七赤金星(七赤性)と四緑木星(四緑性)はともに、喜びの星と目され素晴らしい評価が与えられています。物質的な喜び事を司る(つかさどる=支配・管理する)のは七赤金星、精神的な喜びを司るのは四緑木星に該当します。それでは本記事も物質面の喜びの星・七赤金星について肉迫して参りましょう。
七赤金星と言えば贈り物をもらった際、天真爛漫に喜ぶ人が多いとされています。如何でしょうか、皆さまの周囲にはイノセントに、無邪気に、贈り物一つで大喜びされる方は配されていますか? 一概には言えませんが、その方は七赤金星の可能性が高いです。贈り主も「こんなに喜んでくれて嬉しい!」と自分の運気を上昇させ得る作用さえ持ちます。
【七赤金星は喜びを全身で示す】
- 七赤金星の最大の魅力は、人からプレゼントを頂くと爆発的(?!)と言ってもいいくらい、素直に相手へ自分の喜びぶりを大きく表現する
- 七赤の喜びはイコール七赤祐気に繋がる
- 七赤金星のみならず、プレゼントの贈り主をも「こんなに喜んでくれて・・・! あげてよかった!」という悦びの感覚が贈り主の運気を上昇させる
- 贈り主は七赤に対して「あげた自分が喜べる」ような心の躍動を七赤に対して持ち続ける
- 贈り主にとって「あ、どうも・・・」くらいの心が入っていない、リアクションの人には「嬉しくないのかな?」と思わされ、寂しい気分になることもある
【喜べば喜び事が喜んで、喜びを連れてやってくる】
人様との交流・親睦によって贈り物を往還し合うことに無理がないのなら、是非安いもので十分ですから続けてみては如何でしょうか。相手が大変喜び、その後楽しく運気が上がっていくようなら、これは人間関係上、是非やっておくといい習慣だと考えられています。そして人に与えるだけではなく、自分自身もこのエピソードを、人に伝えていくことがとても大切です。やがて喜び事は悦んで、貴方の方にやってきます。いずれ貴方の周囲でプレゼントの喜びが口コミとなって、言うなれば悦びの波及効果と呼べる現象が顕著化し始めてくる筈です。【泣いて暮らすのも人生、喜んで暮らすのも人生です】
七赤祐気は日常生活でも身に付けることが可能です。貴方の周囲に不幸があり、長い期間、意気消沈しておられるならば、そうなってしまうのは貴方だけではありません。誰もが越えなければならない悲しみの峠です。今は心のままに無理をせず、ゆっくり峠越えに専念されて下さい。ただいつまでも悲嘆に暮れていてはいけません。辛いでしょうが貴方は這い上がらねばなりません。泣きながら悲しみに染まって生きるのも人生、新しい展開を見い出し悦びを探しながら暮らすのも人生です。喜びの人生をつかむためには自分の喜びをしっかり示す、そして目に映るもの全てに感謝する。自分の人生の大切なリセットボタンを覚悟して押して・・・、そこからまた上がっていきましょう。
【七赤金星の職業】
- 基本的に食べ物や料理は須(すべか)らく七赤性に該当する
- 飲食店、居酒屋、食堂、多岐に渡るさまざまな食品関係も七赤性
- 第三次産業(いわゆるサービス業全般)、外食産業も必然的に七赤性
- 会計士、税理士、銀行員、金融業
- 貿易業、古くから近郊農業などの作物を行商していた方々(多くは女性)、販売店など
- 兌(だ)は兌換券(だかんけん=兌換することを規定した銀行券、兌換銀行券)を指し、今現在では、流通する紙幣
- おおよそ取引や金銭が絡むものは七赤祐気に該当
ま と め
- プレゼントに歓喜する力は他星よりも遥かに群を抜き、七赤祐気の基(もとい=基礎、土台)となる
- 贈り主も相手がとても喜んでくれるので、贈り主の運気が上昇する
- 仲間のプレゼント交換が、人間関係上祐気を発していると思えるなら続けるのが吉
- 泣いて暮らすのも人生、喜んで暮らすのも人生・・・それならば祐気をたくさん取って、愉しい人生にした方が遥かに得である
- 七赤生まれの就業傾向は、まず飲食店をはじめとした外食産業、次いでサービス業全般などが多くを占める
- 他には金融関係全般、貿易など、紙幣(金銭)の流通に関係の深い業種が当てはまる
『編集後記』
大事な人に贈り物をするために、街を闊歩する女性(例えばバレンタイン)の姿をよくテレビのニュースで観ますが、本当に真剣そのもの。人のために尽くしたい、自分をもっとよく識(し)ってもらいたい・・・そんな凛とした風情を醸し出す女性は個人的に非常にそそられます(笑) 相手に諮(はか)って買うプレゼントはハズレがない分、あまりトキメキません。しかし自分でありとあらゆるものの中から「これだ!」というものをプレゼントする際は、実は人間の脳は恐るべきスピードで情報精査をしているのではないかな・・・と私は思います。皆さまも気持ち程度で良いので、本記事の習慣を始めてみませんか?!この人生に、
皆様との出会いに感謝します。
誠にありがとうございます。