2013年10月28日月曜日

五黄最終回・お天道様はいつも見ている

五黄土星の皆さま、こんにちは! 全九星の皆さまもいつもどうもありがとうございます。五黄は良きにつけ悪きにつけ九星気学の粋であることは間違いなく、五黄土星、五黄土気、五黄性、五黄全てが気学の核を修得(コアコンセプト)することに繋がります。本記事も多角的に五黄について切り込んでいきたく思っています。


九星気学の学びの中枢は、対五黄についての知識や知恵、経験を積むことに眼目が置かれています。五黄土気の凶暴性を知り、五黄殺を始め五黄の剋気の影響を受けないよう認識する、それがとても重要になります。まずは五黄を除(よ)ける習慣を徹底的に身につけること! それこそが実践の始まりとなるでしょう。気学に出会えた人は本当に幸せですね。







【五黄の凶暴性を認識しよう】

・五黄殺を始めとして、五黄土気は本当にもの凄まじい力を有する
・五黄殺を始め、六大凶殺方位、五黄由来の剋気などを徹底して除ける能力を修得すべし
・五黄全般に理解を深めること肝要
・具体的な五黄の外し方を学び、実践する
・気学による開運法をしっかり身に付け、かつ実践し動きの経験値を積む
・同じ地図を見ることについても、知っているだけでは旅人が地図に見入っているのと同じである
・地図を見て、それを頼りに気学的な体験を多く積むべし
・自分自身で気学的な体験をしていくことが一番の学びになる
 


【剋気が呼ぶ泥棒】

過去、五黄剋気を犯してしまった経験がある―ということは何らかの原因がある筈・・・と気学では考えられます。枚挙に暇がない五黄剋気についての現象・・・気学を学ぶ私どもにはよく理解でき、五黄を犯さずに済んでも気学を知らない人にとっては仕様がないのも大きな事実です。縁(よすが)を頂いていることに大変な感謝ですね! さて本命星が五黄同会の時、泥棒に入られやすいという事実があります。泥棒は五黄回座(五黄殺)方位から潜入します。主に西北から入られやすいという指摘もあります。とにかく入り口にはしっかりと鍵をかけるとともに、その対沖(たいちゅう)の暗剣殺方位にも注意が必要となります。  


【正邪の心は万人が持つ】

どんなに聖人君子と呼ばれる人にも心の隙間はあります。表面的に澄ましていても心の中は正邪の心によって葛藤に満ちているようなところではないでしょうか。そんな邪(よこしま)なもう一人の自分は、頭の周囲をぐるぐると回ったり飛んだりして、常日頃から攪(かく)乱してくる嫌な存在です。「こんな案内がきたけど・・・これくらいのことだったらいいんじゃないかなー、どうかなー」、「そうだよなあ、自分で自分を楽しませるようなこと、最近全然やってないもの・・・いいんだよ、やったって!」、「うーん、しかしこんな店に行ったってことかみさんにばれたら怒られるだろうなあ・・・ああ、どうしようかなあ?!」心は揺れに揺れ、右往左往、どうにも決断が出来ない迷いのような状態、こういう時というのは本当に二つの心がせめぎ合うような感覚で、不快ですよね。  


【この世は因果応報】

結局、この世は因果応報で成り立っています。いいことをしたのだったら良い影響が、悪いことをしたのだったら、悪いものが自分への報いとして帰ってくる。九星気学の一白から九紫までの祐気と剋気、これは偉大なるものが収斂(しゅうれん=引き締めること)させた素晴らしい学問です。大切なのはそれぞれのメッセージも皆、バランスなのだということを悟れるか否かにかかってくることになるでしょう。  


【邪悪心を制御できるのは九紫のみ】

数字の中で一番尊いと呼ばれる九、色の中でも至高と呼ばれる紫、この融合で九紫は存在しています。九は数の中でも最高級と見做(みな)されます。何故なら一の単位で九以上の数字は皆無であり、一白から始まった数字が、九紫によって極まったということが出来ます。十は神を意味する数字ですので、最も神に向かい高まった状態にあるのが九であり、結局九紫火星であると言うことが出来る所以(ゆえん)であります。  


【大いなるものとのふれあいを求めて、神棚を祀る】

神の声が聞きたいが故に、神棚を祀る・・・まさにそういうスタンスを持つことが人類には求められている。そういった行動をして謙虚になることが今、大いなるものが一番喜んで下さることと聞き及びます。子どもの頃、親や近所の人に「そんなことしてたらバチが当たるよ!」、「お天道様に顔向け出来ないだろ!」そういうことを言われ注意され育った人は幸いです。お天道様・・・=太陽=大いなるもの=神です。悪いことをしていても見つからなければ大丈夫・・・そんな子どもの発想を(最近は大人の方がこういう発想をしているかも知れませんね・・・)「否、お前たちはお天道様に見られているんだよ!」という鋭利な言葉で思い知らせてくれた時代を懐かしみながら、古き良き日本に還るべき時が近づいていることを感じましょう。
 


『編集後記』

九星気学を学んだバランスある思考で精神を調整することはとても大切です。それぞれの星の特徴をよく理解しバランス良く自己の生活に取り入れる。そして物心(ぶっしん)ともに豊かな暮らしを目指して歩んでいく・・・、無闇矢鱈(むやみやたら)にいきがったり、猜疑心や敵意に振り回されることなく、相生の暮らしと人間関係をお互い体得していきたいものですね。私も長いこと貧のどん底のような暮らしを続けた時代がありました。しかしやはり『衣食足りて礼節を知る』・・・、家計上少しの余裕がないと、人生の意味が本末転倒してきちゃうように思います。そして五黄最終回の当ブログはやはり、最後もこのことを皆さまに強調しておかずにいれません。

とにかく五黄殺だけは絶対踏まないよう歩いて行って下さい。極端なことを言うようですが、生きて還って来られるのはまだ幸せです。死して無言の帰宅をしないために、愛している周囲を泣かさないために、絶対五黄殺は避けましょう。
この人生に、皆様との出会いに感謝します。

誠にありがとうございます。



2013年10月27日日曜日

五黄中宮の本年に、日本人の特性を考えてみよう

五黄土星の皆さん、こんにちは! 九星全ての皆さま、ご訪問ありがとうございます。長く続いております五黄土星の御伝え。しかし取材メモを見るとようやく終わりが見えてきました。五黄土星の教えは気学を学ぶ者にとって、とても大切なポイントなのでここでさらなる五黄の学びを深めて参りましょう。

五黄中宮の剋気強い一年を乗り越え、本年蒔いた希望の種は実となり、来年に大いなる稔(みのり)として結実すると思います。大きな剋気を乗り越えるためには、日本人が忘れかけていた和合の精神の復活を目指すことが、何よりも一番の近道となります。日本精神の復活が一番望まれるのはほかならぬ日本人であることを、強く認識して参りましょう!






【五黄中宮の年の特筆的な注意事項】

・家の中に五黄性と破壊力が充満してしまう
・リフォーム、改修といった事柄を行うと、住人の五黄性吸収を幇助(ほうじょ=手助けすること、援助)してしまう
・行いが強引かつ強欲となり、人生へのマイナス要因が増えてしまう
・他人目から見ても非常に欲が強くなり、浅ましくなりやすい
・五黄土気の(年、月における)新規事は大凶
・相対(あいたい)して六白金気の新規事は拡大する
 


【和合の想念で五黄性を駆逐】

前項の物事に対処する良き手段は、数千年以上皇統連綿と続いてきた天皇家を中心に据えた、我が日本人の精神性がものを云います。即(すなわ)ち日本人の和合(わごう=仲良くすること、睦まじくして親しむこと)の精神が人の心の在り方を高め、敵対ばかりしている五黄の精神を駆逐(くちく)し円(まる)く治めることに繋がっていくのだと思います。強欲な心、破壊的想念の権化たる五黄性は例え日本人であっても、誰もがある一定持っています。それを知った上で精神性を高め合い、人の役に立つ人間になろうとする心はとても美しいものです。  


【神棚も仏壇も消えていく?!】

昔から日本人の家には神棚なる、神を祀る伝統が息づいてきたことは言うに及ばないでしょう。神を祀る家の集積体である国家は自ずと栄え、先祖を祀る仏壇もたいていの家には神棚とセットで存在してきました。まさにこの感覚こそが神仏混合の思考であり、信仰への緩やかで大らかなスタンスを如実に語っていると言えます。こういった美しい国のかたちも戦後日本の心無き教育の偏頗(へんぱ=偏って不公平なこと)のせいで歪められ、国体の中心なき教育のせいで失われてきてしまっていることは大変悲しいことですよね。神棚や仏壇がセットであった日本人の家からは二つとも消え、今では心ある家にしかないのでは・・・?と思わせられる惨状に至ってしまっているのではないでしょうか。  


【気学は身を助く】

正月の初詣、お彼岸の先祖供養、お盆のお墓参り・・・底流にこういった行事が残り続ける限り、日本の国は護られ続けていくと言えるでしょう。日本人の精神性の根底には数千年続いてきた崇高な教え、学びがあります。学び続ける限り、日本は必ずいろんな意味で復興を遂げていくと思われます。家や会社に神棚を祀る=お祀りをすると神は人間の五黄性をコントロールしてくださることに繋がります。自分が間違ったことをしようとしている時、いい方位さえ取っていれば、必ず神は正しい方向をお示し下さいます。即(すなわ)ち、自分の行く手に危機が迫っている場合、その方向にいくことを軌道修正して下さる、災害に遭わないように、交通事故に巻き込まれないようにとその一歩手前でストップして下さるという働きが起きます。  


【神棚は天から与えて頂く受信機】

ここまで御伝えしてきた内容は、目に見えない不可視な領域のことであり、また人それぞれの信仰に関わる問題なので、決して強制できる事柄ではありません。ただ、それらのことはとても大切なエレメントであることをご理解頂けると幸いです。最後に神棚にまつわる気学的な考え方を記してこの稿を終えます。
家の中心から見て、一番位(くらい)の高い方位は西北ですが、実際神棚を祀る方位に相応しいのは、北方位から南に向けて祀るのがベストです。それが出来ない場合は西方位から東にかけての明るい方位に向かって祀るのも次善策と言えます。神棚のお祀りで外すべき日にちは九がつく日で、九日、十九日、二十九日、そして十二月三十一日が挙げられます。神事を行うのは豊かな気持ちで行うのがベストです。自分の力だけではなく、神棚は天から与えて頂く受信機になることを踏まえましょう。  


ま と め

・1.五黄中宮の年はマイナス要因や剋気が充満
・2.五黄性を駆逐できるのは日本人の和の心
・3.神仏混合の思考も日本人の美徳であった
・4.気学を学び、神棚も祀ることで正しい方向へ
・5.神棚は北方位から南に向けて祀るのがベスト
 


『編集後記』

本記事は五黄剋気に対処していく具体的な方策と、日本人としての矜持(きょうじ=誇り)を持ち生活していく重要性について書かせて頂きました。古き良き日本の姿を見つめていくと神仏のご加護を賜り、一日一日を感謝で生きる善想念の素晴らしさに気づかされます。五黄中宮の本年もあと二ヶ月もすれば終了、というところまで暦は進んで参りました。【五黄中宮の年の特筆的な注意事項】で書かせて頂いた通り、皆さまにおかれましてもいろんなことがここまでにもあり、そして残された二ヶ月にもいろんなことがあることと思います。九星気学の学びを活かして、生成発展の道を進んで行きましょう!

