2014年1月27日月曜日

【九紫祐気】社会科の凋落ぶりに刮目(かつもく)せよ!

九紫火星の皆さん、こんにちは! そして九星の皆さま、いつも応援ありがとうございます。本記事は余りにも問題が多すぎる我が国の義務教育について、気学的な見地から抽出(ちゅうしつ)し俯瞰(ふかん=高いところから見下ろし全体の状況を把握すること)してみたく思います。どうぞ、ごゆるりと考えて参りましょう。

民主党なる不勉強な寄せ集め政党が、我が国の国体を毀損(きそん)し続けた時代は、3年半も続きました。その間我が国は歴史上、最低最悪の権力者、もう顔も見たくない愚か者たちの酷い老醜を拝見させられ多くの人々が愚かな選択をしてしまったことに猛省の日々でしたね。これからは気学の徳を中心に徳の在り処(ありか)を探し続けましょう!







【本来的には九紫性そのものが教育だというのにも関わらず】

  • 指導する行為=これはすべての学びについて言えることだが、先生が行う授業、その全ては九紫祐気
  • 教育者は歴史の真実や正しいことを、感受性強き少年少女に偏向せずきちんと教える倫理上の責務がある
  • 正しいことを正しく伝える、それが教育者の正しい在り方である
  • 誤っていることを最もらしくプロバカンダ(宣伝)するような者は、一分も教育者としての資格はない
  • これら公務員(教員と名乗るもおこがましい)は非常に強い九紫剋気発動者であり、本来的に我が美しき国家において、教育者の名を語る資質などあろうはずもない

※戦後民主主義の美名のもと、多くの教員が当時のマルクス主義盛んな社会党左派や共産党にコロっと宗旨(しゅうし)替え、生え抜き左翼教育公務員の養成は爆発的に進行し、60~70年代において学校現場において凄まじく強い日教組教育の旗が振られた。今でこそ革命が起きる寸前のような時代背景ではなく、組織率は激減しているが、公立校においては未だ強烈な力を持ち、一部の心ある私立小・中学校で教育されなければ「支那、朝鮮のご機嫌取りに終始した人間にでもなれ」と言わざるを得ない社会科授業を、平気で続けている。



【落ちも落ちたり、学校教育】

学校教育、神社やお寺での教育、キリスト教会での教育など全ての平常な場所での人為的教育は九紫性です。徳育は道徳教育、食育は食事教育、体育は運動教育、知育は知識教育、才育は才能教育、これらは五育(ごいく)と称されます。しかし教育の中で、一番立ち遅れているのが学校教育そのものだ!・・・と笑うに笑えない現状があります。さて戦後民主主義という悪魔を育てるような長い期間、最も大切と断言して余りある教育、それは気学の立場で決めさせて頂くと断トツで徳育ということになります。戦前戦中においては現代の道徳などというゆるい教科名ではなく、修身という名で子どもの本分、親への感謝、社会に下座(げざ=下座、末座)する心、など様々な祐気を直接子どもに伝えてきたのです。修身・・・それは国民が作っていくべき、とても大切な人の生き様を教えるものです。日本再興の暁には修身が学校の教育現場で遂行されるようになっていたらどれほど素晴らしいことでありましょうか?


【この辺りの日本人のいい加減さ(柔軟性とも言える)、好きです】

日本はかつて、そして今も異常すぎるカルト宗教の跳梁跋扈(ちょうりょうばっこ)が目に付く国ではあります。そして無信仰人の多くは宗教団体に気味悪さを感じ、関連施設が出来る場所が発表されると、近隣住民による激しい抗議行動が行われることも多いです。しかし不思議なことに日本人は宗教嫌いなはずなのに、年末年始にかけてクリスマス、大晦日、元旦、七草など一体何を信じているのだ?!と突っ込まれても返す言葉もないくらい、見事に宗教を遊びに変換させて特段、なんの反省もしない、実にゆるく、柔らかい視点を持った民族と言えます。このことについては様々な見方がありますが、「別にこういうお祭り騒ぎが好きな民族だから、仕方のないことじゃないかなあ」と私も肯定的に考えています。



ま と め

  1. 現在の小・中公立学校には子どもへの指導法や心無い、腐敗しきった教育が蔓延し過ぎている
  2. 特に中学生という多感な時期の子どもに、日本兵が支那・朝鮮で暴れまわり、殺戮の限りを尽くしたという中韓のプロバカンダが入り過ぎた、嘘八百でおぞましい教科書を使っている学校が大多数となっている
  3. 日本も新しい歴史教科書作りを進め、国内にも心ある人たちの支援の輪が広がってきたことは大変好ましいことである
  4. とはいえ、国内公立の社会科教員は、労働組合の上部組織・連合を支える大組織・日教組に洗脳された者が相変わらず多く、街角の優秀な青少年にも論破されるか如きの低水準な偏向教育しか出来ない教員がほとんどではないだろうか?
  5. 宗教を毛嫌いしながら、クリスマスという宗教イベントを思い切り楽しんでしまう日本人の軽さはキリスト教国に失礼ではあるが、思いつめない柔軟性は評価に値する



『編集後記』

私どもが中学生だった頃にも反日教育(自分で自国を蔑む信じがたい日本の教育)はありました。しかしごく最近の教科書を見ると南朝鮮のテロリストがたくさん紹介され、百姓一揆や権力者への暴力などを是認する全く陽出ずる国・日本の特性を取り上げない酷い教科書になっていて驚愕しました。極々最近、嫌いな国として世界中から笑いものになっている南朝鮮や支那ですけれども、本当にこの国々には衛生観念や譲り合いの想念が全く以てなさ過ぎます。
日本人は培われた勤勉さと世界最強の工業国家のプライドを胸に燃やして歩んでいくべきです。安倍晋三総理は本当によくやってらっしゃると頭が下がります。これからも益々、光り輝く日本国たるよう、それぞれの持ち場で頑張っていきましょう。

この人生に、皆様との出会いに感謝します。

誠にありがとうございます。




【九紫火星】天皇陛下を慕いて神棚祀りを実行しましょう!

九紫火星の皆さま、こんにちは! 全九星の皆さま、毎度お世話になります。本記事は皇統連綿(皇室が絶えることなく綿々と続くさま。皇統は天子・天皇の血統。連綿は長く続いて絶えないさま。「連綿」は「聯綿」「連緜」とも書く)万世一系(永久に一つの系統が続くこと、多くは皇室・皇統についていう。「万世」は永久にの意。「一系」(同じ血筋)を貫くことの意。2600年もの歴史を有す天皇陛下について少々書かせて頂きます。

神社・・・私は本当に好きです。日本中の大きな神社から町や村の氏神様まで、ドライブしててよさ気な気を発している神社には、ついつい寄っては参拝してしまいます。参拝に匹敵するものは神棚をご奉戴させて頂き、出陣時に神と語り合う・・・この往還はとても効果的ですし、他人に対して優しく接することが出来るようになっていくことでしょう。
 





【三種の神器の時代に思いを馳せよう】

  • 鏡は神社の御神体の一
  • 八咫鏡(やたのかがみ)伊勢神宮所蔵、
  • 剣は神社の御神体の一
  • 天叢雲劍(あまのむらくものつるぎ)熱田神宮所蔵 
  • 八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)宮中所蔵
  • 勾玉は先史・古代の日本における装身具の一
この三つを以て、神は天皇陛下をお使いになり日本国を統治していると考えて差し支えありません。
 


【神棚祀りの重要性を説く】

神棚祀りの際は真ん中に必ず鏡を置きます。祀りにとって一番大切なことは、鏡を通し自分の心を映し出すこと。そして自分の心の中にも神性(=神が宿っていること)が宿っていることを早く知ることが大切です。今一度神棚を設置する方位や手順を復習してみましょう。
 


【神棚祀りの復習】

まず神棚を祀る方位は南向きです。家の中心から、西北の部屋に向けて設置する。格式の最も高い部屋で、陽気が最も強い位置が定まれば言うことはありません。家の様々な特徴のせいで南に向けられなかったら、今度は東方位が良いです。とにかく明るい方位に向かって設置するのが鉄則です。
 


【デキる経営者は毎朝、祈る】

神棚への参拝に対する形は、信仰心が無い人から見ると単に神棚という物体に祈っているかのように見受けられるようです。しかしその実相は、当然、神は実在します。故に毎朝、神棚に対し神の御姿を想像し、神と自分自身との心からの対話を日課にすること。経営者や組織のリーダーはこのお参りで得た想念を大切にして、両者とも一日一日を大切に生きていかれて下さい。
 


【お巫女さんは清々しく可憐さが漂う】

九紫象意には「何らかの対象を写す」という重要なポイントがあります。例えばカメラ、現像された写真、スクリーンいっぱいに広がる映画、日常生活における情報源としてのテレビ、そしてこのブログなど(笑)私共の生活はモニター、現代人は画像に縛られ過ぎている感じを私は持ちます。夫婦の時間をゆっくり取りたいので私たちは三年前、リサイクルショップにテレビを売却しました。まあ、ひとまずそれは置いといて(^_^;)、まずここでは冒頭に出てきた鏡の話をさせて頂きます。格式高い大きな神社に行くと、何とも美々たる袴姿で神事のご奉仕をするお巫女(みこ)さんに出会うことが多くありますね。あの長くストレートな黒い長髪は光を反射し、何故かしら、とても神々しく、そして大変美しくいつも私の目には灼きつけられているのです。それもその筈、神社におけるお巫女さんの存在は九紫の祐気に該当しているとのこと、「嗚呼(ああ)やっぱり神々しいわけだ・・・」とそれを知った時、心の底から納得できました。
 


ま と め

  1. 日本国が世界中から愛されるのは、美しい日本人の精神性とそして世界最強の王、天皇陛下を戴いている霊性の高さに対してのものが大きな要素
  2. 宮中、熱田神宮、伊勢神宮に所蔵されている三種の神器は日本がただの一国家でないことを知らしめている
  3. 神と天皇陛下に敬虔(けいけん=敬い慎むこと)な心があるならば、正しい方位に神棚を祀り、一日の弥栄(いよいよ栄えること)を祈念してから出社しよう
  4. 神棚へのお参りを毎朝、出勤前に行い、心鎮めて職場に向かうと良い一日になる可能性高し
  5. お巫女の美しさは九紫象意。道理で神々しい女性が多いわけである
 


『編集後記』

私が、えも言われぬ美しいお巫女さんを見たのは、今から10年以上前、甲府・武田神社でお神酒を振舞っていた、年の頃は17歳くらいの目映い程の清楚性と、凛として若干冷気を発しているかのような美しさに息を飲んだt時のことです。不謹慎な連れは「東京に持って帰っちゃいましょうか」などとふざけた暴言を口にしていましたが、あれ以降、あれほど美しいお巫女さんを見ることもなくなりました。きっとそれは私自身から若さの祐気をあまり発せぬようになったこととも関係していると思います(^_^;)
 


この人生に、皆様との出会いに感謝します。
誠にありがとうございます。





2014年1月24日金曜日

九紫火星「お手紙の往還から放出される祐気」など

九紫火星の皆さん、こんにちは! そしてご愛読頂いている九星の皆さま、その後お変わりありませんか?

