2013年12月27日金曜日

七赤金星の運命

七赤金星の皆さま、ここまでご精読誠にありがとうございました。本記事「七赤金星の運命」(総計13本)でこの七赤シリーズは終了とさせて頂きます。そしてほか九星の皆さま・・・いつも温かい眼差しでお読み頂いているような想念波を私なりに受信しています。誠にありがとうございます。
それでは七赤金星ラスト1、心を込めて七赤の運命を収斂(しゅうれん=取り収めること)させて頂きます。何卒、よろしくお願い申し上げます。

皆さま、たまにはウイスキーの水割りでも嗜(たしな)みながら、ごゆっくりお読み下さい、

それでは「七赤金星の運命」をどうぞ!




【能力は高いが、難しいのは勤続】

  • 生来、物質的幸運を持って生まれてきた七赤金星、生まれながらにして幸せな人生がスタートする場合が多い
  • 概して初年運と思われがちだが、実は晩年運で頭脳明晰、かつ如才なく(じょさいなく=手ぬかり、手落ちなく)、オールマイティーにどんなタイプの人とも交流できる
  • 転職歴多い傾向にあり、数少ない勤務先で我慢するのが苦手、いわゆる辞めグセあり
  • 今後の目標は転職した会社などで、継続した勤務が務まるよう努力していくこと
  • 本来的に職務遂行能力は高いので、勤務継続を努力することで運命が開花していく
  • 積極的に苦労を買い、自己研磨していくと大変な努力家になれるし、人生の大成功者にもなり得る
 


【苦労知らずの七赤金星はただの役立たず】

のっけから厳しい小見出しを付けさせて頂きました。気分を害された方もいらっしゃったかもしれません。しかし九星で最も光り輝く七赤がちょっとしたことで立腹し、職を転々、結局何にもなれないという事態には決してなって欲しくないので心を鬼にしたキャッチを書かせて頂きました。苦労を乗り越え自分を磨く道を選択し歩み続ければ生来からにして運気の強い生まれですから大成する可能性は極めて高いと言えましょう。
 


【33歳に襲来する筈の、お家の大事を乗り越えよう!】

七赤金星の十二支で二つ、酉(とり)年と午(うま)年に該当する人は、人との縁を重要視して下さい。逆説的に言うと縁がなかなか発展しづらいという面も言えなくはないのです。縁を大切にするという事柄も努力目標に入れましょう、必ずや貴方が生成発展していく礎(いしずえ)にそれらの縁者はなって下さることでしょう。また酉年、午年生まれの長男は33歳になった時、家運が傾く事態に直面する危険性を持ちます。どれほどの資産家であろうと確実に家運が傾く傾向を持ちますので、33になる前にこれを知った該当者は如何にその事態を防ぐ、ないし和(やわ)らげるかを、早い段階からシュミレートしておく必要がありそうです。若いうちから33歳時のお家のクラッシュ現象を想定内にしておき、精神性の向上を図って無事、苦境を乗り越えるよう力を蓄積しておくと良いでしょう。
 


【卯年の七赤には大良縁が待つ!】

卯年の七赤生まれは、父親との縁が薄い傾向にあります。しかし自己の人生でとても秀でた良縁に結ばれるという素晴らしい祐気も持ち併せています。卯年の七赤の皆さん、どうか気学の方向性を失わず、しかし成り行き任せにしていたらなかなか結婚できない時代にもなってきています。「自分には素晴らしい人がこの世界で待っているんだ!」と勇気百倍、元気に婚活しても悪くないと思いますよ!
 


【金剋木(きんこくもく)の親子は早急に同居を辞めよう】

親が三碧木星、子が七赤金星の場合、親子の縁としては実は、非常に良くないです。五行の金剋木は・・・即ち「金は斧となり大木を切り倒す」という相剋の関係にあり、しかも子の方が親を剋するという穏やかではない関係性を有しています。「殺人事件に至るまで事が大変になる・・・」などという適当なことは言えませんが、子どもが親をやっつけることは金剋木の関係性が大きく暗示しています。ですからお子さんと自分の関係が金剋木にあるとわかった段階で、決して嫌ったりいじめたりするのではなく、早く七赤の子が独立できるよう逞しく育てていく必要を認めることです。愛情いっぱいに根性がある人間にする努力を惜しまなく実践しましょう。早ければ中卒でも良いでしょうし、勉強が嫌いでなければ高校生くらいまで育てる義務はあるやも知れません。でもいくらなんでももうそれくらいにして、この場合の七赤の子は独立独歩、歩み始めさせるのが賢明です。大学だって夜間も通信教育もある時代なのですから、本人が稼いだお金で十分に学費は支払えます。
 


【必ず報われる七赤の苦労】

順風満帆に七赤青年として才覚を発揮、叩き上げの者になる可能性があれば、なかなかうまくいかない子もいることでしょう。しかしそれも鍛錬の一部です。そもそも七赤性は幸せな人生を送れるように仕組まれて生まれてきています。後者の子の場合、放っておいたら甘えやすくわがままな、七赤性の悪いところが出た若者になる危険性があったのかも知れません。こういった視点から見ればどう考えても七赤金星は人生のある一定期間、とことん苦労して、傷つきながらも這い上がって鉱石が徹底的に磨かれダイヤモンドになるくらいの価値を持つ人生を構築することで、本当の成功を浴する者になっていくのです。駄弁人間や甘えっ子、きっつい性格のべっぴんさん=七赤女子、そういった剋気強い人間像にならないためにも、七赤は買ってでも若い頃の苦労を重ねましょう。
 


ま と め

  1. 仕事面で能力高くまた決してなめてかかっているわけではないが、剋気を発し職を転々とする傾向がある
  2. 苦労を知らないから甘えっ子のような気持ちのまま、就労している部分があるのは否めない
  3. 大成したい七赤は時に運命的に親から早く家を出されることもあるが(金剋木の関係で)、持ち前の能力で大きな人間になり社会に出てくる
  4. 七赤金星の酉、午の両年者は33歳の時にお家の大事が襲来する剋気があるので、その年までに体制を万全にして気を付けよう
  5. 卯年の七赤金星は他の干支を圧するほどの大良縁が存在する
 


『編集後記』

全編、七赤金星について書かせて頂き「なんて人間くさくアグレッシブな人たちなのだろう・・・七赤金星は・・・!」と正直、ちょっと涙腺がやばくなりました(笑)特に「金剋木」故に、心を鬼にし早期で子どもを手離す親のこころを思う時・・・あー、駄目だ、泣けてくるーっ゚(゚´Д`゚)゚
今日記事を書いてはっきりしたこと・・・それは誰もが自分の行く手を阻む障壁を乗り越えて、地道に今日という日を精一杯生き、その積善が世界を動かしているということ。そしてそれこそが祐気取りに繋がっていくのだなあ・・・と私は思いました。 

この人生に、
皆様との出会いに感謝します。
誠にありがとうございます。



2013年12月24日火曜日

【七赤女子必見!】七赤金星の剋気と美しき沢(さわ)

七赤金星の皆さま、そしてほか八つの大いなるエレメントで構成される輝ける九星の皆さま・・・本記事におかれましても何卒よろしくお願い致します。本記事では物質的な幸運の星と呼ばれる七赤金星(精神的な幸運の星は四緑木星)の書き残された剋気について余すことなく詳報して参ります。

特に七赤金星の女性は本来的にルックスが良く服の着こなし等ファッション方面にも造詣(ぞうけい)が高いため大変、男性に好かれる傾向が強い。しかしそれが嵩(こう)じてわがままになったり、一種傍若無人な行動も散見されるため本当のいい女とは言えない。七赤娘が本当の意味で愛される人間に変わるのならまず自分が変わる必要があります。
 


それでは皆さま、ごゆっくりどうぞ。




【独特な七赤金星の剋気群】

  • 喜びの星七赤金星においての剋気に背反(はいはん=背くこと、互いに相容れないこと)という厳しい象意が存在する
  • 背反(はいはん)とは背くこと、互いに相容れないことを指す


  • 七赤剋気が強い人は例えば上司などからその姿勢や仕事上の理由を糺される(ただされる=問い調べられる、理非を明らかにされる、吟味される)と「だって・・・」、「ちょっと待って下さい、それはあの時○○さんが・・・」という具合にまず反論先にありきの傾向強し


