2013年11月27日水曜日

七赤金星の象意

七赤金星の皆さま、長らくお待たせ致しました。兄弟星の六白金星の後を継いで、七赤金星について御伝えして参ります。九星の皆さま、本記事にもおいで下さり誠にありがとうございます。金運の星、七赤金星の祐気について大いに気にかかるところですよね。本シリーズも皆さま、どうぞよろしくお願い致します。

金運の星として他の九星から一目置かれる存在=七赤金星。それにあやかるべく多くの人が七赤祐気を取りたいと願います。象意も金融関係がズラリと並び、経済の喜びを示します。経済の血液は金銭の流通であり、その循環が経済を潤し続ける。また七赤生まれの子どもは豊かさに慣れきっているため、わがままに育つ傾向があるので対策が必要ですよ。




【七赤金星の基本構成・構造】

  • 星・・・金星
  • 色・・・赤色(白)
  • 方位・・・西、兌宮(だきゅう)
  • 素数・・・四、九
  • 五臓・・・肺臓
  • 五元素・・・窒素
  • 四季・・・秋(白露~寒露)
  • 十二支・・・酉(とり)
  • 時刻・・・午後五時~午後七時
  • 十干・・・庚(かのえ)、辛(かのと)

色の部分で赤色と並び白とも表記しています。これは四方四神の白虎の方位と同じことに起因しています。四方四神についての詳しい記事は次のURLからご覧下さい。http://kyuuseikigaku.blogspot.jp/2013/06/blog-post_18.html  


【七赤金星の象意】

  • 金融
  • 貨幣
  • 金銭
  • 質屋
  • 銀行
  • 現金
  • 月賦
  • 宝石
  • 金属
  • 一爻不足(いっこうふそく)
  • 悦ぶ
  • 柔和
  • 祝典
  • 流通
  • 贅沢
  • 引退
  • 食べ物
  • 無尽
  • 結婚式
  • 能弁
  • 窪み
  • 背反
  • 腎臓

上からズラッと金融業や、お金そのものの象意が華々しく賑わっていますね。七赤金星と言えば何といっても金運の星。気学を知っている人はもとより、特に学んでいない方においてもそのことを知っている人は少なくないでしょう。「80パーセント以上の人が七赤金星の祐気を取りたいと願っている」と評価する鑑定士の弁も聞いたことがあります。七赤金星=西方位は特に経営者にとっては必須の星であり方位です。金運、経済、流通を自己の目指すランクに引き上げるためにとても大きな力を持つ「幸せの星」と呼ばれています。経済の喜びは七赤金星、精神の喜びは四緑木星、この二つの星はそのようにカテゴライズ出来ます。  


【経済の血液は金銭の流通】

国民生活に必要不可欠な金銭の流通作用を人体になぞらえる(=較べる)と、血液に該当します。それくらい金銭の流通は人々の生活において重要であり、循環し続けることが経済全般を潤すことに繋がっていきます。  


【七赤生まれの子どもの出産が確定的になったら、緊張感を持つ!】

また七赤祐気、西方位祐気を取るとその方の仕事などが循環する上に、体調も上向いて健康になると目(もく)されます。こういった健康の良い波、経済の良い波を受けて、ご夫婦が非常に良い環境で睦んで生まれる子どもは自ずと幸せな運命を持って誕生してきます。反面、不平不満をよく訴えわがままな子ども、引いてはわがままな人間になっていくことが懸念されます。七赤金星の子どもが生まれる状況となった場合、懐妊したことに浮かれてばかりいてはなりません。「よし、これからが勝負だ!」とお二人で良い意味での緊張感を持ち、夫婦が豊かな状態だからこそ増長せず、強い気概を持って出産に向かっていって下さい。  


【七赤っ子の一つの特徴】

しかしながら・・・お二人のツメが甘かったのか、想定外のわがままさだったのか残念ながら「人の言うことを聞かない子ども」に育ってしまう場合も多いでしょう。良好な環境での出産・育児なので、どうしても我が子可愛さで甘やかしてしまった・・・自分を取り囲んでいる富を「当然」と思ってしまうのも七赤の子どもの特性ではあります。  


ま と め

  1. 西、兌宮(だきゅう)は賑やかで金運強い方位である
  2. 金運関係目白押しの象意からも七赤金星=西方位は、特に経営者に必須となる祐気を持つ星と云える
  3. 金銭のまんべんない流通こそが、経済を循環させ潤していく
  4. 七赤生まれの子どもはわがままに育つ確率高く、富を当然のことと考えがちになる危険性がある
  5. 七赤の年に子どもが生まれることを察知したなら、緊張感を持ってわがままな子どもにしないよう強い気概を持とう
 


『編集後記』

あー、七赤金星を書いていたら本当に羨ましくなってきました。自慢じゃないですが私は、北海道の貧乏臭い寒村で生まれ、親父は仕事で出ずっぱり。母親はノイローゼ気味の状態で私を生んだそうです。この七赤との真逆さが、かえって清々(すがすが)しいものを感じるのは、多分に私の性格がM的だからでしょうか(^◇^;) しかし子どもは自分の親を選んで生まれてくるとも云います。(ほかにもいろんな説があると思います・・・)ですからいつも私が締めの言葉としている「この人生に、皆様との出会いに感謝します。誠にありがとうございます」はそれなりのバッグボーンがあって、多少こだわっている部分もあるのです。とまれ(=いずれにせよ)七赤の祐気は人間として生きていく上で、とても重要です。チャンスがあればどんどん積立していきたいものですね。

本日もお読み頂き誠にありがとうございました!




【九紫祐気】社会科の凋落ぶりに刮目(かつもく)せよ!

九紫火星の皆さん、こんにちは! そして九星の皆さま、いつも応援ありがとうございます。本記事は余りにも問題が多すぎる我が国の義務教育について、気学的な見地から抽出(ちゅうしつ)し俯瞰(ふかん=高いところから見下ろし全体の状況を把握すること)してみたく思います。どうぞ、ごゆるりと考え...