の夢は露と消えました。まさにこういった常識はずれで自分中心な行動は引きずり下ろされる運命になってしまうのです。組織にも問題は山ほどありましたが、そこはぐっと耐えて「人から推薦されるのをじっと待つ」のがベストと言えるてん末でした。  


    【六白性は人の為に尽くす】

    人の為に還元する、人の為に尽くすことが六白性に繋がっていきます。そしてその往還で六白性を身に付け、結果的に自分に信頼が寄せられる事実関係はしっかり押さえておく必要がありますね。  


    【自衛隊は軍隊です】

    六白金星の強い意味として、軍隊という象意があります。今は戦後、アメリカ人が作った憲法のために、自衛隊という変な呼称がすっかり板についてしまっています。但(ただ)し本来的に自衛隊は軍隊以外の何ものでもありません。今後は押し着せの憲法から離れ、新憲法のもと、有事の際の備えを急ピッチで磐石(ばんじゃく=極めて堅固なこと)にしていく必要があるでしょう。  


    【軍隊は国を断固護りきる】

    軍隊とは気学的に云えば祖国を守護し、国を護る。幹部は人のため、国のために尽くそうとする六白性が必要となります。軍隊組織の各リーダーに必要なものは、よく気がつくこと、人間性を涵養(かんよう=徐々に養成していくこと)し、軍人として相応たる人格を修得させるという点。もちろん戦争を礼賛してはいけない。しかし愛するこの国が、愛する人たちが殺傷されかねない事態に陥った時、今のような自衛隊に対する辻褄合わせの解釈では到底追いつきません。世界一古く美しい国体の維持のため、軍隊は誇り高く日本列島に屹立(きつりつ=高くそびえ立つこと)し、その任務に相応たる力で国土防衛する責務があるのです。  


    ま と め

    ・1.六白象意である「人への応援」を通し、神はその六白金星の姿勢に大変お喜びになる
    ・2.いずれ引きがあり、重要なポストに自分が就任しかねない立場になり得る、応援も盛大に受ける
    ・3.五黄性の人は、自分からポストに就こうとするが冷遇される
    ・4.人のために尽くす姿勢こそが、六白性のキモである
    ・5.自衛隊は軍隊であり、自主憲法の制定が期待されている
    ・6.軍隊は人々のふるさとや愛する者、そして世界最古の国体を何が何でも死守する責務がある
     


    『編集後記』

    自己栄光化にカツカツせず、ただ人の後援、応援を無心でやる、その姿勢が六白性。対して立候補して自分から地位を得たがる五黄性。明らかに前者は日本人の典型、そして後者は治安の悪い荒ぶる国々・・・。そんなイマジネーションを持ちました。六白金星からは勉強するほど、清々しい気が漂ってくるように感じられます。また自衛隊についての解釈はバラバラな時代が長く続いていたように感じますが、最近は今の政治からも人々の反応からもポジティブな意見がたくさん出るようになり、私も個人的にはとても嬉しく思っています。今、迫り来る周辺国の狂気が昂じきってしまう前に、日本よ、急げや急げ!  


    この人生に、

    皆様との出会いに感謝します。

    誠にありがとうございます。






    六白金星は劇的な社長就任が似合う(六白性の結実)

    六白金星の皆さま、こんにちは! 全九星の皆さまもようこそ! 本記事では先天定位盤の天と地の相対比較をはじめ、六白性を持つリーダーになる道程について書かせて頂きます。どうぞよろしくお願い致します。

    六白金星は二黒土星の力強い力で一躍、雄飛できるという現実があります。組織のリーダーになる方策も、立候補ではなく全体からの支持で、押し上げられて就任するという、多大な人気の高さが着目されます。謙虚、気配り、気学に則った生活、そして人徳・・・懐の大きさ、度量の広さ、そして高い能力、理想的な六白社長が誕生するでしょう。






    【先天定位盤を通した天(六白金星)と地(二黒土星)の相対的比較】

    乾の方 / 坤の方
    父 / 母
    君主 / 臣
    忙しい / 暇
    男 / 女
    上 / 下
    公 / 私
    親 / 子
    円 / 角
    大 / 小
    剛 / 柔
    頭 / 足
    昼 / 夜
    太陽 / 地球
    権利 / 義務
    主人 / 妻女
    命令 / 服従
    教師 / 生徒
    社長 / 社員
    心臓 / 胃腸
    地上 / 地下
    行動 / 路地
    資本家 / 労働者  


    二黒土星の記事で一度ご紹介しました先天定位盤由来の天(六白金星)と地(二黒土星)の相対的比較。後天定位盤の中宮には言わずと知れた五黄土星が入りますが、先天上位盤の場合、中宮はあるものの何ら入る星はなく空洞です。そして一番南にある六白金星を天とし、対極の二黒土星(最北)は地と見なされます。天と地の相関関係を学ぶ上で一つ間違ってはいけないこととして、どちらが偉いとか優れているとかといった単純な比較ではないということです。次項でポイントを挙げて見て行きましょう。  


    【天地運行についての法則性】

    ・上があれば下もある。下がなければ上もなくなり、天地創造以前の無の状態に帰してしまうだけ
    ・下は地(=二黒土星)、上は天(=六白金星)、地は天の基盤となり、基礎・ベースの役目を果たす
    ・強靭な二黒土星の力のお陰で多くの自然と人類界は成り立ち、六白金星はリーダーとしての立場を得る
    ・六白金星は命令を下す役回りを有し、上長(リーダーや社長など)になる能力と権限を持つ
    ・天地における陰陽の力は不可視だが、目に見えない働きを強力に発揮する
    ・天地に善し悪しなどなく、九星や九気をはじめ万象がそれぞれ補完し合い成り立っている  