  • その姿勢は七赤一流(いちりゅう=一つの流儀、他と違って独特なこと)の想念の顕れでもあり、口論に勝つために自分の土俵に持ち込ませようとする狷介(けんかい=頑固で人と合わないこと、意固地)な策謀である場合も存在する


  • 金銭面の取引きにおいて代金をなかなか支払わない(支払いが遅延する)傾向がある
  • 金回りが良い星回りなのに何故、支払いが遅延するか・・・それは景気よく後先考えずに、買い物などを優先する傾向が強いので実は大して蓄えがない場合が少なくないためである




 

【嫌な女からの卒業】

派手で遊び上手、お洒落さんで頭脳明晰(ずのうめいせき=頭が冴え、感覚が明らかではっきりしていること)と非常に人気者になりやすく、特に女性の方はいわゆる可愛いタイプの多い人ですから、今世では勝ち組になりやすい素地があります。しかしある意味「頭が良すぎる」点があるので、つい今後の流れが見えてしまい自分の非も内心、理解しながら持って生まれた高いプライドが素直になることを邪魔します。本記事を読まれた七赤さんは、この記事を読んだのが百年目(笑)です。「嫌な女」から(特に同性から見て)内外ともにこれから女性の儀表(ぎひょう=人々の手本、規範)に変身する良いチャンスだと思い、次項の言霊を身につけていかれると良いでしょう。  

【はい! そうします!】

これからの七赤さんは今後の上司や先輩、人間関係の一部始終において全てを受け止める愛を持ちましょう。高飛車な口論で剋気を出す前に、心を穏やかに持って軽く深呼吸して「はい! そうします!」と心を込めて返答する。流れを受け入れ素直な行動に移していくと、自分を始め周囲の循環も良好となり、今後は無駄金にならない金運が身に付く筈です。  

【沢とは何ぞや?】

沢(さわ)・・・草の生えている低湿地、また山地の渓谷、谷より広く浅い・・・七赤象意の一。沢は山岳地帯に住んでいた人間たちが水や食糧、安住の地を探し求めて落ち着いたいわばオアシスの如き地域を指します。沢は常時、水が枯れることなく水脈より自然水がこんこんと湧き出て、スムーズな五行(木花土金水)の相生が展開されています。雨風凌げない野っ原(のっぱら)とも違い、まさに原始共産主義(マルクス主義、現代の共産主義とは根本的に違う惟神の世界を地で行った縄文時代などを指す場合が多い)とでも称される収奪(しゅうだつ=奪い取ること、無理に取り上げること)や過剰な税の押し付けもなく、人は本然のまま、平和に沢で暮らしていた古来・日本社会が確かに存在してあったのです。  

【田舎暮らしの時代は既に来ている!】

沢では淡麗な味のする湧水で喉を潤し、風は心地よくそよぎ、五行の連環は美しく進む・・・時に皆さま思いませんでしょうか?! こんな刹那主義(せつなしゅぎ=過去・未来を問題とせず、ただ現在の各瞬間の情調・生活を充実させようとする怠惰な物の考え方)に染まり、満員電車で体がへし折られそうになりながら暮らし続けてそこに人間が渇望して止まぬ「本物の愛ある暮らし」は実現するものなのだろうか、実はもう十分前からくたびれきっている、こんな生き方はもう止めたい、そう考える人が昔と比べれば相当数増えているのは否定できないと思います。  

【人の暮らしは自然と協調する生き方が本質】

独善的な考えかもしれませんが、人はやはり自然と協調しあい、余裕のあるコミュニティで家族仲良く睦まじく暮らすのがきっと一番正しい生き方なのではと時折考えます。しかし諸事情を考察すればそう簡単に田舎暮らしを現実のものとすることは難しい。七赤金星における人間社会の故郷・沢や自分なりに素敵と思える風景の場所に終の棲家(ついのすみか=最後の家)を定め、田舎にいるときは田舎の暮らしを、都市にいるときは開き直ってアクティブに・・・そんな棲み分けが出来る経済力を生むためにもON/OFFはっきりさせて、もし支持してくれる人がいらっしゃれば互いに夢に向かって頑張りましょう!  

ま と め

  1. 剋気に背反(はいはん=背くこと、互いに相容れないこと)という厳しい象意が存在
  2. 七赤剋気が強い人(その中でも女性)は口論で勝つため、手段を選ばぬ意地悪さを内在している場合が多い
  3. いろいろなケースで反論を重ねてきた故に、剋気強くなってしまった自分を反省しよう
  4. 今後は剋気がムズムズしても頑張って「はい! そうします!」と元気に返答、そのうちに女性の儀表(見本)とすらなり得る
  5. 沢は大昔の人類がたどり着いたオアシス。現代の剋気強過ぎな時代を乗り越えるために、願う人あらば田舎暮らしを求めて資本を作ろう
  この人生に、皆様との出会いに感謝します。誠にありがとうございます。

2013年12月21日土曜日

【七赤剋気】駄弁人間と能弁者【七赤祐気】

七赤金星の皆さま、そして全九星の皆さま・・・毎度のご訪問ありがとうございます。本記事は物質的な幸運の星と呼ばれる七赤金星(精神的な幸運の星は四緑木星)にさえしっかりと剋気が存在することを詳らか(つまびらか=細かく詳しいこと、つぶさ)にします。そして対照的な本来の活き活きとした七赤金星の特筆すべき祐気も対比しながらまとめさせて頂きます。

本記事は人のために、愛のあるメッセージを能弁に語る「歩く七赤祐気」と称しても差し支えない人物の偉大さを、余すことなく御伝えしています。そして気学においてその対極に駄弁(だべん=非常にくだらない話)ばかりを所構わず吐き続ける人間の存在そのものが、七赤の剋気である・・・というほど完膚(かんぷ)なきまでに否定しています。

それではお茶でも飲みながらごゆっくりどうぞ。




【駄弁と能弁では天と地の差がある】

  • 場の空気を読まず、くだらない話をだらだら続け悦に入る者の状態を駄弁(だべん)と云うが、まさに駄弁を弄(ろう)する人間の存在そのものが七赤剋気の一。
  • 駄弁を得意(?)とする者は、七赤金星であっても決して金運を寄せることが出来ない
  • 役に立つ話や人を褒め称える話、世の中で役に立つことを伝えていく人の話を総称して能弁(のうべん)と定義する
  • 能弁を得意とする者の話を聞くことは七赤祐気に該当し、七赤(西)方位に行ってお水取り、祐気取りをするのと同様の非常に大きな効果を得ることができる
  • 人の役に立っていく話を御伝えし、かつ人のために良かれと思い行動する七赤金星は金運を大いに寄せる
 


【存在自体が剋気! 駄弁人間の恐怖】

どうですか?! この能弁と駄弁の落差! そしてある一定の社会経験を積んだ人ならこの両者それぞれについて、思い出す人物がちらほらいるのではないでしょうか。まず駄弁の方から書きますと、この手合いの人はその場に居合わせる人たちに対してまるで愛がない。あるものは徹底的な自分の経験、体験の押し付けに終始されます。また居合わせた人たちの属性というものすら見通す能力が欠如しているため、同じ話を何度も何度も様々なシーンで繰り返す、また抜本的にちっとも面白くも何ともない話を針小棒大(しんしょうぼうだい=小さなことを大げさにいうこと、誇張すること)にして触れ回るので「あれは変な人間だよ」と早い段階で皆に見抜かれてしまいますが、反省する能力も著しく低いため、いつまでも同じ地点をぐるぐる回り続けます。下手に相手をしようものなら調子に乗って、益々勢い込みさらに水準の低い駄弁を披露してきますので本当に厄介。大きな七赤剋気として、その人物の存在自体が認定されるのですからある意味、その立ったキャラ自体は大したものではあります。


 


【能弁者の偉大さをリスペクト】

  • お水取り、祐気取りに行かなくとも同じ水準の祐気を言霊で伝える能弁者。こちらの方は前述した人間とは全く真逆。先に触れた駄弁者のインパクトが強過ぎて、書いていた私自身が剋気にやられそうな気分を覚えていましたが、ようやくまともな話を書けることで、今本当にほっとしています。剋気と祐気の落差とはかくも著しい隔たりがあるものなんだなあ・・・という経験を今日のブログライティングで積ませていただきました。本当に有難いことです。