刷られ配布される印刷物は九紫性を有します。個人間での手紙のやり取りは送る側が九紫祐気を、返信する側は四緑祐気を確実に得られます。思いを馳せている人へ向けて心を込めた文章を書き連ねてはいかがでしょうか。また本記事は印鑑押印の重要なツボ、お洒落をして街に出てみることも九紫祐気に繋がることを示唆しています。

 





【印刷物から手紙まで~広い九紫性の範疇(はんちゅう)】

  • 物を書くこと、印刷することは須(すべか)らく九紫性

  • 印刷物、書籍、新聞、書画、有価証券、手形等々に至るまで、芸術性や経済性に何ら影響をうけることなくそれらは九紫性である

  • 個人から頂いた手紙も、九紫性に該当する

  • 手紙は相手の感受性に働きかける、とても有効な手段

  • 手紙のやり取りが恒常化すれば送付側は九紫祐気、頂いた側は四緑木気の祐気に満たされる

    四緑木星は信頼関係を司(つかさど)る星。手紙に返信するのは九紫性。相手の信頼を勝ち取り、両者ともとても大切で、素晴らしい祐気に包まれます。  


    【信頼を増強させる力・文通】

    巳・酉・丑(みとりうし)の巳(み)は四緑性、故に信頼と連環します。手紙を頂いたら必ずすぐ返信することが大切で、この往還を繰り返すごとに信頼関係は加速度的に上昇すること間違いなしです。是非、四緑の祐気を頂きつつ、闊達(かったつ=心が開き、物事にこせこせしないこと、度量が広く融通の利くこと)な書簡往還で是非、四緑祐気と九紫祐気、この二つを駆使出来るようになりましょう。手紙は直筆で、贈る相手のキャラに併せて便箋や封筒を揃えるなどといった本来的な書き方もありますが、堅苦しいことは抜きにして、この時代においてはE-mailでの交換も文通に近い効力を発してくれると思います。  


    【九紫剋気・印鑑押印には気をつけよう】

    南方位の<九紫剋気には印鑑押印のミス>という落とし穴があります。一番厄介なのは自分が押印した記憶のない書類に、うっかりミスなどで、印鑑を押印してしまっていることではないでしょうか。日本は役所が印鑑にお墨付きを付与してくれる印鑑証明書があり、他国とのサイン社会とは全く比較にならない程の権威を実印は有しています。ですのでこのセンテンスの主人公は社内的に、もしくは社外的にも大変なミスをしてしまった科(とが=過ち、罪)で厳しい局面を経たことが想像されます。 
     


    【印鑑押印は午前中に実行】

    印鑑を押す時は是非、午前中にしましょう。契約ごとの際は陽の高い午前中に来社するよう、相手に伝え明るい日中に自分の心を込めて押印する・・・これは契約ごとにおいてとても大切なメソッドですので、心に灼きつけて下さい。そして実践を続けていけば、必ず午前中以外は押印しない人へと変貌を遂げていくでしょう。午前中以外に押印しないことは、九紫祐気の摂取を一回取るのと同様なくらいの力を有します。  


    【改めて素数の意味を解説】

    前段で印鑑を通して契約というものが、成り立つことについて触れましたね。契約とは基本、恒常的に数字を巡っての売る側、買う側における攻防戦でもあります。気学では全ての星に素数が宛(あて)がわれます。九紫火星の素数は二と七。そもそも素数とは1またはその数自身の他に約数を持たない生の整数を指します。素数は一の位でも2、3、5、7と四つもあり天文学的数字に至るまで無数に存在します。前述した通り九紫の素数は2と7。自然の摂理として南(九紫)方位に向かって行動していくと2と7の縁ができることを示しています。  


    【見目麗しゅう美麗な男女】

    誰が見てもバッチリキマっている美しい女性に、目が行かない男はどうかしているのではないでしょうか? 華麗な装飾は九紫性です。美容用品や化粧品など女性の必需品を駆使してキメた状態で、表に出ていくのは九紫の祐気です。それに対してばっちりキマった状態で街に繰り出した男性も九紫祐気に該当します。社交場では美麗な自分をアピールし、人の感性に訴求(そきゅう=周囲の欲求に訴えること)します。キメて外出することは九紫祐気。社会生活において身なりをきちんとするということは最低限の流儀でありルールでもあります。ただだからと言ってあまりに度が過ぎると悪趣味であり、人の目からは不相応に映る。これは九紫性の障害とでも言えるでしょう。分相応な九紫性が祐気を起こす只中で究極的には社会の飛躍や発展に繋がっていくのです。  


    ま と め

    1. 印刷物のみならず、手紙も九紫火気に該当する
    2. 文通を通して信頼関係を築くことが出来、送付側は九紫祐気を、返信側は四緑祐気を得ることができる
    3. 印鑑(特に実印)押印の際、覚えのない(契約)書類に押印などしてしまえば、信用は急降下、人生に関わるほどの大問題に発展しかねない
    4. 間違った印鑑押印を防ぐためには、必ず陽の高い午前中のみに押印することが大切、午後に回って来た書類は絶対明日の午前に延期すること
    5. 見た目を美麗に、かつ馴染んで仕上げたファッションに決めたなら、何らかの社交場に繰り出し、九紫性を発揮しよう
     


    『編集後記』

    本記事は九紫性が存分に働いたなら、周囲にどんな影響をあたえるだろうか―ということを想定し、気学の概念と照らし合わせてまとめさせて頂きました。元来、私も人に対し書簡を送るのは大好きで、下手な仕事の記事より熱情を込めて書いたりしています。文中でも当世においてはE-mailもあり・・・と書きました。細かいことを言うならば、あくまで私の持論から鑑みると、やはりE-mailはPOP過ぎないか・・・と感じる部分もあります。しかしそんなことを云っていたら確実にシーラカンスの領域に私も入ってしまいますし、メールはメールの様々な良さがあるのは私も重々承知しています。いずれにせよ、誰かと心を通わせていたい・・・という想念は素晴らしい愛情の発露(はつろ=表面に現れること)であると言えるでしょう。
     


    この人生に、皆様との出会いに感謝します。

    誠にありがとうございます。





  • 九紫火星「本命星南回座は美徳も腐敗もさらけ出す」

    九紫火星の皆さま、こんにちは! 全ての九星の皆さま、毎回毎回ありがとうございます。ご自分の関係あるところだけをささっと読むには九星気学は、実は、本当は、不向きであります。何故ならあらゆる現象が連環して、密接に絡み合うのが気学です。「めんどくさい」というイメージを読者様に与えてしまっている危険性があります。拙者だけでもどこを読んでも面白く学べるブログを目指していきたく思っています。

    この学問に目を向けて頂き、皆さまの先見の明(せんけんのめい=先々のことを見通す能力や見識)に兜(かぶと)を脱ぐ思いが致します。本命星が南に回座すると今まで隠していた秘密が表面化し、多くの人にバレてしまいます。しかし素直に実直に、そしてたくさんの徳を生んできた方には、思わぬ方面から白羽の矢が放たれる可能性がありますよ!
     





    【本命星南回座と厄の関連性を見てみよう】

    • 本命性の南回座は頭の中の片隅で考え患ってきたことや、密かに思っていたことが表に出てしまう
    • わざわざ相手に言わなくてもいいことを、言わなきゃならない・・・という強迫観念に駆られ、そして本当に言わなきゃならない破目になり、人間関係などが多々崩れる
    • 諸問題を抱え厳しい状態で南に入ると離婚、リストラ、転職を余儀なくされるなどそもそもは自分が蒔いた種であったことにやがて気付く
    • 九星気学のこの部分を知っていたら、そういう状態にならないよう先手を打てるので、九星気学という燦然(さんぜん)と光る学問が伝承されてきたとも言える
    • 天地南北の作用と云い、前厄は南方位、本厄は北方位に該当する
     


    【天地南北の(離作用】

    本命星が北に入った時(入る年齢)を厄年とします。北に入った瞬時、本命星の周囲は漆黒の闇に包まれ真っ暗闇。星を擬人化すれば、暗中模索の只中、前方を予測しながら動いていくようなものなので、この一年は初心忘るべからず・・・慎重に厄年は歩んでいく必要があります。ただ一説によると厄だからといって諸事に対し、怯えるほどのことでもなく、意外と調子良くやれたりするという考えの専門家もおられるようです。
     


    【本命星南回座において推挙?! 国家の要職】

    • 議員から大臣まで役職付きで、どこからかの政党から推挙(すいきょ=人をある地位に就けようと推薦する)される可能性を持つ
    • これまでしっかり徳を積んできたという風説が地域を超えて大きくなり、推挙の決め手となる
    • 但(ただ)し、これまでの行いが所謂「身体検査」=狡猾に金品を授受されたりするなど、その人物の存在に悪いイメージや実際の不正があったか調べること)に引っかかったりすると、よほどの肩入れがない限りもう政治家は無理と考えるのが妥当
    • 反対に徳を多く積み、不正などとは全く無縁で地域などに良い奉仕活動を広めるなどしてきた人は、徳が成就してこういった国家規模の職務に任命される可能性がある
    • 九紫火星の人は控えめなタイプが多いため、敢えて受けて立った方が吉。これについて重要なポイントは、多くの人々から推挙されて受けるという形が素晴らしい。誰も応援していないのに自分で「やる、やる、俺がやる!」というタイプは六白剋気に該当してしまい、結果もあまり上手くいかない
    この問題で大切なのは選挙に出る、出ないは別にして町で多くの人から懐かれ、立候補ではなく推挙されるような厚い信望を有しているところが大きい。
     


    ま と め

    1. 本命星南回座は、ずっと強迫観念が絡んで残存していた隠し事を白日のもとに晒(さら)す力を有する
    2. 運気が良くない状態で南に入ると、リストラ対象者になったり、解雇されたり生きていくこと自体がつらくなる不幸現象が起こる
    3. 本命星が北に入ると本厄になり、視界がない真っ暗闇な空間で何とか予測しながら歩けている状態になる
    4. 徳を積み、施しをし、あるコミュニテイの中でも聖者のように思われている立派な人は「選挙に出てください」と熱願されるまでになる
    5. 前項目で書いたような聖者の如き生き方が出来るよう、歩んでいくのが九星気学の王道とも言えよう
     


    『編集後記』

    本命星南回座で厳しい剋気や心配事に悩む人が多い反面、本文中で現れた徳や愛に溢れた方の議員推挙の話は私の心に、心地よい涼風を吹き込んでくれました。自分も爺さんとかになって、少しは世の中が見えてきた時、推挙の話がきたら喜んで受けようかな・・・なんてはしたないことを考えてしまいました。文中にもある通り、私は誰一人応援がないのに「俺が、俺が」の六白剋気です(^^;) そして回顧すると随分昔の子ども時代から、信頼がないくせにいろんなポストを所望する剋気強い人間だったように思います。まさに森羅万象を司(つかさど)る運命学・九星気学の強さの一端(いったん=部分)を垣間見た気がしました。

    この人生に、 皆様との出会いに感謝します。
    誠にありがとうございます。




    九紫火星「心の目(心眼)を開き、若い自分を伸長させよう」

    九紫火星の皆さま、こんにちは! 他の九星の皆さまにおかれましても活発な学習意欲、とてもありがたく誇らしく思っています。何卒、本日もよろしくお願い致します。

    身体的な目があれば、対局に心の目も人にはあり、それを一般的に心眼と呼びます。相手の目によって今、どんな心持ちなのか、どういうことを考えているのか・・・気学実践者ならおおよそのことは判り判断できるようになると言われています。本記事では心眼について、さらには主に若者の成長に関して必要な思考回路などをまとめました。

    それではどうぞごゆっくりとお付き合い下さいませ。  






    【洞察力を深め心眼を開く】

    心の眼、心眼を開けるようになれば・・・
    • まず目は口ほどにものを言う―という厳然たる事実を理解する
    • 目を見れば相手がどんな人物で、何を考えているのかおおよそのことは理解し判断できる
    • 心眼は九紫火星及び九星の精神性、自身の心をクールに洞察する力を持つ
    • 人間は誰もが、どこまでいっても第一印象の相手のイメージに心とらわれる(九紫の祐気に該当)
    • ほかにも直感や第六感などは、天から人間に与えられた素晴らしい天賦(てんぷ=生まれつき、持ち前、天性)の才である
     


    【メラビアンの法則】

    アメリカUCLA大学の心理学者/アルバート・メラビアンが1971年に提唱した概念。人物の第一印象は初めて会った時の3~5秒で決まり、またその情報のほとんどを視覚情報から得ていると言う概念。メラビアンが提唱する概念において、初対面の人物を認識する割合は「見た目/表情/しぐさ/視線等」の視覚情報が55% 、「声の質/話す速さ/声の大きさ/口調等」の聴覚情報が38%、「言葉そのものの意味/話の内容等」の言語情報が7%だったと言われています。
    (出典・ウィキペディアフリー百科事典より)
     