    【大切なのは九気のバランス】

    気学的見地から見れば、二黒ががっちりと礎(いしずえ=物事のもとなるもの、基礎)として大地を護る。そのお陰で六白も活き生きと活動し、リーダー役として人類の営みを向上させていけるという、まるで友情のような素晴らしい補完関係があります。九気(きゅうき=九星の気)のバランスとも言われるこういった補完関係によって、偉大なる方位学=九星気学が成立していることに思いを馳せてみましょう。  


    【六白性の結実】

    地役(ちえき)とは人の役に立つこと。賦与(ふよ)とは与えること。まずこの二つが備わっているか否かが、人の上に立とうとする六白金星においてはとても大切になってきます。さらに謙虚であり、気配り抜群、常に祐気を取る姿勢、そして最終的に人徳が加味された時、その人の肩書きは社長或いはトップと呼ばれる立場になっていることでしょう。ここでいう社長とは天下りとか政略によるようなものではありません。組織のリーダーとして、上から下まで幅広い人気を持ち、皆に慕われ押し上げられて社長就任になるのが理想形と言えましょう。まさにこの状態は六白性の結実とも言え、とても大切な意味を持ちます。無論、自分から組織内で出世していき、社長になるため頑張っている人も素晴らしい人であるのも事実です。  


    ま と め

    ・1.先天上位盤では北が二黒土星、南が六白金星で、六白が天、二黒が地を顕している
    ・2.それに呼応して男 / 女、親 / 子、のように多くの相対的な関係が存在する
    ・3.天地が運行されていくのも、目に見えないものが強力に働き、九星や九気が補完し合って成立する
    ・4.九気のバランス、補完関係が存在していることを心に銘(めい=刻み付ける)する
    ・5.六白性の結実で社長に就任する人は、幅広く人気を得、皆に慕われる
     


    『編集後記』

    本記事で書かせて頂きました六白社長・・・、何かアメリカンドリーム的なもしくは本宮ひろ志の漫画みたいな、痛快なキャラクタ―像を感じて止みません。、根回し、用意周到な談合、そういった魑魅魍魎(ちみもうりょう=山の怪物や川の怪物、様々な化け物、妖怪変化を指す)の類いによって、権力を握ろうとする人が日本の会社には多すぎたのは事実であったと思います。自分が心から慕い、その人の為に役に立ちたい!というような社長を戴きたいと願うのは、務める者の心底の願いであるには違わないでしょう。

    この人生に、

    皆様との出会いに感謝します。

    誠にありがとうございます。






    2013年11月3日日曜日

    六白金星は組織のリーダーとして歩むべし!

    六白金星の皆さま、こんにちは! 九星全ての皆さまもようこそおいで下さいました。人類にとってかけがえのない太陽は、全九星に対し大容量この上ない光熱を以て、私たちをいつも包み込んで下さっています。そしてリーダーの資質ないし既に活躍している六白金星に対し特段の光熱を付与、応援して下さっていることは是非、しっかり押さえておきたいところですね。

    本物のリーダーに成長していくには、六白金星は格好の生まれと言えるでしょう。強いプライドによって自己表現に難はいささか出てくるようですが、謙虚になって六白性を獲得していくことで、気が良く回り、周囲から認められる存在になる可能性は大です。人間として渇望してやまない上昇志向、これを強烈に持つのが六白金星と言うことが出来ます。







    【本来的なリーダーの資質を理解しよう】

    ・本当のリーダーとは、交換条件に釣られて実行するような小さき者ではない
    ・周囲に対し、とにかく良い気を与えて与えて与え続ける、無報酬の愛を持つ者がリーダーである
    ・リーダー=上長(じょうちょう=目上の人)は人が喜ぶための地役(ちえき)を行い、施しも分相応にさせて頂く
    ・地役と施しは六白祐気である
    ・六白祐気を身に付けることで、労使間の信頼関係が醸成される
    ・相手の求めることを常に感じ、それを相手に与えていく姿勢が大切・・・まさにそれこそがビジネスの根幹である
     


    【高い想念で日常生活から祐気を得る】

    六白祐気を一つ一つ覚え、体得して実践すると自分自身の徳が上昇。また仕事にもどんどんキレを発揮、有能性が高まり自分の日常的行動で祐気を得ることにも繋がっていきます。これは何も六白金星のことだけではなく、一白から九紫、全九星にも該当することです。どの星も全て天地自然の法則が働いています。方位を取るだけではなく、日常行動における想念の高さによって祐気取りすることが出来るということを識(し)りましょう。  


    【剛柔併せ持てれば鬼に金棒】

    六白金星はよく上位(じょうい)の座であると表現されることが多いです。上位とは言葉そのままの意味で、上の位(くらい)の人ということ。上位であり続けるには簡明な言葉でいうなら「よく出来た人」であることが肝心。しかしながら概して六白金星はプライドが強いため、なかなか素直になれない。そこを「ぐっ」と飲み込み最初の良き一歩を踏み出せたなら、人に頭を下げることもいずれ厭(いと)わなく変わっていけるようになります。さらには本記事で御伝えしている地役や施しの気持ちで向かい合えるようになったなら、まさに鬼に金棒! 本物のリーダーとしての風格が漂い始めることでしょう。  


    【六白性を修得】

    六白金星はそもそも上長となる資質が本能的に備わっています。これは鑑定士の方に言わせると「上長たる遺伝子が組み込まれているため」ということです。前述しましたように六白の方は、へつらったり愛想良くしたりということを苦手とするきらいがあるため最初の一歩に苦しみますが、乗り越えられたら人に賦与(ふ よ=配り与えること)出来るようになり、その時点で六白性を身につけたと見ることが出来るでしょう。細かいことにもよく気付き、気配りができるようになっていきます。  


