2014年1月12日日曜日

八白土星の剋気・2 「八白と五黄の相関関係」

八白土星の皆さま、こんにちは。全九星の皆さまもようこそ! 本記事で八白土星由来の剋気を書き尽くせるよう頑張って更新して参ります。どうぞ、皆さま、よろしくお願い申し上げます。

強欲の八白、暴欲の五黄、共に剋気強い星です。それについて拘泥(こうでい=一つのことにこだわりすぎること)するのではなく、気学上絶対的に必要な両星として「気学の粋」と申しても過言でないことを確認しましょう。この二つが絡むと、どのような現象が体現されるのか・・・、また八白が抱えている宿命的事例についても御伝えして参ります。







【八白土星と五黄土星の相関関係】

  • 八白象意・強欲(ごうよく)を貫く人生でボロ儲けを続けた人間も、いつしかその悪徳に翳(かげ)りが出始めてくる
  • やがて強烈な清算期の幕が開き、正義は容赦なくその人物を打ち据え始める
  • 八白象意・強欲の集積体がその人物に対し五黄土気を呼び込む
  • 艮の剋気が特に五黄中宮年に尖鋭化(せんえいか=急進的、やり方が激しい)する
  • 五黄土気の八白回座は、特に気をつける必然性がある
  • 前述までの強欲、悪徳の人間は五黄中宮年に悲惨な死に方を遂げるか、もしくは廃人になる
八白と五黄は九星の中でも、特段に剋気深い組み合わせの一つであるということは確かに言えることではあります。
 


【八白が抱え込むパラドックス】

パラドックスとは逆説、逆理のことで八白土星も大きな自己矛盾を抱えています。八白土星は「強欲故に剋気盛んで貪欲(どんよく)、かつ大変な欲張り」という意味を持つ。「そこを注意して生きていきなさい」と気学からも、またそういう雰囲気を読める人からも指摘される。「自重して周囲に合わせチームプレイを心がけた方が良い」とややもすれば自罰的(じばつてき=攻撃を自分に向け自らを責める傾向があるさま、内罰的とも云う)な気分にさせられるフレーズばかりが耳タコになっ て本来の、八白土星の行動力を大いに殺(そ)ぐ可能性がとても高いと云えます。

本当の八白とは自己の暮らしが上向くように、もっと豊かになるために懸命に努力し、仕事に対しても一生懸命頑張る人が多い。会社側からすると怠け者社員より頑張り屋社員の方が断然良好な労働力となるのは必定(ひつじょう)。この角度から見ていけば八白性が強い人の方が、組織の幹部からは魅力的な社員とも評することが可能となるわけです。この問題についてはいろんな折衷案(せっちゅうあん=二つの相反する、または相違する物事を程良く調和させ折り合いをつけること、またそれに類する案)を提唱する方々が多いと思われますが、どうもそれも答えになっているようで答えになってはいない様子です。まさに八白土星と世の中が抱え込む逆説であるとも言えることがお判り頂けたかと思います。  


【山岳から落ちやすい八白】

八白土星が悪い方位に動いた場合、山岳などの高所から<落ちる・転落する>という大変危険な八白剋気があります。そのようなことがもし、貴方や貴方の身内に起きたら・・・考えるだけでもゾッとしますよね。そもそも登山自体が多くの危険に晒されたスポーツであり、難易度の高い山岳へのアタックは命懸けです。他の星の人でもそうなのですから、殊更落ちやすいと気学で見做される八白土星は、登山の際、或いは高い場所に行く時などは十二分に警戒なさって下さいね。
 


【創始者の財を次世代が食いつぶす】

ここまで幾度となく御伝えして参りました八白の、極めて強い上昇志向(単に向上心が強いというよりも、金銭欲、権力欲、出世欲などが強いといった意味でしばしば使われる)によって、徒手空拳(としゅくうけん=手に何も持っておらずまた、何かを始めようとする時に身一つで他に頼むものがない状態)でのし上がった創始者の強さと欲望の大きさには、経験した者でなければ理解不能な想像を絶する苦難があっただろうと拝察されます。社会的に、経済的にと高水準を極めた創始者の代において隆盛を見た一族も、すぐ次の世代、要は息子の代であっけなくすっからかんになり、全てを失う傾向が八白土星にはあるのです。
 


【所詮は成金・・・の可能性も】

いわゆる穀潰し(ごくつぶし=仕事をせず財産で道楽し、何の役にも立たない人物を罵る言葉)と化した後継者が一夜の夢でも見たかのように、金満だった一族をあっという間に壊滅に追い込んでしまうわけです。考えてみると、結局そういう家はそこまでの領域を出ない、一代限りの成金に過ぎなかったとも言えるでしょう。かといって全ての八白土星がそうだと云っているつもりはありませんので(^_^;)ご斟酌下さいませ。
 


ま と め

  1. 五黄土星はもとより、八白土星も気学上絶対的に必要な「気学の粋」に準ずる(なぞらえる、ならう)と申しても過言ではない
  2. 強欲を前面に出して荒稼ぎしてきたような者を天はそう簡単に許す筈なく、最終的に五黄性によって悲惨な死、或いは廃人への道が待つ
  3. 八白相手に協調精神を説いてみたところで、むしろ頑張り屋さんの素質を殺ぐのみになってしまっている部分がある
  4. 八白は労働者としての資質は非常に高く、懸命に働く熱情を持つ
  5. 八白の創始者が築き上げた一族の繁栄も、次代の息子による甚だしい穀潰しぶりで崩壊、「所詮は成金か」と世間は侮蔑(ぶべつ=軽んじ蔑むこと、侮り蔑むこと)するのみ
 


『編集後記』

冒頭に本記事で「八白剋気について書ききりたい」とおおみえを切ったものの、紙幅も足りなく叶いませんでした。それだけ剋気が多い星であるのも事実ですが、いろいろ難しい問題も散見され、八白ライティングを通して「生きること」について敢えて考えてみたくなりました。本日はここまでに致しとう存じます。

この人生に、
皆様との出会いに感謝します。
誠にありがとうございます。




【九紫祐気】社会科の凋落ぶりに刮目(かつもく)せよ!

九紫火星の皆さん、こんにちは! そして九星の皆さま、いつも応援ありがとうございます。本記事は余りにも問題が多すぎる我が国の義務教育について、気学的な見地から抽出(ちゅうしつ)し俯瞰(ふかん=高いところから見下ろし全体の状況を把握すること)してみたく思います。どうぞ、ごゆるりと考え...