  • 能弁者のお話を伺っていると、まず人柄からにじみ出る波動が素晴らしいので、気持ちが穏やかになり「徳のおすそ分け」とでも言いましょうか・・・、聞いている者に豊かな人間性が付き、凛とした姿勢が自分自身にも与えられてきます。逆説的に申せば、なかなかそのような良い影響力を持った方が当世では鮮少(せんしょう=非常に少ない)であるが故に、西への吉方位旅行という九星気学の真髄の一つを伴った移動が必要になっているとも言えましょう。祐気取りからも能弁者からも発生する西方位の祐気に対する人気の秘密は、決して金運だけではなく人生全般にわたるものであることに思いを馳せていきましょう。



  •  


    【西方位取りは他方位よりもお金を使おう】

    豊かな人生を生き抜くためには経済力も無論、非常に大切ですけれども、そのベースには信頼や愛というものがどれだけ積み重ねられてきているかによって人間性の大小が決定していきます。また西方位祐気取りの際はその旅自体を愉しむ・・・というスタンスも大事なので、他の方位における祐気取りの時よりも、分に応じてそこそこお金を使っても大丈夫な面があると聞き及びます。その結果、より吉方位としての西の効果も出てきます。年盤で西の方位を使えることがはっきりしている場合は是非、西の祐気を取るように心がけましょう。


     


    『編集後記』

    本当に世の中、いろんなところに駄弁人間が溢れかえっています。学校でも職場でも、飲み屋でも温泉や銭湯でも電車の中でも、著しく民度の低い朝のワイドショー番組のコメンテーターなども含めて駄弁人間を満載した電車やクルマが都会を走り抜け、人の話にくちばしを突っ込んで、そして自分の話だけでその場を染めてやろうと虎視眈々(こしたんたん=あたりを見回し威圧して征服の機会を伺う様体)です。何故そのような程度の低い人生を送ってしまうのか・・・それぞれの理由があるのでしょうが、やはり戦後民主主義の美名のもと、自分勝手に生き抜く人間を大量生産してきた社会主義や共産主義の大票田(だいひょうでん)・日教組教育の偏波(へんぱ=偏って不公平なこと、えこひいき)がこの国の国体を、ここまで愚弄してきたことに最大要因があると断じざるを得ません。

    今後の教育行政への大改革が断行されるか否か、固唾を飲んで見守りましょう。

    この人生に、
    皆様との出会いに感謝します。
    誠にありがとうございます。



    七赤祐気・金銀のジュエリーをお洒落に着こなして、街へ飛び出そう!

    七赤金星の皆さまこんにちは! 九星の皆さまもいつもお読み頂き、誠にありがとうございます。
    本記事は七赤金星の財運について触れて参ります。気学が楽しくなるエッセンス満載で、皆さまにこの記事を送り届けます。

    兄弟星の六白と七赤、吟味すれば個性はかなり違うものがあります。またジュエリーなどを綺麗に身に付け、パーティーやそれ以外の外出時にもさりげなくキメられるセンスは気学的に見ても、実は大切な事項だったりするものであることを知りおきましょう。「あのご夫婦素敵ね!」と言われるほどの七赤性を身につけて、街へ繰り出したいものですね。




    【七赤金星および六白金星の構成要素】

    • 兄弟星の七赤と兄の六白、同じ金星=金(GOLD)でも両者の特徴は大幅に変わってくる
    • 精製過程は鉱石→金→金属の流れを辿(たど)る
    • 六白は鉱石そのもの、世間的な言葉で示すと「ダイヤの原石」
    • 七赤は人間社会の富を象徴、或いは定義される際に使われる金(GOLD)から所謂(いわゆる)貴金属商品全般を指す
    • 金商品を買う際に、九星気学では方位によって買うべき商品をカテゴライズしている



    【ジュエリーによるお洒落の効能】

    金、銀、ダイヤモンドなどの本物そのもの(ジュエル、ジュエリー)を身につけると一躍、ハイレベルな七赤性が身につきます。七赤性とは一言に収斂(しゅうれん=引きしめること、取り収めること)すれば「豊かさ」という言葉に突き当たります。(精神的豊かさは四緑木星)。まるで高貴なオーラの如き七赤性の輝きが自分自身を包み込むのでそれが魅力に変換されて、異性が貴方を見る視線も良い方向で変わってきます。その延長線上から人生の伴侶との出会いや金運を寄せることに多大な力を発揮します。男性の場合、あまり宝石をたくさん身につけている人というのは、その方面の人(笑)が主体となるでしょうから女性と同じ観点から同様な意味付けをするのは難しいですね。ただ男性の金(きん)などによるお洒落アイテムの筆頭としては、時計が大きなエレメントになるのは間違いないところではないでしょうか? 


    【時計を買うなら東南方位です】

    ここまで述べてきました貴金属類は適当なところで買うのはNGです。悪徳商売の噂があったり著しく評判が悪いようなところは問答無用ですが、それ以外に気学的見地で自分の住む町の位置からお店への方角にはこだわりましょう。それぞれの貴金属は、具体的に象意が違っていたりする場合が少なくないので、万全を期して商品が高額であればあるほどマジモードでよく調べて商品を見に行きましょう。そしていいものがあれば、その方角のお店で購入されて下さい。では以下に貴金属類の購入方位をまとめさせて頂きます。

    <貴金属などは良い方位で購入しよう>
    ・時計・・・東南方位
    ・金、銀、ダイヤモンド・・・西方位
    ・銀行、質屋、金融業者・・・西方位

    要は時計以外は概ね同一方位です。抜本的に、西から品物を購入すること自体が七赤性です。確かに東京都で見ましても池袋、新宿、渋谷と大きな街は山手線の西側、高級なブランドを揃えたお店の数も、例えば総武線の浅草橋や新小岩などの東方位より明らかに西の方がいいものが買えるのは明白ですね。



    【金・銀の財宝】

    貴金属でも服でもクルマでも高価な商品の購入を目指して働く傾向が出てきた人は七赤祐気です。努力して、目標の物をGETするたびにさらに財産が増加、財運を得た形の人生が完成していきます。よくCMなどで使われる言葉「自分にご褒美」ではありませんが「お金は使わないと入ってこない」という言葉は全く以てその通りでこの20年ものわが国を覆う不況の嵐も、一面では全く同じ事情で陥ったような所があります。何かお金を使うことに臆病になっている私たちはここで良い意味で開き直る必要があります。予算を超過して多く買い物をしてしまった場合、落ち込まず、そしてそれが決して無駄だとは思わないこと。「目標・目的」が達成され始めたとすら思い、財運が身に付いてきたことに矜持(きょうじ=誇り)を持つ良い機会にもなることでしょう。ただしご注意させて頂いている通り、今まさに消費者金融などにお世話になっている方にはこのセンテンスで書かせて頂いたことはまるで該当しません。そこは是非ともご銘記下さい。



    ま と め

    1. 七赤金星(弟)と六白金星(兄)は兄弟星。同じ金でも抜本的に種別が違う
    2. 七赤は金(GOLD)そのものや本物の貴金属商品が該当、六白はいわゆる「ダイヤの原石」(鉱石の状態)
    3. 貴金属をあしらえた服飾品やジュエリーをつけて外出すると、七赤性の魅力が(主に女性を中心に)向上し、周囲の男性の見る目も変わってくる
    4. 貴金属を購入する場合は自宅から見て良い方位で買おう、時計は東南、それ以外は西方位が吉
    5. お金をある程度持っている人は、消費経済・流通のためある程度お金は使うべきである



    『編集後記』

    私が20代前半だった昔、パンクロックに刺激を受けて、今思い起こせば苦笑せざるを得ない出で立ちで、よく上野松坂屋(笑)あたりを自転車でチョロチョロ徘徊していた時代があります。そんな時代に同世代の友人から「はっきり言ってお前のネックレスめちゃめちゃ趣味悪いし、全体的に見たらかえってカッコ悪いことになっているよ・・・」と指摘されました。その言葉は北海道寒村育ちの私の胸にぐさりと突き刺さりました。自己満足でかっこつけた気になっても、それなりのセンスや審美眼(しんびがん=美しいものと醜いものを見分ける能力)がなければ、穴があったら入りたいような醜態を晒しかねません。決して私と同類なのだ・・・というようなむごく酷いことをいうわけでなく、思春期にお洒落デビューする少年少女はただ流行ばかりを追って、画一的な格好に落ち着きすぎても華がありません。一番いいのは見立て役になってくれるハイセンスな友人やショップ店員に、いろいろ教えてもらうのがとてもいい方策だと思います。

    坂本龍一の服装や髪型は東京芸大の頃はとても目に当てられなかったらしいですが、そこを改善してくれた友人はブティックのオーナーでもあった高橋幸宏だという話は音楽業界では有名です。ビシッと程度良く決められるセンス、きっとそれは人生の初めから最後まで貫き通される大切なエレメントということが出来るでしょう。お洒落に関する七赤性・・・身につけておいても決して損はないと思います。またそういう良いものを買える財力を得るための、日々の向上心をモチベーションに変えて幾つになっても素敵な男、素敵な女になって行きたいものですよね。誠にありがとうございます。



    2013年12月13日金曜日

    【七赤金星】家相・西の欠けは腎臓にくる!