この人生に、

皆様との出会いに感謝します。

誠にありがとうございます。




2013年10月24日木曜日

秋と冬の五黄剋気・土用について3

五黄土星の皆さん、こんにちは! 九星全ての皆さまへ、ありったけの思いを込めて本記事も書き上げます。たくさんの方に見ていって頂きたいですね。さて本記事も五黄土気が媒介する季節、土用について御伝えさせて頂きます。どうぞごゆっくりしていかれて下さい。

秋も冬も季節柄なのでしょうか、厳しい剋気が目白押しです。剋気に負けず堂々たる人生を送るすべ、それが九星気学の真髄でしょう。本記事は土用期間をも活かして、近い将来に飛躍する方策が示されています。剋気には陥らないよう適切なメッセージを受け止めて参りましょう。






【秋の土用剋気】

・私的な災難を招く
・政治に関係する人は、意気込みがあっても達し得ない(選挙に勝てない、選挙に出れないなどありとあらゆる理由で政治家になれない)
・裁判事、交渉事は遅滞し、判決に至るまで長い年月を要する泥沼化へ
・公文書での失敗が起きる(自分で決裁し印を付いたものの中に、決裁に相応しくないものが混じり、自分の責任問題にまで発展しかねない)
・喉、咽喉(のど、いんこう)の持病が特に扁桃腺(へんとうせん=口の奥の両側にある)を中心に発生或いは悪化
・扁桃腺悪化の気学的要因は、秋の土用期間に種蒔きや土掘りなどの農業的作業を行った人が罹患(りかん)する傾向
・それらの農作業は土用を外し、土用入りする前に行った方が良い  


【秋の土用(十月)で一年を締めくくる】

九星気学の法則に順(したが)い生きていくと、人は必ず生成発展するように出来ています。そのパワーをさらに磐石(ばんじゃく)にしていくための手段として以下の方策が挙げられています。
毎年十月中に翌年の一月、要は新年度における計画を立てた方が相応しくうまくいく方法であるということ。秋の土用の終わりである十一月七日を待たず、十月後半の土用期間で一年を締めくくったことにするという考え方は、気学を学ぶ人の間ではセオリーとなっています。十月の土用中に翌年度(来春一月)の計画や、そのために行動をしていく運気を、新年に向けて高めるよう行動し、そして新年早々スタートダッシュをかけるという展開が見えます。
 


【気学は生成発展のための具体的方策】

その前哨戦として、新年のための行動は十一月から展開するのが良いと気学では教えています。十月にたっぷり考え尽くして生まれた資料等を用い、上手くまとまった計画を基に十一月に向かっていけば天地の運気を活用でき、翌年度を輝きに満ちた一年とすることが可能となります。九星気学にはこういった生成発展のための具体的方策が示されていることも大きな魅力・人気の秘訣となり、学びに入っていきやすい学問であると言えるでしょう。  


【冬の土用剋気】

・新規事業などを立ち上げたら、異性問題が発生する
・金銭運用に支障発生
・借金を転用するなどして、社内的に大きな問題となっていく
・食べ物の食中毒症状に陥る危険性高し
・家庭内で親も子も不平不満に満ち、家族同士の和合精神も枯れ果てる
 


【土用への心得を持とう】

土用は四季の節末に必ず訪れます。土用の作用をしっかり知って自分の実生活に活かし、土用の剋気に影響されなければ多くの人々は必ず生成発展し、目標も達成出来ます。人間はそもそもが生成発展するように、大いなるものによって創造された存在なのですから・・・。土用中の基本線は新規事を自粛して違う時期にスライドさせたりしながら、剋気に当たらないよう気を付けて歩んでいくことが大切です。また他の気学の学びも併せて積極的に研讃し、気学の要素がたっぷり入った予定表、メモ帳などを作成するくらいのゆとりを持って焦らず不動心(大きく構えるという意味で)で毎回乗り越えていくことが肝要となります。
 


ま と め

・1.秋の土用は、政治家志望の人がいつまでもそうなることが出来ないというようなある種、私的な剋気がつきまとう
・2.裁判事、交渉事は遅滞し泥沼化の様相を呈したり、自分の責任による公文書での失敗が起きるなど心労が絶えない
・3.新年度の計画も成熟させて、さらにライバルに差をつけるスタートダッシュも切る
・4.そのため十月末を以て今年度を〆て、十一月を準備の月とし、新年度はばく進する勢いで業務に励むことが可能となる
・5.九星気学は生成発展を確実に引き寄せることが出来る具体的方策と云える
・6.冬の土用は家庭不和や女性(異性との)問題などが首をもたげ出す時期と見られる
・7気学の要素満載の予定表やメモ帳を作り、活用しよう
 


『編集後記』

本記事は秋冬の土用剋気について詳報させて頂き、さらにはその剋気にどう対処していけば良いのか御伝えさせて頂きました。如何でしたか? 秋も冬もものすごい水準の剋気でしたね(^_^;) ある程度の地位にいた人が転落していく典型像のように思えましたし、私も将来、この人生に大成功を収めても決して有頂天になってはいけないな・・・と内省いたしました。これからも土用期間が来る間、「あれ、あのブログは何て書いていたかな?!」と回顧して頂けるサイトを目指し今後も精進いたします。お読み頂きありがとうございました!

この人生に、

皆様との出会いに感謝します。

誠にありがとうございます。




春と夏の五黄剋気・土用について2

五黄土星の皆さま、こんにちは! 九星全ての皆さま、こんにちは。一年の季節の変わり目に必ず訪れる五黄剋気の季節・土用について書き進めて参ります。どうぞ宜しくお願い申し上げます。次の季節の準備期間である土用は五黄性がとても強いもの。地中の中の変化作用と、大気の乱れも発します。その厳しい時期について、平時から確実に捉え、転ばぬ先の杖(つえ)としたいところですね。

春夏秋冬の狭(はざ)間、年四回に渡り五黄土気を発する土用期間中には、気をつけねばならぬ問題が多々あります。それもまた季節ごとに五黄土気の噴出する現象が非常に多岐に富みますので、その概略をまず当ブログでお読み頂き、そして皆さまの意識の中に書き留めて頂ければ幸いです。






【土用の入りと明けについて】

まず土用期間が始まる日のことを土用の入りと呼びます。そしてその土用の時期が終了することは土用の明けと称されます。ここでは土用の入り、明けの時期を明確にご理解頂けますよう整理していきます。 
[各土用についてのご説明]
・春の土用の期間=四月十七日から五月五日(立夏)まで、辰月の土用
・夏の土用の期間=七月二十日から八月七日(立秋)まで、未月の土用
・秋の土用の期間=十月二十日から十一月七日(立冬)まで、戌月の土用
・冬の土用の期間=一月十七日から二月三日(立春)まで、丑月の土用
・上記四季の土用を把握し、気をつける習性を体得、暦を駆使して暮らすスタンスを構築しよう
 


【季節ごとの土用を踏まえ、自分の行動計画を決めていこう】

土用の時期を的確に押さえることで「その時期は土用中だから気を付けよう」、「今回の新規事は土用の前に済ましてしまおう」という具合に土用という形で示されている剋気に入る前に、先手先手で自分の行動を決めていくことが大切です。それでは以下に春夏秋冬における土用別の特徴を順序正しく御伝えしていきます。  


【春の土用剋気・四月からの展望】

今まで良い関係にあった人との親愛の情に変化が出てくるのが春の土用における大きな問題の一つと言えましょう。親交に難が生じ、仲の良かった仲間や家族間という近しい人間関係において何とも形容し難い微妙な雰囲気が発生し「何か急変してしまったなあ・・・」という感覚に見舞われやすくなります。また職場や会社の労働・労使関係に悪影響が発されたりもする。また子女の難儀な異性関係発生や、職場における人事問題などで頭を痛めるシーンも増えるでしょう。またものの考え方から思想に至るまで自己を悩ます問題が現出してきます。
 


【夏の土用剋気・七月からの展望】

新年度からの好ダッシュに乗り、イケイケどんどんで進んできた自分の属する会社や貴方自身の好調ぶりに対し、夏の剋気は御社や貴方のさらなる発展の芽を摘(つ)むべく動き、そのチャンスを押しつぶそうというような作用を次々に起こしてきます。まず働く者にとっては非常に大切である成果が達成できないような事態が出てくるでしょう。会社勤めで営業職の方でしたら、この事態がどれほどご自分の存在証明に影響を与えるかよくご理解頂けると思います。営業に限らず、製造部門や開発部門など会社の根幹に関わる職域の方も「クオリティを落とさずにもっと売れるものを作れ」というようなテコ入れにさらされ、改めて夏の剋気の厳しさを知ることになるやも知れません。
 


【夏の土用で会社員は注意をしよう】

またその雰囲気を漂わせる現象として出てくる剋気で特に男子は「職業に影響する」とズバリ指摘されている事実がありますので、男性社員の皆さまにとっては要注意の時期となります。一方「女子は良縁の機を失う」と示されています。ご自分の人生観で主婦として頑張っていきたい・・・という気持ちが強い方は、この剋気に注意されると同様、日頃の言動に慎みを持ち、輝ける女性の品格を保つことも非常に重要となるでしょう。  


ま と め

・1.土用が始まる日を土用入り、終わる日を土用明けと呼ぶ
・2.春夏秋冬の土用明けは須(すべか)らく季節の始めまで網羅する
・3.2を証明する理由は立夏、立秋、立冬、立春を以て土用期間は終息し、新しい季節が到来することにも顕れている
・4.春の土用の傾向は職場、家庭問わず今まで好調だった人間関係が難しくなってくることが挙げられる
・5.夏の土用の傾向は春先の好調さに翳(かげ)りが出始め、目標を達成できないなど勤め人にとっては厳しい状況が現出する
・6.夏の土用に女子は、良縁の機を失う危険性がとても高いので要注意である
 


『編集後記』

本記事は春夏の土用剋気について詳報させて頂きました。まとめの5、6に目を通されて男性も女性も「それは困る!」という気分にさせられるものがあったのではないかなあと拝察致します。今の時代「男も女も関係ない!」という世の中にはなってきましたが、それでもやはり男にとって自分の仕事が伸び悩むというのは、非常に危機感を煽られるものがあると思います。女性もまた一生キャリアを積み続けて、仕事は辞めないというスタンスの女性が加速度的に増えてはいます。しかしながら今も昔も変わりなく女性の多くは自分が花嫁になるその日を夢見続ける、それでこそ本然(=ほんぜん、ぼんねんともいう、生まれつき、自然のまま、ほんねん)の女性像に違いはないと、少なくとも私はそう思っています。

本記事では土用についての簡単なおさらいの後、春と夏における土用の剋気について書かせて頂きました。如何でしたか?
この人生に、

皆様との出会いに感謝します。

誠にありがとうございます。




2013年10月22日火曜日

五黄剋気の季節・土用について1

五黄土星の皆さま、こんにちは! 全九星の皆さま、本日もご参集下さりありがとうございます。本記事は五黄以外の他の星における四季(季節)、例えば一白水星なら冬で大雪(たいせつ)から小寒(しょうかん)まで、四緑木星ならば夏で清明(せいめい)から芒種(ぼうしゅ)までとなっている部分に当てはまる五黄土星に付随する土用(どよう)と云う特殊な期間について書かせて頂きます。

土用は四季の節末・約18日間にまたがって春夏秋冬で一回ずつ、計四回にわたり訪れる五黄土気が天地を支配する期間を指します。次の季節への準備期間に該当しますが五黄性が強く、十分に気を付けて過ごすことが大切となってきます。特に新規事や設備投資、結婚などに対し剋気が作動されることが多いので、軽はずみな行動は慎む必要がありそうですね。