    【リーダーには細かさも、当然必要】

    さてそういう風にある種、上長としても人間としても完璧な風情が漂い始めますと、他人からの心無い批判を受けるケースも少なからず出てきます。判りやすい例で云えば「あの人は本当に口うるさい奴だ!」という感じでの否定的な意見が目立ってくるようになるでしょう。ですがリーダーたる者、それくらいの細やかな精神も持ち合わせていないと良きリーダーとはなり得ません。社内のミスや問題をいち早く感知し、気がついて改善する能力がなければリーダーとしてはまだまだ・・・というところではないでしょうか?  例えば家庭のリーダーは九星気学的見地から見ると、父親ということになってきますが、同様に細かさが嫌われ「オヤジはうるさい!」と子どもに毛嫌いされるケースも出てくるように思います。そういう場合は自分が具有する六白性で、サジェスチョンしたり、アドバイスしたり常にその場その場で良い方向性を与えていくことがとても大切になってきます。  


    ま と め

    ・1.本当のリーダーとは人に与え続ける無私の精神が脈打っている
    ・2.地役と施しは六白祐気
    ・3.方位を取ることだけが祐気取りではない、日々の暮らしの内容から祐気は取れる
    ・4.六白金星ならではの高いプライドは、六白性を得るために少しづつ減らしていくべき
    ・5.細かいことにも良く気がつくのが六白のリーダー
    ・6.サジェスチョン、アドバイスなど気付いた時点で与えていくことが重要
     


    『編集後記』

    本文中出てきた「上長たる遺伝子が組み込まれているため」という指摘に私も驚きました。私も一応六白金星なのですが、まさか遺伝子レベルで「六白として生まれてきた」というすごい仕組みがあったとは、九星気学を勉強して初めて知ったことでした。自分の半生を想起してみて学生の頃は何らかの役に就くこともありましたが、社会人としては大して役職を得たことはありませんでした。今、まさに一匹狼、フリーライター、自分の主人として自分が座し、いい書き手となれますよう日々精進努力中です。自分も六白金星の端くれとして、当ブログも全力投球、頑張っていきたく思っております。  


    この人生に、

    皆様との出会いに感謝します。

    誠にありがとうございます。



    六白金星の象意

    六白金星の皆さま、こんにちは! 九星全ての皆さま、本記事から、六白金星について詳報して参ります。よく六白金星については帝王の星であるというように云われます。この資本主義社会で生きる我々にとって一番身近にいる帝王といえば、皆さまの所属している会社の社長も、気学的にはその範疇(はんちゅう)にしっかり入ってくるようですよ。

    人間を筆頭に動物などの動く生命体や、機械、自動車といった人間の文明力で製造されているあらゆる物体は六白に該当します。方位を西北、乾宮(けんきゅう)に持ち、多くの時間動き続ける六白に対し、太陽は光熱エネルギーを送り続けています。六白金星は生来にして、リーダーシップの素養を持ち将来的にも帝王の風格を持つ素晴らしい星です。  






    【六白金星の基本構成・構造】

    ・星・・・金星
    ・色・・・白色
    ・方位・・・西北、乾宮(けんきゅう)
    ・素数・・・9、4
    ・五臓・・・肺臓(はいぞう)
    ・五元素・・・窒素
    ・四季・・・冬(寒露~大雪)
    ・十二支・・・戌(いぬ)、亥(い)

    六白の白は透明な白。例えば透明な水を白いコップに注ぎ、何か物を入れると光の反射で物の角度が違って見えます。その白いコップに入れた透明な水の色が六白の白です。方位としては北西になり、十二支における戌(いぬ)と亥(い)の間に存在することから、乾はいぬいと読まれます。四隅(しぐう)であるため、四正(しせい=30°)と比較するとその倍の60°にわたる広範なエリアがあり方位は取りやすいです。六白の方位には9と4の数字がよく出てくるのも特徴的。
     


    【窒素について】

    ・10~11月(戌月、亥月)は大気に含まれる窒素がほかの月より多くなる
    ・乾六白の刻は19時~23時までの4時間を指す、尚、この時間帯は酸素が最も薄く少なくなる
    ・人間の体は酸素が減ると、体が疲弊しタンパク質の補給を求めてくる、また眠気も強くなる、蛇足だが寝る30分前に牛乳を飲むと、タンパク質が供給(=一白水気由来)されるので良いという説もある
    ・眠っている間に酸素とタンパク質は体内において充満する、そして目が覚めるというのが人間の生体機能の一でもある
    ・窒素などは子どもがたくさん吸いすぎると良くないと言われる、特に幼児の場合、注意が必要である
    ・成長期の子ども→東南、東の祐気で木気を吸収してどんどん育つ
     


    【六白金星の象意】

    ・機械
    ・自動車
    ・動物
    ・法律
    ・条約
    ・学則
    ・規律
    ・円満
    ・動き
    ・働き
    ・軍隊
    ・君主
    ・命令
    ・主人
    ・上位
    ・父親
    ・官庁
    ・後援
    ・守護
    ・血圧
    ・懐妊
    ・幼児


    等々

    まずは上記の象意に則り、一部重要象意について御伝えして参ります。ズバリ、六白は動の作用を顕(あらわ)します。人間を含む哺乳類など、多くの生命体の体には心臓があります。そしてそれは決して止むことなく働き動き続ける・・・その働き続ける容態が所謂(いわゆる)「人生」であったりするわけです。故に生物のみならず、機械、自動車などの象意も挙がってきます。使役されている間、ひたすら動き続けることを求められるモーター、電気系などの機械、超重要な動きの源・バッテリーなど、走力を担保するものが集積されて自動車も成り立っていることにお気づき頂けるでしょう。  


    【太陽と六白】

    太陽は常に光熱を発し、宇宙を明るく照らすことで地球上の万物を育成しています。その流れから申し上げると、六白は体中に血液を送り続けるポンプさながらの役割を果たしています。常に動き続ける六白金星へ無条件に光熱を送り続ける太陽は、九星気学における六白の立ち位置、即(すなわ)ちリーダーの資質を見抜いているが故に、Power(力)を援助しているとも言えそうです。  


