2014年1月15日水曜日

八白土星の祐気

八白土星の皆さま、こんにちは! 全九星の皆さま、お世話になります。様々な顔を持ち、変貌を遂げる八白土星。まさに変化の象意通りですよね。本記事は八白の祐気について書かせて頂きます。どうぞよろしくお願い致します。

剋気が多い印象の八白土星ですが、本当に素晴らしい祐気も多々散見されます。本記事では八白の祐気を数多く挙げるとともに、八白と吉方位旅行の関係性、最終的には家の体の面を持つ事実を焙(あぶ)り出し、更なる八白土星へのご理解に寄与できるよう書き綴らせて頂きます。兄弟、従兄弟などを始めとする交際への寄与する力にも触れています。






【八白土星の祐気】

  • 八白の良い方位を取ると、混乱していた物事を改善する契機が生じ、実際改善できる
  • 整理整頓が上手になる
  • 整理整頓をせざるを得ない強制力として艮方位は常に清浄の気を保つ必然性がある、しっかり片付けていれば大変、素晴らしいことへと発展する
  • 混沌としている現状を打開し発展に繋げる
  • 今までテコでも動かないような厳しさがあったことが、八白の祐気を取るとどんどん良い方向へ転換し得る
  • 艮凶家相(うしとらきょうかそう)の自宅に住む人は八白、艮方位への祐気取りで吉運を補充すべし

 


【東北方位への吉方位旅行】

凶家相の改造、リフォームなど予算以外の問題のみならず、タイミングなど現実的に難しい状況が横たわっている時は、良い方位への吉方位旅行がお奨めです。特に東北方位へのお水取り、祐気取りは効果が高く運気の補充には最適と言えましょう。運気は刹那(せつな=時間の最小単位を指しきわめて短い時間、瞬間のことを云う)に追われながら目まぐるしい日々を過ごしていると、運がすり減ってきてしまいます。そのすり減ったところを良い気で補うと、万人の運気が補充されるのです。動くなら良い方向へ、それが吉方位旅行の基礎となります。吉方位旅行のある人生とない人生、経験されたことのあるあなたならもうそれはどれくらい大差が生ずるものなのか、感覚をもって断言できることでしょう。時間とお金とタイミングが揃ったら迷わず吉方位取り、これは九星気学の基本中の基本たるメソッドになります。
 


【兄弟、親戚との不仲対策】

「子どもの頃は損得勘定などあろう筈もなくあんなにみんな仲良かったのになあ・・・」決して少なくない方に大人となった今現在、親戚や兄弟との不仲という悩みがもたげる事実がお有りになられると拝察いたします。親戚、兄弟と上手に交際するには八白の祐気がどうしたって必要となるのです。これは万人揃って当該する祐気取りの一つとなります。但し当の八白土星は本命殺にあたり残念ですがこれを取ることは不可能です。ならば八白と方位的に相性がいい九紫回座、二黒回座があればそれらを積極的に取りに行きましょう。他にも六白金星、七赤金星の祐気があればそちらの方位に動き、存分に良い気を吸収することもできます。そもそも八白剋気には八白祐気とは逆に親戚との不仲(仲の遮断)という形が存在し、親戚とさらに上手くいかなくなる危険性があるので決して使わず、固く封じ込まなければなりません。
 


【人を歓迎し、歓迎される】

八白土星は人を喜ばすことが大好きです。人との交流の中で人を歓迎し、また八白土星も歓迎される、これは実に素晴らしい八白の祐気です。「ようこそ八白さん!」そうして人から招かれる。その方式で気まずくなっていた相手とも改善の兆しがどんどん出てくる。まあ稀にマルチ商法への勧誘等、下心や何らかの意図がある場合も多いので、その辺の見極めはしっかり目を凝らす必要があるでしょう。
 


【家の用(はたら)きと本質】

九星気学では家を体(形)=八白性と見做します。まるでお子さんを包み込むお母さんでもあるかのような優しさが、大きな意味を持ちます。用(はたら)きは六白性。住人を雨風から守り、住人を守護する役目を果たします。良い家相の家には良い精神の人が住む・・・これは厳然たる事実です。そういう意味で家相は大いなるものの守護を受けているか否か一つの重要なバロメーターにもなっています。家相と言われてもさほど興味を持たぬ或いは冷淡な態度をとる人と家相を大切に考えていく人では、やはり人生において大差が生ずるのは間違いないポイント。家相は私たちの人生を操縦していく上でとても重要で大切な意味を持つことを再度、ここで確認しておきましょう。
 


ま と め

  1. 混沌、混乱、未整理といった荒れた状態を艮宮は決して見逃さないので、それが一種の強制力となり家をいつでも整理整頓する習慣が身に付く
  2. 今現在、凶家相の家に住まざるを得ない立場の人は、艮方位への祐気取りで吉運を補充する必要がある
  3. 刹那に追われ続け運気すり減りし者は、積極的に吉方位旅行を行い補充しよう
  4. 兄弟、親族も子供の頃の純粋な輝いた関係は冷め、ともすると対立の想念に陥ったりするが、八白の吉方位を取ることで関係修復に資する力を頂ける
  5. 八白土星は人への愛情が強いので、歓迎する力もその逆の歓迎される力も横溢(おういつ=溢れていること)している
  6. 家相は大いなるものから守護されているか否かのバロメータになる、家そのもの(物体)が八白性となり、母親が赤子にするように住人を優しく包み込む
 


『編集後記』

つい先日の記事まで五黄の暴欲と八白象意の強欲について、並べて論じた砌(みぎり=時、折)もありましたが、本記事は八白性祐気が花開き、目まぐるしく変化し続ける八白の個性を感慨深く書かせて頂きました。聞き及ぶところによりますと、八白には個性豊かな様々な芸能人、プレイヤーたちが目白押しとのこと。今、把握している範囲で著名人の名前を書き出していきます。三船敏郎、三木谷浩史、岡本太郎、吉川晃司、大地真央、桑田佳祐、ヒラリー・クリントン、小田和正、長渕剛、和泉雅子、中森明菜、草彅剛、アンルイス、尾崎豊、吉田美和、草刈民代、秋元康、たかの友梨、秋野暢子・・・等々 確かにかなりきてますね(笑) 各世代のそうそうたるタレントがいーっぱいいますね。剋気強くとも、祐気でカバーする八白の力をそのそうそうたる顔ぶれから納得させられた気分です。

この人生に、

皆様との出会いに感謝します。
誠にありがとうございます。

【九紫祐気】社会科の凋落ぶりに刮目(かつもく)せよ!

九紫火星の皆さん、こんにちは! そして九星の皆さま、いつも応援ありがとうございます。本記事は余りにも問題が多すぎる我が国の義務教育について、気学的な見地から抽出(ちゅうしつ)し俯瞰(ふかん=高いところから見下ろし全体の状況を把握すること)してみたく思います。どうぞ、ごゆるりと考え...