2013年12月9日月曜日

【七赤金星】多少の贅沢はむしろ必要【すべての九星】

七赤金星の皆さまこんにちは! 九星の皆さま、本日もよろしくお願い申し上げます。師走の風がどんどん強く感じ始められている昨今、これから忘年会だ、クリスマスだ、冬休みだと忙しさの中にも、何か明るい気分が流れます。本記事では七赤象意でもある酒食とは、社会人の付き合いはどうあるべきか、気学的に答えを探してみたいと思い、稿を起こしました。

それではどうぞお読みください。







【贅沢(ぜいたく)は本当に敵なのか?! 否、少しの贅沢は味方です!】

  • 昔も今も多くの人たちの心の根底に「贅沢は敵だ!」という観念が強く根ざされているきらいがある
  • 人のためにお金を使うことは、その対象者に喜びを与えることが出来る
  • 気学的に表現すれば、西の祐気を使うことにより人への感謝、率直な喜びを表現することに連環する
  • 取引先に信用があるから信頼関係を醸成でき、その関係から貯蓄できたお金を人や物に投資する余力が生まれる
  • ほどほどの贅沢と「無駄金だったかな?」と思える出資は、七赤の吉効果に繋がる
  • いつも緊縮財政でキツキツな節約に目を尖(とがらせている)と、人間の心はどうしてもギスギスとしてしまう
  • いつも粗食ばかりで困窮した内容の食事を続けていると、その行為は七赤剋気に繋がっていってしまう
  • 普通で週に一度、最低でも月に一度は外食でも或いは家でも良いので、分に応じたご馳走を食すべき、できない場合は剋気が発生しかねない
  • 時代がどう変遷(へんせん=移り変わること)しても、人は相手の第一印象で判断することを踏まえ、適度で相応なファッションでまとめ身奇麗にしよう、そしてその機会を姿見などで見つめ自分自身も楽しむゆとりを持つべし
 


【皆を楽しませる力を得よう】

楽しむことは人とお金を寄せる七赤性であり、周囲から「楽しい人だな」と思ってもらうことはとても素晴らしい祐気に繋がります。経済的な安定がある上に、人徳がありさらにユーモアセンスも高いとなれば憧れの上司になるのは必定(ひつじょう)。これだけの祐気的項目が上がる、世間一般でいうところの贅沢は決してさしたる贅沢ではないと気学は断じています。但し、その収入を得るプロセスがパチンコなどの違法賭博による剋気的なギャンブルであったり、況やカード会社やフリーローン、そしてサラ金からつまんでやるというのは全くのお門違いですので気を付けて下さい。あくまでもちゃんと仕事をして、収入を得た中から出来る範囲で・・・という意味ですのでここは、是非ともお忘れなきようお願い致します。そもそも「贅沢は敵だ!」などという言葉自体何やら戦争中の国で中枢機関から盛んに国民へ、呼びかけられる常套文句みたいですね。ただそういった精神性はわが国においては、一人一人の精神性の奥深くに、遊ぶことへの罪悪感として突き刺さっている観念として現実に横たわっているのは事実かも知れません。逆説的に言えば、それだけ多くの日本国民は真面目だということが出来、強いストイシズム(禁欲主義)を有することは明らかだと思います。  


【懇親会などの酒食を契機に、みんなで打ち解け合おう!】

会社によっても海外に社員旅行を連れて行く場合もあれば、せいぜい伊豆熱川あたりで一泊二日くらいが昔からの社員旅行の行き先になっている場合も少なくないでしょう。特に昨今の若者から見て取れる徹底的な個人主義から俯瞰(ふかん=高所から見て全体像を捉える)すれば「行きたくねーなー、うぜえなあ」という対象に社員旅行は堕していることは間違いないでしょう。・・・そうですね、もう20年くらい前からそれらの場は嫌がられていたかも知れません。しかし嫌なのは承知で、そしていやいや行ってみて「・・・あれ、思ってたより面白かったなあ」なんていうパターンになることは以外に少なくないかも知れませんね。
懇親会とはどこかの河岸(かし=物事や飲食をする場所)で、飲食を通しつつ構成員の人的交流を深めることで結果、七赤性が出てくるという普遍的な尺度で測れば、それはそれで重要なものではあるのです。七赤性が高まりますから、自ずと会社の金運、セクションの金運、チームの金運、個人的な金運も、その会合が楽しめれた者であればあるほど相生効果が出てきます。  


【懇親会で喧嘩する困った奴もいる】

しかし中にはせっかくの会社の運気を上げ得る祐気取りの場で互いに日頃のストレスを爆発させてケンカを始める痛い人たちも出てきます。私個人では「おうおう、やれやれ!」と思う質なのですが、気学的には社内会合のケンカは御法度(ごはっと=禁じられていること)です。
 


【大切な決め事は、夜の酒食現場で諮(はか)られる】

また懇親会のような大規模なものでなくても、業界の一部有力者らが飲食を共にする、営業的ニュアンスの強い酒食の場というのもしっかり新橋、虎ノ門界隈を中心に(笑)存在しています。それらの交流の中から従来の取引関係がよりホットになったり「じゃあ、例のあの仕事、御社にお願いするよ!」というような重要事項が水面下で決まったりと、酒食を共にした会合でいろんなことが打診され合っていることを知りましょう。東京の夜では確実にいろんなことが、政・財・官の河岸でも決まっていることを覚えておいて損はないです。
 


【酒食の席は信頼関係を創る】

そもそも酒食を共にするということは、恋人たちのデートと同じで親密度を上げたり、様々な共通点を見い出すことで各々(おのおの)の交流を深めることが出来る、人間の信頼関係における基本と言えましょう。
 


ま と め

  1. 日本人の倫理観の奥には、酒食のため街へ出ることを後ろめたく思う潜在意識がある
  2. いつも緊縮財政を自分たちで強いていると、心がさもしくなる危険性があるので出来得る範囲で、たまに贅沢するのは吉である
  3. 人は第一印象で相手を測る、男女とも多少はお洒落にキメることも必要である
  4. 七赤性に満ちた上司は部下から愛され、尊敬を得る
  5. 社員旅行に代表される懇親会に出たくない若者は嫌でも出てみると、意外な発見が与えられその後、以前より前向きに仕事をするようになる場合もある
  6. 世の中の歴史は要人が集まる、夜の酒食場で決まっている側面もある
 


『編集後記』

私も随分、記者時代にいろんな人が集まる場所で酒食を共にしてきました。世の趨勢(すうせい=成り行き)が決まっていく現場で、ペーペーだった私はさしたる感動もなく、努力も足りませんでした。これからの清岡はもっと貪欲に、決して会社にぶらさがらないで闘うストロングな書き手に成長したい・・・そう思っています。長文お読み頂きありがとうございました。




【九紫祐気】社会科の凋落ぶりに刮目(かつもく)せよ!

九紫火星の皆さん、こんにちは! そして九星の皆さま、いつも応援ありがとうございます。本記事は余りにも問題が多すぎる我が国の義務教育について、気学的な見地から抽出(ちゅうしつ)し俯瞰(ふかん=高いところから見下ろし全体の状況を把握すること)してみたく思います。どうぞ、ごゆるりと考え...