    七赤金星の皆さまこんにちは! 九星の皆さまもいつもお読み頂き、誠にありがとうございます。本記事はまず七赤金星由来の病などについて書かせて頂きます。お医者様によれば「心臓に次いで非常に重要な臓器で、難しい病気が目白押しだ」との指摘が散見されるほどにむつかしい病気を好発する腎臓。ここまで四緑と並ぶ幸せの星=七赤金星と称し、複数祐気に満ちた記事を書かせて頂いてきましたが、今回はちょっとそういう展開にはならない感じがします。故に、七赤で健康問題を患っていらっしゃる方には是非、お読み頂きたく思います。

    順調な星回りで来ていた七赤金星ですが、体の面では腎臓病というきつい意味も出てきます。なぜ腎臓病の要素が七赤に絡むのか、それは家相という<家の中における重要な方位>で特に西方位での欠けがあった場合、それらが不幸現象や剋気をもたらしている要因である確率が高いからです。家相も奥が深い学問、九気と共に学んでも損はしません!




    【七赤のウィークポイントは腎臓】

    • 家相における西の欠けは腎臓と血圧そして気血(=きけつ、人体内の生気と血液。漢方で、経絡=けいらく)の内外を循環する生命力の源とみなされるものにも悪影響を及ぼす
    • 全体的に体の機能が停滞していく
    • 腎臓病の合併症は脳卒中、各種血液病など厳しい病気や様々な病気に連環するため非常なる注意が必要


    • 家相とはその家に住む者全員に吉凶の影響が非常に大きい


    • 家相の学習はとても奥深いので、それを知るのと知らないのとでは、根本的に生活の豊かさが変わってくる


     

    【腎臓がやられる前に吉相の家相!】

    家の中心から西に30°の範囲が重複するかのように窪んでいる住居を、家相では西の欠けと呼び非常に剋気的な建物として忌避(きひ=嫌って避けること)されてきました。西の欠けを放置していると、前項でご説明させて頂きました腎臓病やその合併症に陥り苦しむ危険性を帯びますので、早急な改修が望まれます。何せ家相はそこに住むすべての家族らの吉凶に影響が出るので対策は早ければ早いほど良い。しかし絶対に忘れてはいけないことがある。リフォームや改修の際、今まで断言してきた通り住みながらのリフォーム、改修は自分の体を傷つける自発的な剋気を呼んでしまうのでそれもまた十分な注意が必要となります。  

    【西の欠けによって起こる問題をここで一度整理します】

    • 経済面=金回りが非常に悪くなる
    • 健康面=腎臓病を中心とした合併症などを中心に、大病する危険性高し
    • 禁忌事項に引っかからないよう細心の注意を払って、西の欠けを確実に直す
    • 応急的な対症療法としても、西方位という吉方位を積極的に取っておくことも重要
    • 西の欠けに対する抜本的な解消法は、西の張り出しを構築し、欠けを解消することが一番大事
    • 運気の変化に伴い、金回りが復調、全体的に運命が回復してくる
     

    【あなたの帰る家の居心地はどう?】

    九星気学が万物万象に効く方位学であるなら、家相は家の中、周囲と限られた空間においても東西南北の祐気・剋気がクロスして、生活に根ざしたいろいろな変遷を見られる、これもまた重要な学問です。家相を極めて行くと、家の中にある宇宙のようなものについて気付きを得、方位の重要性を九星気学同様知るに至ります。特に自宅という自身の港のような本来的に体や心を休める筈の拠点がどのようにまとまっているのか、これは次の漁に向かう前の船乗りなら「より安定的で気楽に過ごせる空間が必要となるのは当然である」と言えるでしょう。  

    ま と め

    1. 七赤金星は金運の星、幸運の星と祐気ばかりが着目されがちだが、決して剋気なく幸せ一辺倒の星ではない
    2. 七赤金星の肉体的弱点は腎臓
    3. 場合によっては剋気強い合併症も発生し、苦しい命懸けの闘病ともなる
    4. 西方位という吉方位を積極的に取っておくこともとても重要になる
    5. 家相も九星気学と一緒に学べば、鬼に金棒の気学的知識を得られる
     

    『編集後記』

    現代の明日が見えない時代においてこそ、その指針として家相にしろ九星気学にしろ学ぶ人は増加します。この私のようにぺーぺーの者が、一丁前にこうしてブログで皆さまと気学の学びをシェアしたいと思い自己表現ができる当世です。特に私はこのブログという媒体のしぶとさと強さに最近ますます惚れ込んできました。 「生きることの」生々しさすら焙(あぶ)り出し、生半可な正義すらをも蹴散らし、それぞれの星に生まれてその学びの中で、どこまで飛べるか、どこまで凛然(りんぜん=凛々しく気高く)と生き抜くか・・・最近、妙に思いを馳せる自分がいます。七赤が終われば八白、その次は九紫と遠望すればこのブログも今、後半戦の真っ只中にいます。 この人生に 皆様との出会いに感謝します。 誠にありがとうございます。

    2013年12月12日木曜日

    七赤金星・社長は自分の退き際を間違えてはいけない!

    七赤金星の皆さまこんにちは! 九星の皆さま、お疲れ様です。物質の喜びを司る(つかさどる=支配・管理する)七赤金星。七赤の勢いに身を任せ、社長としては十分過ぎるくらいの時代を創った七赤社長が経営者の退(ひ)き際、とは気学的に見てどのあたりにラインを引いた方が良いのか、本記事では皆様と一緒に考えていきたく思っております。どうぞ皆さま、宜しくお願い致します。

    大きな会社は、いろんな年齢層の人や様々な経歴の人が生きていくために、会社というフィールドの中で自分やグループの構想、プランを実行させるため闘っています。今でも決して堅調に戻ったなどとは言えない就職前線。基本的に、若い人は企業(中小企業から大企業まで)か役所(現業職含め)などに勤められれば御の字です。自分を売り込む練習を重ねて積極的に就労されてください。







    【社業の引き継ぎ後継者(次期社長)も得、社長は威風堂々・・・】

    • 一般的に気学では自己の本命星が西に回座した年に、権力を移譲するのが良いと云われている
    • 経営者の今までにおける体験を、これからの人に生き生きと伝えられる、ある一定の若さを残した状態での移譲が望ましい
    • 現社長の今までの貴重な経験が次の後継者に役立つ形で、継承されて引退と社長就任が折り重なるのが理想的
    • 全ての事情が重なってうまく行けば・・・の話ではあるが、現社長も新社長も西方位回座時に権力の移譲が行うことが可能ならば、それほど気学的に見て良い移譲はない
    • 滞りなく引き継ぎを経て、引退した社長の後を継いだ新社長は、先代が築いてきた信頼、体験を基に運気上々のスタートをきることが可能となる
    • 新社長は「気学的実践」によって安泰に経営をスタートさせ、先代からの徳も継承。高い運気が保たてる大物の気配を予感させる
     


    【人間は引き際が肝心】

    しかし人間というのは本質的にはどこまでも、わがままな者ですよね。しかも大企業やそれに準ずる企業の社長ともなればどんなにセーブしようともお鼻も伸びてくるでしょうし、またそう簡単に全てが相生していくならば、九星気学も根本的に必要性が減じてくるものでしょう。少し厳しい言い方をしますが、もう辞め時なのに自分の権力欲に駆られ、しがみついてしまうと社内の趨勢(すうせい=成り行き)と九星気学を裏切り続投に出たことになりますので、厳しい剋気が社内中に広がっていく危険性があります。
     