    ま と め

    ・1.六白金星の基本構成、構造において六白の白は極めて透明な水の色に該当することが示されている
    ・2.六白金星の方位は・西北、乾宮(けんきゅう)で、四隅に位置するため、四正の二倍、60°の広さがある
    ・3.六白金星の五元素は窒素で、10~11月の戌(いぬ)月、亥(い)月は大気に含まれる窒素がほかの月より多くなる
    ・4.睡眠の働きは体内の酸素不足と、タンパク質要求により起こり体にそれらが満ちると覚醒する
    ・5.六白象意の共通点は生き物や機械等の動くものが多数、挙げられている
    ・6.太陽は常に動き続ける六白金星へ、無条件に光熱を送り続ける働きを持つ
     


    『編集後記』

    昨年は中宮に存在した六白金星。今年は五黄土星で原点回帰の年。地道に種蒔きの一年となっていますが、そういう面で考えると昨年の六白金星時、鑑定士の方々が口を揃えて「動くのは今だ、今だ!」と強調されていたのもよく判ります。何でもかんでも強く言われるだけで、気持ちがぐらぐら揺れ動くようでは厳しい生存競争の中、生き抜いては行けません。しかし素直さと先見性、ベースに社会性を以た上で気学の言うとおりに行動していけば、多くのことがきっと良くなっていく筈です。今年もあとふた月切りましたが、力の限り溢れる思いで事に立ち向かっていきましょう!  


    この人生に、
    皆様との出会いに感謝します。

    誠にありがとうございます。



    2013年10月28日月曜日

    五黄最終回・お天道様はいつも見ている

    五黄土星の皆さま、こんにちは! 全九星の皆さまもいつもどうもありがとうございます。五黄は良きにつけ悪きにつけ九星気学の粋であることは間違いなく、五黄土星、五黄土気、五黄性、五黄全てが気学の核を修得(コアコンセプト)することに繋がります。本記事も多角的に五黄について切り込んでいきたく思っています。


    九星気学の学びの中枢は、対五黄についての知識や知恵、経験を積むことに眼目が置かれています。五黄土気の凶暴性を知り、五黄殺を始め五黄の剋気の影響を受けないよう認識する、それがとても重要になります。まずは五黄を除(よ)ける習慣を徹底的に身につけること! それこそが実践の始まりとなるでしょう。気学に出会えた人は本当に幸せですね。







    【五黄の凶暴性を認識しよう】

    ・五黄殺を始めとして、五黄土気は本当にもの凄まじい力を有する
    ・五黄殺を始め、六大凶殺方位、五黄由来の剋気などを徹底して除ける能力を修得すべし
    ・五黄全般に理解を深めること肝要
    ・具体的な五黄の外し方を学び、実践する
    ・気学による開運法をしっかり身に付け、かつ実践し動きの経験値を積む
    ・同じ地図を見ることについても、知っているだけでは旅人が地図に見入っているのと同じである
    ・地図を見て、それを頼りに気学的な体験を多く積むべし
    ・自分自身で気学的な体験をしていくことが一番の学びになる
     


    【剋気が呼ぶ泥棒】

    過去、五黄剋気を犯してしまった経験がある―ということは何らかの原因がある筈・・・と気学では考えられます。枚挙に暇がない五黄剋気についての現象・・・気学を学ぶ私どもにはよく理解でき、五黄を犯さずに済んでも気学を知らない人にとっては仕様がないのも大きな事実です。縁(よすが)を頂いていることに大変な感謝ですね! さて本命星が五黄同会の時、泥棒に入られやすいという事実があります。泥棒は五黄回座(五黄殺)方位から潜入します。主に西北から入られやすいという指摘もあります。とにかく入り口にはしっかりと鍵をかけるとともに、その対沖(たいちゅう)の暗剣殺方位にも注意が必要となります。  


    【正邪の心は万人が持つ】

    どんなに聖人君子と呼ばれる人にも心の隙間はあります。表面的に澄ましていても心の中は正邪の心によって葛藤に満ちているようなところではないでしょうか。そんな邪(よこしま)なもう一人の自分は、頭の周囲をぐるぐると回ったり飛んだりして、常日頃から攪(かく)乱してくる嫌な存在です。「こんな案内がきたけど・・・これくらいのことだったらいいんじゃないかなー、どうかなー」、「そうだよなあ、自分で自分を楽しませるようなこと、最近全然やってないもの・・・いいんだよ、やったって!」、「うーん、しかしこんな店に行ったってことかみさんにばれたら怒られるだろうなあ・・・ああ、どうしようかなあ?!」心は揺れに揺れ、右往左往、どうにも決断が出来ない迷いのような状態、こういう時というのは本当に二つの心がせめぎ合うような感覚で、不快ですよね。  


    【この世は因果応報】

    結局、この世は因果応報で成り立っています。いいことをしたのだったら良い影響が、悪いことをしたのだったら、悪いものが自分への報いとして帰ってくる。九星気学の一白から九紫までの祐気と剋気、これは偉大なるものが収斂(しゅうれん=引き締めること)させた素晴らしい学問です。大切なのはそれぞれのメッセージも皆、バランスなのだということを悟れるか否かにかかってくることになるでしょう。  


    【邪悪心を制御できるのは九紫のみ】

    数字の中で一番尊いと呼ばれる九、色の中でも至高と呼ばれる紫、この融合で九紫は存在しています。九は数の中でも最高級と見做(みな)されます。何故なら一の単位で九以上の数字は皆無であり、一白から始まった数字が、九紫によって極まったということが出来ます。十は神を意味する数字ですので、最も神に向かい高まった状態にあるのが九であり、結局九紫火星であると言うことが出来る所以(ゆえん)であります。  


    【大いなるものとのふれあいを求めて、神棚を祀る】

    神の声が聞きたいが故に、神棚を祀る・・・まさにそういうスタンスを持つことが人類には求められている。そういった行動をして謙虚になることが今、大いなるものが一番喜んで下さることと聞き及びます。子どもの頃、親や近所の人に「そんなことしてたらバチが当たるよ!」、「お天道様に顔向け出来ないだろ!」そういうことを言われ注意され育った人は幸いです。お天道様・・・=太陽=大いなるもの=神です。悪いことをしていても見つからなければ大丈夫・・・そんな子どもの発想を(最近は大人の方がこういう発想をしているかも知れませんね・・・)「否、お前たちはお天道様に見られているんだよ!」という鋭利な言葉で思い知らせてくれた時代を懐かしみながら、古き良き日本に還るべき時が近づいていることを感じましょう。
     


