野辺に転がる植物たちも目を凝らせば色とりどり |
今日は一白(いっぱく)、二黒(じこく)・・・と、九紫(きゅうし)まで続いていく 数(かず)と 色(いろ)との関連性を明確にし、少しづつ気学の核心に迫っていきたいと思います。
それぞれの数、そして色、これらが変われば示される人間性も違ってきます。まず以下に気学の世界ではっきり決まっている数字と色の組み合わせを記します。
<<数と色の組み合わせ>>
- 数 色 読みかな
- 一 白 いっぱく
- 二 黒 じこく
- 三 碧 さんぺき
- 四 緑 しろく
- 五 黄 ごおう
- 六 白 ろっぱく
- 七 赤 しちせき
- 八 白 はっぱく
- 九 紫 きゅうし
これらをご覧頂くと「あれ、白が三つもある・・・」とお気づきになられると思います。そして他は一色づつ六つあります。では気学では白だけ多く使われているのか・・・と言えばそうではなく、白もそれぞれ違う色を示しているのです。
一白の白は乳白色。六白の白は透明な白とされています。透明な水を白いコップに注ぎ、何か物を入れると光の反射で物の角度が違って見えます。その白いコップに入れた透明な水の色が六白の白です。八白の白は物から発生する白。物の形から波及する色で、例えば着色されていない机の角に光が当たり出てくる時などの白を指します。こういった色の特性を踏まえ、それぞれの白の先天的に良い点を活用し伸ばしていくとより「白」の力が活きてきます。
厳寒の滝壺、様々な白がある |
<<数色とその色の状態>>
- 数 色 色の状態
- 一 白 乳白色
- 二 黒 光の影
- 三 碧 海水の色、深さで変化
- 四 緑 黄と青の混合、生育途上の意
- 五 黄 原色の一つで変化の黄色
- 六 白 透明からくる白
- 七 赤 原色の一つで熟成の紅色
- 八 白 物から発生する白色
- 九 紫 原色(赤黄青)混合の最高色
また特筆すべき組み合わせについて以下に説明します。
四緑は自分からどんどん動いて、前向きにしていると願いが達成されていき素晴らしい人生になると評されています。また五黄はどんなことがあっても生き残り続ける強さを本来的に有するとされています。故に変化の激しい人生になりますが、そうあるからこそ深い人生になると言うことができます。
六白は正直な人が多く、七赤は生来、食べていくことに困らず物品にも恵まれた人生になる傾向があります。九紫は色の最高位で神社の禰宜(ねぎ)や神官、神主などが行事の際、紫の袴をはくのが通例になっているほど、尊い色と言うことができるでしょう。
紫がまばゆいラベンダー畑(北海道・南富良野) |
私は六白なので、「正直者」ということですが、確かにそうかも知れません。以前、自動販売機でジュースを買った際、同時に二本出てきてしまったのですが普通なら「ま、いっか・・・」という感じで持ち帰る人が多いものだと思います。私は自動販売機を外に置いて販売していた中華料理店に対し、何か心苦しくてわざわざお店に返しに行きました。店主はしげしげと私を見つめて笑い「あんたバカ正直過ぎるよ、持って帰りな!」とそのまま帰るのを促されたことがありました。九星気学はまさに生きた学問ですね(笑)
今日は九星気学で示されている 数(かず)と 色(いろ)について書かせて頂きましたが、いかがでしたか?
この人生に、皆様との出会いに感謝します。
お読み頂きまして、誠にありがとうございます。