    【社長、欲で盲目となる?!】

    前述してきた社長は後継も育ち、会社も伸びゆく運命にありました。全てが相生効果の中にいました。しかし気学を無視して、自己のエゴイズムでたった2年間、引退を遅らせてしまったために、会社が好況だったころと較べるとだいぶ業界内における地位も堕ち、社内の雰囲気も随分と悪化してしまったのです。このようなことが頻発し出すことすら九星気学の学びでは指摘されています。そして南回座時に至り尚も社長を続けた結果は、切れ者の後継者を全く見いだせず、たいした結果があらゆる部分で出ずもどかしさの中、ようやく引退。会社の製品も一般コンシューマにさえ「これあんまり良くないやつだよね」」というレッテルを貼られる始末に・・・。たった2年、されど2年、帝王学の位置に座る意思のある皆さまは、ここまで書かせて頂きました「ほんのちょっとの甘え」がビジネスでは大変な剋気を付帯して帰ってくることを強く認識して下さいませ。  


    【結果的に社長2年の留任で大幅に収益減】

    結局本命星が西方位だったこの人は格好の引退時期だった西方位の年で辞めそびれ、蛇足のような2年間を妄執(もうしゅう=つまらないことに執心したり、とても執念深い)で過ごし、会社の運気を大いに下げてしまったわけですから、精神的に苦しい老後を強いられることになるかもしれません。
    取りも直さず(とりもなおさず=すなわち、そのまま)本当に西方位時に辞めれば良かった典型例です。

    この人のみに限らず、皆さまの本命星における方位は常に盤でしっかり把握し、ベテランになった頃や定年も近くなってきた頃は、「果たしてどうしたものか・・・」と熟慮したいものですね。そしてこの記事でご紹介したような「痛い社長」のようにならないよう、会社のみんなで美しい引き際について、お酒でも飲みながら語り合うこともとても大切だと思います。ただし悪口は厳禁ですから(b´∀`)ネッ!  


    ま と め

    1. 社長引退は当該する高齡年層から見て西(七赤)方位の年に行うべきである
    2. 後継者に選ばれた者は社長から大いに帝王学を学び、先代引退と次代昇進が同時に出来る形が望ましい
    3. 人間はひき際が肝心だが、功名心が邪魔して引退したくなくなる傾向が誰にでも存在する
    4. 気学を無視しての経営は、大変危険性が高い傾向にある
    5. 一定の年齢層になった時、退職するか残るかは大変難しい問題。故に家族とも、社内上層部でも良く相談し、気学的見地からじっくり分析をし、自分はかくあるべきか考察しよう
     


    『編集後記』

    よく世間一般的に大人しい人間が怒るとめちゃくちゃ怖くなる」というように静かな人を若干、揶揄(やゆ=からかうこと)して笑うシーンが散見されます。私も日頃から服装や口ばっかりが生意気で、いざとなれば逃げまとう気弱な輩(やから)をたくさん見てきたような気がします。社会で生き残って行くためには、暴力・暴言ばかりの剋気人間になってしまったら全くお話になりません。 かといってあまりに不遜(ふそん=思い上がること、尊大なこと)な口を訊かれて、何も言い返せないのでは男の魂に傷が付きます。「良いことはいい、嫌なことはやめてください」、なかなか出来ませんが、いざという時に、自分の意思を明確に伝えられる人間に成長していきたいとは常日頃から思ってはいます。組織で働かれていらっしゃる皆さまの毎日が、大いに光り輝く日々でありますようご祈念致します。

    この人生に、 皆様との出会いに感謝します。
    誠にありがとうございます。



    2013年12月9日月曜日

    【七赤金星】多少の贅沢はむしろ必要【すべての九星】

    七赤金星の皆さまこんにちは! 九星の皆さま、本日もよろしくお願い申し上げます。師走の風がどんどん強く感じ始められている昨今、これから忘年会だ、クリスマスだ、冬休みだと忙しさの中にも、何か明るい気分が流れます。本記事では七赤象意でもある酒食とは、社会人の付き合いはどうあるべきか、気学的に答えを探してみたいと思い、稿を起こしました。

    それではどうぞお読みください。







    【贅沢(ぜいたく)は本当に敵なのか?! 否、少しの贅沢は味方です!】

    • 昔も今も多くの人たちの心の根底に「贅沢は敵だ!」という観念が強く根ざされているきらいがある
    • 人のためにお金を使うことは、その対象者に喜びを与えることが出来る
    • 気学的に表現すれば、西の祐気を使うことにより人への感謝、率直な喜びを表現することに連環する
    • 取引先に信用があるから信頼関係を醸成でき、その関係から貯蓄できたお金を人や物に投資する余力が生まれる
    • ほどほどの贅沢と「無駄金だったかな?」と思える出資は、七赤の吉効果に繋がる
    • いつも緊縮財政でキツキツな節約に目を尖(とがらせている)と、人間の心はどうしてもギスギスとしてしまう
    • いつも粗食ばかりで困窮した内容の食事を続けていると、その行為は七赤剋気に繋がっていってしまう
    • 普通で週に一度、最低でも月に一度は外食でも或いは家でも良いので、分に応じたご馳走を食すべき、できない場合は剋気が発生しかねない
    • 時代がどう変遷(へんせん=移り変わること)しても、人は相手の第一印象で判断することを踏まえ、適度で相応なファッションでまとめ身奇麗にしよう、そしてその機会を姿見などで見つめ自分自身も楽しむゆとりを持つべし
     


    【皆を楽しませる力を得よう】

    楽しむことは人とお金を寄せる七赤性であり、周囲から「楽しい人だな」と思ってもらうことはとても素晴らしい祐気に繋がります。経済的な安定がある上に、人徳がありさらにユーモアセンスも高いとなれば憧れの上司になるのは必定(ひつじょう)。これだけの祐気的項目が上がる、世間一般でいうところの贅沢は決してさしたる贅沢ではないと気学は断じています。但し、その収入を得るプロセスがパチンコなどの違法賭博による剋気的なギャンブルであったり、況やカード会社やフリーローン、そしてサラ金からつまんでやるというのは全くのお門違いですので気を付けて下さい。あくまでもちゃんと仕事をして、収入を得た中から出来る範囲で・・・という意味ですのでここは、是非ともお忘れなきようお願い致します。そもそも「贅沢は敵だ!」などという言葉自体何やら戦争中の国で中枢機関から盛んに国民へ、呼びかけられる常套文句みたいですね。ただそういった精神性はわが国においては、一人一人の精神性の奥深くに、遊ぶことへの罪悪感として突き刺さっている観念として現実に横たわっているのは事実かも知れません。逆説的に言えば、それだけ多くの日本国民は真面目だということが出来、強いストイシズム(禁欲主義)を有することは明らかだと思います。  


    【懇親会などの酒食を契機に、みんなで打ち解け合おう!】

    会社によっても海外に社員旅行を連れて行く場合もあれば、せいぜい伊豆熱川あたりで一泊二日くらいが昔からの社員旅行の行き先になっている場合も少なくないでしょう。特に昨今の若者から見て取れる徹底的な個人主義から俯瞰(ふかん=高所から見て全体像を捉える)すれば「行きたくねーなー、うぜえなあ」という対象に社員旅行は堕していることは間違いないでしょう。・・・そうですね、もう20年くらい前からそれらの場は嫌がられていたかも知れません。しかし嫌なのは承知で、そしていやいや行ってみて「・・・あれ、思ってたより面白かったなあ」なんていうパターンになることは以外に少なくないかも知れませんね。
    懇親会とはどこかの河岸(かし=物事や飲食をする場所)で、飲食を通しつつ構成員の人的交流を深めることで結果、七赤性が出てくるという普遍的な尺度で測れば、それはそれで重要なものではあるのです。七赤性が高まりますから、自ずと会社の金運、セクションの金運、チームの金運、個人的な金運も、その会合が楽しめれた者であればあるほど相生効果が出てきます。  


    【懇親会で喧嘩する困った奴もいる】

    しかし中にはせっかくの会社の運気を上げ得る祐気取りの場で互いに日頃のストレスを爆発させてケンカを始める痛い人たちも出てきます。私個人では「おうおう、やれやれ!」と思う質なのですが、気学的には社内会合のケンカは御法度(ごはっと=禁じられていること)です。
     


