南が九紫、北が一白、向きは対極、組織は酷似 |
一白水星 の皆さま、そして 九星 の皆さま、こんにちは! 本記事ではまず、一白水星と 九紫火星 の方位における禁忌(きんき)事項について触れ、かつ 南への引越し についても御伝えさせて頂きます。
一白と九紫は北と南の関係、表裏(ひょうり)一体 となっている関係性があり、なかなか難しい部分も横たわっています。とても大切なポイントですので、全ての九星の皆さま挙(こぞ)って、方位取りが一筋縄ではいかないことをご認識賜れば幸いです。また 印鑑 に関する問題や、 北方位祐気取り の好ましい影響等々についても記します。
| 一白水星と九紫火星による 離 の作用について
《九紫火星の象意には、 離別 や 離婚 を想定させられる 離 の作用がある》
- 一白祐気を取り過ぎると、九紫の離の作用が働き、男女間の生活や交際に暗い影を落とす確率は高くなる
- 結婚している人は離婚に追い込まれる危険性大となる
- 交際している段階の恋人同士も、別離の危険性大となる
- 危機は4年目、7年目、10年目に訪れ、恐らく離別する形となる
- 上記の事柄は気学の定説であり、南の方位取りは特に気をつけるべしと伝えられてきた
- 南ほどではないが、東と東北の取り方も慎重にすべし
裏 が一白水星、 表 が 九紫火星 で表裏一体。火のないところに煙は立たず・・・と言うように、火のないところに水は出来ず・・・ですよね。九紫の離の作用は強い力を有しますから、くれぐれも一白祐気の取り過ぎには気をつけましょう。
| 印鑑について
やはり大人は良い印鑑を選ぶ必要はありますよね |
続いて印鑑についての定説を御伝え致します。
《印鑑は九紫火星の象意》
- 印鑑を押印する時間帯は、午前中が一番望ましい
- 午前中に押印出来なかった場合は、午後の早い段階でつくべし
- 最悪でも外が明るいうちに押印する
- 夜に押印するのは一白性であり、要注意である
- 夜に押印する時、間違った契約に対し、実印を使うようなことがあればとんでもないことになる危険性大
印鑑はやはり、早めの時間帯に落ち着いて、押印することが大事です。
|北方位祐気取り
離の作用が大きくなる北方位祐気取り。大切な人を失う喪失感への怯えからか、なかなか踏み出せずにいる方も多いかもしれません。しかし問題は、一白祐気を取り過ぎなければいいのです。十分に自分の人生を拓く鍵ともなりますから、余りに怯え人生に対して消極的にならないようにすることも大切かと。少々の北方位祐気取りは断行して下さい。
|北方位祐気取りの開運効果について
- 人との触れ合いが多くなる
- 仕事が発展し、規模も拡大
- 経営者には特に必要
- 人の協力を得る
- 部下がよく働くようになる
- 自身の腰も低くなり、和合の精神が育っていく
- 沈着冷静になる
- 的確な判断力がつく
|五黄土星は相剋がネックに
ただし 五黄土星 は北方位への転居は要注意です。何故なら九星気学の概要で御伝えした相剋の方位・水気への方位は北となるためです。土剋水(どこくすい)が広がり、相容れない状況となるので中途半端なスタンスとなってしまい、人生の無駄に繋がりかねません。
|南方位への転居は複雑で難しい
龍の御手洗い。鋭敏さが難しい気を祓って下さっています。 |
気学では五黄土星の例のみならず、九紫火星以外の九星が 南 へ転居するのは、通例一度どこかへ移動してから目的の南の地へ引っ越すべきと示されております。 方位変え をし、コスト、手間、時間をかけ、ストレスなどにも鞭打ちつつ引っ越すよりも、普通に目的地に入った方が如何に単純で楽かと思うことでしょう。
ですが、どうしても南へ異動せざるを得ない場合の方策は、中継地点が吉方位になるように動く。最終的に吉方位になるよう目的地に入ることが、南への引越しの段取りです。
- 転居した中継地点での生活は最低45日、普通は60日以上そこで暮らすこと要
- 最上策は3ヶ月90日間中継地点で暮らして、大地に根を生やすこと肝要
- そしてそれらの上で目的地に吉方位で入るのが理想的
- タイミングが命である
- 自己の強い意志がなければ、なかなか出来ることではない
- 東南、西北、南への引越しは気をつけよう
九星気学の一つ一つの星を順に学んでいくと、それぞれの関連性が理解できるようになります。困った時、迷った時、ふと悩みに駆られている時、気学の学びを活かして、メソッドを確認しながら歩んでいくと「ぽっ」と閃くものを感じ、そして具体的な自身の人生の指針が見えてくることでしょう。
ま と め
- 一白水星(裏)と九紫火星(表)は表裏一体、九紫火星の力に 離 の作用があり、夫婦・恋人たちを離別させる要素を孕(はら)む、一白祐気の取り過ぎが原因とされる
- 印鑑は午前中、最悪でも明るいうちに押印すべし
- 北方位祐気取りをして運勢を上げよう
- 南方位への転居は直接入ろうとはせず、時間もお金もかけながらでも、吉方位から入るようにすべし
本記事は何かいぶし銀のような面も発揮しだした一白水星、そして離の作用という驚くべき異能を放出した九紫火星、そんな感じを書きつつ抱きました。南方位への引越しがそれほど大変なものなのかΣ(゚д゚lll)、まさに「知らぬが仏」で、行き当たりばったり転居してきた自分も、きっと方災がたまりきっていることでしょう。
その禊(みそぎ)が、これまでいろんな形態を通して「具象化してきたのかなあ・・・」と私も考える契機を頂きました。
本記事では 一白水星と九紫火星 の相関関係をはじめとして、 離 の作用や南への転居が如何に大変なことであるのか・・・比較的重い話が多かったかも知れませんが御伝え許され、誠に有難うございました。
この人生に、
皆様との出会いに感謝します。
誠にありがとうございます。