    『編集後記』

    九星気学を学んだバランスある思考で精神を調整することはとても大切です。それぞれの星の特徴をよく理解しバランス良く自己の生活に取り入れる。そして物心(ぶっしん)ともに豊かな暮らしを目指して歩んでいく・・・、無闇矢鱈(むやみやたら)にいきがったり、猜疑心や敵意に振り回されることなく、相生の暮らしと人間関係をお互い体得していきたいものですね。私も長いこと貧のどん底のような暮らしを続けた時代がありました。しかしやはり『衣食足りて礼節を知る』・・・、家計上少しの余裕がないと、人生の意味が本末転倒してきちゃうように思います。そして五黄最終回の当ブログはやはり、最後もこのことを皆さまに強調しておかずにいれません。

    とにかく五黄殺だけは絶対踏まないよう歩いて行って下さい。極端なことを言うようですが、生きて還って来られるのはまだ幸せです。死して無言の帰宅をしないために、愛している周囲を泣かさないために、絶対五黄殺は避けましょう。
    この人生に、皆様との出会いに感謝します。

    誠にありがとうございます。



    2013年10月27日日曜日

    五黄中宮の本年に、日本人の特性を考えてみよう

    五黄土星の皆さん、こんにちは! 九星全ての皆さま、ご訪問ありがとうございます。長く続いております五黄土星の御伝え。しかし取材メモを見るとようやく終わりが見えてきました。五黄土星の教えは気学を学ぶ者にとって、とても大切なポイントなのでここでさらなる五黄の学びを深めて参りましょう。

    五黄中宮の剋気強い一年を乗り越え、本年蒔いた希望の種は実となり、来年に大いなる稔(みのり)として結実すると思います。大きな剋気を乗り越えるためには、日本人が忘れかけていた和合の精神の復活を目指すことが、何よりも一番の近道となります。日本精神の復活が一番望まれるのはほかならぬ日本人であることを、強く認識して参りましょう!






    【五黄中宮の年の特筆的な注意事項】

    ・家の中に五黄性と破壊力が充満してしまう
    ・リフォーム、改修といった事柄を行うと、住人の五黄性吸収を幇助(ほうじょ=手助けすること、援助)してしまう
    ・行いが強引かつ強欲となり、人生へのマイナス要因が増えてしまう
    ・他人目から見ても非常に欲が強くなり、浅ましくなりやすい
    ・五黄土気の(年、月における)新規事は大凶
    ・相対(あいたい)して六白金気の新規事は拡大する
     


    【和合の想念で五黄性を駆逐】

    前項の物事に対処する良き手段は、数千年以上皇統連綿と続いてきた天皇家を中心に据えた、我が日本人の精神性がものを云います。即(すなわ)ち日本人の和合(わごう=仲良くすること、睦まじくして親しむこと)の精神が人の心の在り方を高め、敵対ばかりしている五黄の精神を駆逐(くちく)し円(まる)く治めることに繋がっていくのだと思います。強欲な心、破壊的想念の権化たる五黄性は例え日本人であっても、誰もがある一定持っています。それを知った上で精神性を高め合い、人の役に立つ人間になろうとする心はとても美しいものです。  


    【神棚も仏壇も消えていく?!】

    昔から日本人の家には神棚なる、神を祀る伝統が息づいてきたことは言うに及ばないでしょう。神を祀る家の集積体である国家は自ずと栄え、先祖を祀る仏壇もたいていの家には神棚とセットで存在してきました。まさにこの感覚こそが神仏混合の思考であり、信仰への緩やかで大らかなスタンスを如実に語っていると言えます。こういった美しい国のかたちも戦後日本の心無き教育の偏頗(へんぱ=偏って不公平なこと)のせいで歪められ、国体の中心なき教育のせいで失われてきてしまっていることは大変悲しいことですよね。神棚や仏壇がセットであった日本人の家からは二つとも消え、今では心ある家にしかないのでは・・・?と思わせられる惨状に至ってしまっているのではないでしょうか。  


    【気学は身を助く】

    正月の初詣、お彼岸の先祖供養、お盆のお墓参り・・・底流にこういった行事が残り続ける限り、日本の国は護られ続けていくと言えるでしょう。日本人の精神性の根底には数千年続いてきた崇高な教え、学びがあります。学び続ける限り、日本は必ずいろんな意味で復興を遂げていくと思われます。家や会社に神棚を祀る=お祀りをすると神は人間の五黄性をコントロールしてくださることに繋がります。自分が間違ったことをしようとしている時、いい方位さえ取っていれば、必ず神は正しい方向をお示し下さいます。即(すなわ)ち、自分の行く手に危機が迫っている場合、その方向にいくことを軌道修正して下さる、災害に遭わないように、交通事故に巻き込まれないようにとその一歩手前でストップして下さるという働きが起きます。  


    【神棚は天から与えて頂く受信機】

    ここまで御伝えしてきた内容は、目に見えない不可視な領域のことであり、また人それぞれの信仰に関わる問題なので、決して強制できる事柄ではありません。ただ、それらのことはとても大切なエレメントであることをご理解頂けると幸いです。最後に神棚にまつわる気学的な考え方を記してこの稿を終えます。
    家の中心から見て、一番位(くらい)の高い方位は西北ですが、実際神棚を祀る方位に相応しいのは、北方位から南に向けて祀るのがベストです。それが出来ない場合は西方位から東にかけての明るい方位に向かって祀るのも次善策と言えます。神棚のお祀りで外すべき日にちは九がつく日で、九日、十九日、二十九日、そして十二月三十一日が挙げられます。神事を行うのは豊かな気持ちで行うのがベストです。自分の力だけではなく、神棚は天から与えて頂く受信機になることを踏まえましょう。  