【土用期間の基本構成】

まず他の九星では四季を構成する一部の時期一つが割り当てられていますが、五黄土星にはそう言う意味での割り当ては皆無です。以下、独自の構成を示す土用について表にまとめていきますので、どうぞご一緒に目で追いながら確認していきましょう。
[土用とは?]
・次の季節への準備期間に該当する
・土用期間は五黄土気が強く発生し、五黄性が旺盛に働く時期となる
・地中で大規模な変化作用が起きる
・大気は乱れ、乱気流が盛んに発生する、飛行機のパイロットも操縦に苦労すると云われる
・土用期間は一年に四回、春夏秋冬(しゅんかしゅうとう)四季の変わり目に(大体)18日ほど存在する
 


【土用の該当期間】

それでは気になる土用期間を記します。
・春 4月17~5月5日
・夏 7月20~8月7日
・秋 10月20~11月7日
・冬 1月17~2月3日
時折、年によって多少の差異が発生する場合もあります。
 


【土用の特徴を確実に踏まえる】

さてここで大きな問題ですが、土用が年に四回あるということを知る人はこの世にたくさんいらっしゃるでしょうか? 答えは「NO」で私ども九星気学を学ぶ者を除けば、特に土用の有無を気にせず生活している人が多数派と見ることが出来ます。土用の存在そのものも知らない人が多く、極端なことを云えば「そういえば夏場にうなぎを食べると良いとされている日があったかな」くらいの把握で生活している人がとても多いのではないかと思われます。残念な話ですが、それだけ気学を知り、気学の教えを踏まえて生活している人は鮮少(せんしょう=非常に少ないこと)であると云うことが出来るでしょう。また五黄由来の不幸現象がはっきり日にちまで明かしてやってくるということで、突如として不運が襲来してくるわけではありません。しっかり土用に対する知識を高め、それを着実に除けていけば良いのです。  


【新規事や結婚は避ける】

土用の存在を知る私どもは逆説的に云えば「年に四回気をつけることが出来る」ということが云えます。前述した通り土用期間は五黄土気が天地を支配するので、破れの形が悪影響を及ぼします。故に生活の上で自分の行動に対し、とても気をつけねばならない時期にも該当します。万人に対して新規事や機械の購入といった設備投資、さらには結婚(婚姻)も控えるべきです。「随分、慎重にならざるを得ないんだなあ」と心に引っかかる方もいらっしゃるでしょう。でもそれほど重く考える必要はありません。土用期間明けに延期するか、もしくは土用入りする前にずらして行うという方策もあります。フレキシブルに対処していきましょう。  


ま と め

・1.九星のうち八星までが一年間の季節の一部を一つずつ担うが、五黄土星(気)にはそれがない
・2.春夏秋冬の合間の期間=土用の四回を以て五黄土星(気)が担う季節とする
・3.土用は次の季節の準備期間で五黄性が強いので、剋気を吸収しないよう細心の注意を必要とする
・4.気学を知らない人は土用を意識することは鮮少(せんしょう)なので、剋気に侵される危険性が高い
・5.気学を学ぶ私どもは生活全般に五黄性が影響していないか気をつけながら、禁忌とされる行いを犯さないようにするべきである
 


『編集後記』

年に四回、天地が強い五黄性を発揮する時期、それが土用です。これは私感なのですが少し楽天的に考えてみる必要もあると思います。不幸不運の源が私たち人類にちゃんとアポイントを取って、日にちを決めて訪れてくると考えることも出来ますよね。決して突然襲来するものではないことを認識すれば、その脅威もさほど神経質になる必要もないと見ることが出来ます。要はちゃんと土用前に準備を怠らず、土用期間には禁忌事項を絶対犯さずに嵐が過ぎるのを待つようなスタンスを取ることが重要となるのではないでしょうか。但し、他の季節とは、格段に注意を払い過ごすことは大切となります。

この人生に、
皆様との出会いに感謝します。

誠にありがとうございます。





2013年10月21日月曜日

五黄土気の剋気

五黄土星の皆さまこんにちは! 九星の皆さまもいつもお世話になります、ありがとうございます。九星気学の粋(すい)とも称される五黄土星にご関心頂き、大変感謝します。気学では本命星が五黄でなくとも、全九星に対し五黄殺、五黄の剋気などといった深刻な災厄が絡んでくるという意味で、その動向に注目が集まる星ではあります。

生命力や生命そのものも危機に瀕すると言われる五黄剋気。気学を学ぶ私共はそれを未然に防ぐ方法を知っているのですから、活用しない手はありませんね。また「今までずっと不幸だった、不運だった」と回顧されているご新規(?!)の読者様がいらっしゃいますれば、もしかしたら本記事は貴方の人生を修復する縁(よすが)になるやも知れません。







【五黄土気による剋気の特徴】

・生命力が減退し生命そのものも危機に瀕する危険性を持つ
・事業不振に陥り自分の会社が倒産、破産し廃業に追い込まれる
・精神的に苦悩し続け、さらには身体的な病魔にも襲われ消耗する
・一家離散し家庭崩壊に至る
・五黄殺や五黄方位には何が何でも動かないようにしなければ、剋気を踏むと必ず災難に見舞われる
 


【逆運の人にだけはならないようにしよう!】

或る専門家は心底祈るような口ぶりでこう言いました。「五黄にまつわる悪い方位にだけは何が何でも除(よ)けて頂きたい、それが我々の切なる願いです」と。人間には時流に乗り、スイスイと良い方位を無意識的に選択し、幸せな人生を送り遂げる運と勘の良い人があれば「何故あの人はあんなについてないのだろう・・・」と思わされる逆運(ぎゃくうん)の人という存在も確かにあります。逆運とは順当でない運命、不運という意味。世の中、まだまだ気学を知り実践している人は鮮少(せんしょう=非常に少ないこと)ですから、多くは知らずに五黄剋気を犯し続け、不幸現象に見舞われ続けているという人が実は逆運の人その人なのかも知れません。
 


【運命を変え得る九星気学】

「どうしてこんなことになったのだろう?!」と打ち続く不幸に頭を悩ませても、自分自身思い当たる節はない、だが[あまりにも悪霊にでも取り憑かれたような不運が続き過ぎる・・・」そんな悩みをお持ちの方がいらっしゃれば、それはもしかしたら過去に五黄殺を踏み、知ってか知らずか五黄剋気を取ってしまったからかも知れません。もしこの稿によって悩める貴方が気付きを得る契機になったならば、是非九星気学を勉強し始めて下さい。何故なら九星気学の学びで運命を変えることは可能だからです。但し宿命を変えることは出来ません。繰り言になり恐縮ですが、運命は変えることが可能なのです。運命の上手な変え方について、九星気学の右に出る学問はなかなかないのでは・・・と思われます。
 


【本命星中宮回座時の心得】

既に当ブログでも一部御伝えしていますが、大切なことですので本命星中宮回座時の基礎知識をおさらいし、重要なポイントを補完して参ります。一般的に気学では本命星中宮回座時、必ずや災難を招いてしまう、そういう運気になってしまうとされています。故に引越し、改築、結婚、旅行などを行ってしまった場合、それらに付随して良くない現象が多発する傾向を帯びます。本来的に本命星中宮回座時は良い意味では、非常に運気が強くなり成功を手中にする人が多い反面、逆に「何故こんなに今年は逆運が強いのだろう・・・」と嘆く人も出てくる。精神の動揺も然(さ)ることながら、盤の基本形として中宮は五黄土星のポジションでもあるため、五黄性が強いことも上手くいかない場合の大きな要因となります。「あーでもない、こーでもない」と神経症患者のように逡巡(しゅんじゅん)しているところへ、いろんな人が吸い寄せられるかのように接近してきます。これは自分が中宮にいるため引き寄せられる現象と見られています。そういう時に自分自身のスタンスがブレてしまう人は少なくありません。既に気学を知っていてもその際は、学びのチャンスと前向きに捉え、気学を復習しご自身の真の道を歩んでいきましょう。
 


【殺気強烈な土化作用】

五黄土気からは常時、土化作用の力が働いています。壊滅している物質、腐敗した動植物などを土に還す力が土化作用なのですが、とても強烈な殺気を発し続けています。五黄剋気のみならず六大凶殺方位(五黄殺、暗剣殺、本命殺、的殺、歳破、月破)を除ける手段を得た上に、年々学びに磨きをかけて凶殺方位にかち合わない生き方を磐石にしていきたいものですね。
 


ま と め

・1.五黄土気による剋気は、他の九星のそれと較べられないほどの強烈さと危険性を有する
・2.知らぬが仏で五黄を犯し続けた人は、逆運の人生となり延々と不幸が続きかねない
・3.九星気学を学び活用することで、不幸の連鎖を止めることは可能である
・4.宿命は変えられないが、運命は気学によって変えることが出来る
・5.本命星中宮回座時は好調に成果を挙げる人があれば、一年通して不調に苦しむ人も存在する
・6.本命星中宮回座時は改めて気学を復習し、悪影響を受けない人へ切り替わるべし
・7.土化作用の力は殺気強烈、万物を土化する力を持つ
 


『編集後記』

私も気学に出会う前は五黄剋気を踏み続けてきた人生だったように思います。病気で死にかけたり、頻繁に交通事故に遭ったり、女運が芳しくなかったり(笑)と散々でしたが、今はおかげさまで大変楽しくありがたい毎日を送っています。心の中に九星気学のような学問を持っているのと、いないのとでは抜本的に人生で大きな差が出てくるように思われます。本文中にも書きましたが、もしこの記事が気学をこれから学ぶ人の縁(よすが)となれば当ブログで書かせて頂いている私にとっても、大変光栄であります。ありがとうございます。

この人生に、
皆様との出会いに感謝します。

誠にありがとうございます。





2013年10月20日日曜日

五黄土星が幸せに生きるために必要な5つの方法

五黄土星の皆さま、こんにちは。九星全ての皆さま、いつもどうもありがとうございます。当ブログでは五黄の本来的に有する力のすごさに注目し、五黄土星が栄え続けるための方法論を御伝え致します。

五黄土星に関して書くということは、剋気の紹介だけで終わりかねない危険性が常に孕(はら)んでいます。五黄土星の運命について掘り下げて、本来五黄が持つ力に着目。五黄土星のままで、多くの幸せを得られる方策について御伝えさせて頂きます。「せっかくの五黄特集なのに、剋気ばかりで嫌になる」というそんな貴方にこのレポートを捧げます。






|【五黄土星が幸せに生きるために必要な5つの方法 その1「逆境をバネにして剛強の人となる」】

1.親が苦境に立たされていた時に、母親の胎内に宿った運命を持つ
2.胎教の段階から、いろんな苦労を身に受けつつ誕生する
3.性格は剛強(ごうきょう=野生の猛獣のように強いこと)の気迫を有する
4.辛苦(しんく=つらい目に遭って苦しむこと、苦しみ、辛労)に耐え得る気概がある
5.1~4を反映して、非常に強い人間に成長していく