    【大切なのは笑顔と服装】

    前述の法則から紐解(ひもと)くと笑顔や身なり、そして対人関係は周囲に大きな影響を受けるということができます。そう見ていくとある程度の服装や服飾品は必要であり、行き過ぎていない適度の九紫祐気を取ることが日常生活でも大切になるということができます。こういったことの積み重ねが自分自身への信頼となり、物事に対する視察をする力が高まっていくことに連環します。
     


    【十干・丙(ひのえ)と丁(ひのと)を人体で顕(あらわ)す】

    身体も左右対称であり、陰陽のバランスで成立している
    <身体の陰陽>
    • 左眼は丙(ひのえ)で、気は陽、人体の左側を司り(つかさどり=支配し管理する)、男性ホルモンが分泌され続ける
    • 右目を丁(ひのと)で、気は陰、人体の右側を司り、女性ホルモンが分泌され続ける
    人体を大きく真ん中で区切れば以上のように分析されます
     


    【南方位で花開く若き頭脳】

    頭脳の形は六白性ですが、働きは九紫に該当します。子女(男の子、女の子)には九紫祐気を得るために大いに南方位に行かせることで、学力向上や精神の安定が見出されます。反面、高校生以上~20才くらいの若い子が南方位を通ることはある部分で要注意とも見られる側面があります。この場合、離の作用が発動しますので繊細な時期に、離があまりにも多いと精神的にきつくなり、場合によっては茨(いばら)の道を歩くような青春時代になる可能性もあるからそう指摘されているものと思われます。そこをしっかり押さえておけば、独身時代の男女にとってとても良い方位となり、正しい精神性が養われるように仕組まれていくと言えます。
     


    ま と め

    1. 心の目、いわゆる心眼を身につけると今まで見えてこなかった様々な事象がはっきりと見え出してくる
    2. 心眼を持てば、自分自身の内省にも役立ち、さらには向かい合う相手の考えていることすら場数を踏めば理解できるようになる
    3. 人間の出会いにとって決定的な役目を持つのは第一印象であり、男女ともくどくならない範囲で最大限のお洒落をすることは大切である
    4. 人体の左右に関するエレメントは非常に対照的に類別されている
    5. 子どもには積極的に南方位の祐気を取らせてあげると、学力向上や精神の安定など好ましい結果が出てくる
    6. 独身の男女も正しい精神性を南の祐気から摂取できる
     


    『編集後記』

    「目、見えなければ、心の目を開け!」よく時代劇などにも、こういうセリフが使われることが多い感じがします。心眼を得るにはもちろんぐうたらな暮らしの中から得られよう筈などありませんね。十分にその人その人の持ち場で懸命に働き、懸命に学ぶ・・・その往還のなかで、流されずに自分の大目標に向かって前進するうちに、徐々に徐々にと心眼は開かれていくことでしょう。場数を踏んで是非、この心眼は手に入れておきたいアイテムだ(笑)と言えるでしょう。

    この人生に、

    皆様との出会いに感謝します。
    誠にありがとうございます。




    2014年1月21日火曜日

    九紫火星「離(り)の作用」

    九紫火星の皆さま、こんにちは! 九星の皆さま、いつもご拝読ありがとうございます。本記事では個別に有している南の気と北の気がそれぞれ引っ張り合い、いろんな作用が出てくる離(合)の作用について書かせて頂きます。どうぞ皆さま、本記事もよろしくお願い申し上げます。

    九紫火星ならではの離の作用。その作用を強く持つ九紫はある程度自分の星の成り立ちを鑑み、それを受け入れながらもあとは他の星と同じように楽しく元気に過ごす必要があるように思います。象意では神という祐気全開の言霊を頂きながら、それ故なのかつらいことが少なくない九紫火星。天から与えられた才能や才覚も半端ない点を銘記しましょう。  





    【離(合)の作用】

    それでは端的に離の作用についてご説明させて頂きます。
    • 離合集散(りごうしゅうさん)離れたり集まったりすることが離合、集まったり散らすことを集散と呼ぶ)の作用とも呼ぶ
    • 九紫火星は南方位の星であり、離の作用を有する
    • 離の作用を有する南方位は、連結されているものから非常に強く離れたがり、最終的には一つのものが二つに離れてしまう・・・これを離の作用と呼ぶ 
    • 後天定位盤において五黄中宮の際、九紫火星は南方位に屹立(きつりつ=高くそびえ立つこと)するが、その対局には合(合わせる、一つになろうとする)の作用を有する北方位の一白水星が入る
    • 一白の合の作用は二つのものが一つに一致し合い、一つの形として合わさる意味を持つ
     


    【結婚問題にも関連する離合】

    離合の考えで結婚問題に応(あた)るとすれば、結婚するなら一白(北方位)の祐気が大切となり、はたまた離婚したい、離婚に対する祐気を得たいと思わば南の祐気を取ることが必要となってきます。仲の良い夫婦が今まで以上の愛情を持って、互いに生きていきたいと思うならば北方位を取ることでその愛情は益々、進展を見せていくことでしょう。
     


    【覇道よりも遥かに大切な王道】

    「心底、今交際していることになっている女(男)と離別したい」、或いは「人のものになっている愛する男(女)を、今の相手と別れさせたい」そういったシーンにも離の作用を使うことはできます。こういった若干エゴイズムがかった状況での気学の応用を覇道(はどう)と言います。好きな人の女(男)をやっつけたい、上手く二人をコントロールして喧嘩するように仕組みたい・・・こういった観念は社会常識上如何なるものかとも思えますが、気学の応用でやってやれないことはない・・・しかし大いなるもの=神はじーっとその貴方の剋気を見つめていることだけはお忘れなきように・・・。覇道ではなく王道(気学の正しい使い方)を以て、事に当たっていくことの方が遥かに正しく純粋です。読者諸兄におかれましても、是非王道での気学ライフをお楽しみ下さいませ。
     


    【物事の裏も表も表裏一体である】

    離、そして合、実は相方とも両極端なポジションに感じ得られますが、実は表裏一体(ひょうりいったい=表と裏はほんの少しの違いしかない、ほぼ一体に近しい)であることが気学では紹介されてきました。天地南北の理とも言いますが、この辺りのポイントを上手く調整できるようになればコントロールも可能となり良縁成就などが成され、反対に悪因縁を断つにはどうすれば良いか? が少しずつ理解できるようになっていくと思われます。
     


    【別れが親友にも・・・九気で乗り越えよう】

    本命星が南方位に回座する時、離の作用を受ける。対象は五黄中宮時の九紫火星。家族・親族との離別、転職により遠方へ・・・、今までの後援者とも切れる確率高く、仲の良い人との別れもあると云うような兆候が出てきます。ここをしっかり押さえていればこれらのことが起きないように九星気学を駆使して事に立ち向かっていけることでしょう。まさに数ある九星気学の学びの中でも、個人的問題として絶対に離別したくない人との間で、離の作用が現実化しないために気学は大きな役目を果たしてくれることでしょう。
     


    ま と め

    1. 九紫火星は後天定位盤において、五黄土星をはさんで南方位に該当する
    2. 九紫は離の作用を強く持ち、対局の一白は合の作用を同じく強く持つため、互いに綱引きをしているかのような関係性がある
    3. 結婚するなら一白の祐気(北方位)、離婚するなら九紫方面(南方位)の気を得ることが大切
    4. 覇道という自己中心的な方位の使い方も九星気学にはあるが、やはり本来ならば正しい使い方である王道を往くべきである
    5. 表裏一体という言葉があるように、離(九紫)と合(一白)も同じく役目がまるで違うように思えるが、大局的に判断すると極めて表裏一体に近くなる特性を理解しよう
     


    『編集後記』

    五黄中宮年に五黄をまたいで追いかける一白と逃げる九紫。そんな風に考えたらちょっと滑稽(こっけい)でもあります。九紫を愛し(?!)どこまでも追いかけていく一白水星の合(ごう)と九星気学きっての「自由人」九紫火星の離(り)、気学と言うものは人それぞれいろんな解釈ができるし、正しい解釈以外のインスピレーションであってもご自身の想像力で収斂(しゅうれん)していくと、意外な真実を見いだせうる性質を持っているのかな・・・と私も時折考えています。
     


    この人生に皆様との出会いに感謝します。

    誠にありがとうございます




    九紫火星の剋気・2【凶家相から戦争まで】

    九紫火星の皆さま、こんにちは! 全九星の皆さま、いつもありがとうございます。本記事では南の凶家相や九紫由来の争いごと、ほか諸々の九紫剋気について書かせて頂きます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

    刃物全般を九紫と見ることから始まり、警察沙汰、裁判沙汰全般を九紫とするところまでなかなか強めの剋気が集中している感のある九紫火星。また南の凶家相は艮(東北)方位からの影響を受ける上に、後天定位盤で対局となる一白水星も九紫の顕現化現象によって、今まで一白の祐気で隠していたことが明るみに出る可能性がとても強いので、要警戒。
     





    【口上と南の凶家相】

    • 気学では九紫火星の特徴として頂点、尖(とが)る、刃物を九紫とするという部分がありこれは九紫の剋気としてカウントされる
    • 「こいつめ、死ねぇ!」、「この馬鹿者、三途の川まで俺の刀が送ってくれるわ!」いわゆる斬り合いの口上は鬼気迫る剋気
    • こういった口上には互いが互いの生命を断たせてやるという凄まじい殺気が含有されており、お互いの心象・感情に非常によろしくない
    • こういった口上に至るまで関係を悪化させる前に、まずは相手の話を受け入れることが肝要である
    • 南の凶家相は艮(東北)との相関関係がつきまとう
    • 人間関係が悪い、眼が悪い、頭が痛いなど首から上の障害が主訴(しゅそ=患者が最も強く訴える症状)となる場合、人間はどうしてもけなしたり、暴言を吐くことが少なくない、これも九紫剋気の一。
     


    【まとめ・南の凶家相】

    • 南方位の欠けは凶家相
    • 南にトイレ、流し、風呂などの水場は凶
    • 家相の艮部分の使い方も同様に影響する
    • 南は火気が充満している
    • そのため南方位には水場は相容れない定め、南に水場はNG

    「ああ、確かに四年前にあんなことやったな!」 現象として顕現化してくる四年目、今起きている貴方にとってのトラブルはその時の剋気が現象化し始めたということを踏まえましょう。  


    【本命星南回座で諸事が表面化する】

    一白から八白までの本命星が南回座し同会すると、各星とも今まで隠してきたことが明るみになり表面化してきます。九紫火星は五黄中宮年に確実に南に在り、対局には一白水星が入ります。北は秘密や口外できないようなことを隠す作用がある反面、秘密保持のために一白祐気を取りすぎると顕現化現象が発動しやすいということできるでしょう。南方位に引っ越すとたくさんの隠し事が一気に放出してくる危険性もありますので、秘密を保持したい方は十分にお気を付けて下さい。
     


    【九紫由来の公難・争いごとも少なくないです】

    公難(こうなん)とは文書や印鑑、保証問題を始め「書類上のミスから公難に遭う」、或いは「火難・海難事故に遭う」、特に病気に注意せよといった多岐にわたる意味を持つ用語です。
    • 争いが激化し警察沙汰、裁判沙汰になる
    • 契約すべきではない相手であったり、契約書に不備があるものに、印鑑をついてしまうことなど失敗が重なる
    • 裁判沙汰も印鑑押印についても運がないことを指す
    • 様々な損害を受ける

    • 訴訟リスク増大で刑事事件に発展するリスクが高まっていく

    • 戦争・・・究極的な公難であり、国家間における最大水準の剋気と言えよう

    元来、九紫の剋気は公難を招くと言われており、全ての争いごとは九紫由来とされています。争いあうことが互いの感情を高ぶらせて、心を傷つけあう結果となります。家庭内での夫婦ゲンカ、親子の相剋(そうこく)など争いごとが絶えない家庭や親族であることをまず素直に認めること。その魂を改めた時点から、新しく争いが少ない家庭が顕現されてくることでしょう。  