    【大切な決め事は、夜の酒食現場で諮(はか)られる】

    また懇親会のような大規模なものでなくても、業界の一部有力者らが飲食を共にする、営業的ニュアンスの強い酒食の場というのもしっかり新橋、虎ノ門界隈を中心に(笑)存在しています。それらの交流の中から従来の取引関係がよりホットになったり「じゃあ、例のあの仕事、御社にお願いするよ!」というような重要事項が水面下で決まったりと、酒食を共にした会合でいろんなことが打診され合っていることを知りましょう。東京の夜では確実にいろんなことが、政・財・官の河岸でも決まっていることを覚えておいて損はないです。
     


    【酒食の席は信頼関係を創る】

    そもそも酒食を共にするということは、恋人たちのデートと同じで親密度を上げたり、様々な共通点を見い出すことで各々(おのおの)の交流を深めることが出来る、人間の信頼関係における基本と言えましょう。
     


    ま と め

    1. 日本人の倫理観の奥には、酒食のため街へ出ることを後ろめたく思う潜在意識がある
    2. いつも緊縮財政を自分たちで強いていると、心がさもしくなる危険性があるので出来得る範囲で、たまに贅沢するのは吉である
    3. 人は第一印象で相手を測る、男女とも多少はお洒落にキメることも必要である
    4. 七赤性に満ちた上司は部下から愛され、尊敬を得る
    5. 社員旅行に代表される懇親会に出たくない若者は嫌でも出てみると、意外な発見が与えられその後、以前より前向きに仕事をするようになる場合もある
    6. 世の中の歴史は要人が集まる、夜の酒食場で決まっている側面もある
     


    『編集後記』

    私も随分、記者時代にいろんな人が集まる場所で酒食を共にしてきました。世の趨勢(すうせい=成り行き)が決まっていく現場で、ペーペーだった私はさしたる感動もなく、努力も足りませんでした。これからの清岡はもっと貪欲に、決して会社にぶらさがらないで闘うストロングな書き手に成長したい・・・そう思っています。長文お読み頂きありがとうございました。




    【晩婚化】誤解される七赤娘と踏み出せない一白男【非婚化】

    七赤金星の皆さま、こんにちは! 全九星の皆さまもご機嫌は如何ですか? 本記事は家族の気学的な役割を見据え、そして現在大きな社会問題と化している、非婚化・晩婚化問題について九星気学の観点から分析し、わずかながらでも皆さまのために資する記事をアップしたく思います。さて気学でよく言われることに、西の吉方位に行くと未婚娘や若い子が多い・・・という説があります。当記事においても触れていきます。

    女性の社会進出と少子高齢化、非婚化・晩婚化の恐怖が叫ばれるようになってから、もう随分と時が流れました。結婚したくても出来ない人、性格を誤解され敬遠される人、そんな皆さまを救い出す可能性を持つ「九紫の逞しい女性」を周囲で探してみましょう。伴侶がいてこそ人生は輝きます。自己嫌悪を排し、美しい人生を獲得しに行きませんか?!







    【晩婚化と九星気学】

    少子高齢化・核家族化がますます深刻化している現代日本。随分遠く古い話になってしまいますが、先の大戦の頃は言わずもがな(=言うまでもない)戦後の団塊世代も、また何度かに分散されて起きたベビーブームなども・・・、野に山に街に子どもが溢れかえっていた時代というものがわが国にもしっかりあったわけです。30代以下くらいの人にはなかなかピンとこないのもやむを得ません。万象に対し、象意や方位が発生する九星気学においては、家族構成に対してもそれに相応しい星をあてがっています。以下に一例を表にしてご説明していきましょう。



    【九気に分かれる家族】

    • 一白=次男、中年で独身の傾向強し
    • 二黒=母
    • 三碧=長男、後継者
    • 四緑=長女、或いは次女であっても長女の役割をしっかり果たす、徳の高いよくできた娘も多い
    • 六白=父
    • 七赤=末娘、この場合、家庭で唯一の娘であれば少し難しい問題が噴出しかねないので、別枠で詳報する
    • 八白=末男子
    • 九紫=家族ではないが、最近打ち解けているとてもよく働く中年女性
     

    【未婚女性、若い子と出会える可能性が高いのは西の吉方】

    例えば千葉県富津市の漁師・中年次男(一白)が、西での出会いを求めて青春18きっぷ(笑)を使い旅に出たとしましょう。東海道線に乗り換えて周囲を山に囲まれ落ち着いた風情の函南(かんなみ)で「空いてますか?」と声をかけてきたのは、まだ20代後半くらいか、すっきりした顔立ちの聡明なオーラを醸し出している女性でした。空いてるも何もこの一白中年はずっと数時間、「定置網」を仕掛けたものの自分から話が出来なくて「なんで俺はこんなに女に対してびびっちゃうんだろうなあ」と半ば自己嫌悪に陥りかけていたところでしたので、願ったり叶ったりの展開です。「ああ、どうぞどうぞ(汗)」かすれた声でてんてこ舞い。そして遂に「ど、ど、どちらまで・・・」と一白中年は意地を絞り出して女性に声をかけました。「あ、私はすぐ降ります、三島までなので・・・」と女性。「・・・あ、あ、それは奇、奇遇だなー、僕も三島までなんですよ、三嶋大社に参拝しようと思っていたので・・・」と適当なことを言い話を合わせました。「え、そうなんですか、私、高校生くらいの頃、三嶋大社でお巫女さんのバイトをちょくちょくやってたんですよー!」 一気に盛り上がりを見せ始めたこの二人。まあ、あとは野となれ山となれ・・・という実にベタな話でございましたが(汗)、男と女の出会いなどひょんなことから始まるんですよーと、そして東に在住の男性は、他の方位よりも西の人と良縁成就に至る可能性があるんですよーということを強調させて頂きました。  

    【難しい七赤末娘をどう育てる?】

    前述していた七赤の末娘に関しての問題点をここで指摘しておきます。元来、七赤の一人娘は気学的に気難しく、育てるのに少し苦労するタイプと見倣されています。特に長女であるのに一人娘でもあるという現代に多いパターンの子どもではありますよね。この子には長女として、人の世話を焼く面と、末娘として駄々をこねる二面性が同居しているため、本人は至って普通に生活しているつもりでも、相手がその両極端な性格に振り回されて消耗させられ「気難しい奴だな・・・」という人物評に定着する恐れがあります。そういう意味では人生経験豊富で、ある程度の経済力も有する前述の一白中年さんや、チャンスが訪れない男性は「西を狙え!」と同様、「七赤娘を狙え!」というメソッドも流行りだしてくる可能性は真面目に出てくるのではないかと思います。  

    【九紫の鋭敏な中年女性と知り合おう!】

    独身でお悩みのご本人ないしは親御さんが、気学を使って現状を打開する方法も、やや婉曲(えんきょく=遠まわし)な手段ではありますがないことはありません。九紫の吉方位を使うと働き者の中年女性と縁ができて、そのうちいろんな意味で後援を頂く場合も想定できます。特に地域の選挙などの際、その九紫中年女性は驚異的な力を発して、口コミパワーで票をたくさん集められるほどです。家庭と中年女性の関係が醸成されてきたら、親御さんでも、しかしご本人が本当に何とかしたいと言えば、ご本人から中年女性に縁結びをご依頼されては如何でしょうか? 星が九紫の上で、働き者で人に尽くす・・・そんな女性と懇意になれれば「よしわかったわよ!」と動いてくれる可能性は十分にあります。是非、周囲にそんな人がいるのならば心を込めて、素直にお願いしてみましょう。悪い方には行かない筈ですから・・・。  

    ま と め

    1. 現代の非婚化・晩婚化は他人事ではない、子どもが奥手ならばこの際、親も手を借そう
    2. 一白水星次男は中年になるまで独身の傾向強し、またその後もあまり振るわない危険性がある
    3. 結婚したい一白水星男子は、ダメ元で場数を踏んで女性から逃げるな!
    4. 七赤末娘は二面性があるため、やや情緒に不安定さがあり誤解される危険性がある
    5. 西の吉方位は未婚娘や若い子が多いという説と並び、七赤娘を狙うのは比較的上策と言えるのではないか?
    6. 九紫には大変パワフルで人に尽くす中年女性が多い、知り合えたら真剣に子ども(本人)の縁結びをお願いしよう
     