    ま と め

    ・1.五黄中宮の年はマイナス要因や剋気が充満
    ・2.五黄性を駆逐できるのは日本人の和の心
    ・3.神仏混合の思考も日本人の美徳であった
    ・4.気学を学び、神棚も祀ることで正しい方向へ
    ・5.神棚は北方位から南に向けて祀るのがベスト
     


    『編集後記』

    本記事は五黄剋気に対処していく具体的な方策と、日本人としての矜持(きょうじ=誇り)を持ち生活していく重要性について書かせて頂きました。古き良き日本の姿を見つめていくと神仏のご加護を賜り、一日一日を感謝で生きる善想念の素晴らしさに気づかされます。五黄中宮の本年もあと二ヶ月もすれば終了、というところまで暦は進んで参りました。【五黄中宮の年の特筆的な注意事項】で書かせて頂いた通り、皆さまにおかれましてもいろんなことがここまでにもあり、そして残された二ヶ月にもいろんなことがあることと思います。九星気学の学びを活かして、生成発展の道を進んで行きましょう!

    この人生に、

    皆様との出会いに感謝します。

    誠にありがとうございます。




    2013年10月24日木曜日

    秋と冬の五黄剋気・土用について3

    五黄土星の皆さん、こんにちは! 九星全ての皆さまへ、ありったけの思いを込めて本記事も書き上げます。たくさんの方に見ていって頂きたいですね。さて本記事も五黄土気が媒介する季節、土用について御伝えさせて頂きます。どうぞごゆっくりしていかれて下さい。

    秋も冬も季節柄なのでしょうか、厳しい剋気が目白押しです。剋気に負けず堂々たる人生を送るすべ、それが九星気学の真髄でしょう。本記事は土用期間をも活かして、近い将来に飛躍する方策が示されています。剋気には陥らないよう適切なメッセージを受け止めて参りましょう。






    【秋の土用剋気】

    ・私的な災難を招く
    ・政治に関係する人は、意気込みがあっても達し得ない(選挙に勝てない、選挙に出れないなどありとあらゆる理由で政治家になれない)
    ・裁判事、交渉事は遅滞し、判決に至るまで長い年月を要する泥沼化へ
    ・公文書での失敗が起きる(自分で決裁し印を付いたものの中に、決裁に相応しくないものが混じり、自分の責任問題にまで発展しかねない)
    ・喉、咽喉(のど、いんこう)の持病が特に扁桃腺(へんとうせん=口の奥の両側にある)を中心に発生或いは悪化
    ・扁桃腺悪化の気学的要因は、秋の土用期間に種蒔きや土掘りなどの農業的作業を行った人が罹患(りかん)する傾向
    ・それらの農作業は土用を外し、土用入りする前に行った方が良い  


    【秋の土用(十月)で一年を締めくくる】

    九星気学の法則に順(したが)い生きていくと、人は必ず生成発展するように出来ています。そのパワーをさらに磐石(ばんじゃく)にしていくための手段として以下の方策が挙げられています。
    毎年十月中に翌年の一月、要は新年度における計画を立てた方が相応しくうまくいく方法であるということ。秋の土用の終わりである十一月七日を待たず、十月後半の土用期間で一年を締めくくったことにするという考え方は、気学を学ぶ人の間ではセオリーとなっています。十月の土用中に翌年度(来春一月)の計画や、そのために行動をしていく運気を、新年に向けて高めるよう行動し、そして新年早々スタートダッシュをかけるという展開が見えます。
     


    【気学は生成発展のための具体的方策】

    その前哨戦として、新年のための行動は十一月から展開するのが良いと気学では教えています。十月にたっぷり考え尽くして生まれた資料等を用い、上手くまとまった計画を基に十一月に向かっていけば天地の運気を活用でき、翌年度を輝きに満ちた一年とすることが可能となります。九星気学にはこういった生成発展のための具体的方策が示されていることも大きな魅力・人気の秘訣となり、学びに入っていきやすい学問であると言えるでしょう。  


    【冬の土用剋気】

    ・新規事業などを立ち上げたら、異性問題が発生する
    ・金銭運用に支障発生
    ・借金を転用するなどして、社内的に大きな問題となっていく
    ・食べ物の食中毒症状に陥る危険性高し
    ・家庭内で親も子も不平不満に満ち、家族同士の和合精神も枯れ果てる
     


    【土用への心得を持とう】

    土用は四季の節末に必ず訪れます。土用の作用をしっかり知って自分の実生活に活かし、土用の剋気に影響されなければ多くの人々は必ず生成発展し、目標も達成出来ます。人間はそもそもが生成発展するように、大いなるものによって創造された存在なのですから・・・。土用中の基本線は新規事を自粛して違う時期にスライドさせたりしながら、剋気に当たらないよう気を付けて歩んでいくことが大切です。また他の気学の学びも併せて積極的に研讃し、気学の要素がたっぷり入った予定表、メモ帳などを作成するくらいのゆとりを持って焦らず不動心(大きく構えるという意味で)で毎回乗り越えていくことが肝要となります。
     


    ま と め

    ・1.秋の土用は、政治家志望の人がいつまでもそうなることが出来ないというようなある種、私的な剋気がつきまとう
    ・2.裁判事、交渉事は遅滞し泥沼化の様相を呈したり、自分の責任による公文書での失敗が起きるなど心労が絶えない
    ・3.新年度の計画も成熟させて、さらにライバルに差をつけるスタートダッシュも切る
    ・4.そのため十月末を以て今年度を〆て、十一月を準備の月とし、新年度はばく進する勢いで業務に励むことが可能となる
    ・5.九星気学は生成発展を確実に引き寄せることが出来る具体的方策と云える
    ・6.冬の土用は家庭不和や女性(異性との)問題などが首をもたげ出す時期と見られる
    ・7気学の要素満載の予定表やメモ帳を作り、活用しよう
     


    『編集後記』

    本記事は秋冬の土用剋気について詳報させて頂き、さらにはその剋気にどう対処していけば良いのか御伝えさせて頂きました。如何でしたか? 秋も冬もものすごい水準の剋気でしたね(^_^;) ある程度の地位にいた人が転落していく典型像のように思えましたし、私も将来、この人生に大成功を収めても決して有頂天になってはいけないな・・・と内省いたしました。これからも土用期間が来る間、「あれ、あのブログは何て書いていたかな?!」と回顧して頂けるサイトを目指し今後も精進いたします。お読み頂きありがとうございました!