    ま と め

    1. 歌舞伎などで、現代にも繋がる切り口上を有するのは九紫剋気の顕れ
    2. 南の凶家相は艮(東北)との相関関係がつきまとう
    3. 人をけなしたり暴言を吐くことなども九紫剋気の一
    4. 東北の凶家相、南の凶家相と凶家相の問題が折重なっている
    5. 首から上の病気は九紫剋気
    6. 本命星南回座で隠し事が表面化しやすい
    7. 後天定位盤の五黄をはさんで対局にあるのは一白水星、九紫の顕現させる力が一白の隠す力と相剋しあう
    8. 書類ミスから戦争に至るまで九紫由来の争いごとはとても多い
     

    『編集後記』

    こうやってまず剋気のみをピックアップして書かせて頂いておりますが、神は九紫火星の剋気を使って私どもに魂の禊(みそぎ)を迫られているのかなあ・・・そんな風な印象を持ちました。一白の祐気は九紫の顕現性により吹き飛んでしまいそうな様相を呈して参りましたが、本当に隠さなきゃならないことは(隠すことの方が善に繋がること場合)きっとあなたのその切なる祈りによってカバーして頂けるのかも知れません。大切なのは物質よりも思いの世界であるということは明らかです。一切は神にお任せして、私どもは日々の生活を謙虚にかつ懸命に生きる以外にないと言えるでしょう。 この人生に皆様との出会いに感謝します。 誠にありがとうございます

    九紫火星の剋気1・【頭痛と艮(うしとら)】

    九紫火星の皆さま、こんにちは! 他の九星の皆さま、いつも拝読賜りありがとうございます。祐気に満ち満ちた象意の陰にあって意外と剋気強い運命を有するのが九紫火星の側面でもあります。

    「光があれば闇もある」、九紫火星は祐気も多いですが、反面剋気も少なくありません。本記事では九紫火星の方が罹患しやすい病気や、艮方位からの戒告(かいこく=悪いところを教え戒めること)等悩みは深い九紫の側面の御伝えを始めて参ります。九紫は九星で最も神に近い星。期待されるが故に、鍛えもまた厳しいのかも知れません。
     


    【九紫火星由来の頭痛および神経痛】

    • 人体で言えば首から上が九紫火星の支配下にある
    • 首を冷やすと頭痛に代表される、首から上の病気に罹患しやすくなる
    • 首は頭と体を結ぶ重要な連結部であり脳への通り道、そこを頚脈(けいみゃく)が流れ血流を循環させている
    • 首を温めると服を重ね着したように温まる
    • 以上の問題の裏には八白性の艮の凶家相が原因している場合が多い
     





    【九紫火星に災いをもたらす東北の凶家相】

    南方位に弊害がもたらさせるものは寅の方からの影響が強く、東北の凶家相が原因となる場合が多いと気学はそこに目星をつけます。寅の方が家の中心から見ると欠けている、或いはなくなっている・・・実は住宅街を歩いてみるとそういう家はかなりある筈です。また家の内部では艮方位に水場がある場合も、凶家相となり九紫の体調不良や災いに連環します。占いの世界では十二支のうちの特定の三支が結びつくことを三合と言いますが、それぞれ四正にある卯・午・酉・子を中心に様々な組み合わせがあります。ここで問題となっているのが寅の三合で、寅・午・戌(とら・うま・い)の三合火局がそれに当たります。家相では寅でやってしまったことが四年後に顕現し始めると考えられており、例えば四年前に寅の方位にあった部分を、凶方位を侵して改装したなど思い当たる節があればそこに体調不良や災いの根本があると言えるでしょう。よって九紫火星に対する弊害の原因の多くは四年前に行った東北(艮)方位で改築、改造が大きな原因となるのが家相的な解釈となります。
     


    【転居や悪因縁の顕現化は四年後から発する】

    前段でお話したように南方位(九紫火星)は東北(艮)方位の剋気に対し、ナイーブな傾向を持ちます。自分で良かれと思い行ってきたことが形に現れてくるのです。時系列別に剋気の現象化について触れておきます。
    • 一年目・・・変化なし
    • 四年目・・・気を感じ始める
    • 七年目・・・動きを感じ始める
    • 十年目・・・ある意味において完成、到達、予告されていたことが起きてくる、「あ、やっぱりこれはおかしいな!」といくら鈍感でも感じるようになる

    「ああ、確かに四年前にあんなことやったな!」現象として顕現化してくる四年目、今起きている貴方にとってのトラブルはその時の剋気が現象化し始めたということを踏まえましょう。  


    【本命星南回座で諸事が表面化する】

    一白から八白までの本命星が南回座し同会すると、各星とも今まで隠してきたことが明るみになり表面化してきます。九紫火星は五黄中宮年に確実に南に在り、対局には一白水星が入ります。北は秘密や口外できないようなことを隠す作用がある反面、秘密保持のための一白祐気を取りすぎると顕現化現象が発動しやすいということができるでしょう。南方位に引っ越すとたくさんの隠し事が一気に放出してくる危険性もありますので十分にお気を付けて下さい。
     


    ま と め

    1. 祐気多い象意を引っさげて幸せの星と祝福されるイメージの九紫火星だが、どうしてどうして・・・いろいろな剋気に取り憑かれやすい側面を有している
    2. 頭痛など首から上の病気に要注意、全身の痛みを訴える神経痛にも同じことが言える
    3. 東北(艮)方位からの剋気に敏感で影響されやすい
    4. 寅・午・戌(とら・うま・い)の三合火局に該当し、家相では寅でやってしまったことが四年後に顕現し始めると考えられている
    5. 一白から八白までの本命星が南回座し同会すると、各星とも今まで隠してきたことが明るみになり表面化してくる。
     


    『編集後記』

    私も実は、大変な頭痛持ちなのですが、抜本的に頭痛を治せる薬剤は世界中どんな医療機関に行ってもありません。行く先々の病院はもしかしたら脳腫瘍や他の脳の病気がないかMRIやCTで調べはしますが、多くの頭痛持ちは「偏頭痛(へんずつう=頭の片側、稀に両側における発作的かつ周期的な激しい)ですね」と言われ、「ああ、またこれからドラッグストアに行ってバファリンを買いに行く日々が続くのか・・・」と自分の宿命を呪わざるを得ない気分での生活が続くわけです。病院というところは不思議な場所で、病気の理由が判った方が、それが例えある程度の大病であってもほっとする雰囲気がありますよね。「どこも問題ないですよ」と担当医が言い放つ言葉に、じゃあこれからも勝手に頭病んで苦しんで、時々脳外にかかって・・・「要はこれからも痛みと上手く付き合いなさい」ってことか・・・つまり私は典型的なヒポコンドリー(実際は病気でないのに病気だと思いこんで悩み恐れる一種の神経症で、日本語では心気症と呼ぶ)ってわけだ、ははは・・・と苦笑せざるを得ないところもあります。人間というものはそれほど自分が何に侵されているのか、とても知りたがる生き物であることに違いはないでしょう。

    この人生に、この出会いに感謝します。
    本日も誠にありがとうございました!



    2014年1月18日土曜日

    九紫火星の象意

    九紫火星の皆さま、お待ちどうさまでした。九星全ての皆さま、遂に当ブログにおける各星に対する御伝えも最後の星を迎えるにあたりました。今日に至るまでのご指導・ご鞭撻(べんたつ)誠にありがとうございました。さて九紫火星は全人類にとっても、或いは気学的にも大切な意味を持ち、しっかり学ぶ必要がある星ですので精一杯御伝えさせて頂きます。何卒、よろしくお願い致します。

    九紫火星の象意は九星気学の18番(エース)であります。九星中、神に一番近い星としても著名で、支配する色も紫と、あらゆる色の中でも一番高貴な色彩。方位は温暖な気候を想像させて余りある南です。もう何も問題はないのでは?そう他星の者としては思うところですが、それ故の難しい問題もあるようなので、本篇を通してじっくり学んでいきましょう。  






    【九紫火星の基本構成・構造】

    • 星・・・火星
    • 色・・・紫色(朱、赤)
    • 方位・・・南、離宮(りきゅう)
    • 素数・・・二、七
    • 人体・・・心臓
    • 五元素・・・水素
    • 四季・・・夏(芒種~小暑)
    • 十二支・・・午(うま)
    • 時刻・・・午前十一時~午後一時
    • 十干・・・丙(ひのえ)、丁(ひのと)
     


    【様々な意味を持つ十二支は午です】

    まず星は火星で兄弟星はありません。南30°にかけて「正しい方位」とも称される四正(しせい=東西南北)の南が九紫火星のテリトリーです。四偶の半分しか領域はないのですが、範囲が狭まることで集約された力を発揮する集中力に満ちています。九紫火星の当該する十二支の午(うま)、その午という一字が午前と午後を分かちます。さらに「南は午である」ことに対し「北は子(ね=一白)」であり、地球の子午線(天球の北極、南極)についての言霊の由来にもなっています。こうして見てみると午前・午後、子午線と九星気学由来の言霊を探せばポンポン出てくるところに、この学問の奥深さと深奥な歴史を感じさせられますね。
     


    【九紫火星の象意】

    • 文書
    • 知恵
    • 名誉
    • 文書
    • 感情
    • 最高
    • 二心
    • 気迷
    • 官庁
    • 装飾
    • 知恵
    • 聡明
    • 心臓
    • 証書
    • 株券
    • 視察
    • 心感
    • 写真
    • 感情

    ・・・等々
     


    【九紫火星は神にも直結する】

    九紫火星の象意・・・どうでしょう? 何か他の星が差別でもされているかのような美しい象意に満ち満ちていますよね。少しネガティブがかっている象意は・・・と探しても気迷、二心くらいのもので何せ「最高」という言葉が象意に入ってこられた日にはちょっと他の星の立場がないんじゃない?と思わせてくれるほど、祐気に満ちた象意が目白押しです。神・・・このブログでは現代人が持つ唯物史観による誤解を防ぐため、大いなるものとかいろいろ代名詞になる他の言葉でカバーしてきましたが、象意で神と出てきた以上、その存在を書く段にはそのまま神と表記させて頂く以外ありませんね。
     


    【九紫方位は南を司る】

    丙(ひのえ)、丁(ひのと)そして午の方位南30°には火気が存在し南方位の気で満ちています。陽を司さどる(つかさどる=支配、管理する)大気が最大限旺盛に、特にお昼過ぎの午後には太陽が燦々と照り輝きます。午の月とは六月で日本列島は梅雨前線の影響を受け、水気の多い季節を超えねばなりませんが、それを超えたらいろんな楽しみが多く一年で最も光り輝く夏の到来です。昼の暑い最中(さなか)を白陽(はくび)とも呼び、その時間帯はまさに午の刻(午前11時~午後1時)に当該します。
     


    ま と め

    1. 大いなるもの=神を筆頭に祐気深い象意が目白押しの九紫火星
    2. 兄弟星はなく方位は南、離宮に該当する
    3. 時刻は午の刻(午前11時~午後1時)、十二支も午

    4. 午前、午後の言葉はここから来ており、九星気学の文明に与えた力は非常に大きい

    5. 方位は南の四正で領域は30°と四偶と比すれば狭いが、その分集約された力を発揮する

     

    『編集後記』

    九紫火星の基本構造から象意にわたって見てきましたが、文中でもご紹介した通りまさに祐気の星と称して差し支えないのではないか・・・そんな声があちらこちらからかけられるような印象を受けます。しかしそうは問屋が許さないのも九星気学の実相。具体的な概説に入る次号からは祐気ではなく、いきなり剋気からの書き出しになります。九星に対して様々な影響力を持つ殿(しんがり=最後部、一番後ろ)・九紫火星、今日のところは「九紫の奥はとても深奥である」とだけ記しておきましょう。 この人生に、 皆様との出会いに感謝します。 誠にありがとうございます。

