それでは七赤金星ラスト1、心を込めて七赤の運命を収斂(しゅうれん=取り収めること)させて頂きます。何卒、よろしくお願い申し上げます。
皆さま、たまにはウイスキーの水割りでも嗜(たしな)みながら、ごゆっくりお読み下さい、
それでは「七赤金星の運命」をどうぞ!
【能力は高いが、難しいのは勤続】
- 生来、物質的幸運を持って生まれてきた七赤金星、生まれながらにして幸せな人生がスタートする場合が多い
- 概して初年運と思われがちだが、実は晩年運で頭脳明晰、かつ如才なく(じょさいなく=手ぬかり、手落ちなく)、オールマイティーにどんなタイプの人とも交流できる
- 転職歴多い傾向にあり、数少ない勤務先で我慢するのが苦手、いわゆる辞めグセあり
- 今後の目標は転職した会社などで、継続した勤務が務まるよう努力していくこと
- 本来的に職務遂行能力は高いので、勤務継続を努力することで運命が開花していく
- 積極的に苦労を買い、自己研磨していくと大変な努力家になれるし、人生の大成功者にもなり得る
【苦労知らずの七赤金星はただの役立たず】
のっけから厳しい小見出しを付けさせて頂きました。気分を害された方もいらっしゃったかもしれません。しかし九星で最も光り輝く七赤がちょっとしたことで立腹し、職を転々、結局何にもなれないという事態には決してなって欲しくないので心を鬼にしたキャッチを書かせて頂きました。苦労を乗り越え自分を磨く道を選択し歩み続ければ生来からにして運気の強い生まれですから大成する可能性は極めて高いと言えましょう。【33歳に襲来する筈の、お家の大事を乗り越えよう!】
七赤金星の十二支で二つ、酉(とり)年と午(うま)年に該当する人は、人との縁を重要視して下さい。逆説的に言うと縁がなかなか発展しづらいという面も言えなくはないのです。縁を大切にするという事柄も努力目標に入れましょう、必ずや貴方が生成発展していく礎(いしずえ)にそれらの縁者はなって下さることでしょう。また酉年、午年生まれの長男は33歳になった時、家運が傾く事態に直面する危険性を持ちます。どれほどの資産家であろうと確実に家運が傾く傾向を持ちますので、33になる前にこれを知った該当者は如何にその事態を防ぐ、ないし和(やわ)らげるかを、早い段階からシュミレートしておく必要がありそうです。若いうちから33歳時のお家のクラッシュ現象を想定内にしておき、精神性の向上を図って無事、苦境を乗り越えるよう力を蓄積しておくと良いでしょう。【卯年の七赤には大良縁が待つ!】
卯年の七赤生まれは、父親との縁が薄い傾向にあります。しかし自己の人生でとても秀でた良縁に結ばれるという素晴らしい祐気も持ち併せています。卯年の七赤の皆さん、どうか気学の方向性を失わず、しかし成り行き任せにしていたらなかなか結婚できない時代にもなってきています。「自分には素晴らしい人がこの世界で待っているんだ!」と勇気百倍、元気に婚活しても悪くないと思いますよ!【金剋木(きんこくもく)の親子は早急に同居を辞めよう】
親が三碧木星、子が七赤金星の場合、親子の縁としては実は、非常に良くないです。五行の金剋木は・・・即ち「金は斧となり大木を切り倒す」という相剋の関係にあり、しかも子の方が親を剋するという穏やかではない関係性を有しています。「殺人事件に至るまで事が大変になる・・・」などという適当なことは言えませんが、子どもが親をやっつけることは金剋木の関係性が大きく暗示しています。ですからお子さんと自分の関係が金剋木にあるとわかった段階で、決して嫌ったりいじめたりするのではなく、早く七赤の子が独立できるよう逞しく育てていく必要を認めることです。愛情いっぱいに根性がある人間にする努力を惜しまなく実践しましょう。早ければ中卒でも良いでしょうし、勉強が嫌いでなければ高校生くらいまで育てる義務はあるやも知れません。でもいくらなんでももうそれくらいにして、この場合の七赤の子は独立独歩、歩み始めさせるのが賢明です。大学だって夜間も通信教育もある時代なのですから、本人が稼いだお金で十分に学費は支払えます。【必ず報われる七赤の苦労】
順風満帆に七赤青年として才覚を発揮、叩き上げの者になる可能性があれば、なかなかうまくいかない子もいることでしょう。しかしそれも鍛錬の一部です。そもそも七赤性は幸せな人生を送れるように仕組まれて生まれてきています。後者の子の場合、放っておいたら甘えやすくわがままな、七赤性の悪いところが出た若者になる危険性があったのかも知れません。こういった視点から見ればどう考えても七赤金星は人生のある一定期間、とことん苦労して、傷つきながらも這い上がって鉱石が徹底的に磨かれダイヤモンドになるくらいの価値を持つ人生を構築することで、本当の成功を浴する者になっていくのです。駄弁人間や甘えっ子、きっつい性格のべっぴんさん=七赤女子、そういった剋気強い人間像にならないためにも、七赤は買ってでも若い頃の苦労を重ねましょう。ま と め
- 仕事面で能力高くまた決してなめてかかっているわけではないが、剋気を発し職を転々とする傾向がある
- 苦労を知らないから甘えっ子のような気持ちのまま、就労している部分があるのは否めない
- 大成したい七赤は時に運命的に親から早く家を出されることもあるが(金剋木の関係で)、持ち前の能力で大きな人間になり社会に出てくる
- 七赤金星の酉、午の両年者は33歳の時にお家の大事が襲来する剋気があるので、その年までに体制を万全にして気を付けよう
- 卯年の七赤金星は他の干支を圧するほどの大良縁が存在する
『編集後記』
全編、七赤金星について書かせて頂き「なんて人間くさくアグレッシブな人たちなのだろう・・・七赤金星は・・・!」と正直、ちょっと涙腺がやばくなりました(笑)特に「金剋木」故に、心を鬼にし早期で子どもを手離す親のこころを思う時・・・あー、駄目だ、泣けてくるーっ゚(゚´Д`゚)゚今日記事を書いてはっきりしたこと・・・それは誰もが自分の行く手を阻む障壁を乗り越えて、地道に今日という日を精一杯生き、その積善が世界を動かしているということ。そしてそれこそが祐気取りに繋がっていくのだなあ・・・と私は思いました。
この人生に、
皆様との出会いに感謝します。
誠にありがとうございます。