    『編集後記』

    本日は記事分量が圧倒的に多くなってしまったため、細かなコメントは割愛させて頂きます(^_^;) 一つ、ココロにくる言葉を未婚の方に捧げます。




    七赤祐気・贈り物のトキメキ

    七赤金星の皆さま、九星の皆さま、お風邪など召されませんよう、うがい、手洗いを励行しましょうね(笑) 帰宅して手を洗わなくなったら、本当に風邪に罹りやすくなりますよ、ま、とまれ本題に入っていくとしましょう。
    七赤金星(七赤性)と四緑木星(四緑性)はともに、喜びの星と目され素晴らしい評価が与えられています。物質的な喜び事を司る(つかさどる=支配・管理する)のは七赤金星、精神的な喜びを司るのは四緑木星に該当します。それでは本記事も物質面の喜びの星・七赤金星について肉迫して参りましょう。

    七赤金星と言えば贈り物をもらった際、天真爛漫に喜ぶ人が多いとされています。如何でしょうか、皆さまの周囲にはイノセントに、無邪気に、贈り物一つで大喜びされる方は配されていますか? 一概には言えませんが、その方は七赤金星の可能性が高いです。贈り主も「こんなに喜んでくれて嬉しい!」と自分の運気を上昇させ得る作用さえ持ちます。







    【七赤金星は喜びを全身で示す】

    • 七赤金星の最大の魅力は、人からプレゼントを頂くと爆発的(?!)と言ってもいいくらい、素直に相手へ自分の喜びぶりを大きく表現する
    • 七赤の喜びはイコール七赤祐気に繋がる
    • 七赤金星のみならず、プレゼントの贈り主をも「こんなに喜んでくれて・・・! あげてよかった!」という悦びの感覚が贈り主の運気を上昇させる
    • 贈り主は七赤に対して「あげた自分が喜べる」ような心の躍動を七赤に対して持ち続ける
    • 贈り主にとって「あ、どうも・・・」くらいの心が入っていない、リアクションの人には「嬉しくないのかな?」と思わされ、寂しい気分になることもある
     


    【喜べば喜び事が喜んで、喜びを連れてやってくる】

    人様との交流・親睦によって贈り物を往還し合うことに無理がないのなら、是非安いもので十分ですから続けてみては如何でしょうか。相手が大変喜び、その後楽しく運気が上がっていくようなら、これは人間関係上、是非やっておくといい習慣だと考えられています。そして人に与えるだけではなく、自分自身もこのエピソードを、人に伝えていくことがとても大切です。やがて喜び事は悦んで、貴方の方にやってきます。いずれ貴方の周囲でプレゼントの喜びが口コミとなって、言うなれば悦びの波及効果と呼べる現象が顕著化し始めてくる筈です。  


    【泣いて暮らすのも人生、喜んで暮らすのも人生です】

    七赤祐気は日常生活でも身に付けることが可能です。貴方の周囲に不幸があり、長い期間、意気消沈しておられるならば、そうなってしまうのは貴方だけではありません。誰もが越えなければならない悲しみの峠です。今は心のままに無理をせず、ゆっくり峠越えに専念されて下さい。
    ただいつまでも悲嘆に暮れていてはいけません。辛いでしょうが貴方は這い上がらねばなりません。泣きながら悲しみに染まって生きるのも人生、新しい展開を見い出し悦びを探しながら暮らすのも人生です。喜びの人生をつかむためには自分の喜びをしっかり示す、そして目に映るもの全てに感謝する。自分の人生の大切なリセットボタンを覚悟して押して・・・、そこからまた上がっていきましょう。  


    【七赤金星の職業】

    • 基本的に食べ物や料理は須(すべか)らく七赤性に該当する
    • 飲食店、居酒屋、食堂、多岐に渡るさまざまな食品関係も七赤性
    • 第三次産業(いわゆるサービス業全般)、外食産業も必然的に七赤性
    • 会計士、税理士、銀行員、金融業
    • 貿易業、古くから近郊農業などの作物を行商していた方々(多くは女性)、販売店など
    • 兌(だ)は兌換券(だかんけん=兌換することを規定した銀行券、兌換銀行券)を指し、今現在では、流通する紙幣
    • おおよそ取引や金銭が絡むものは七赤祐気に該当
     


    ま と め

    1. プレゼントに歓喜する力は他星よりも遥かに群を抜き、七赤祐気の基(もとい=基礎、土台)となる
    2. 贈り主も相手がとても喜んでくれるので、贈り主の運気が上昇する
    3. 仲間のプレゼント交換が、人間関係上祐気を発していると思えるなら続けるのが吉
    4. 泣いて暮らすのも人生、喜んで暮らすのも人生・・・それならば祐気をたくさん取って、愉しい人生にした方が遥かに得である
    5. 七赤生まれの就業傾向は、まず飲食店をはじめとした外食産業、次いでサービス業全般などが多くを占める
    6. 他には金融関係全般、貿易など、紙幣(金銭)の流通に関係の深い業種が当てはまる
     


    『編集後記』

    大事な人に贈り物をするために、街を闊歩する女性(例えばバレンタイン)の姿をよくテレビのニュースで観ますが、本当に真剣そのもの。人のために尽くしたい、自分をもっとよく識(し)ってもらいたい・・・そんな凛とした風情を醸し出す女性は個人的に非常にそそられます(笑) 相手に諮(はか)って買うプレゼントはハズレがない分、あまりトキメキません。しかし自分でありとあらゆるものの中から「これだ!」というものをプレゼントする際は、実は人間の脳は恐るべきスピードで情報精査をしているのではないかな・・・と私は思います。皆さまも気持ち程度で良いので、本記事の習慣を始めてみませんか?!

    この人生に、
    皆様との出会いに感謝します。
    誠にありがとうございます。




    2013年12月6日金曜日

    七赤金星・金持ちと貧乏は表裏一体(運命篇) 

    七赤金星の豊かな生活を送られている皆さま、同じ七赤で「うちはこれからだ!」という方、そして全九星の皆さまもご訪問ありがとうございます。本記事で書かせて頂くことは人間の生活に直結する金運を上げる方策について・・・ですので師走(しわす)の金策にも結びつけてお読みいただければ幸いです。

    本記事は金運を上げていくには、祐気取りと「気学実践者の高い想念の在り方を持とう」と提言させて頂いております。また同会法の偉大な効力や、剋気に影響されていることに早く気づくことが大切であることを記しています。豊かな家系の流れには、きっと気学や何らかの祈祷(きとう)であるとか伝承されてきた力が脈づいているような気がします。




    【ズバリ! 金持ちになる方法】

    どうすれば金持ちになれるのか・・・本記事ではズバリと申し上げます。 それは・・・
    まず七赤金星に生まれること。 そして九星気学を生きる指針とし、祐気をたくさん取り尽くすことに尽きます。 ずっこけた方も少なくなかったかも知れません。しかしそれに対して私が真面目に答えると、上の文章に全てが収斂(しゅうれん=引きしめること)されるという以外にないのです。
    それでは本記事「金持ちと貧乏は表裏一体(運命篇)」を書かせて頂きます。  


    【祐気取りの基本は、感謝に満ちた日常にある】

    • 祐気を得るために、何よりも大切な想念は感謝の想い
    • 自分が生きている、否、生かされている、大宇宙の掟や仕組みに抱かれながらたくさんのものを既に大いなるものから頂いている
    • 感謝が昂じれば金運、自分を取り囲む流通、血液の流れ(=血流)など様々な面で良好な変化が出てくる
    • 感謝の念を高めていくと、信頼関係が多く構築され順調な仕事ぶりになっていく
    • 人間だから怒りがこみ上げて剋気的な状態になる場合も勿論あるが、それに気づいたら早めに想いの世界を転換しよう
     


    【同会法を思い出そう!】

    本記事もここまでは五黄中宮の後天定位盤(誕生後)に則った形で御伝えして参りましたが、以後のご説明には先天定位盤(懐妊後)が必要となりますので、皆さまも中宮に何も入らない先天定位盤を回顧して下さいませ。後天定位盤の七赤金星は先天定位盤の何と同会しているでしょうか? この言葉だけでピンと来たら貴方は相当な気学実践者だと私は思います。

    そうです! 先天定位盤では西方位(兌宮)一白水星と同会しています。後天定位盤では金運良好の七赤金星が西方位に存在しているのに対し、先天定位盤では欠乏・貧乏・苦悩などが象意となる一白水星が入っているため、モロに七赤は下から一白水星に突き上げられるような呈となってしまうのです。  