    八白土星の運命

    八白土星の皆さま、こんにちは! 九星の同胞(どうほう=はらから、兄弟、同じ民族等の意)たる皆さま、いつもブログチェック頂きありがとうございます。本記事も皆様のご期待に沿いえますよう一生懸命取り組ませて頂きます。何卒、よろしくお願い致します。

    一見威圧的に見える表情とは裏腹に、内面は優しく人から好かれる「憎めないやつ」、それが八白土星の人柄です。また生涯を通して強欲の象意がついて回りますが、それをバネに人格形成や人徳を得ようとする努力を繰り返すことで、大きな組織の中に在っても重要な位置を占める可能性も・・・。祐気取りの必要性は他の星よりも多いのも特徴的です。
     





    【八白土星の象徴的な傾向】

    • 外見は猛(たけ)く勇ましい人柄に見え、頑強で人を寄せ付けない雰囲気が漂っている
    • 内面は多くの人に対し、至って従順で交流が深まるほどに好かれる
    • 人と協調し合えるが、強欲の象意通り自己の利欲に走らぬよう注意が必要
    • 「動かざること山の如し」の特徴が、次の手を打つのにブレーキをかけ慎重になりすぎるきらいがある
    • 良い運を取りそびれることのないよう、迅速な対応を心がけ、的確に状況判断するのが吉
    • 高貴な身分の方、上長、目上の人或いは権力者の援助を得て発展する、引きが多い人生
    • 短気な気性で失敗しやすいため、早めに改善を要する
    • 良い運気を積極的に取り、判断違いを起こさないよう心がけることも大事
     


    【寄らば大樹の陰・それが八白】

    上記の傾向から見えてくるものは、引きの多い人生ゆえ自分が前面に出て、事業を展開していくような自営業者には向きません。独立独歩よりも、寄らば大樹の陰、それが八白土星の生業に対する在るべき根本姿勢であります。最大限の出世が叶った状態は、大きな組織のナンバー2。その中で良い個性を十二分に活用するととてもうまくいきます。また八白土星はその形を作るのは非常に上手です。
     


    【八白が選択すべき就職希望】

    「組織のナンバー2と言われても、そもそもどんな組織が向いてるんですか?」 前段の説明だけでは確かにそう突っ込まれても仕方がないですね。しかし八白土星の場合はオールマイティに働ける能力はありますので、やはり職種より組織の大小にこだわった方がいいと思われます。民間よりもパブリック(公務員等)、ベンチャービジネスよりも大企業といった固い選択が吉を呼び込みます。大きな組織の中で活き活きと、縦横無尽に能力を果たせることでしょう。
     


    【本気で頑張れば社長にもなり得ます】

    「ナンバー2が関の山で社長にはなれないのか?」という問いにお答え致します。なれます。社長にはなり得ないということはありません。八白ならではの斬新なテイスト、八白にしか出せないキャラを活かすことにより、人生で大成功を収めている八白土星はいっぱいいます。組織の頂点を目指したい八白土星は、持ち合わせている強烈な剋気(=強欲)を人前では決して出さない水準まで、自分を研磨していく必要はあります。
     


    【万人挙って八白を学ぼう】

    八白土星のみならず万人は挙って(こぞって=残らず、みんな)八白祐気を取り、八白土星の力を生かす必要があります。特に不動産、家相、気学方位にとって八白の学びは深い。八白の祐気を取る中で日常の行動から得るものプラス大きな動き・・・、例えば家の新築とそれに伴う引越し、吉方位旅行等あらゆる手段で八白方位への祐気取りを実践しましょう。

     


    【八白祐気を日常で取る想念】

    人と接する時、節度は折目正しく(きまり、行儀作法などの意)敬意を払い、出所進退(=身の振り方)を程よくして、規範となるものを常に見習い、人の良いところを積極的に吸収せねばなりません。この姿勢は金運の向上にも繋がり、七赤金星の祐気を彷彿(ほうふつ=よく似ている様)とさせるものがあります。
     


    【八白祐気取りを意識した日常】

    八白の祐気を日常的に取っていけば、日々の生活の行いで祐気は満ちます。暇を見つければ神社に赴き、正しい作法による参拝を行う、或いは自宅で正しい神棚祀りを行うなど運気を補充する方法はいろいろあります。九星気学を学び人格の向上、社会で生き抜くため必要になるエチケットを身に付けることが出会う人々との間で友誼(ゆうぎ=友人間のよしみ、友情)を結び信頼関係を強化する契機となります。
     


    【宗教に関わらず日本人には神棚が必要】

    神棚は宗門宗派に縛られることなくまた宗教にあまり拘泥(こうでい=いつまでもかかずらうこと、一つのことにこだわること、執着)せず、日本人なら伝統的に祀るべきと考えるのがかつてはセオリーでした。大手民間リサーチ会社の調べによると、倒産する会社の80パーセントは神棚が祀られていないという指摘もある程なので、最初はあまり深く考えず「神界からの受信機なんだね」といった軽いノリでお祀りされては如何でしょうか。神棚は西北方位(六白金星方位、乾宮)で北から南にかけた明るい方位に向けて設置しましょう。こうして大いなるものとの縁を繋ぎ道筋をつけることが叶えば、神界から賜るご守護の力も増大していくことでしょう。ここで書かせて頂いたことは、八白土星に限らず全九星の皆さまに実践頂きたい日本人普遍のメソッドと云えることだと思います。
     


    ま と め

    1. 八白土星は外見はいかついが、付き合ってみると内面は従順で優しく人に好かれる
    2. あらゆる物事に対し強欲さが出ないよう、人格を陶冶(とうや=人格を養成すること)していく必要はある
    3. 目上の人を中心に引きが多い人生なので、大きな企業に就職し組織内で縦横無尽に働くことが出世の近道となる
    4. 不動産、家相、気学方位にとって八白の学びは深く大きいものがあり、万人が八白の祐気を取る必要性が存する
    5. 吉方位旅行や新築に伴う引越しは言うに及ばず、移動できない時も想念界で八白祐気を取ることが可能である
    6. 行儀作法を身に付け、人徳のある人の行動を注視して学び、いとまを見て神社参拝、自宅の良い方位に神棚祀りをする必然性がある
     


    『編集後記』

    皆さん、初詣は毎年行かれていますか? 新年の計は元旦にあり・・・とよくいわれますが正月の神社は本当に神気に満ち素晴らしいですよね。出来ますれば正月以外の催事がない普通の日でも、近所の氏神様を詣でるような心の余裕が欲しいものですね。
    最後までお読み頂き誠にありがとうございました。





    2014年1月15日水曜日

    八白剋気の地獄から<現状打開>で甦(よみがえ)れ!

    八白土星の皆さま、こんにちは! 他の九星の皆さま、どうもいらっしゃいませ。どうしても心に出てきてしまう八白の強欲。罪業深き自分に失望し、同じ地点を堂々巡りするのではなく、現状を打開して新たな第一歩を踏み出す必要性を本記事では取り上げています。

    八白土星の悪想念は暗く汚いものを呼び、八白の愛され難い性分はいろんな場所で顕現されてしまいます。自社の存亡に関わる事態が勃発(ぼっぱつ)、会社は倒産、債権者や業界ゴロとの激しい攻防、精神的疲弊目立つ貧しき暮らし。もう立ち直りたい、でもその方策が・・・。そんな人々の為に九星気学の現状打開という手段があります。
     





    【急げ! 解くに解けない剋気からの脱出】

    • 強欲、ケチは八白剋気の負の代名詞
    • 吝嗇(りんしょく=極端に物惜しみし、分け与えの想念などかけらもない)風情剥き出しの姿に、眉をひそめる一般人
    • 強欲であるからこそ、つかんだものを絶対に手放さないという強烈な執着心に満ちた言動
    • 家の中心から見て東北(艮)に浴室、井戸、キッチン、水場設置は大凶家相
    • 八白性の病気の数々=肋膜(ろくまく)炎等肋膜疾患、関節炎、筋肉障害、リューマチ、腰痛、頭痛、関節痛、瘤(こぶ)、中耳炎、外耳炎等耳にかかわらず膿が溜まる病気全般
    • 上記の数多(あまた)の病気は発生箇所等に留まり、剋気の型が形成されてしまう

    唯一、これら剋気の渦から脱出する方法がある・・・

    それが・・・
    八白地獄からの唯一の脱出法・現状打開であります!
     


    【債権者やハイエナが群れ成し、中小企業が吹っ飛ぶ】

    何とか自転車操業のような呈で凌いできた会社も、手形不渡りの直撃弾を喰らい大変な事態へ・・・生活に疲弊し貯蓄はゼロ、社員は労働者ユニオンを立ち上げ、鬼の形相で噛み付いて来る。この修羅場を切り抜ける策も力もなく、精神はボロボロ、家計は金融屋(街金)を含めた借金地獄、会社は二回目の不渡りで自ずと事故倒産、襲撃してきた筋の者や債権者、業界紙や調査会社の飽くなき追及・・・会社が倒産するとどこもここも蜂の巣を啄(つつ)いた大騒ぎになるお馴染み(?!)の風景がありました。

    それから一年が過ぎ「最近はもう罵声や怒号で吊るし上げられたりはしなくなった。今は近所の家族四人が二部屋風呂なし・共同トイレのアパートに逃げ、隠しきっている親からのちっぽけな資産で何とか食い繋いではいるもののいつも怯える毎日で、家族全員覇気がなくきっと病院に行けばみんなうつ病と呼ばれるのかも知れない。いつの頃からか・・・死ぬことばかり考えるようになっている・・・」
     


    【現状打開を行使しよう!】

    日本の中小企業によくあるベタな悲劇を軽いタッチで書いてみましたが、日本をめちゃめちゃにした三年半に渡る無能極まる民主党政権ではこのような事態が噴出し続け、多くの経営者が首を吊り死んで行きました。民主党政権による国体毀損(こくたいきそん)や民衆を貶(おとし)め続けた責任は、深海よりも深いと言わざるを得ません。と・・・それはまあさておき(^^;)、このままでは家族全員野垂れ死んでしまう・・・そんな危機感の中にもし貴方がいるのなら、九星気学に伝わる現状打開を行使することをお勧めします。
     


    【現状打開成功で、陽はまた昇る】

    例えば貴方の本命星から艮の方位を使って良い方位に転居する、仮住まいではなく貴方が住まうに一番相応しい良い方位へ借家でもいいのでお引越しされるのが今後の展開上、一番望ましい線を描くことは相違ありません。いつまでも剋気深い旧(ふる)き過去の栄光の場でうだつの上がらない生活を続けるよりも、心機一転、新しいそして何より貴方にとって一番良好な方位で再出発するのが最上の策と言えましょう。九星気学・窮地の際の打開策は旧きを捨て、新しい道を求め八白の祐気を獲得し、吉方位旅行や祐気取りはもちろん、ちゃんとした信頼のおける専門家に見てもらい、本然の自分が一番輝ける新天地に家族全員で引っ越す、それに尽きます。
     


    【無に帰してこそ新しい自分が始まる】

    或る現状打開者の声を以下に記します。「全ての剋気が嘘のように改善され、驚くとともにこの道しかない!と痛感して気学通りの動きを徹底してきた。今一瞬この時を捉え、相生の展開を心がける、その目的とは存続と繁栄。今は簡単に自己破産して会社をたたむ人が多いけど、逆説的に考えれば失うものなど何もない、無の時ほど強い時期はないですよ」と晴れ晴れとした表情で述懐していた表情はとても明るく映りました。
     


    ま と め

    1. 強欲、ケチ、そして吝嗇(りんしょく=人に恵もうなどという優しさのかけらもなく、極端なほど分け惜しみする人)と八白剋気の性質は、他人から見るとさもし過ぎる。(さもしい、心が、見苦しい、卑劣である)
    2. 強欲ゆえの物に対する執着心半端なし
    3. 八白剋気で吹き飛んだ会社の社長(家の主人)はうつになり、家族全員覇気がなくなる
    4. もう、どうしたら良いか判らない・・・そんな時気学における現状打開を行使し、気学的鑑定のもと本然(ほんねん=生まれつき、自然のまま、本来の姿)の自分が一番輝ける新天地に家族全員で引っ越す
    5. どんな立場に一時的に落ちぶれようと家族で助け合い、愛し合って生き続けることができるならば、それに勝る価値もそうそうあるまい

    強欲ゆえに生き方に迷い、経営や労働につまずく人が多いからこそこの現状打開は、八白土星の再起のための道として書き示されているのではないでしょうか? 本記事は大長編でしたので、皆さまにこれ以上字面(じづら)を読まさせることは致しません。

    本日も誠にありがとうございました!