五黄土星の特徴としてはまず変化運であることが挙げられます。運気は常に乱高下していて、いい時もあれば悪い時も短いサイクルで変動し続けるのが大きな特徴。例えるならジェットコースターに乗った時のような浮き沈みの激しい人生になります。この傾向は五黄土星にとって不可避ですけれども、積極的な吉方位取りや吉相の家を建築し住まうことで人生は大きく良い方向に舵(かじ)を切ることが可能となります。  


|【五黄土星が幸せに生きるために必要な5つの方法 その2 「青年期はまず野(や)に出て修行・修養」】

五黄土星の男子は見た目に体つきが筋骨隆々(きんこつりゅうりゅう=筋肉や骨格といった 体つきが逞しいことで筋骨は筋肉と骨格を指す)であることが望ましく、やせ型であると運を逃す危険性があります。マッチョとまでいく必要はないものの、ある程度鍛え抜かれてしっかりとした体を作り、筋肉をつけるための余裕を持つと良いでしょう。若い五黄土星は、人の下について人のために尽くすことがとても大切になります。万象様々な物事を実地で学び、物事の比較対照を頭脳ではなく、体で身に付けるべき青春時代を過ごせるようにしましょう。その礎(いしずえ=基礎)こそが将来、晩年運である五黄土星を最大限に発展させる推進力となるのです。  


|【五黄土星が幸せに生きるために必要な5つの方法 その3 「吉相の家が成功への重要な秘訣となる」】

普通、家を建てる立場にある人は先天的なお金持ちを除けば、多くの人々が数十年の住宅ローンを組んで銀行などから借用したりするなどキツキツの条件を呑んで頑張って返済していきますよね。それは五黄土星も同じことです。しかしながら幸いなことに五黄土星は晩年運なので、滞りなく金融機関への返済が終わったあとは加速度的に運命が好転し始めるポテンシャルが秘められています。斯(か)くの如く成功を手中にした五黄土星は「我が社の取締役になって下さい」、「わが町の議員になって欲しい」というような若き日の状況と比較して、考えられない程の白羽の矢が立つような大人物に変貌を遂げていきます。  


|【五黄土星が幸せに生きるために必要な5つの方法 その4「徳を積めば首相の地位も射程圏になる」】

我が国には五黄生まれの元総理大臣が二人も存在します。まずは記憶に新しい「自民党をぶっ壊して」今も尚、総理待望論が一部で囁かれ続けている小泉純一郎元首相。古くは日本敗戦後の動乱期に国家としての屋台骨をかろうじて死守した故・吉田茂元首相がいます。二人共それぞれ時間軸が違い、一色だにするのも違和感はあるものの、両者共通のカリスマ性と或る一定の政治能力は評価に値するものがありました。五黄土星が徳を積むと強靭(きょうじん)で、目さましい世界を創出することに繋がっていくことを能弁に語る証左(しょうさ=あかし、証拠)と言えましょう。  


|【五黄土星が幸せに生きるために必要な5つの方法 その5「五黄の強さが試練に勝利し大器晩成を果たす」】

人のために尽くし、激しかった人生の艱難辛苦(かんなんしんく=非常な困難にあって苦しみ悩むこと)の体験が大器を育て、出世への道が拓けていき大器晩成を果たす。確かに運気の乱高下はあり苦境にも立たされるが、それを自己の天命を果たすための試練―と受け取り「どうってことはないぜ!」と気を吐き晩年運が作用するまでの間、闘い続ける程の強さを持っている・・・まさにエキサイティングで最も生き甲斐に溢れ、自己の本然(ほんねん=生まれつき、自然のまま、ほんぜんとも言う)の力を活かせる星、それが五黄土星と言うことが出来るでしょう。  


いかがでしたか?
 


以上の5つの方法を駆使すれば大人物にも、或いは人生の勝利者ないし成功者にもなることが出来る。それが五黄土星の幸せをつかむために必要な道です。適度にリラックスしながら、どの星よりも自分の人生を生きている矜持(きょうじ=誇り)を大切にして、晩年のどんでん返しが可能な能力をマスターしていきましょう!  


|ま と め


五黄土星が幸せに生きるために必要な5つの方法

その1「逆境をバネにして剛強の人となる」
その2「青年期はまず野(や)に出て修行・修養」
その3「吉相の家が成功への重要な秘訣となる」
その4「徳を積めば首相の地位すらをも射程圏になる」
その5「五黄の強さが試練に勝利し大器晩成を果たす」
 


『編集後記』

五黄土星について書き始めるにあたり、改めて学習もしました。ただ五黄土星は記事中でも触れた通り「他の九星が如何に五黄殺を踏まずに・・・」という展開になってしまうのは気学の性質上、仕方がない部分ではあります。本記事でお送りした進み方で勝負していけば、五黄土星であっても一国の宰相にまで権力を掌握できることをあのコイズミさんが立証しています。首相になるという壮大で、ものすごく大変な職務に就くことすら叶うということは、望みを捨てなければ何にでもなれる証左でもあります。五黄土星の皆さまにおかれましては、御伝えした道筋に可能な限り沿って歩みを始めてみて下さい。気の持ち方一つで、人生には大きな差が生じることを心に銘しましょう。

この人生に、
皆様との出会いに感謝します。

誠にありがとうございます。





2013年10月19日土曜日

五黄土気や五黄性を除(よ)けて幸せをつかむ重要なポイント

五黄土星の皆さま、こんにちは、そしてありがとうございます! 九星気学に関心を寄せられる全ての読者様、ご訪問ありがとうございます。本記事では五黄土気についてさらに詳しく知り、それに対し人が幸せになるための重要ポイントをご紹介しつつ書かせて頂きます。

五黄土気は地球的規模で変化に伴った自然現象を起こして、クリーナー的な用(はたら)きを行います。また別に強い剋気も発します。五黄殺を始め、凶殺方位や五黄性に蝕(むしば)まれないために、気学的行動を取ることは致命的に重要となってきます。本命星の中宮回座時は、旺盛な五黄の気に包まれますので、対処する正しい知識も持ちましょう。







【適切に五黄土気の用(はたら)きを知る】

・天地の気が移り変わり、運行していくためには必ず五黄土気の用(はたら)きが必須となる
・生命の誕生に際しても必ず五黄の力が必須
・人間はその人の本命星が後天定位盤の中宮=五黄土気に同会した時に生まれてくる
・九紫火星も中宮において、五黄土気の力を頂き生まれる
・四季の巡りも五黄土気の力が大切となる
・スクラップアンドビルド(=老朽施設を整理し、効率的な新規施設に切り換えること、或いは今あるものを壊し新しいものに建て替えることも範疇に含まれる)は人間の暮らしに必定(ひつじょう)な行動
・同じ物を使い続けるのは不可能、物は時間と共に劣化する定めにあり、いつまでも存在し続けられる物など無い  


【万物は滅して土化し、新生する】

新生という言葉の意味は文字通り新しく生まれるという語意が一般的です。気学においては更に一歩踏み込んで、絶えず新旧の転換が行われ続けることを天地自然の法則における重要なエレメント(=要素、成分)とみなしています。万物の滅消(めっしょう=消えてなくなること、それまで存在していたものがなくなってしまうこと)により時代は移り変わる。ありとあらゆるものは土に吸収され、土化され、その循環の中で新生に至ると定義しています。  


【凶を気学で言えば五黄と呼ぶ】

万物について易学的に見れば、吉もあれば凶もあります。気学で凶という言葉を一言で収斂(しゅうれん=一つにまとまること、まとめること、集約の意)すれば、凶は五黄と呼んでも差し支えないのは厳然たる事実です。五黄そのものや五黄性を除(よ)けるだけで実に50パーセントの剋気やネガティブな現象から避けることが出来るとも云われています。極論すれば五黄と五黄性を除けるだけで、より豊かな人生を創り上げていくことが可能であると言うことが出来るでしょう。  


【人が幸せになるための重要ポイント】

1.適切に五黄土気や五黄性を除けること
2.生成発展を志し、祐気取りを積極的に行うこと
3.現世の真理を謳歌(おうか)し、世のため人のために努力する
4.人間はそもそも大いなるもの=神から幸せになれる力を、付与され生まれてきていることを識(し)る
5.明るく楽しく、みんなで喜び合って生きるよう心がける
6.神は5.のような社会が成立するように、天地を創造していることを識る
7.そのために九星気学を正しく学び、実践することが重要となる
8.人類と自然が生成発展していけるように天地自然の法則があり、体系的にまとめられているのが九星気学そのものである
 


【本命星が中宮回座した時の対処法】

五黄土気以外の九星が中宮に回座した際は、五黄の旺盛な気を受け心身共に五黄性の兆しが強まります。自身も吸収の力旺盛となり、満腔(まんこう=からだじゅう、満身)を包むように大気は五黄土気に占められていきます。その様態は時に後天定位盤が示すように、八方塞(ふさ)がりのように感ずることもあるでしょう。と同時に精神面で動揺することも多くなります。この時期の発心(ほっしん=思い立つこと、何か自分の心に思い決めたいこと)で引越しや改築、リフォームなどは大凶で厳禁です。反面、積極的なお水取り、祐気取りや吉方位旅行は抜群の成果をもたらし、五黄の剋気から自分を守る術(すべ=方法)にもなるので取れる範囲の祐気は取って行きましょう。  


ま と め

・1.五黄土気が行う数々の浄化作用を肝に銘じ、五黄についての正しい知識を身に付けよう
・2.ありとあらゆるものは土に吸収され、土化され、その循環の中で新生に至る
・3.易学の凶=気学の五黄 という構造を踏まえる
・4.五黄や五黄性を除けるだけでも50%の剋気や不幸現象を除けることが出来る
・5.【人が幸せになるための重要ポイント】の表を作りました、ご活用下さいませ
・6.本命星中宮回座の際は五黄の気が強いため、対処する上で祐気をたくさん取ろう
 


『編集後記』

本記事も五黄土星の記事ではあるのですが、気学の性質上「如何に五黄を避けるか」的なものになってしまうため、御伝えしていながら五黄土星の皆さまに申し訳なく感じます。しかし厳しい星の下に生まれるということ自体、天は、大いなるものは、神は、それだけのパワーと強さを秘めた五黄の皆さまに期待しているとも言えるのではないでしょうか。神様は打たれ弱い人に厳しい役目を与えたりはしないと思います。それだけ各人各人の五黄土星の皆さまに堂々たる強さがあるからこその今世でのご指名だったに違いないと私も信じて止みません。どのような本命星で出生してきたとしても、大いなるものは人類が睦みあって美しい社会を顕現して欲しいと願っているに違いありませんから・・・。

本記事は五黄土気や五黄性を除(よ)けて幸せをつかむポイントについて書かせて頂きました。
如何でしたでしょうか? この人生に、
皆様との出会いに感謝します。

誠にありがとうございます。





2013年10月14日月曜日

五黄土星の強力さが地球環境に寄与している事実

五黄土星の皆さま、こんにちは! 九星全ての皆さまもお元気ですか?! ほかの九星と五黄土星の大きな違いとして、五黄に向かって方位は取れないという抜本的な事実があります。九星は自然界に対して各々(おのおの)、特徴的な象意を持ち得ますが、五黄と自然界で睦み合うものは皆無です。

五黄土星は他の八つの星と較べると特異です。他の星の象意は自然やその現象などを束(たば)ね、毎年毎月毎日に渡ってベースにある本命星の象意を反映しますが、五黄土星の象意は人間の暮らしに直結する不幸現象ばかりが象意に上がっています。そう言う意味で五黄土星は、人間の生活を唯一見つめる無二の星と言えましょう。







【五黄殺の現象面におけるおさらいです】

・五黄殺を取ると、天変地異に比するくらいの影響が出る
・五黄は中心に破壊力、腐敗力を有する
・内部から腐敗力が発し、人体への影響も懸念されるほどの剋気が突出する
・事業者は自身の内部から衰退していくような現象が出て、業務も低迷していく
・物質の真ん中から腐敗させる強力な力を発する
・家の中心たる寝所は五黄性の性質を持つ  


