火の玉の如き太陽の下でも、営業を止めることなど出来はしない |
二黒土星 の皆さま、こんにちは。そして 九星 全ての皆さまもいつも有り難うございます。
三碧木星の方には暫しお待ち下さいませ。さて本記事でも二黒土星の様々な象意や祐気、剋気について記述して参ります。
|営業=営業マンに非ず、業 とは休みなく行うこと
人は皆、何らかの職を得、日々家族が生活していくための費用を稼ぎ出して生きています。簡単なことのようで実際そんなに楽な事柄ではなく、職場自体の売上目標の高さや人間関係、雇用関係など本当に大変厳しいものがあります。本記事ではこれらの事柄に終始するのではなく、二黒象意の様々なキーワードから一つ一つを大切に詳報していきます。
営業・・・といえばイコール営業マンの略かと反射的に思ってしまいますが、ここでご説明する営業は単に営業マンを指すものではありません。営業=生活の基盤を作るため努力し「営み実行する」という意味に通じているのです。
- 業(ぎょう) とは休みなく行うことであり、日常生活がその源泉
- 自己の誕生から営みを生きている、業の日々を我々は歩んでいる
- たゆまぬ実行が基盤で、その業を我々は繁栄につなげて行くべきだ
- 黙々と長期に渡って実行し続けるのは二黒祐気
- 同じ会社で仕事を続けるのは出来そうでなかなか出来るものではない、人間の多くに辞めグセがあり、すぐ職を変えてしまう傾向がある
| 失業=二黒祐気の欠乏サイン
また失業は二黒祐気(=徳)欠乏のサインと見ることができるので、その際はどんどん地役し、奉仕による祐気取りで運気を補充するのが良いとされています。さらに嫌なことやきついことがあって、つい腹を立て職を辞する傾向は若者を中心によくある話ではありますが、それがもとでの転退職も一般的に考えて30歳くらいまでなら許される雰囲気で、それ以上は大変むつかしくなってきます。まだ景気の本格的回復には時間がかかりそうな現在、簡単に職をやめるのはやめましょう。
| 歴史の生き証人・姑(しゅうとめ)の言に価値アリ!
古くても価値のあるものは、二黒土星を形成する一つと考えられています。
引いては骨董品と同列に、 姑(しゅうとめ) という象意が存在します。奥さんから見て「何かとうるさい、何とかできないのかしら・・・」と思って気分的に排斥(はいせき)の念を出しているのならその考え方は早めに取り去った方が賢明です。
気学では比較的好意的に姑が取り上げられるケースが多いとも言えますが、何よりも長い間培われてきたその人の言葉は「歴史的価値のある言葉である」と判断される性質のものなのです。
| 骨董品や古民家、文化財は大きな財産
ニセコ五色温泉、年季物の建築物だ。 |
何故古いものの値が上がるか・・・、それは例えば一人一人の履歴書を見る企業側から言わせれば、同じ転職という形態であっても一年しか勤まらなかった人と、三十年勤務してきた人の履歴書では重みが全く違うということ。この比喩が全てを物語っていると言っても過言ではないでしょう。
勿論、会社にとっては「それでも若い方がいい」と違う反応を見せる会社も少なくはないと思いますが・・・。
|九星須(すべか)らく西南のお水取り、祐気取りは必要!
13年(平成二十五年)年盤 |
二黒土星にも無論、剋気はあります。持病の再発、古い係争問題などが再燃化、これはまた何かを始めようかと腰を上げた時を狙っていたかのように再燃するケースが多いようです。
剋気摂取 の人、全般に渡る鋭気の衰え、資産を失うことなどに手を打つ策はやはり、気学を用いて対処するのが一番効果的です。年盤において坤方位の吉運気を摂取することが開運への第一歩となるでしょう。
何にも増して、西南の祐気を取れる人は是非取りましょう。 年盤で方位を見た際、西南に吉方位がある時は積極的にお水取りに行くことが重要です。その往還によって自ずと毎回、二黒の祐気を取ることに繋がり、営業に冴えが戻り、再び人に尽くせるようになって仕事も好結果を生み出すと思われます。
ま と め
- 人は生き抜くために職を持ち、仕事に励み続けなければ家族も自分も存在できなくなる
- 営業=営業マンでは非ず。生活の基盤を作るため努力し「営み実行する」という意味に通じている
- たゆまぬ実行が基盤で、その業を基に我々は繁栄につなげて行く
- 失業は二黒祐気(=徳)欠乏のサイン、その際はどんどん地役し、奉仕による祐気取りで運気を補充するのが良い
- 骨董品以外に挙げられる二黒祐気とされるものは老木(ろうぼく)、文化財的な物品や古い家屋などで、将来的に大きな財産に成長していく
- 二黒剋気中の人は、吉方位へのお水取りが必要になる
- 二黒以外の人も西南に吉方位がある時は、積極的にお水取りに行くことが重要
営業と云えば営業マンか営業中のラーメン屋くらいしか思い出せなかった在京時、よく虎ノ門や霞ヶ関あたりをぶらぶらしていました。同じ会社で営業マンとして活躍していた同僚の、凄まじい営業テクニックには目を見張るものがあり、私も人と会うこととは何ぞや、人から情報を引き出す力とは何ぞやと、その営業マンの姿勢から取材能力向上のヒントを分与されてきたような気がします。
ただそういう天才肌の人間よりも、朴訥(ぼくとつ)として礼儀正しく何十年も新聞業界の秩序通りに勤務していたとある先輩からは何故かしら、優し気な風を感じ「あー、こういう人を人格者と呼ぶんだな・・・」などと思いもしたものです。
さて読者の皆さまは今、どんな日常をお過ごしでしょうか?
本記事は九星気学上で示されている本来的な「営業」の意味から、二黒剋気における「お水取りの重要性」に至るまで詳報させて頂きました。
この人生に、
皆様との出会いに感謝します。
誠にありがとうございます。