    八白土星の祐気

    八白土星の皆さま、こんにちは! 全九星の皆さま、お世話になります。様々な顔を持ち、変貌を遂げる八白土星。まさに変化の象意通りですよね。本記事は八白の祐気について書かせて頂きます。どうぞよろしくお願い致します。

    剋気が多い印象の八白土星ですが、本当に素晴らしい祐気も多々散見されます。本記事では八白の祐気を数多く挙げるとともに、八白と吉方位旅行の関係性、最終的には家の体の面を持つ事実を焙(あぶ)り出し、更なる八白土星へのご理解に寄与できるよう書き綴らせて頂きます。兄弟、従兄弟などを始めとする交際への寄与する力にも触れています。






    【八白土星の祐気】

    • 八白の良い方位を取ると、混乱していた物事を改善する契機が生じ、実際改善できる
    • 整理整頓が上手になる
    • 整理整頓をせざるを得ない強制力として艮方位は常に清浄の気を保つ必然性がある、しっかり片付けていれば大変、素晴らしいことへと発展する
    • 混沌としている現状を打開し発展に繋げる
    • 今までテコでも動かないような厳しさがあったことが、八白の祐気を取るとどんどん良い方向へ転換し得る
    • 艮凶家相(うしとらきょうかそう)の自宅に住む人は八白、艮方位への祐気取りで吉運を補充すべし

     


    【東北方位への吉方位旅行】

    凶家相の改造、リフォームなど予算以外の問題のみならず、タイミングなど現実的に難しい状況が横たわっている時は、良い方位への吉方位旅行がお奨めです。特に東北方位へのお水取り、祐気取りは効果が高く運気の補充には最適と言えましょう。運気は刹那(せつな=時間の最小単位を指しきわめて短い時間、瞬間のことを云う)に追われながら目まぐるしい日々を過ごしていると、運がすり減ってきてしまいます。そのすり減ったところを良い気で補うと、万人の運気が補充されるのです。動くなら良い方向へ、それが吉方位旅行の基礎となります。吉方位旅行のある人生とない人生、経験されたことのあるあなたならもうそれはどれくらい大差が生ずるものなのか、感覚をもって断言できることでしょう。時間とお金とタイミングが揃ったら迷わず吉方位取り、これは九星気学の基本中の基本たるメソッドになります。
     


    【兄弟、親戚との不仲対策】

    「子どもの頃は損得勘定などあろう筈もなくあんなにみんな仲良かったのになあ・・・」決して少なくない方に大人となった今現在、親戚や兄弟との不仲という悩みがもたげる事実がお有りになられると拝察いたします。親戚、兄弟と上手に交際するには八白の祐気がどうしたって必要となるのです。これは万人揃って当該する祐気取りの一つとなります。但し当の八白土星は本命殺にあたり残念ですがこれを取ることは不可能です。ならば八白と方位的に相性がいい九紫回座、二黒回座があればそれらを積極的に取りに行きましょう。他にも六白金星、七赤金星の祐気があればそちらの方位に動き、存分に良い気を吸収することもできます。そもそも八白剋気には八白祐気とは逆に親戚との不仲(仲の遮断)という形が存在し、親戚とさらに上手くいかなくなる危険性があるので決して使わず、固く封じ込まなければなりません。
     


    【人を歓迎し、歓迎される】

    八白土星は人を喜ばすことが大好きです。人との交流の中で人を歓迎し、また八白土星も歓迎される、これは実に素晴らしい八白の祐気です。「ようこそ八白さん!」そうして人から招かれる。その方式で気まずくなっていた相手とも改善の兆しがどんどん出てくる。まあ稀にマルチ商法への勧誘等、下心や何らかの意図がある場合も多いので、その辺の見極めはしっかり目を凝らす必要があるでしょう。
     


    【家の用(はたら)きと本質】

    九星気学では家を体(形)=八白性と見做します。まるでお子さんを包み込むお母さんでもあるかのような優しさが、大きな意味を持ちます。用(はたら)きは六白性。住人を雨風から守り、住人を守護する役目を果たします。良い家相の家には良い精神の人が住む・・・これは厳然たる事実です。そういう意味で家相は大いなるものの守護を受けているか否か一つの重要なバロメーターにもなっています。家相と言われてもさほど興味を持たぬ或いは冷淡な態度をとる人と家相を大切に考えていく人では、やはり人生において大差が生ずるのは間違いないポイント。家相は私たちの人生を操縦していく上でとても重要で大切な意味を持つことを再度、ここで確認しておきましょう。
     


    ま と め

    1. 混沌、混乱、未整理といった荒れた状態を艮宮は決して見逃さないので、それが一種の強制力となり家をいつでも整理整頓する習慣が身に付く
    2. 今現在、凶家相の家に住まざるを得ない立場の人は、艮方位への祐気取りで吉運を補充する必要がある
    3. 刹那に追われ続け運気すり減りし者は、積極的に吉方位旅行を行い補充しよう
    4. 兄弟、親族も子供の頃の純粋な輝いた関係は冷め、ともすると対立の想念に陥ったりするが、八白の吉方位を取ることで関係修復に資する力を頂ける
    5. 八白土星は人への愛情が強いので、歓迎する力もその逆の歓迎される力も横溢(おういつ=溢れていること)している
    6. 家相は大いなるものから守護されているか否かのバロメータになる、家そのもの(物体)が八白性となり、母親が赤子にするように住人を優しく包み込む
     


    『編集後記』

    つい先日の記事まで五黄の暴欲と八白象意の強欲について、並べて論じた砌(みぎり=時、折)もありましたが、本記事は八白性祐気が花開き、目まぐるしく変化し続ける八白の個性を感慨深く書かせて頂きました。聞き及ぶところによりますと、八白には個性豊かな様々な芸能人、プレイヤーたちが目白押しとのこと。今、把握している範囲で著名人の名前を書き出していきます。三船敏郎、三木谷浩史、岡本太郎、吉川晃司、大地真央、桑田佳祐、ヒラリー・クリントン、小田和正、長渕剛、和泉雅子、中森明菜、草彅剛、アンルイス、尾崎豊、吉田美和、草刈民代、秋元康、たかの友梨、秋野暢子・・・等々 確かにかなりきてますね(笑) 各世代のそうそうたるタレントがいーっぱいいますね。剋気強くとも、祐気でカバーする八白の力をそのそうそうたる顔ぶれから納得させられた気分です。

    この人生に、

    皆様との出会いに感謝します。
    誠にありがとうございます。

    2014年1月12日日曜日

    八白象意の蓄積から学ぶ金運の法則

    八白土星の皆さま、またお会い出来ましたね、ありがとうございます。九星全ての皆さまもこんにちは! ご機嫌は如何ですか? 八白土気が最も強い季節は年初の一、二月。いわゆる、二十四節気の小寒~大寒にあたる真冬の一番寒い時期に該当します。

    物事が伸長する際、一旦行動が止まるのは必要不可欠な現象。かの戦国最強軍団総帥・武田信玄も風林火山の旗をなびかせて攻撃に終始しているかと思えば、動かざること山の如しとばかり不動の構えで敵を威圧しました。気学的に他社に差を付け、価値の高い企業に発展させていくには、みとりうしと呼ばれる十二支の連環相生に乗ることが大切です。








    【八白象意・止まる】

    • 八白は本来的に(一旦)止まる作用を有する
    • バスなどの停留所、交差点は八白性
    • 一旦止まってもそこで完全に止まる(やめる)というわけではない
    • さらに先に進み、次の段階へのステップに繋げるための必要不可欠なインターバルとも云える
    • 安全を確認したり、次の歩みはどのようなステップを踏むべきなのかを考える、慎重な面を八白は持つ
    • 孫子の兵法を多用した戦国時代の英雄・武田信玄の風林火山で有名な、動かざること山の如し、を連想させるような不動心(ふどうしん=何事にも動じない精神、何事にも動じない心、 不変な心)を八白は有する
    八白の、まるで富士の御山、富士山の如き不動の構えが心身ともにできてくると、物事の優先順位を透徹(とうてつ=澄みきり透きとおっていること、筋道がはっきりと通っていることを「透徹した理論」と云う)できるようになり、人間としての深みが大きく増していきます。その境地に達している者の行動は無駄がなく、理路整然として明快です。



    【八白象意・蓄財(蓄積)について考えてみよう】

    財産形成にも順序というものがあります。貯蓄をするためにはまず何が必要か? 言うに及ばす、仕事、労働、つまりは働くことです。では安定的な収入を得るにはどうしたらいい? 雇用者側との信用、信頼関係が致命的に重要となってくるでしょう。信用がなければお金は絶対、その人の方には動いてこない。様々な人との出会いと縁の中で、信頼関係を構築してから流通を興(おこ)し、そこからの純利益で投資ができるある一定の水準目指して蓄財していく。お金を貯める元手になる金銭を種銭といいますが、それを増やすのも減らすのも本人次第。また種銭が多ければ多いほど良いという短絡的な問題でもありません。本人の財形に対するセンスが紙一重で、せめぎ合う投資という戦いに勝つか負けるか・・・またそれらの凌ぎ合いから発生する取引が経済的な循環を促していきます。



    【巳・酉・丑の連環】

    二年前の干支は巳(み)でした。巳は金運の種蒔きができる干支とされ、自然に経済活動をとても活性化させる強い要素を持ち合わせています。即ち、巳年に蒔いたお金を稼ぐためのあらゆる仕掛けは、金運を呼び込む種子と見做すことができます。四年後の酉(とり)年に巳年に蒔いた種子は結実、そしてそれが更なる儲けを生んでいき、またその酉から四年目の八白年(丑)に大きな蓄財ができる連環を(詳細な)後天定位盤は物語っているのです。巳年は万人が金運を上げるための、種蒔きができる貴重な干支であるため、その該当年に照準を合わせ戦略を練りそして懸命に仕事をしていくと、ビッグマネーを引き寄せる可能性は無為無策の社に対すれば、非常に大きなアドバンテージを保つに至るでしょう。巳→酉→丑、この流れをみとりうしとも呼びますが、これを頭に叩き込んでみとりうしの心構えを精神に刻み込むことが大切です。



    【金運の法則(財が貯まる金運の方位等)まとめ】


  • 金運方位=西

  • 年月=四年後、八年後、十二年後

  • 干支=種蒔き・巳、結実・酉、・蓄財、丑









  • ま と め

    1. 万象の動きは一旦停止しながら、そこを起点としさらに伸びを見せる傾向が在る
    2. 八白土星は何事にも動じない不動心を本来的に有している
    3. 蓄財していくためには無職では無理、生業を持つ中で信用・信頼関係を構築し、そして社でも抜きん出た力とセンスを身に付ける必要がある
    4. 投資はそう簡単に上手くいくものではないが、紙一重の勝負の中から才能を花開かせる契機も得る
    5. 巳→酉→丑の相生を知る者と知らぬものでは、最終的に凄まじいほどの差が生じる可能性が高い



    『編集後記』

    この一月の核(core)に当たる一月二十日頃の、年間で最も寒い時期(大寒)を超えると本当の正月とも言われる立春が、いささかの春の陽射しや風情を連れて寒さにかじかんだ手足に温もりを与えてくれます。立春そして雨水(うすい=二月十八日頃)と八白性の象意が出来やすくなるこの頃合いは、何か目標を立て、実地で行動してみるのが吉とされます。物事をポジティブに捉え、神々しい季節に生きる軌跡を描き始めていきましょう。

