2013年10月28日月曜日

五黄最終回・お天道様はいつも見ている

五黄土星の皆さま、こんにちは! 全九星の皆さまもいつもどうもありがとうございます。五黄は良きにつけ悪きにつけ九星気学の粋であることは間違いなく、五黄土星、五黄土気、五黄性、五黄全てが気学の核を修得(コアコンセプト)することに繋がります。本記事も多角的に五黄について切り込んでいきたく思っています。


九星気学の学びの中枢は、対五黄についての知識や知恵、経験を積むことに眼目が置かれています。五黄土気の凶暴性を知り、五黄殺を始め五黄の剋気の影響を受けないよう認識する、それがとても重要になります。まずは五黄を除(よ)ける習慣を徹底的に身につけること! それこそが実践の始まりとなるでしょう。気学に出会えた人は本当に幸せですね。







【五黄の凶暴性を認識しよう】

・五黄殺を始めとして、五黄土気は本当にもの凄まじい力を有する
・五黄殺を始め、六大凶殺方位、五黄由来の剋気などを徹底して除ける能力を修得すべし
・五黄全般に理解を深めること肝要
・具体的な五黄の外し方を学び、実践する
・気学による開運法をしっかり身に付け、かつ実践し動きの経験値を積む
・同じ地図を見ることについても、知っているだけでは旅人が地図に見入っているのと同じである
・地図を見て、それを頼りに気学的な体験を多く積むべし
・自分自身で気学的な体験をしていくことが一番の学びになる
 


【剋気が呼ぶ泥棒】

過去、五黄剋気を犯してしまった経験がある―ということは何らかの原因がある筈・・・と気学では考えられます。枚挙に暇がない五黄剋気についての現象・・・気学を学ぶ私どもにはよく理解でき、五黄を犯さずに済んでも気学を知らない人にとっては仕様がないのも大きな事実です。縁(よすが)を頂いていることに大変な感謝ですね! さて本命星が五黄同会の時、泥棒に入られやすいという事実があります。泥棒は五黄回座(五黄殺)方位から潜入します。主に西北から入られやすいという指摘もあります。とにかく入り口にはしっかりと鍵をかけるとともに、その対沖(たいちゅう)の暗剣殺方位にも注意が必要となります。  


【正邪の心は万人が持つ】

どんなに聖人君子と呼ばれる人にも心の隙間はあります。表面的に澄ましていても心の中は正邪の心によって葛藤に満ちているようなところではないでしょうか。そんな邪(よこしま)なもう一人の自分は、頭の周囲をぐるぐると回ったり飛んだりして、常日頃から攪(かく)乱してくる嫌な存在です。「こんな案内がきたけど・・・これくらいのことだったらいいんじゃないかなー、どうかなー」、「そうだよなあ、自分で自分を楽しませるようなこと、最近全然やってないもの・・・いいんだよ、やったって!」、「うーん、しかしこんな店に行ったってことかみさんにばれたら怒られるだろうなあ・・・ああ、どうしようかなあ?!」心は揺れに揺れ、右往左往、どうにも決断が出来ない迷いのような状態、こういう時というのは本当に二つの心がせめぎ合うような感覚で、不快ですよね。  


【この世は因果応報】

結局、この世は因果応報で成り立っています。いいことをしたのだったら良い影響が、悪いことをしたのだったら、悪いものが自分への報いとして帰ってくる。九星気学の一白から九紫までの祐気と剋気、これは偉大なるものが収斂(しゅうれん=引き締めること)させた素晴らしい学問です。大切なのはそれぞれのメッセージも皆、バランスなのだということを悟れるか否かにかかってくることになるでしょう。  


【邪悪心を制御できるのは九紫のみ】

数字の中で一番尊いと呼ばれる九、色の中でも至高と呼ばれる紫、この融合で九紫は存在しています。九は数の中でも最高級と見做(みな)されます。何故なら一の単位で九以上の数字は皆無であり、一白から始まった数字が、九紫によって極まったということが出来ます。十は神を意味する数字ですので、最も神に向かい高まった状態にあるのが九であり、結局九紫火星であると言うことが出来る所以(ゆえん)であります。  


【大いなるものとのふれあいを求めて、神棚を祀る】

神の声が聞きたいが故に、神棚を祀る・・・まさにそういうスタンスを持つことが人類には求められている。そういった行動をして謙虚になることが今、大いなるものが一番喜んで下さることと聞き及びます。子どもの頃、親や近所の人に「そんなことしてたらバチが当たるよ!」、「お天道様に顔向け出来ないだろ!」そういうことを言われ注意され育った人は幸いです。お天道様・・・=太陽=大いなるもの=神です。悪いことをしていても見つからなければ大丈夫・・・そんな子どもの発想を(最近は大人の方がこういう発想をしているかも知れませんね・・・)「否、お前たちはお天道様に見られているんだよ!」という鋭利な言葉で思い知らせてくれた時代を懐かしみながら、古き良き日本に還るべき時が近づいていることを感じましょう。
 


『編集後記』

九星気学を学んだバランスある思考で精神を調整することはとても大切です。それぞれの星の特徴をよく理解しバランス良く自己の生活に取り入れる。そして物心(ぶっしん)ともに豊かな暮らしを目指して歩んでいく・・・、無闇矢鱈(むやみやたら)にいきがったり、猜疑心や敵意に振り回されることなく、相生の暮らしと人間関係をお互い体得していきたいものですね。私も長いこと貧のどん底のような暮らしを続けた時代がありました。しかしやはり『衣食足りて礼節を知る』・・・、家計上少しの余裕がないと、人生の意味が本末転倒してきちゃうように思います。そして五黄最終回の当ブログはやはり、最後もこのことを皆さまに強調しておかずにいれません。

とにかく五黄殺だけは絶対踏まないよう歩いて行って下さい。極端なことを言うようですが、生きて還って来られるのはまだ幸せです。死して無言の帰宅をしないために、愛している周囲を泣かさないために、絶対五黄殺は避けましょう。
この人生に、皆様との出会いに感謝します。

誠にありがとうございます。



【九紫祐気】社会科の凋落ぶりに刮目(かつもく)せよ!

九紫火星の皆さん、こんにちは! そして九星の皆さま、いつも応援ありがとうございます。本記事は余りにも問題が多すぎる我が国の義務教育について、気学的な見地から抽出(ちゅうしつ)し俯瞰(ふかん=高いところから見下ろし全体の状況を把握すること)してみたく思います。どうぞ、ごゆるりと考え...