【五黄土星の良い点に着目する】

五黄殺の段でご紹介したように五黄は各星(ほかの八つの星)の人間に対し直接的な剋気を以て、大きな影響を与え得る唯一の星であります。その剋気の力は強大で有を無にして土化(どか)するという作用を常時働かせています。剋気ではあるのですが、五黄の力が強大であり万象が循環していくために絶対必要な媒介役として五黄土気はその存在の意義を強烈に示しています。
その作用によって培養土(ばいようど=野菜などの食用植物の生育のため、土を筆頭に排水、保水性、肥料などを目的にして調節し作られる)が作られ、仲介役を果たす虫などを筆頭に、様々な微生物や土中(どちゅう)における分解者(ぶんかいしゃ)の存在があります。  


【五黄土気は強力なクリーナーである】

天地が正しく循環していくためには、五黄土気の力は絶対的に必要です。古きものを腐敗させ、天地の狭間でその強力な力を振るうことにより、滅んだものは土に戻して次の季節に向けて生成発展させるという強制力、まさにそれが五黄土気そのものであることを識(し)りましょう。この五黄の力がなければ、地上はいつまでたってもクリーニングがされず明らかに許容量オーバーとなり、ゴミや腐敗物に埋もれてしまう環境状態に陥ることになるのは自明の理と言っても差し支えないでしょう。  


【五黄土気の力は破壊も辞さず】

五黄土気は古く不要なものを破壊することも辞しません。その破壊された物質も土化され、やがては新しい何かに変貌を遂げ、自然の力によって再生されていきます。今まで本記事でご説明してきました五黄の力は「剋気だから浴びるのは嫌だ!」と逃げまとう対象だけではないということ。感謝して五黄の力に目を向けることがとても大切です。私どもの生きる地球、大地といった環境に対してどれだけ有難い働きをしてくださっているかご理解頂けると思います。人間が生きていくために向かう方位としては、五黄土星は甚(はなは)だよろしくありません。しかし五黄の気があってこそ私ども人間は、毎年毎年、春夏秋冬に渡り最大限良い環境で暮らすことが可能となっていることを踏まえて生活していきたいものですね。  


ま と め

・1.五黄殺は天変地異の引き金になるほど、進む場所としてはとても良くない
・2.五黄の力は強大であり、万象が循環していくためには絶対必要な媒介役としてその存在の意義を示している
・3.五黄の力によって地球は常時、クリーニング作用を受け最大限、良い環境での生活が与えられている、環境破壊をしているのは五黄ではなく我々人間である
・4.五黄土気は古く不要なものに対しては破壊も辞さない
・5.五黄は忌み嫌う対象ではなく、感謝して力を活かせば人間にとって大変頼もしい味方にすらなる  


『編集後記』

五黄土星は本来的に持っている星の力の中では、最強との評価を聞き及びます。後天定位盤の基本構成では中宮にどっかと座して、他の九星を睥睨(へいげい=あたりをにらみつけ勢いを示すこと)する様は、私的には「三国志」の暴君・帝王の董卓(とうたく)を想起させます。五黄殺の引き金になることから、方位としては大変厳しい存在と目され気学的には絶対向かってはいけない、方位がとれない唯一の星です。本記事では五黄の強力な力を活かして地球の環境が整備される様を中心に記述させて頂きました。これからも気学を学ぶ人にとって、五黄土星への正しい評価が成されることをご祈念申し上げます。  


五黄土星の良き役割について書かせて頂きました。如何でしたでしょうか。

この人生に、

皆様との出会いに感謝します。
誠にありがとうございます。





五黄土星の象意・4 吉相の家を目指して

五黄土星の皆さま、こんにちは! 九星全ての皆さま、いつもお世話になります。連環する開運学・九星気学を徹底的に掘り下げ、皆さまへ御伝えする当ブログへようこそおいで下さりました。五黄土星の動きは皆さまのご家庭や個々人にとって、気をつけねばならないポイントが横溢(おういつ)しております。

大小便そして便所(トイレ)といった言葉が象意になる星・それが五黄土星です。また主に飲食物等が腐って口に出来なくなってしまう腐敗、強欲を超え暴力的なまでの欲を持つ意で暴欲(ぼうよく)など厳しい象意が付きまとうのも事実です。さらにトイレや風呂場など水場が艮方位にある場合、悪影響が及ぶと気学では判断されています。






【トイレや水場の配置に気をつけよう】

・人間の最たる新陳代謝を行う場であり、強い五黄性を発するトイレ(便所)は自ずと五黄土気が支配する場所となる
・マンション、アパート等集合住宅に居する際は、ゴミ捨て場から離れた場所に住むのが吉
・トイレ、台所、風呂場など水場については家相に大きな影響をもたらす
・それらの水場の設置場所で非常に良くない例として挙げられるのが艮(うしとら=家の中心から東北方向)で表鬼門と称される方位である
・その前提を破った家屋に住んでいると、必ず金銭面に弊害をもたらされる上に後継者が育たないという現象に陥る
・特に同居する妻や母親などに悪影響が強く及ぶ危険性が高い
・高層ビル内部は五黄の気で支配される、上階から汚水がくだを伝って管(かん)の中を流れてくることが悪影響を及ぼす  


【形あるものいずれは腐敗する】

腐敗とは飲食物などが菌によって分解され悪臭を放つ状態であり、腐って食べられなくなることなどを指すとともに、人間の心も堕落しきって愛がない状態に陥ることを云う場合もあります。気学的には生気を失い、気が減退し続けることを指します。腐敗に合致する五黄性のものとしては、人が老化し耄碌(もうろく=年をとり頭の働きが鈍ること、老いぼれること)すること、飲食物が腐る、建造物が傷み古くなってぼろ屋と化すことなどが挙げられるでしょう。  


【欲深さにおいて他の土星との比較】

九星気学では兄弟星が三つある土星が一番の多数派ですが、その中でも五黄の力は他の二つの星を凌ぐ強さがあります。二黒土星は生存欲、八白土星は強欲、そして五黄土星は暴欲です。二黒の生存欲はその言葉が言い表しているように「生き抜いてやる!」という、人間が生きる上で非常に大切な欲求そのものです。八白の強欲は非常に欲深い状態を表しており、これはこれでなかなか罪深い象意だなあ・・・と思わせられますが、五黄の暴欲に至っては八白の欲も可愛いものに見えてきます。暴欲とは暴力的なまでに際限のない欲の意味で、地獄の中に存在すると言われる畜生道(ちくしょうどう)や修羅道(しゅらどう)の世界で生きる者たちの異常な欲望にまみれた状態を指すと思われます。  


【吉相の家を新築、越すのが最善の策】

冒頭で述べました剋気を犯している場合、一番打撃を受けることはやはりお金、経済的な問題が筆頭に挙げられます。例えるならばお金をざるに入れたのと等しい状態が現出し、常時お金がなく金策にてんてこ舞いする人生になってしまいます。しかし不動産が賃貸契約でこちらが借り手であった場合、仕方がないという以外にありません。その場合は積極的なお水取り、祐気取りを心掛け、剋気を払いましょう。それでも厳しいという場合は思い切って吉相の家を求めて新築するのが一番です。この手段に出た場合は当然のことながら、それまでのついていなかった人生が、良い方向に向けて大転換されていくことになります。  


ま と め

・1.トイレを筆頭に台所、風呂場などは五黄性が非常に強い
・2.ゴミ捨て場も五黄星が強いため、そこから離れた場所に住んだ方が良い
・3.艮(うしとら=家の中心から東北方向)方位=表鬼門と称される方位に水場を置くのはとても良くない
・4.3の状態で暮らしていると経済的に困窮し、後継者が育たない
・5.出来れば新築し、吉相の家に越すのが望ましい
・6.形あるものはいずれ腐敗し消失する運命にある
・7.兄弟星が三つある土星の中でも最強の力を誇るのは五黄土星だが、暴欲を持つと言われるほど欲深い  


『編集後記』

吉相の家を建築して住むことが家相の悩みから脱する最高の方策・・・でもそう簡単に家が建つなら誰もが新築しますよね。そう簡単に家は建てれるものではありませんし、十数年に及ぶローンを組んでも初めの頃はひたすら金利のみを支払うかのような状態になる・・・ということはよく言われることです。ただ将来は絶対に家くらい建ててやる!という気概を持った男でなければ、女性も張り合いというものが無くなってしまうでしょう。いい意味でそれをモチベーションにして吉相の家を最終的には絶対持つ! そう念じ前に進んでいけば、きっとその時は来るはずです。九星気学の学びを総結集して、人生の夢を一つ一つ具現化させていきましょう。
この人生に、
皆様との出会いに感謝します。

誠にありがとうございます。





2013年10月9日水曜日

五黄土星の象意・3 避けるに限る五黄殺

五黄土星の皆さまこんにちは! 九星全ての皆さまもこんにちは。五黄象意も三回目、でも人類に重要なメッセージを放つ巨星・五黄土星の情報はそう簡単に枯渇することはありません。次々に御伝えする五黄象意を一つ一つ把握頂き、転ばぬ先の杖(つえ)の役割を果たさせて頂きたく願っております。

五黄土星を犯したり五黄殺に向かって動くと悪霊に取り憑かれたような一年、引いては人生となってしまいます。金運なく借金地獄にはまる、高利貸しに罵倒され脅され、心の平安が奪われた上に心身ともに疲労困憊(ひろうこんぱい)、憔悴(しょうすい)し業病の影も見え隠れするでしょう。五黄中宮においては、天変地異の襲来も予想させます。






【金運無くなり借金地獄に陥る】

・五黄土気を犯すと目に見えてお金がなくなっていき、金運も尽きていく
・銀行や、まともな金融機関から融資が受けられない場合、少なくない人たちが消費者金融(=サラ金)に手を出してしまう
・さらには消費者金融以下の悪辣(あくらつ=酷くタチが悪い、あくどい)な高利貸しを利用すると崩壊が進み、窮地に陥っていく
・利息は雪だるま式に膨れ上がっていく
・借金を借金で返す、いわゆる自転車操業になっていき益々苦境へ
・返済不能となり、一生逃れ隠れる人生へと没落していく  


【高利貸しの存在自体が悪質な剋気です】

高利貸しとは恐ろしい商売です。酷い取立てを続けることに、良心の一点にも呵責(かしゃく)を負いません。結局はビジネスですから、人情をかなぐり捨て好き放題、強請(きょうせい=無理やりむしり取ろうとする、ゆすること)してきます。そして何より凶暴です。出来ますれば、そういう手合いとは関係のない生き方をしていきたいものですね。そのためにはやはり九星気学の学びを深め、剋気を犯さないよう気を付けて生きていくことが何よりも肝心となるでしょう。  


【高熱は神経すらをも破壊する】

高熱を発すること自体、気学では五黄殺を犯した証拠(バロメーター)と見ます。高熱も度が過ぎると、神経が破壊される危険性を帯びますので「たかが発熱だ」程度の素人判断は大変危険です。是非、内科へ行くようにしましょう。  


【五黄殺の病気は死にすら通ずる】

他にも五黄性の疾病は悪質なものが色々とあります。特徴としては人体から膿(うみ)が排泄される病気、癌(がん)など生き死にに関係する業病(ごうびょう)など緊急を要するものが多いのが特徴です。恐ろしいですが、しっかりこれらの知識は脳裏に刻んで頂きたく思います。  


【五黄殺の影響を受けるとかぶれる悪思想】

五黄殺は肉体のみならず、精神をも侵す力を持ちます。ものの考え方をまるで悪鬼(あっき)のように変容させたり、破壊破滅的な思想の持ち主にさせたり、学業、事業などをどんどん低迷させていくなどその悪質性は凄まじいものがあります。五黄殺だけは犯さないという固い信念と学びが重要になってきますね。  