    この人生に、

    皆様との出会いに感謝します。

    誠にありがとうございます。




    春と夏の五黄剋気・土用について2

    五黄土星の皆さま、こんにちは! 九星全ての皆さま、こんにちは。一年の季節の変わり目に必ず訪れる五黄剋気の季節・土用について書き進めて参ります。どうぞ宜しくお願い申し上げます。次の季節の準備期間である土用は五黄性がとても強いもの。地中の中の変化作用と、大気の乱れも発します。その厳しい時期について、平時から確実に捉え、転ばぬ先の杖(つえ)としたいところですね。

    春夏秋冬の狭(はざ)間、年四回に渡り五黄土気を発する土用期間中には、気をつけねばならぬ問題が多々あります。それもまた季節ごとに五黄土気の噴出する現象が非常に多岐に富みますので、その概略をまず当ブログでお読み頂き、そして皆さまの意識の中に書き留めて頂ければ幸いです。






    【土用の入りと明けについて】

    まず土用期間が始まる日のことを土用の入りと呼びます。そしてその土用の時期が終了することは土用の明けと称されます。ここでは土用の入り、明けの時期を明確にご理解頂けますよう整理していきます。 
    [各土用についてのご説明]
    ・春の土用の期間=四月十七日から五月五日(立夏)まで、辰月の土用
    ・夏の土用の期間=七月二十日から八月七日(立秋)まで、未月の土用
    ・秋の土用の期間=十月二十日から十一月七日(立冬)まで、戌月の土用
    ・冬の土用の期間=一月十七日から二月三日(立春)まで、丑月の土用
    ・上記四季の土用を把握し、気をつける習性を体得、暦を駆使して暮らすスタンスを構築しよう
     


    【季節ごとの土用を踏まえ、自分の行動計画を決めていこう】

    土用の時期を的確に押さえることで「その時期は土用中だから気を付けよう」、「今回の新規事は土用の前に済ましてしまおう」という具合に土用という形で示されている剋気に入る前に、先手先手で自分の行動を決めていくことが大切です。それでは以下に春夏秋冬における土用別の特徴を順序正しく御伝えしていきます。  


    【春の土用剋気・四月からの展望】

    今まで良い関係にあった人との親愛の情に変化が出てくるのが春の土用における大きな問題の一つと言えましょう。親交に難が生じ、仲の良かった仲間や家族間という近しい人間関係において何とも形容し難い微妙な雰囲気が発生し「何か急変してしまったなあ・・・」という感覚に見舞われやすくなります。また職場や会社の労働・労使関係に悪影響が発されたりもする。また子女の難儀な異性関係発生や、職場における人事問題などで頭を痛めるシーンも増えるでしょう。またものの考え方から思想に至るまで自己を悩ます問題が現出してきます。
     


    【夏の土用剋気・七月からの展望】

    新年度からの好ダッシュに乗り、イケイケどんどんで進んできた自分の属する会社や貴方自身の好調ぶりに対し、夏の剋気は御社や貴方のさらなる発展の芽を摘(つ)むべく動き、そのチャンスを押しつぶそうというような作用を次々に起こしてきます。まず働く者にとっては非常に大切である成果が達成できないような事態が出てくるでしょう。会社勤めで営業職の方でしたら、この事態がどれほどご自分の存在証明に影響を与えるかよくご理解頂けると思います。営業に限らず、製造部門や開発部門など会社の根幹に関わる職域の方も「クオリティを落とさずにもっと売れるものを作れ」というようなテコ入れにさらされ、改めて夏の剋気の厳しさを知ることになるやも知れません。
     


    【夏の土用で会社員は注意をしよう】

    またその雰囲気を漂わせる現象として出てくる剋気で特に男子は「職業に影響する」とズバリ指摘されている事実がありますので、男性社員の皆さまにとっては要注意の時期となります。一方「女子は良縁の機を失う」と示されています。ご自分の人生観で主婦として頑張っていきたい・・・という気持ちが強い方は、この剋気に注意されると同様、日頃の言動に慎みを持ち、輝ける女性の品格を保つことも非常に重要となるでしょう。  


    ま と め

    ・1.土用が始まる日を土用入り、終わる日を土用明けと呼ぶ
    ・2.春夏秋冬の土用明けは須(すべか)らく季節の始めまで網羅する
    ・3.2を証明する理由は立夏、立秋、立冬、立春を以て土用期間は終息し、新しい季節が到来することにも顕れている
    ・4.春の土用の傾向は職場、家庭問わず今まで好調だった人間関係が難しくなってくることが挙げられる
    ・5.夏の土用の傾向は春先の好調さに翳(かげ)りが出始め、目標を達成できないなど勤め人にとっては厳しい状況が現出する
    ・6.夏の土用に女子は、良縁の機を失う危険性がとても高いので要注意である
     


    『編集後記』

    本記事は春夏の土用剋気について詳報させて頂きました。まとめの5、6に目を通されて男性も女性も「それは困る!」という気分にさせられるものがあったのではないかなあと拝察致します。今の時代「男も女も関係ない!」という世の中にはなってきましたが、それでもやはり男にとって自分の仕事が伸び悩むというのは、非常に危機感を煽られるものがあると思います。女性もまた一生キャリアを積み続けて、仕事は辞めないというスタンスの女性が加速度的に増えてはいます。しかしながら今も昔も変わりなく女性の多くは自分が花嫁になるその日を夢見続ける、それでこそ本然(=ほんぜん、ぼんねんともいう、生まれつき、自然のまま、ほんねん)の女性像に違いはないと、少なくとも私はそう思っています。