    【一白性は七赤金星をマイナスに影響させる】

    1. 七赤金星が不満・不足の念に駆られると、一白性が火に油を注ぎ不平たらたらの想念状態に落とす
    2. 七赤金星の発言内容も本来の喜びを忘れて、不足ばかりを言うようになってしまう
    3. 後天上位盤で一白が北に回座すると、北の剋気が自ずと発動するため、七赤にとっては大きな剋気を浴びる一年になりかねない
    4. 七赤は後天定位盤の西方位にそのままいても、須らく(すべからく=必ず、当然)一白象意が出てきてしまう
    5. 不思議なからくりが両者にはある
    6. ことほど左様に(ことほどさように=今まで述べてきたように、それほど)先天、後天の両定位盤を同会するといろいろな謎が氷解し、判断可能となることが多い
     


    ま と め

    1. 経済的な運=金運を浴する人は特に七赤金星生まれで生涯、九星気学の学びを究め、祐気取りを怠らなかった人物が該当する
    2. 祐気取りの方法は方位取りだけではなく、ベーシックに感謝に満ちた想いで暮らしているかが基本的に重要となる
    3. 感謝が深まれば金運のみならず、健康運、仕事運も伸長していく
    4. 盤で表裏一体である七赤金星と一白水星は、主に一白が七赤の金運などを落としめる役割を持つ
    5. 後天定位盤、先天定位盤ともに実に精緻(せいち=くわしく細かいこと)に出来上がっているかが窺(うかが)える
     


    『編集後記』

    祐気取りこそ金運を得るための方策・・・本記事でそう書かせて頂きました。私も先日、日帰り吉方位をさせて頂いた時に、神社の境内から見晴かす農村風景をとても美しく、心もまさに欣喜雀躍(きんきじゃくやく=小躍りして喜ぶこと)するかのような内面の喜びを感じました。
    一瞬一瞬の心のスパークが真善美(しんぜんび)の高い想念を創り上げるのでしょう。家でごろ寝するのも素敵ですが、原点回帰で祐気取り・・・きっとこれが一番効く良薬のような気がします。

    この人生に、
    皆様との出会いに感謝します。

    誠にありがとうございます。



    2013年12月1日日曜日

    七赤金星・金持ちと貧乏は表裏一体(貧乏篇)

    七赤金星の皆さま、こんにちは。全九星の皆さまもご訪問ありがとうございます。本記事では「何故、その人はそんなに貧乏なのか?」という貧することのからくりをご説明し、人生を転換していくための方法論も御伝えさせて頂きます。

    潜在意識というやつは恐ろしいものです。自分は貧乏だ、貧乏だ・・・とそればかり考え、それに裏打ちされた行動を続けていくと益々貧しさが板についてきます。脱却する方法はただ一つ、感謝の言葉を根本的に自分自身へ刷り込み、明るい想念で歩んでいけば、必ず運命の良き変化が始まり明るく生きていくことが可能になる・・・と気学は説きます。




    【貧乏が昂(こう)ずると、潜在意識すらさもしくなる】

    • 金持ちと貧乏、貧乏と金持ち・・・というくらいに両者は何かと比較対照される関係にある
    • 重大な想念の在り方として不足を言えば言うほど、貧乏神を呼び込んでしまうメカニズムがある
    • 不足を盛んに口外する者は徳が大きく減少していく
    • 「金がない、金がない・・・」と言い続けていれば、せっかく所有し掌中にあるものに目がいかなくなってしまう
    • 自分の困窮した生活を正当化するために、欠けている経済事情を「貧乏すると心が清くなるからいいんだ・・・」という感じで、現実から目を背ける人間になっていってしまう
    • その習慣は顕在意識からさらに潜在意識にまで達し幻惑され、益々貧乏に引きずりこまれる
     


    【貧乏の方程式と富貴体質へ変ずる対応策】

    不満は周囲へ発する愚痴に変貌、不足している物質や豊かさに執着を呼び徳を逃がしてしまいます。その穴から貧乏がどんどん呼び込まれ、貧乏体質へと自分を貶(おとし)めていってしまう・・・この流れこそ貧乏の方程式と呼べるものになります。その対抗策として有用な方法はなかなかむつかしいものではありますが、自分自身で不足に対する考え方を変え、不足している自分の不満を感謝に転換することが出来てくると、自然に富貴の(豊かな)人へ向かう方向性が少しづつ開けてくるのです。  


    【ありがとう!の一言が想念を変革】

    前項で示した対応策は何やら精神論のように思えて、納得できないという方もいらっしゃると思います。しかし実際にこの対応策を身に付け、日頃の生活から何とか絞り出せた感謝の想いを、言葉にして発していきますと不思議な仕組みではありますが、状況は確実に好転していきます。重要な一例を挙げると、買い物の際お金を支払った時にこちらも「ありがとう」と言えているか否かがこの問題のバロメータになります。実社会で人とコミュニケーションを図るとき自分で「ありがとう」という言葉を発するチャンスを増やしていくのが、一番貧乏体質から効率的に脱出するための気学における方法論です。この方法を少しでも続けていくと、多くの人が「自分にもありがとうといってくれている」という解釈が潜在意識下で成され、自分の言葉には良い意味で「ありがとうございます」が定着します。これが習慣化すれば、自分が多くの人に「ありがとう」と言われているような良好な精神状態に変わり、心の変革がどんどん進んでいきます。  


    【七赤金星の祐気は五黄性を弱める】

    七赤象意の一爻不足(いっこうふそく)とは努力しても完全にはなれず、必ず一箇所に何らかの欠けが伴うことを指します。これは本命星が西に回座した時、一つ何かが足りなくなるという事柄であり、七赤金星の方はその傾向がとても強い。しかしそういう欠けがあるからこそ人間関係上「憎めない奴」であるとか「なんかあいつ可愛いところがあるよね」という感じで取られるのは七赤の得なところではあります。さて、七赤金星は西方位へ回座する前に、しっかりと事前に西の祐気を取っておく必要があります。七赤祐気は五黄性を減じ弱める力や調節する力を有するので、そのためにもお水取りや吉方位旅行などの、祐気取りが必要となって参ります。気学は、その時その時に見合ったいい方位を使って、様々な剋気から身を守るエッセンスが凝縮されているということを今一度、ここで確認しておきましょう。  


    ま と め

    1. 金持ちと貧乏の両極は、何かと昔から引き合いに出される傾向が強い
    2. 不足不満を口に出して、人に愚痴を吐くごとに徳は消えていく
    3. しまいには貧乏を何らかの論理で自己肯定に繋げていくほど、負け犬のような状態に落ちぶれていく
    4. 「ありがとう」の言霊が貧乏から脱する大きな武器になる
    5. 隙あらば「ありがとう」を口外できる人間になるため場数を踏み、心の変革を断行する
    6. 七赤祐気は五黄性を減ずる力を持つので、七赤のみならず他の九星も、西方位へ積極的な祐気取りを遂行していくべし
     


    『編集後記』

    私はあまりテレビを見ないので一概に断定できませんが、一時狂ったかのように法律事務所や司法書士事務所が、サラ金で首が回らなくなった多重債務者や完済者に向けて、債務整理のCMを流していましたよね。なんか最近ふと気づいたのですが、インターネットのバナー広告や全面的な広告にまたサラ金がものすごく復活してきているさまを、不気味な思いで見ざるを得ないほど、かの業界は蘇ってきたように拝察しております。私の気のせいであれば良いのですが・・・。グレーゾーンを撤廃したといっても、銀行の正規貸付など受けれる筈もなく、やはり貧しい者は高金利のところから貨りざるを得ない・・・地獄の入口はそこあそこに煌々と照明をたいて、貧乏な方の来店をお待ちしています。我々気学実践者は七赤の祐気をしっかり取って(日程は最短で日帰りでも可)、一線を超えないように日々気をつけ歩んで行きたいものですね。

    この人生に、 皆様との出会いに感謝します。
    誠にありがとうございます。



    【九紫祐気】社会科の凋落ぶりに刮目(かつもく)せよ!

    九紫火星の皆さん、こんにちは! そして九星の皆さま、いつも応援ありがとうございます。本記事は余りにも問題が多すぎる我が国の義務教育について、気学的な見地から抽出(ちゅうしつ)し俯瞰(ふかん=高いところから見下ろし全体の状況を把握すること)してみたく思います。どうぞ、ごゆるりと考え...