【五黄土気は天変地異すらをも呼び込む】

本年平成25年(2013年)は五黄中宮の年、いうなれば五黄の年です。五黄中宮の年は天候の異変や天変地異に気を付けろと言われてきました。大地震、大爆発、大洪水、建造物の破壊、水害等の影響による流出など・・・。平成25年10月9日現在で大地震を除けばほか全部、顕現されてしまった観があります。五黄の年の象意には天変地異とはっきり記されていますので、行政や職場での避難訓練、自宅での防災対策など成すべきことがたくさんあります。今からでも遅くありませんので、防災対策を個々人の家においても徹底されるのが良いと考えます。
とにもかくにも五黄殺をはじめ、五黄由来の悪い方位に行くのは気学的には厳禁であることを強調してこの稿を終えます。  


ま と め

・1.五黄土気を犯すと金運無くなり、借金地獄に陥る
・2.高利貸しの強請(ゆすり、たかり)を受けるような人生にならないよう、気学の学びを深めよう
・3.高熱は五黄殺を犯した証拠(バロメータ)
・4.五黄殺由来の病気は悪質で業病化する(がんが典型的な例)
・5.五黄殺は精神をも侵し、酷い思想の持ち主に仕立て上げる
・6.五黄中宮の年は天変地異が続発するので、防災対策をちゃんとしよう  


『編集後記』

知れば知るほど恐ろしい五黄殺の惨禍(さんか)、そして五黄中宮の天変地異・・・、五黄の持つ強力な影響力に目を見張る時、気学を学ぶ多くの人の心に冷たい風が吹くのでは・・・と思わせられます。とにもかくにも五黄殺の方には絶対進まずにいてください。そうするとさほどめちゃくちゃなことは起きず、九星気学の良さにお気づきになられることでしょう。まだ福島を襲った災禍が癒えない今の日本において、これ以上の天変地異が頻発するとどのような事態が訪れるか知れません。神のご加護がわが国にありますようご祈念するものであります。合掌。

五黄殺を中心に書かせて頂きました。如何でしたか?

この人生に、
皆様との出会いに感謝します。

誠にありがとうございます。





五黄土星の象意・2 五黄性の土地による剋気

五黄土星の皆さま、こんにちは! 九星の皆さま、いつもどうもありがとうございます。五黄土星の象意になぞった二回目の記事を展開して参ります。どうぞ全九星にまたがる全ての読者様に五黄の力をさらにご認識頂き、人生においての気付きとなって頂けますようご祈念申し上げます。

本記事では部屋の状態が散らかって乱雑になることや、土地や家に悪因縁があると五黄性を呼び、そこから人生が徐々に狂っていくことにも繋がりかねないという事実をお伝えしていきます。特に昨今、多発している家族間や隣人との殺傷事件、さらには悲痛ないじめ問題などの背景に五黄土気の剋気が影響していることも強調していきます。どうぞ、ご覧下さい。






【汚さ、不潔さは暮らしを荒廃させる】

・家の中が散らかって乱雑な状態になっている場合、自分自身で五黄性を作ってしまっていることになる
・塵埃(じんあい=ほこりやちり)にまみれた家の中や部屋も五黄性であり、ゴミ屋敷に至っては言わずもがなである
・五黄環境での呼吸や吸収は直接、五黄土気を吸うことになり、生活自体が荒廃していく
・そういう生活を長く続けていくと、徐々に零落し逆運(ぎゃくうん=順当でない運命、不運)の人になってしまう
・汚れやゴミなどの不潔さ、乱雑さを排しきちんと清掃すると気は清浄になり、究極的には九紫性に転換されていく  


【独身男性の部屋は要注意です】

よく若い独身男性の部屋など、綺麗好きな人を除けば五黄性の強い乱雑な部屋になりがちですよね。でもそのまま放置してどんどん散らかりが増すといよいよ五黄性が部屋中に伝播(でんぱ)していってしまいます。最終的にはこのことが問題で逆運の人になってしまう危険性を帯びますので、汚くなってきたら清掃する習慣を身に付けて、客人に嫌われないような部屋を作っていく必要があります。  


【極力、五黄性が強い土地は避けよう】

元々墓場だったところや、中世期まで合戦の絶えなかった戦場、近代以降、戦争の被害地となった場所なども五黄土気がとても強いです。しかし転居してきて自分の住まう土地の歴史を調べるといっても、そう簡単に判るものではありませんよね。それはそうなのですが、実際住んでしまってから「何か変だぞ?!」と感じる場合、やはり五黄性の強い地域だったと見るのが妥当だと思われます。  


【五黄性の強い土地柄での商売は高リスク】

例えば五黄性の強い土地柄と知らずに越して来て、商売を始めたとしましょう。気学に精通している方に聞きますと「始めは商売繁盛で、順調な売れ行きに嬉しい悲鳴を上げるような感じになるが、やがてどんどん経営が悪化し衰退に至るだろう」と指摘しています。  


【五黄性の土地は人を凶暴にする】

五黄性の強い土地に居住すると多くの人は精神的に不安定になり、行動が徐々に凶暴化していくと見られています。近年は家族間や隣人同士で殺し合うような殺傷事件が頻発するようになっていますが、これもまた五黄性の強い土地柄のせいであったり、世相が五黄化してきていることの顕(あらわ)れと見ることができましょう。また子どもたちのいじめ問題なども五黄土気が大きく影響しています。  


【苦しむ前に気学を知ろう】

前段までの不幸な問題をつきつめていくと、気学を学ぶ人の数がまだまだ鮮少(せんしょう=非常に少ないこと)であることが挙げられます。気学においては五黄性の問題として、現象面を解析することが出来、そういう問題の遠因を示すことが学ぶ者に対しては可能です。しかし気学を知らない人は「天地自然の法則」を全く踏まえず無軌道に動きますので、五黄性の問題に苦しめられたり、そういう環境に悩まされたりすることにも繋がってしまいます。是非、多くの方々が気学を学ばれて、五黄性という剋気から逃れられるようになって頂ければ・・・と思います。  


ま と め

・1.家の中や部屋など乱雑にすればするほど五黄性が高まり、その空間の気は邪気に満ちる
・2.汚い部屋や家のまま生活していると、自分自身の人生が悪い方向へ転がっていく
・3.墓地だった場所や旧戦場などは五黄性が強いので、居住しないに限る
・4.悪い土地での商売はいずれ衰退する運命にあるので、場所を変えた方が得策
・5.家族間や隣人同士の殺傷事件、いじめ問題などの背景には五黄土気の剋気が影響している
・6.五黄性を封じるのは、ひたむきな気学の学習を通し、正しい方位の取り方を身につけることに尽きる  


『編集後記』

二段目の【独身男性の部屋は要注意です】の項目、書いていながら「本当に酷かったよなあ・・・」と自己の追憶に浸っていました。私も本当に片付けが下手な人間で、お世辞にも綺麗とは言えない部屋に長く暮らしていたので、そういう意味ではやはり結婚するということは大事なことなんだなあ・・・と思います。伴侶たる女性の多くは独身男に比するとやはり、片付け能力が高く清掃の仕方も上手です。女性に時になじられながらも、片付け能力を伸ばしていくことが男性の多くには求められると思います。ただ草食男子、肉食女子の関係もあるようですが、近年は女性の方がとっ散らかった部屋に住んでいることも珍しくないそうなので一概には言えませんけれども・・・。

五黄性の土地による剋気について書かせて頂きました。如何でしたか?

この人生に、皆様との出会いに感謝します。

誠にありがとうございます。





2013年10月7日月曜日

五黄土星の象意・1

五黄土星の皆さま、こんにちは! 九星全ての皆さま、本記事から、五黄土星について詳報して参ります。五黄土星は五黄生まれの方の人生、運命について書かせて頂くと同時に六大凶殺方位の中から五黄殺、暗剣殺などの剋気的方位についても学ぶ契機になります。誰として直接的に関わりのない人はいません。そのためご自身の星と同様に、真剣な眼差しでお読みいただければ幸いです。

老いたる者、病める者或いは自身で自身を裁くもの、ほか様々なことが原因でこの瞬間にも鬼籍(きせき=死亡すること)につく人々がいます。そして産声を上げ生まれ出ずる者もいる。人類が生成発展する上で、五黄の力がなければ整わないことが山ほどあります。五黄の力に私どもは感謝しつつ、気学に則って生きていくことが大切です。






【五黄土星の基本構成・構造】

・星・・・土星
・色・・・黄色
・方位・・・太極、中宮
・素数・・・5、10
・五臓・・・中央、脾臓(ひぞう)
・五元素・・・炭素
・四季・・・四季の土用

方位は太極=中宮で強力な力が元来、備わっています。五黄土星の色は黄色、黄色はそもそも皇帝(帝王)の色とされ、熟した色とも言えます。五臓は胃と繋がっている脾臓(ひぞう)。脾臓は胃の左側にあり海綿状の内臓で古くなった赤血球を破壊し、白血球、リンパ球を作る役目を負います。四季は春夏秋冬の合間に訪れる、土用期間に該当します。  


【五黄土星の象意】

・暴欲
・強請(きょうせい)
・高利貸し
・大小便
・便所
・優曇華(うどんげ)
・一家離散(いっかりさん)
・非常識
・不景気
・逆行
・腐敗
・凶暴
・壊滅
・地震
・天変地異
・塵埃(じんあい)
・破産
・錆(さび)
・再製品
・屑屋(くずや)
・葬儀
・死屍(しし)
・墓地
・無頼漢(ぶらいかん)

等々

如何でしょうか? 「何だ、一つもいいこと書いてないじゃないか?!」と思われるかも知れません。確かにものすごく剋気強く、恐ろしげな雰囲気が漂う象意が目白押しです。しかし五黄の方はこれと逆(正反対)の力も頂けるとも言われています。その辺については次号以降、少しづつでも御伝え出来ればと思っています。まずは上記の象意に則り、一部重要象意について御伝えして参ります。  


【死屍(しし)、墓地など死することについて】

生命体の死は五黄土気作用の始まりです。まず「死ぬ」ということ自体が五黄性です。一つの命が終焉(しゅうえん)すれば大地に吸収され、また新しい命が生まれ出ずる・・・、有形のものが無形となって形が消失、土と化した人間の亡骸(なきがら)から種が芽生え、新しい命が誕生していく。五黄の作用がなければ、いつまでも新しい幕開けには至りません。そういう意味から、五黄に対し極端に忌み嫌ったり、中には五黄土星であることを中傷するような低水準の易者もいると聞き及びますが、それらの方は非常に学びの浅い人ですので関わらない方がいいです。また墓地には五黄性が充満しているので、あまり頻繁に行くことは気学的に見ると「? 」マークが付きます。人の死、動物の死骸、枯葉、枯れ木はおしなべて五黄性です。  


【死んだ後に至る葬(そう)】

前段で墓地のことなどをはじめ若干、強調した事柄もありますので誤解なきように記します。「葬式に行くな」というような突飛(とっぴ)で反社会的な思想性は九星気学にはありません。人は死ぬことで無形になります。何も先を急がずとも、必ず人は死ぬことが出来、また生まれてくることも出来るのです。そうです! 生まれてくるからこそ死ぬことも出来るのであります。  


ま と め

・その1.五黄土星は太極に座し、全九星に強烈な影響力を有する
・その2.五黄土星の五臓は脾臓(ひぞう)である
・その3.五黄土星の象意を一見すると、大変怖い雰囲気が醸し出されている
・その4.五黄土星に対し中傷するような発言をする易者等には関わらない
・その5.人が死に、また人が生まれる、その悠久たる連環の中で人は生きていることを識(し)る  


