真北（しんぼく）と磁北（じほく）について

真北（しんぼく）と磁北（じほく）


皆さんが例えば、ドライブ時などに何気なく見る地図がありますよね。一般的に上の方が北です。それは登山や未開の地を探検する際の必需品・「簡易コンパス」など、赤く染め上げられている「N極を指す方向が北」であるということも同様です。

簡易コンパス

九星気学は方位の学問。まず自分自身が方位的にどこにいるのか解らなければ、「吉方位に動け」と言われても、無論、動きようもありません。昔から方位を確認するとき人は皆、夜空に煌く北極星の位置から自分の地点を割り出してきました。
「北を知る」ことは事ほど然様に重要です。

また「北」についても大別すると二つの概念が存在しています。以下に記していきましょう。

《真北》（しんぼく）

• 真北とは地球の自転軸（回転軸）の北端で北極星に該当します。地球の磁力とは本来的に自転から発生し、北から生まれています。地球の自転軸における延長線上に「本当の北」があり、それこそを真北（しんぼく）と呼びます。
• これは方位磁石の示す北とは違うもので、究極的に宇宙の根源的な方位を捉えています。航空機のオートジャイロはこの真北が基準になっています。

真北‐磁北の相関図

 《磁北》（じほく）

•  磁気を捉える簡易コンパス等が指し示す北のことです。
•  磁北の位置は時間、場所によっても変化します。
•  磁気コンパスのN極（北）を指す方向は、若干西に偏角します。専門用語で「西偏（せいへん）」 とも呼びます。 

iPhoneでは標準装備されているアプリは偏角することなく、真北を指す能力を有しています。また磁北との測定差異についても計測します。

気学で鑑定する際も、真北をとる流派と磁北をとる流派があります。その互いの立場が異なるために根本的に方位が変わってくることもあり、注意が必要です。特に「引越」など重要なポイントについて、ギリギリのところを通る時などは気をつけた方が良いでしょう。また普遍性の高い北方位はセオリー的に鑑みて「真北」と考えるのが無難だと思います。

また自宅等で正確な方位を調べたい時などに重宝するのが
「あちこち方位」というPCサイトです。



あちこち方位

あちこち方位・画像

http://h200.com/houi/

「あちこち方位」では細かな設定も可能ですが、【方位線の種類の設定】において偏角のレ点を外し「気学１２方位」に設定して調べてください。便利なアプリの登場に従い、先人の皆さまと較べると実に簡便に方位を割り出せる時代になりました。iPhoneやあちこち方位で、引越、お水取り、開運旅行などの行き先を見つけ、積極的に動いて、或いはじっくり検討して九星気学を取り入れた生活に弾みをつけて頂きたいと思います。

私の現在使用しているケータイは、もうかなり古いもので、「ガラケー」と呼ばれるカテゴリに分類される「ウォークマン機能重視」のものです。音楽がとても好きなので、よく「着うたフル」をダウンロードし悦に入ってます。最近入れた曲は坂本龍一と井上陽水のやつで･･･。もうほんと加齢臭が強いセレクトかも知れない(^_^;)ので、曲名は明かしません。
今回、この記事を書いてもう時代は、完全にiPhoneなんだなと遅過ぎる学びを得ました。いろいろ縛りがあって急には変えれませんが、次のケータイはおとなしくアップル様に跪（ひざまず）こうと思いました(^◇^;)


今回は「真北」と「磁北」について書かせて頂きました。

この人生に、
皆様との出会いに感謝します。  


お読み頂き、誠にありがとうございます。