    この人生に、
    皆様との出会いに感謝します。
    誠にありがとうございます。




    八白土星の剋気・2 「八白と五黄の相関関係」

    八白土星の皆さま、こんにちは。全九星の皆さまもようこそ! 本記事で八白土星由来の剋気を書き尽くせるよう頑張って更新して参ります。どうぞ、皆さま、よろしくお願い申し上げます。

    強欲の八白、暴欲の五黄、共に剋気強い星です。それについて拘泥(こうでい=一つのことにこだわりすぎること)するのではなく、気学上絶対的に必要な両星として「気学の粋」と申しても過言でないことを確認しましょう。この二つが絡むと、どのような現象が体現されるのか・・・、また八白が抱えている宿命的事例についても御伝えして参ります。







    【八白土星と五黄土星の相関関係】

    • 八白象意・強欲(ごうよく)を貫く人生でボロ儲けを続けた人間も、いつしかその悪徳に翳(かげ)りが出始めてくる
    • やがて強烈な清算期の幕が開き、正義は容赦なくその人物を打ち据え始める
    • 八白象意・強欲の集積体がその人物に対し五黄土気を呼び込む
    • 艮の剋気が特に五黄中宮年に尖鋭化(せんえいか=急進的、やり方が激しい)する
    • 五黄土気の八白回座は、特に気をつける必然性がある
    • 前述までの強欲、悪徳の人間は五黄中宮年に悲惨な死に方を遂げるか、もしくは廃人になる
    八白と五黄は九星の中でも、特段に剋気深い組み合わせの一つであるということは確かに言えることではあります。
     


    【八白が抱え込むパラドックス】

    パラドックスとは逆説、逆理のことで八白土星も大きな自己矛盾を抱えています。八白土星は「強欲故に剋気盛んで貪欲(どんよく)、かつ大変な欲張り」という意味を持つ。「そこを注意して生きていきなさい」と気学からも、またそういう雰囲気を読める人からも指摘される。「自重して周囲に合わせチームプレイを心がけた方が良い」とややもすれば自罰的(じばつてき=攻撃を自分に向け自らを責める傾向があるさま、内罰的とも云う)な気分にさせられるフレーズばかりが耳タコになっ て本来の、八白土星の行動力を大いに殺(そ)ぐ可能性がとても高いと云えます。

    本当の八白とは自己の暮らしが上向くように、もっと豊かになるために懸命に努力し、仕事に対しても一生懸命頑張る人が多い。会社側からすると怠け者社員より頑張り屋社員の方が断然良好な労働力となるのは必定(ひつじょう)。この角度から見ていけば八白性が強い人の方が、組織の幹部からは魅力的な社員とも評することが可能となるわけです。この問題についてはいろんな折衷案(せっちゅうあん=二つの相反する、または相違する物事を程良く調和させ折り合いをつけること、またそれに類する案)を提唱する方々が多いと思われますが、どうもそれも答えになっているようで答えになってはいない様子です。まさに八白土星と世の中が抱え込む逆説であるとも言えることがお判り頂けたかと思います。  


    【山岳から落ちやすい八白】

    八白土星が悪い方位に動いた場合、山岳などの高所から<落ちる・転落する>という大変危険な八白剋気があります。そのようなことがもし、貴方や貴方の身内に起きたら・・・考えるだけでもゾッとしますよね。そもそも登山自体が多くの危険に晒されたスポーツであり、難易度の高い山岳へのアタックは命懸けです。他の星の人でもそうなのですから、殊更落ちやすいと気学で見做される八白土星は、登山の際、或いは高い場所に行く時などは十二分に警戒なさって下さいね。
     


    【創始者の財を次世代が食いつぶす】

    ここまで幾度となく御伝えして参りました八白の、極めて強い上昇志向(単に向上心が強いというよりも、金銭欲、権力欲、出世欲などが強いといった意味でしばしば使われる)によって、徒手空拳(としゅくうけん=手に何も持っておらずまた、何かを始めようとする時に身一つで他に頼むものがない状態)でのし上がった創始者の強さと欲望の大きさには、経験した者でなければ理解不能な想像を絶する苦難があっただろうと拝察されます。社会的に、経済的にと高水準を極めた創始者の代において隆盛を見た一族も、すぐ次の世代、要は息子の代であっけなくすっからかんになり、全てを失う傾向が八白土星にはあるのです。
     


    【所詮は成金・・・の可能性も】

    いわゆる穀潰し(ごくつぶし=仕事をせず財産で道楽し、何の役にも立たない人物を罵る言葉)と化した後継者が一夜の夢でも見たかのように、金満だった一族をあっという間に壊滅に追い込んでしまうわけです。考えてみると、結局そういう家はそこまでの領域を出ない、一代限りの成金に過ぎなかったとも言えるでしょう。かといって全ての八白土星がそうだと云っているつもりはありませんので(^_^;)ご斟酌下さいませ。
     


    ま と め

    1. 五黄土星はもとより、八白土星も気学上絶対的に必要な「気学の粋」に準ずる(なぞらえる、ならう)と申しても過言ではない
    2. 強欲を前面に出して荒稼ぎしてきたような者を天はそう簡単に許す筈なく、最終的に五黄性によって悲惨な死、或いは廃人への道が待つ
    3. 八白相手に協調精神を説いてみたところで、むしろ頑張り屋さんの素質を殺ぐのみになってしまっている部分がある
    4. 八白は労働者としての資質は非常に高く、懸命に働く熱情を持つ
    5. 八白の創始者が築き上げた一族の繁栄も、次代の息子による甚だしい穀潰しぶりで崩壊、「所詮は成金か」と世間は侮蔑(ぶべつ=軽んじ蔑むこと、侮り蔑むこと)するのみ
     


    『編集後記』

    冒頭に本記事で「八白剋気について書ききりたい」とおおみえを切ったものの、紙幅も足りなく叶いませんでした。それだけ剋気が多い星であるのも事実ですが、いろいろ難しい問題も散見され、八白ライティングを通して「生きること」について敢えて考えてみたくなりました。本日はここまでに致しとう存じます。

    この人生に、
    皆様との出会いに感謝します。
    誠にありがとうございます。




    2014年1月9日木曜日

    八白土星の剋気・1

    八白土星の皆さま、こんにちは。ほか九星の皆さまもお元気ですか?! 本記事では土星系の星に属する方には、避けて通れない剋気について書き進めて参ります。転ばぬ先の杖として九星気学は各星に対し、それぞれの気をつけねばならぬことをズバリ指し示しています。とても有難いことですよね。大いなるものの人間に対する愛を感じざるを得ません。

    八白土星、艮(うしとら)方位に向けて家相を間違えて家を建ててしまうと、厳しい剋気と峻烈(しゅんれつ=厳しくて激しいこと)な禊(みそぎ=川などで水を浴び、身を清めること)を経て、再出発を始めなければならないほど多くのものを失いかねません。本記事では住居における八白性の剋気について、つまびらか(細かく、くわしく)にするとともに八白象意の強欲(ごうよく)についても五黄象意の暴欲と比較しながら御伝えして参ります。






    【八白の剋気・住居家相篇】

    • 艮(うしとら)は八白土気、北東の方位にまたがる重要方位で鬼が散見される「鬼門」と恐れられてきた歴史的背景がある、よって他の方位よりも厳しさを覚える方位でもある
    • 家相が艮の方位から欠落していると、多大なる悪因縁を家族全員にもたらす危険性がある
    • 子孫繁栄の縁(えん)薄く、止むなく婿養子をとってもこの時点で男系の血類が変化し、本来的なその家の力(=Power)は薄まり弱くなっていくことに危惧せざるを得ない
    • 新築してから四年以上住居した家は艮・北東の方位=鬼門の改修ができなくなってしまう
    • 四年以上その家に暮らすとそこに「気」が落ち着いてしまうため、家相が全体的に妙な形に変化を起こしてしまい、艮方位の改修は非常に困難を極める様相を呈し始める
    • 一つのアイディアとして欠けているものをふさぐ(張り出しを設ける、蔵を建てるなど)ことは出来てもそれは気休めに過ぎず、艮に欠けがあるという現実を隠すことは不能であり、有効な対策とはならない
    「八白土星と家相の密接な関わり」(http://kyuuseikigaku.blogspot.jp/2014/01/blog-post_6.html)でも書きましたが八白の剋気は、気学を少しでも理解できる大工さんやハウスメーカーの方々に影響力を与えるほどの「マイナスの力を持つ家の剋気」として、伝えられてきたものでもあります。ご主人もまた奥様も懸命に、懸命に働き尽くして「やった! 俺たち夫婦もここまできたぞ!」と祝福し合う日々の中、何か「子どもの様子がおかしい」、「旦那がどんどん老けていくような気がする」、そういうイントロダクションを経て、どどっと不幸現象が次々に襲来してきたら、普通の神経の方なら何が何だか判らなくなってしまうことでしょう。

    特に若い夫婦で九星気学の主張をそれほど(或いは全く)慎重に受け止めず、好きなように建ててもらった・・・というような物件は要注意です。見た目の良さに惹かれて中古で買うような真似は絶対にやめましょう。大切なことは人生の大事な時、浅い人知(じんち=人間の知恵)だけで行動せず、九星気学を握り締めて、大いなるものからご守護を頂く謙虚な想念で、天の声を聞く人間になれるよう努力することが肝要かと思います。


    【蔵の恐怖】

    蔵を建てるなら家の新築時と一緒に建てるが吉です。数千年の歴史を誇るものも国内で散見されています。ところが家の新築以降に蔵を立てると、いずれ「その家は滅びる」という凄まじい剋気も指摘されていますので、大いに気をつけたいところですね。



    【暴欲(ぼうよく)よりは救いがある強欲(ごうよく)】

    • 暴欲とは五黄象意で大変有名、人の道を平気で外し、どんな手段を用いても自己の欲望を果たそうとする野獣の如き者のことを指す
    • 八白象意の強欲は貪欲(どんよく)、大変な欲張りという意味を持ち、先の暴欲と較べるとまだだいぶんマシな感じではある
    • 暴欲は人間の形をした野獣そのものの欲望、強欲はまだ人間社会の成功者にそういうタイプの人は決して少なくはない
    • 人生の勝利者になるためには、自己のモチベーションの中に少しだけでも強欲性のかけらという資源でもなければ生き抜くことができないのが現代社会の実相とも言える
    • 自分の度をわきまえない欲求に従い続けて一代で巨万の富を得ても、その後七代に渡り貧乏するとよく言われる通りである
    • それは子孫に影響が出るほどの欲は持つな!という大いなる者の型示し(かたしめし=手本を見せてわからせる、教えることであり 神の啓示とも受け止められる)である
     

    ま と め

    1. 八白剋気で恐ろしい現象の最右翼に位置するのが、艮方位への家相の乱れ
    2. 子孫繁栄に繋がっていく要素はどんどん萎縮し、家の力が弱まっていく
    3. (例えば)若い夫婦が住めなくなって不動産物件となっている、見栄えはいいが艮方位へのご無礼を犯しているような中古物件は絶対に購入しないこと
    4. 蔵を建築するのは住居を新築する時、同時進行で進めるのが一番良い、後から蔵を建てると「その家は滅亡する」とまで評される
    5. 強欲は厳しい世の中を生き抜くために、ほんの少し持っていても仕方ない部分ではある
    6. 子孫の人生をめちゃめちゃにするような強欲強き人生は大いに反省し、大いなるものの人間への片示しを理解できるようになるべし
     

    『編集後記』

    剋気あふれる現代社会で「多少インチキをやらかしてもいいじゃないか」という風潮が、個々人のいわゆる悪想念に化けて自己の脳内をぐるぐる回り、犯罪に手を染める者も一向に減らない事実があります。しかし大いなるものは見ています。レジのお姉ちゃんが気がつかなくとも、大いなるものにはお見通しです。剋気まみれの時代ですが、一線を超えない勇気を大切にしましょう。一線を超えるばかりの勇気を逞しくしても、やがて貴方が貶(おとし)められる危険性もあります。気を付け合いながら協調しあって生きていきましょう。 本日もお読み頂き、誠にありがとうございました!