『編集後記』

気学の粋(すい)とも評される五黄土星。粋とは混じり気がなく最も優れているもの・・・という意味があります。厳しい象意を背負いつつも、生き方自体で王者にすらなり得るポテンシャルを持つ五黄の皆さまの力は驚異的なものがあります。私の友達にも五黄土星の方はかなり多く、それぞれがやはり波乱万丈な人生を歩んでいます。そして気学が示すようにみんな、すごく強いです、特に精神面で・・・。その強烈な五黄性を活かすも殺すも、私たちの生き方に関わってくるように思います。もちろん五黄の剋気を取らないよう細心の注意をしながらも、時代の転換期に生きる私どもは、生成発展を陰で支えてくれている五黄土気の力に感謝する必要があるでしょう。  


この人生に、
皆様との出会いに感謝します。

誠にありがとうございます。




2013年10月6日日曜日

四緑木星の運命・2

四緑木星の皆さん、こんにちは! 九星全ての皆さまもようこそ! 長く続いた四緑木星シリーズも本記事で終了致します。ここまでお付き合い頂き誠にありがとうございます。四緑の御伝えの最後に相応しい記事となれば・・・そう思って書いていきます。

四緑木星の性格の中でも困った部分があります。それはとても頑固であり、時に非情に徹して人間関係を切る、冷徹さをも持ち合わせていることです。しかし気学に通じている者同士、お互いの弱点は補完し合い協力することで乗り切る姿勢は大切。また五行の因縁で四緑木星と九紫火星は縁深く、その関係で四緑は神に通じる力を有すると言えるでしょう。

それではどうぞご覧下さい。






【四緑木星の性格(混迷篇)】

・四緑木星の内面は堅実で意志堅固である
・時に大変な頑固者として振舞う傾向がある
・四緑は全九星の中でも相当な頑固者であると言える
・更にはその頑迷(がんめい)さが仇(あだ)を為(な)して偏屈(へんくつ)になってしまうきらいさえある
・四緑が悪いサイクルに入りこむと怒っている対象に「気にいらない」と縁を切り、新たな代わりになる人を探し始めるという悪癖がある
・四緑はまず落ち着いて、自己撞着(じこどうちゃく=自分で壁に突きあたること)の迷路から抜け出す努力が必要になる

その際、周囲にいる九星は大なり小なり四緑木星にはお世話になっていることを踏まえ、心の鍵を開くような優しさで救ってあげることも肝要となるでしょう。四緑に限らず、全九星の間でそれぞれの星の弱点を知り、補い合って協力したり応援しあうことはとても大切になります。その試練を超えた双方は人間関係上、また一段階高い水準での交流が出来るようになっていくことでしょう。  


【木生火の相生関係ゆえに、四緑は神にも通ずる】

五行思想の中で木生火(もくしょうか)は、木は燃えて火を生むという相生(そうじょう)関係にありますよね。故に九紫火星と四緑木星はとても縁が深い繋がりがあります。九星で一番偉大なる力、要するに神との因縁が濃い星は九紫火星ですが、その九紫と非常にゆかり濃き四緑は神との縁を結びやすい生まれであり、そもそも神と交流する力が付与されているのです。  


【正しく生きれば神は全九星に幸せを与える】

神との交流が許される四緑は想念で神と繋がり、自分の大切なものや思いを伝えられるという能力を内在していると見られます。自分で正しく生きるための道筋を作ると、神が応援して下さり後押しもされます。ここから先は四緑木星に限らず全ての星に言えることになりますが、天地自然の法則通りに生きていれば九星気学を知っていても知らなくても、幸せな人生を生ききることが可能になるのは間違いないところでしょう。
 


【天地自然の法則を絶えず思い返す】

今一度、天地自然の法則を御伝えします。
「道=天に順(したが)う者は栄え、天に叛(そむ)者は滅ぶ」
人間は生活の中で、行く方位により影響を受けることは避けられません。その現象の中で上手に生きるコツとして、例えばサーフィンのようにいい波がきたら衒(てら)いなくパッと乗ることが何よりも肝心。その行動こそが生成発展に繋がって行くのです。
逆に波が来ない時は待つこと。行ってはいけないところには行かないのが肝心。その間、自分を見つめ直し、高い精神性を具有できるよう精進することがとても大切です。
自分の人生を大きく拓くチャンスになるのは、天に順った時。なかなか難しい部分もありますが、それを学び知悉(ちしつ=知り尽くす)した上で波に乗るのが最上策となるでしょう。  


「運=人の吉凶は動きより生ず」

何もしなければ何も起こらない。だが今こうしている間にも人間は確実に死に向かって進んでいる。であればこそ、自分の生まれた意味や使命を知るべきだ。我々は自分にしか出来ない与えられた使命を遂げる必要がある。そして人のために尽くす。そうしなければ(動かなければ)生きている甲斐がない。気学を学び正しく実践することが自分のためであり人のためである。そして結果的にその労苦は自分に祐気としてリターンされてくる。以上が気学の思想における骨子(こっし)と言えましょう。  


ま と め

・1.情緒的に安定しているように見られる四緑木星の性格にも、頑固すぎるという意外な盲点が存在する
・2.四緑が迷走している時は、周囲の九星が手助けすることが重要になる
・3.木生火の相生関係を基に、九紫火星と四緑木星はただならぬ良き縁がある
・4.四緑木星は本来的に神と交流する潜在能力を具有している
・5.四緑は正しく生きるための道筋を作ると、神が応援して下さり後押しもされる
・6.全九星に渡って言えることとして「天地自然の法則」に順(したが)い生きていけば、労苦もやがて報われる  


『編集後記』

「神」と書けば「おい、それ宗教じゃねえの?!」と脊髄反射(せきずいはんしゃ)する人が今の世の中、多すぎます。新興宗教やカルトのような手合いと九星気学の次元は根本的に違います。九星気学は4000年もの歴史を誇る人間哲学であり、古今東西において最強の方位学と言えましょう。このブログでも偉大なる力、とかいろんなニュアンスで御伝えすることもあります。この大宇宙を何者が創造し、どのように運営されているのか・・・。簡潔にそれを言い表す言葉が、現時点で他にないので「神」と書く以外手がないという側面もあり、その旨ご理解頂けますと有難く思います。以上を持ちまして四緑木星についての御伝えを終わらせて頂きます。有難うございました。
この記事では四緑木星の運命・2として書かせて頂きました。如何でしたか。

この人生に、
皆様との出会いに感謝します。

誠にありがとうございます。




2013年10月4日金曜日

四緑木星の運命・1

四緑木星の皆さま、こんにちは。四緑以外の九星全ての皆さまもご精読賜りありがとうございます。
四緑木星の運命についての記事は本記事と次回の2本で終了となります。この2回の連載を丁寧に仕上げたいと考えています。

四緑木星の性格は若干怒りに身を任せ荒れることがたまにありますが、概ね優しく誰からも愛される素敵な人柄と言えるでしょう。素晴らしい人間関係構築術を持ち、社交家で才能豊かです。故に交際費がかさむのは必然であり、また人を育てたいという欲求も強いことからそのための投資も相まってお金が右から左へ・・・と流れる傾向は否めません。






【四緑木星の性格】

・男女ともおしなべて柔和(にゅうわ)であり、深い慈悲の心を本来的に具有するため、誰からも好かれる
・愛嬌があり社交家で、周囲への気配りを忘れず相手の立場や心象を踏まえて、人との間で縁を結ぶ才に長じている
・運は三碧木星と同様初年運で、若いうちに自分が生成発展していくための基盤づくりの要あり
・義侠心(ぎきょうしん=義を重んじ、弱い者を助けようとすること、男気がある)が強い
・義侠心を生来から備わっているのが特徴的
・お金は人のために後先考えずに使う性質だが、不思議と必ず返ってくると言われている
・人のためにいろんなことをやる上に、無私の心なのでお金はすぐ使ってしまう
・人々の信頼厚く、ピンチの際にも稼げる仕事が舞い込んでくるので破綻しない
・懇親の場での幹事が適役

素晴らしい! 四緑木星。自分の大切な親友に、或いは伴侶になってもらいたい! そう思わせる人徳と陽の気が満ち満ちていますね。ただ気になるポイントをここで一つ挙げるとするなら、気の迷いから優柔不断な状態に入りやすいということが挙げられるでしょうか。いずれにせよ、四緑は人間関係を中心として弥栄(いやさか)えていく星なので、時々出てしまう上から目線や傲慢さを自覚し、相手の気持ちにそぐう形で交際していけば安らぎの多い幸せな人生を送れる可能性が高くなるでしょう。  


【生来、四緑は生きる本質を知る】

何故、四緑木星がここまで出来た人格を有しそして愛される人間で在り続けるのか・・・それは世のため、人のために尽くすことが、自分自身を最大限伸ばしてくれることを生来、本能的に知っているのが四緑木星だと気学のプロは語ります。
プロ曰く、「四緑は皆が皆、人の儀表(ぎひょう=見本)になる人ばかりではない。ただ根幹に大きな縁(よすが)を有しているんです。それは他の星に比べ偉大なる力=神との因縁が良い意味で濃いということに尽きるでしょう」  


【運命的に神から庇護(ひご)される四緑】

体質が幼少期から世のため、人のため地役(ちえき)をすることが尊いと言葉にならぬ言葉で実感し、年相応に出来ることを相手のために成す。当然、周囲から模範生として引き立てられ、神から庇護(ひご)されるという実に得な運を持つとも評されています。  


【四緑木星の金運】

四緑木星は金銭がいっぱい入ってきても、何らかの形で出費がかさみがちになり易いです。なのでその性質を無理に変えようとはせず、四緑の本然の性(ほんねんのせい=人が生まれつき持っている天性で私利私欲がない想念)がままに人のために尽くし、人を成長させいずれ大きな人物になった者からのリターンを待つという、気学的な発想による投資をするのが最善策と思われます。相手のために親身になって人を助ける喜びを見出し、人間関係をさらに発展させ円満なコミュニケートを心掛けていくと自ずと金運も良くなってくる星です。  


ま と め

・その1.四緑木星の性格はとても良好なもので、同性なら親友に、異性なら伴侶に・・・と願いたくなるほどの素晴らしさがある
・その2.男女とも柔和で優しく、人に投資する審美眼(しんびがん=美しさと醜さを見分ける能力)も有する
・その3.社交家で人付き合いが上手、故に交際費の出費がかさむ傾向はある
・その4.人を成長させ、いずれ大きな人物になった者からのリターンを待つ気学的発想の投資がフィットしている
・その5.気の迷いから優柔不断な状態に入りやすいという側面も持つ
・その6.幼年期からの地役(ちえき)の重要性を知り、実践するため神から庇護を受けるという大変、有難い運を持つ
・その7.義侠心を生来から備え、弱者を助けようとする美点を持つ
 


『編集後記』

四緑木星の運命を二篇に分割しました。文章を書き出す前に、(私事になりますが)取材ノートを目で追い、大体どれくらいの文章量になるのか見積もり(笑)を出してから書き始めるのですが、今回は一篇に無理に詰め込んでは良い記事が書けないと思い別けました。祐気に満ちた星があれば、剋気が充満した星もあります。九星気学にまつわるテーマで記事を書いていらっしゃるいろいろな方の文章を拝見しても、大筋で四緑はとても恵まれた星と認定されています。
ただそれ故に、四緑木星はより謙虚に受け止めないと、とんでもないことになる危険性もつきまとうように私は感じます。自惚れせぬよう内省し、自分を見つめる目は四緑に関らず全九星で持ち合わせる必要性はありますよね。  


「四緑木星の運命・1」を書かせて頂きましたが、如何だったでしょうか?