    本記事では土用についての簡単なおさらいの後、春と夏における土用の剋気について書かせて頂きました。如何でしたか?
    この人生に、

    皆様との出会いに感謝します。

    誠にありがとうございます。




    2013年10月22日火曜日

    五黄剋気の季節・土用について1

    五黄土星の皆さま、こんにちは! 全九星の皆さま、本日もご参集下さりありがとうございます。本記事は五黄以外の他の星における四季(季節)、例えば一白水星なら冬で大雪(たいせつ)から小寒(しょうかん)まで、四緑木星ならば夏で清明(せいめい)から芒種(ぼうしゅ)までとなっている部分に当てはまる五黄土星に付随する土用(どよう)と云う特殊な期間について書かせて頂きます。

    土用は四季の節末・約18日間にまたがって春夏秋冬で一回ずつ、計四回にわたり訪れる五黄土気が天地を支配する期間を指します。次の季節への準備期間に該当しますが五黄性が強く、十分に気を付けて過ごすことが大切となってきます。特に新規事や設備投資、結婚などに対し剋気が作動されることが多いので、軽はずみな行動は慎む必要がありそうですね。





    【土用期間の基本構成】

    まず他の九星では四季を構成する一部の時期一つが割り当てられていますが、五黄土星にはそう言う意味での割り当ては皆無です。以下、独自の構成を示す土用について表にまとめていきますので、どうぞご一緒に目で追いながら確認していきましょう。
    [土用とは?]
    ・次の季節への準備期間に該当する
    ・土用期間は五黄土気が強く発生し、五黄性が旺盛に働く時期となる
    ・地中で大規模な変化作用が起きる
    ・大気は乱れ、乱気流が盛んに発生する、飛行機のパイロットも操縦に苦労すると云われる
    ・土用期間は一年に四回、春夏秋冬(しゅんかしゅうとう)四季の変わり目に(大体)18日ほど存在する
     


    【土用の該当期間】

    それでは気になる土用期間を記します。
    ・春 4月17~5月5日
    ・夏 7月20~8月7日
    ・秋 10月20~11月7日
    ・冬 1月17~2月3日
    時折、年によって多少の差異が発生する場合もあります。
     


    【土用の特徴を確実に踏まえる】

    さてここで大きな問題ですが、土用が年に四回あるということを知る人はこの世にたくさんいらっしゃるでしょうか? 答えは「NO」で私ども九星気学を学ぶ者を除けば、特に土用の有無を気にせず生活している人が多数派と見ることが出来ます。土用の存在そのものも知らない人が多く、極端なことを云えば「そういえば夏場にうなぎを食べると良いとされている日があったかな」くらいの把握で生活している人がとても多いのではないかと思われます。残念な話ですが、それだけ気学を知り、気学の教えを踏まえて生活している人は鮮少(せんしょう=非常に少ないこと)であると云うことが出来るでしょう。また五黄由来の不幸現象がはっきり日にちまで明かしてやってくるということで、突如として不運が襲来してくるわけではありません。しっかり土用に対する知識を高め、それを着実に除けていけば良いのです。  


    【新規事や結婚は避ける】

    土用の存在を知る私どもは逆説的に云えば「年に四回気をつけることが出来る」ということが云えます。前述した通り土用期間は五黄土気が天地を支配するので、破れの形が悪影響を及ぼします。故に生活の上で自分の行動に対し、とても気をつけねばならない時期にも該当します。万人に対して新規事や機械の購入といった設備投資、さらには結婚(婚姻)も控えるべきです。「随分、慎重にならざるを得ないんだなあ」と心に引っかかる方もいらっしゃるでしょう。でもそれほど重く考える必要はありません。土用期間明けに延期するか、もしくは土用入りする前にずらして行うという方策もあります。フレキシブルに対処していきましょう。  


    ま と め

    ・1.九星のうち八星までが一年間の季節の一部を一つずつ担うが、五黄土星(気)にはそれがない
    ・2.春夏秋冬の合間の期間=土用の四回を以て五黄土星(気)が担う季節とする
    ・3.土用は次の季節の準備期間で五黄性が強いので、剋気を吸収しないよう細心の注意を必要とする
    ・4.気学を知らない人は土用を意識することは鮮少(せんしょう)なので、剋気に侵される危険性が高い
    ・5.気学を学ぶ私どもは生活全般に五黄性が影響していないか気をつけながら、禁忌とされる行いを犯さないようにするべきである
     


    『編集後記』

    年に四回、天地が強い五黄性を発揮する時期、それが土用です。これは私感なのですが少し楽天的に考えてみる必要もあると思います。不幸不運の源が私たち人類にちゃんとアポイントを取って、日にちを決めて訪れてくると考えることも出来ますよね。決して突然襲来するものではないことを認識すれば、その脅威もさほど神経質になる必要もないと見ることが出来ます。要はちゃんと土用前に準備を怠らず、土用期間には禁忌事項を絶対犯さずに嵐が過ぎるのを待つようなスタンスを取ることが重要となるのではないでしょうか。但し、他の季節とは、格段に注意を払い過ごすことは大切となります。

    この人生に、
    皆様との出会いに感謝します。

    誠にありがとうございます。





    【九紫祐気】社会科の凋落ぶりに刮目(かつもく)せよ!

    九紫火星の皆さん、こんにちは! そして九星の皆さま、いつも応援ありがとうございます。本記事は余りにも問題が多すぎる我が国の義務教育について、気学的な見地から抽出(ちゅうしつ)し俯瞰(ふかん=高いところから見下ろし全体の状況を把握すること)してみたく思います。どうぞ、ごゆるりと考え...