    2014年1月6日月曜日

    八白土星と家相の密接な関わり

    八白土星の皆さま、こんにちは。そしてほか九星の皆さま・・・いつも千客万来! 新参者の私のブログにたくさんの読者様がいらっしゃる、本当に私は果報者です。誠にありがとうございます。

    「鬼門に鬼はいるか?」各人各様によって様々な答えが出てくると思います。唯物史観者から見れば鬼どころか鬼門さえも認めないでしょう。ある程度のスピリチュアリズムの素養がある日本人なら、鬼のいない場所に死後、住めるよう努力したいと結ぶでしょう。本記事では地獄界の鬼や関連性のある家相の問題を書き留めていきたいと思います。






    【伝承=鬼門に鬼は居る?】

    • 鬼門(北東、艮宮)には鬼がいると今も尚、伝承され続けている
    • 鬼の口には虎の牙が生え、頭には牛の角がある
    • 鬼は虎皮のふんどしを履いているくらいなので、虎よりも強いと云われる
    • 万物の変化作用は鬼とたがわぬほどの強さを有する
    • これら鬼の伝説が継承され続けるほど、鬼門は恐れられている
    これら鬼が居るとまで云われる艮と南西ですが、よく計画して吉方位の時に入り込み、人生一発逆転を目指し現状打開成功、大逆転に至ったという話はよく聞きますよね。元来は大変な貧窮で苦しみ生きる望みも、どうせ枯れ果てるくらいなら「鬼の棲家」にでも行ってやる! そんな貧窮を超えたニヒリズムすら抱いて鬼門に入って成功する例というのは確かにあるようです。また他にも艮(表鬼門)と南西(裏鬼門)は不動産業界やハウスメーカーにも多少なりとも影響を与えるくらいのものがあると聞き及びます。



    【昨年は向いていた八白土星の吉方位旅行】

    五黄中宮年においては必ず、八白は艮宮(ごんきゅう)に回ってきます。昨年はまさにその一年に該当していました、どうでしょう? 昨年の八白土星で皆さまは変化に対応したくなりませんでしたか? 実は昨年は祐気取り、お水取り、吉方位旅行など良い方位に向かい、大地を踏みしめ、どんどんそれらをやるべき年だったんですよね。良き変化を担うタイミングを逃さぬよう、常時気を付けておく必要はあるでしょう。昨年の八白土星はいい変化をしていく絶好のタイミングに該当していました。気は引き締めて、自分の周囲の変化を受容して、物事の良い変化を呼び込めるように大切に時を過ごす必然性がありました。全ては過去形・・・実践できなかった方はちょっと寂しい感じが残りますね(^_^;)



    【浮上してくる問題はやはり家相】

    艮に動いた年は何かが確かに変わっていく雰囲気が強まります。家中でも艮方位は常に清潔を心がけることが重要になってきます。しかし艮に動いたにも関わらず、通常なら何らかの変化が出てもおかしくないのですがその変化がない・・・。そういう時に問題視される事象として、ひょっとしたら家相に問題があったのではないか・・・という段階に入ります。



    【表鬼門としての艮宮(ごんきゅう)】

    表鬼門(艮宮)は変化宮、北東は物事に変化を呼び込む場所であり、表鬼門のみならず裏鬼門(うらきもん=南西=坤、ひつじさる)の方角も厄除けに向きます。



    【母体】

    丑の方・北北東=母体を表す母親の座



    【北寄りの北東】

    • 東北東に位置する寅の方、相続者は長男
    • 家の中心を起点として北東60°の間の艮の方の現状
    • 母親に障害はないか? 相続人に何らかのトラブルがおきていないか?
    • 水場、台所、浴場、キッチン、台所などは絶対にないか
    • 八白土星における艮の家相は物凄く大事である



    【様々な生き方すら現出する家相】

    • 八白土星は非常に強力に土地、家などの不動産に関わる性質を持つ
    • 自己の生活拠点として家相は非常に大切
    • 家相は各人各人の人生がどんな行動を取ってきたか判ってしまうくらい生活に根ざす
    • 子孫繁栄がとても重要である
    • 女系家族で子どもができない家は艮の家相に欠けがあったり、あってはいけないところに水場などが存在すると大変、難しい改修が必要になる



    ま と め

    1. 昨年度は八白土星の吉方位旅行に、非常に適した一年であった
    2. 気学の直近の情報は絶えずチェックし、祐気取りしそこわない体制を作ろう
    3. 艮に動いた場合は早く変化が出てくるが、それに関して何も出てこないということは、家相の問題を抱えている公算大
    4. 【北寄りの北東】に水場、台所、浴場、キッチン、台所などは絶対にないか、落ち着いて着実にチェックしよう
    5. 家相の善し悪しはその人の表面に出てくる



    『編集後記』

    正直、つい最近まで私は家相について詳しいことは全く知りませんでした。ですから気学の学習中にそれまで何ら触れられていなかった家相の問題が、忽然(こつぜん=たちまち、にわか)と出た時非常に驚いたことをはっきり覚えています。でもよく考えると家の中にいるからといって、九星気学が関係ないか? と問われれば 勿論そんなことはなく・・・少し考えてこの学問に家相が付随することを徐々に理解できるようになりました。
    九気も家相も深い学びを要しますが、私もこうして覚えてきたことを綴りながらインプット→アウトプットできるよう努力していきたいです。

    この人生に、

    皆様との出会いに感謝します。誠にありがとうございます。




    八白土星の象意

    八白土星の皆さま、遂に当ブログも八白の八、末広がりの数霊(かぞたま=古代から数そのものが深奥な意味を持つとされ言霊と同様、数にも霊が宿っていると考えられてきた)を有する八白土星を書く段に至りました。土星三兄弟の一でもあり(他に二黒、五黄がある)九星全体に様々な意味合いを添加させていく星でもあります。

    八白土星は最多の兄弟星を有する土星の三番目。剋気だけでもない、祐気だけでもない、万象を常に変化させていくことがこの星の大きな立場です。また十二支の丑と寅が北北東と東北東でテリトリーを一応引いてはいるものの基本、艮(うしとら)として多く知られている重要な方位。艮方位は気学的に家の改修を余儀なくされるパターンが多いです。







    【八白土星の基本構成・構造】

    • 星・・・土星
    • 色・・・白色(黄)
    • 方位・・・北東、艮宮(ごんきゅう)
    • 素数・・・五、十
    • 人体・・・関節
    • 五元素・・・炭素
    • 四季・・・春(小寒~啓蟄)
    • 十二支・・・丑・寅(うし・とら)
    • 時刻・・・午前一時~午前五時
    • 十干・・・戊(つちのえ)、己(つちのと)



    【特徴的な八白、構成・構造】


    まず星は土星。五行の木火土金水で分ければ土気(どき、つちのき)に該当します。方位は北東60°に渡って展開されます。さらに十二支を使って突き詰めれば、北寄りの北北東30°を丑(うし)、東寄りの東北東30°を寅(とら)が分かちます。ここで書いた丑と寅を合わせた北東60°が艮(うしとら)と呼ばれる方位。八白土星のさまざまを御伝えする中で中核的役割を果たしますので、是非共ご銘記下さい。四季は春。小寒(しょうかん=冬の節で太陽暦の1月6日頃に該当、寒さ厳しい折)から啓蟄(けいちつ=冬ごもりしていた虫が外に出てくる頃、陽暦で3月5、6日頃)艮の北東60°から緩やかに東へラインは動き春の胎動(たいどう=内面的な働きが表面化する兆しを見せること)が始まる、時刻は午前一時から五時まで。

    【八白土星の象意】

    • 強欲
    • 変化
    • 相続
    • 母体
    • 打開
    • 止まる
    • 友人
    • 計画
    • 高所
    • 入院
    • 選挙
    • ケチ
    • 親戚
    • 改革
    • 蓄積
    • 少年
    • 試験
    • 整理
    • 改造
    等々



    【大いに目立つ八白の強欲(ごうよく)】

    ズラッと多岐に渡り様々な象意があらゆる方面から集結している観がありますよね。しかし一発目の強欲は五黄土星の暴欲に次ぐ強烈な欲望への渇望を示し、大いに人目を引きます。また次の、変化も八白土星や全九星にとって非常に大切な要素を持つ象意、変化が一切ない暮らしというものは、人間はもとより森羅万象に渡りほぼない事象であると云うことが出来るでしょう。



    【変化を知るためには八白を知る!】

    象意に大きな影響を与える気、しばらくぶりのご質問です。気とは一言で顕すとどう答えられますか?・・・そうです! 気とは形なくして働きあるもの・・・その一言に尽きます。この大宇宙に遍満(へんまん=広く全体に満ちふさがること)するあらゆる物質や生き物、目に映るもの映らないもの全てが凄まじい変化を伴いながら、この地球上に依拠(いきょ=拠り所とすること、他の何かに基づくこと)し存在し続けています。ここで一挙に話が現実的に、庶民的になりますけども(笑)、一個人は自分に関わるものの変化をどう対応していくといいのか、実はこれを学ぶことこそが八白土星を勉強することに繋がっていくのです。私たち人間の生涯は常に今を積むことで成立していきます。千変万化(せんぺんばんか=変化の多いこと、様々に変わること)し続ける世の中で、変化に対応することがビジネスマンの暮らしに大変重要性を持ちます。



    【切れ者ビジネスマンはここが違う】

    キレ味のあるビジネスマンは世相や流行に敏感であり、いつもそれらの狭間などにビジネスチャンスがないか、目が爛々と光っています。ある方が「今のビジネスマンは変化対応業だ!」とおっしゃっていましたがまさにその通り。小娘集団の世間を賑わすショービジネスも「俺、ああいうの興味がないから・・・」と避けている者もいれば、或る切れ者は何の興味を持たずともすごい金額を社の売上としてはじき出し、会社に貢献、出世街道驀(ばく)進という人もいるわけです。



    ま と め

    1. 八白土星の方位は北東・艮宮で艮はうしとらと呼び、十二支では丑・寅を指す、これらは八白を学ぶ上で不可避な言葉である
    2. 八白土星の象意は偏(かたよ)ることなく多くの物事を連環している
    3. 剋気面では五黄土星の暴欲に次ぐ強欲という、攻撃的で粗暴さを感じさせる象意を持つ
    4. 世の中の変化を見抜く力(ここでは全九星も)を有することにより、生業で抜群の成果を上げる切れ者は上に上がっていく
    5. 私たち人間と森羅万象、この世と人間社会は絶え間なく変化を続けている、変化を拒否するといずれ生きることが困難になってくる



    『編集後記』

    本日もお読み頂き誠にありがとうございました!
    切れ者リーマンの鋭利な営業は私も結構、拝見する機会がありました。計画性と調査能力をフル回転させ、予算を持っている相手を突き止める。営業テクもいろんな流派(笑)がありまして、どれもこれもやり手ならば流派に関わらず大いなる勝ちを収めて悠々と帰社してきます。私も猪突猛進型ライターでしたが、営業も制作もとどのつまりはどれだけ心臓に毛をそよがせられるかにかかってくるでしょうね。「勝負をかける男も女も美しい・・・」今でも私はそう思っています。皆さま、これからも切磋琢磨、いい仕事をし、社会のタメになる人間であり続けたいものですよね。

    この人生に皆様との出会いに感謝します。

    誠にありがとうございます。



    【九紫祐気】社会科の凋落ぶりに刮目(かつもく)せよ!

    九紫火星の皆さん、こんにちは! そして九星の皆さま、いつも応援ありがとうございます。本記事は余りにも問題が多すぎる我が国の義務教育について、気学的な見地から抽出(ちゅうしつ)し俯瞰(ふかん=高いところから見下ろし全体の状況を把握すること)してみたく思います。どうぞ、ごゆるりと考え...