この人生に、
皆様との出会いに感謝します。

誠にありがとうございます。







四緑木星の象意2

四緑木星の皆さま、こんにちは! 全九星の皆さまもお出で下さり誠にありがとうございます。四緑木星の象意も二回目を迎えました。本当に深い意味を数多く持つ学び多き星、四緑木星ではあります。

前述したように四緑木星シリーズが長く続いています。四緑性という全九星の皆さまも把握する必要のある素晴らしい気学の基本知識が横溢(おういつ)していること、書くに値する情報が大変多いことも挙げられます。さあ、それではここまでまだ御伝えしていなかった四緑木星の象意について書き進めまとめて参ります。
それではどうぞご覧下さい。







【長女は早めに嫁がすのが吉となる】

・長女は早く嫁に出すのが正解
・婚期が伸びてしまうと二黒土星象意の母親に対し、五行の関係において木剋土となり苦労をかける関係に陥ってしまう
・母親の心身が丈夫でない場合、長女は母親役を引き受ける立場である
・概して長女はしっかり者が多い(母親役すら引き受け得る能力を持つぐらいなので)
・男女共同参画社会が盛んに叫ばれている今の世相上、一概に断定はできない雰囲気はある
・4000年もの時を紡いできた九星気学の観点から見れば、ごく最近の傾向である前項の思想はまだまだ未成熟としか言いようがない  


【織物はすべからく四緑】

長い物が象意に含まれる四緑木気では、長い糸の結集帯である織物も同様に四緑木気に含まれます。編み物や毛織物、カーテンなど全ての織物は四緑象意で、引いては洋服、着物、和服など衣食住の衣のおおよそは同じく四緑木気に該当します。
 


【飛翔してきた鳥は慶びを運んでくる】

空を飛ぶ飛行機や鳥などの飛ぶものは四緑木気。中でも鳥は慶び事を運んでくると目されています。瑞鳥と呼ばれる鶴やコウノトリ、トキなどはそれはもう存在自体が慶びであり、日本国の宝ですよね。ここで御伝えさせて頂きたいのはインコや文鳥、ジュウシマツなど、家の鳥かごで飼える性質の鳥について・・・です。鳥が自宅に飛んできて捕獲した際、その鳥を飼われた経験がある人は以外に多いのではなかろうかと拝察致します。しかし気学では「鳥が飛んできたら飼うな!」という教えが存在します。飼うといずれ鳥は死にます。この場合、鳥は死によって剋気を発しますので飼育したことが失敗に繋がってしまうのです。
 


【”迷い鳥”に感謝して野に放つ】

ではその鳥をどう扱うべきか・・・、それは飛んできた鳥が自分に慶びを与えてくれたことに感謝し、鳥から頂いた祐気に存分ひたり、そして野に放つのが最上の策です。死ぬまで飼い続けると要らぬ剋気を与えられ、野に放つ祐気と較べればせっかくの綺麗な慶び事で済んだ筈の現象をぶち壊してしまうことにも繋がりますので、必ず野に放つようにすべきでしょう。  


【到進(とうしん)とは自分から目的に進むことを指す】

四緑中宮の年、そして四緑の月や日にちは、自分が果たさねばならない物事にどんどん向かって行くべきです。これを聞きなれない言葉ですが、到進(とうしん)と呼びます。さすれば自分にとって必要なものが先方からやってくる。自分からも進むし必要なものは自分に向かってくることが現象化します。四緑木星の年・月・日は大切な出会いを果たせたり、自分にとって重要な催事などが無事に開催され、四緑祐気によって、自分がその場にいられることを感謝できる契機にする良いでしょう。またこの到進によって派生する四緑象意には通信、通学、通勤、電話などがあります。>  


ま と め

・その1.長女は早く家を出て、結婚することにより二黒土星の象意=母親を楽にしてあげられる
・その2.織物は本来的に長い糸の集まりであり四緑木気
・その3.空を飛ぶ鳥たちは人間社会に慶びを振りまいてくれる
・その4.”迷い鳥”は飼わず、慶びのみを頂いてまた野に放してあげる
・その5.四緑の年・月・日は自分の大切な物事にどんどん進むと、先方からも必要なものがどんどん向かってくる
 


『編集後記』

私も子どもの頃、セキセイインコ(黄色)の迷い鳥を飼ったことがあります。しかし本来、インコにあるべき人懐っこさはかけらもなく、ただ餌をたくさん食べて愛嬌のあの字もなく、それ以外はずっと飼い主に背中を向けたまんまの無礼な奴でした。あまりの態度の悪さに家族会議が開かれ、最終的には野に放ちました。今にして思えば、九星気学を知っていたならば、あそこまでお互い気まずくならず(笑)綺麗な別れが出来たんですよね。祐気を頂き、野に放つ・・・ペット用の鳥をかごから出すのも無責任という声も多く聞かれますが、やはり気学から派生する言霊は美しく実践的だなあ・・・改めてそう実感しました。  


この人生に、
皆様との出会いに感謝します。

誠にありがとうございます。





2013年10月3日木曜日

九星気学でいま人気のあるホームページのまとめ5つ

検索エンジンで「九星気学」と検索、すると70万件もの気学のホームページ(以下 HP と略します)が俎上(そじょう)に上がってきます。大量の情報の中から自分の今、知りたい情報を取捨選択していくのはなかなか骨が折れる作業ですよね。

そこで本記事では九星気学のHPやブログで検索上位のものをピックアップし、その中から「これは良い情報!」と思った5本ほどのページを抽出(ちゅうしゅつ)させて頂きました。素敵なHP巡りにトリップしてみましょう。

どうぞお茶でも飲みながらごゆるりとご覧下さい。







【九星気学LAB】

http://ninestarlab.com/

九星気学が好きな管理人様が、毎日の吉方位のチェック時に無理なく使えて、見やすく使いやすいサイトを・・・という読者目線から立ち上げた「九星気学LAB」。「LOVE」(愛)と「LAB」(実習)をかけて、九星気学とご自身のWEB知識を深化させつつ、主に方位盤の読み方や導き方に注力・特化したサイトです。

・生年月日、性別を打ち込むだけで、本命星、月命星、日命星や、傾斜、吉方位まで示される
・方位盤は、年盤、月盤、日盤、時盤に至るまで表示される
・1930~2014年までは、年盤、月盤、日盤、時盤を表示、2015年以降は、年盤、月盤のみ表示される(2013/10/3現在)
・年盤一覧、1年間の月盤一覧、1ヶ月間の日盤一覧、1日の時盤一覧を表示
・吉方位のみならず、五黄殺、暗剣殺、本命殺、本命的殺、月命殺、月命的殺、定位対冲、小児殺も表示
・月盤については、天道天徳などの吉神の表示ができる
・カレンダーや日盤一覧には、月の節入りや、土用期間がわかるように表示

「九星気学LAB」さえブラウザにブックマークしていれば、皆さんの該当する方位盤をすぐ呼び出すことが可能となります。また調べたい人の誕生日も把握していれば、その方の星の巡りを簡単に知ることが可能。未来や現在のみならず過去についても調査できます。方位盤検索、お水取りや祐気取りの際の強い味方となってくれるでしょう。


【ARCANUM SEMINARS(アルカノーン・セミナーズ)】

東京・渋谷の占術スクール、アルカノーン・セミナーズにおける九星気学講習風景
http://www.youtube.com/watch?v=xNUEjhJ9om4

この動画はアルカノーン・セミナーズにおける九星気学に関する授業の一部を切り取ったものです。講師の熱が伝わってきますね。

http://www.arcanumseminars.com

同セミナーは一通りの占術を初心者から学べる初級講座から、プロとしてのレベルを目指す演習講座に至るまでさらには人の心理や人生探求の講座、ワークショップなど多岐に渡るニーズに対応しています。詳細については前述のオフィシャルページをご覧下さい。

自宅などで開業を目指す方や、趣味で占い・癒し・ヒーリング等について学びたい方、占術ライター志望の方にまで裾野を広げ、幅広いスタンスの方々にレクチャーする環境が整っています。


【横浜で2番目に当たる? 占い師 竹下宏の九星気学】

こちらの動画では竹下宏氏制作の直近(2013年9月)動画です。毎月、特選品として気学的な商品を販売していますし、各星の運気についても動画配信していますので要チェックですね。
http://www.youtube.com/watch?v=3bDe9zRMsAU

http://www.kigaku.co.jp/

強烈な個性の持ち主である元実業家の竹下宏氏が九星気学を以て、如何に占い師として大成していったかプロフィールで赤裸々に記されています。読者の心をつかむ迫力のある文章と波乱万丈の生き様、キャラクターに相反する真面目な仕事ぶりが様々な悩みを抱えるユーザーの心をほぐし、鑑定を依頼したい気持ちにさせるHP作りとなっています。


【開運の方位学】

http://www.houigaku.net

このサイトでは「本命星」による「毎日の開運のアドバイス」や「本命星と月命星」による「毎日の吉方位」を無料・登録不要で御伝えしています。本サイトを監修している公文レイナ氏が344ページに及ぶ書き下ろしの文庫本「絶対、運が良くなる九星気学入門」(三笠書房)も出版しています。

・全九星の運勢と気質
・本命星と月命星
・開運アドバイス、吉方位
・占いAIRウィジェット
・九星の開運効果
・運命を開く方位学
・内に秘めた性格と未来予測

ボリューム満載、詳細な九星気学の真髄を抽出したサイトとなっています。未来を予測するのではなく、未来を自分自身の行動で創り、運命を変える、それが九星気学であるという原点から外れないコンテンツとなっています。


【杏樹の『気学』夢語り】

http://anjunokigaku.blog.fc2.com/

こちらのブログではほぼ毎日に渡り、気学について、気学的エッセンスについて綴られ続けています。杏樹さんのほとばしる気学への思いがよく伝わってくる素敵なブログです。是非、ご一読下さいませ。

10月4日現在のカテゴリでは  ・気学 (65) ・方位その他 (138) ・次元層採り (8) ・神社 (13) ・お水採り (4) ・開運法 (24) と九星気学の基本について書かれた記事がたくさんあります。まさに継続は力なり。私どもも杏樹さんのひたむきさにあやかっていきたいものですね。
※註( )内の数字が記事の本数です。



ま と め

九星気学でいま人気のあるホームページのまとめ

九星気学LAB
http://ninestarlab.com/
ARCANUM SEMINARS(アルカノーン・セミナーズ)
http://www.arcanumseminars.com
横浜で2番目に当たる? 占い師 竹下宏の九星気学
http://www.kigaku.co.jp/
開運の方位学
http://www.houigaku.net
杏樹の『気学』夢語り
http://anjunokigaku.blog.fc2.com/
《知って得する九星気学》
http://kyuuseikigaku.blogspot.jp/

如何でしたか?
九星気学でいま人気のあるホームページのまとめ と題し5サイトのリンク紹介をして御伝えさせて頂きました。まだまだたくさん素晴らしい九星気学に関わるHPはありますので、またの機会にご紹介致します。どうぞお楽しみに!

ありがとうございました。




【九紫祐気】社会科の凋落ぶりに刮目(かつもく)せよ!

九紫火星の皆さん、こんにちは! そして九星の皆さま、いつも応援ありがとうございます。本記事は余りにも問題が多すぎる我が国の義務教育について、気学的な見地から抽出(ちゅうしつ)し俯瞰(ふかん=高いところから見下ろし全体の状況を把握すること)してみたく思います。どうぞ、ごゆるりと考え...