2013年5月27日月曜日

九星気学を学ぶメリットについて

今回はここまで学んできた 九星気学の概要 によって皆さんにどういう メリット が顕れてくるか、また大切なポイントなどについてもおさらいさせて頂きます。

九星気学は運命を改善して幸運を引き寄せるダイナミックな手法であり、自ら吉方位に積極的に動くよう心がける努力で、人生の展開を大幅に修復する力を持ちます。








吉方位行きの汽車,日高本線,九星気学
吉方位行きの汽車に乗って・・・



「人の吉凶(きっきょう)は動より生ず」という言葉がまさにぴったりくる生きた法則で、体験が命であると言えましょう。以下に九星気学の効能における特長を整理していきます。

《運命に働く黄金率・九星気学の特長》

  • この世の全ては常に変化し続けていることを悟れる
  • 命は有限であることを再認識(生まれた瞬間から死に向かい始めているという冷徹な事実がある)
  • ならば「今を生きる」ことに徹する必要性を識り、どうすべきか頭で考える
  • その時の基準・規範となるのが九星気学で示されている内容となる
  • 人生は元来、幸せになるよう出来ていることを知る

九星気学の概論から見出される最大のメリット、それはこの世は《天地自然の法則》で成り立っていることを知り、気学に従って行動すれば、相乗効果によって必ず幸せを掴めるという信念で強く生きていけるようになる・・・ということが言えるでしょう。


気学,天地自然の法則,九星気学
「天地自然の法則」を踏まえ気学的に生きる




また大切なポイントとしては、

  1. 学んだことを実践して活用し体得する
  2. 今まで想像だにしていなかった人生におけるカルチャーショックを経験しつつ、従前とは異なる世界観を獲得し荷物にならない資産を掴む
  3. 信じるものは救われるというのは厳粛な事実(何故なら全く関心を持てず、使わなければ無論効能はゼロになるから)
  4. 目的に応じた使い方を自信を持って活用する(自信がなければただの理論で終わる危険性がある)


といった事柄が挙げられます。

九星気学の素晴らしいところは、人生の目的に応じて最大の効果が出るように計画・実行ができるという点です。目標達成のため有効に使っていけば成功する確率もぐんと伸びます。「ビジネス」、「お金」、「人間関係」、「健康」、「受験」、「就職」、「結婚」など森羅万象全てに当てはまり、あらゆる物事に効能を発揮していく力が本来的に九星気学に存することを確認しておきます。


次回は気学における開運の方程式、また「陰陽五行説」についても書き始めていきたく思います。
彼は6時7分の苫小牧行きに乗って・・・




皆さまにおかれましてはそれぞれ、いろんな業種や環境で、日々生活の糧を得る或いは、事業を経営されていらっしゃる場合など、生きていくことはそう楽なものではないですよね。「仕事が大変」・・・よく耳にするフレーズですが、私感では「仕事」そのものよりも「仕事の人間関係」が大変な場合の方が多いのでは・・・と拝察致します。私も雇用されていた頃は、人間関係の構築が不得手で本当に悩んだことが多かったです。皆さまの今のお悩みが気学を使うことで少しでも癒えますよう祈念しております。


今回は 九星気学 を学ぶ メリット について書かせて頂きました。読者様の人生全般が吉方位へ向かいますよう・・・。

この人生に、  
皆様との出会いに感謝します。    

誠にありがとうございます。




2013年5月24日金曜日

方位盤の読み方 その4・平成二十五年(2013年)の年盤






皆さんこんにちは! いよいよ今日は 平成二十五年2013年の年盤 について御伝えさせて頂きます。平成二十五年(2013年)もそろそろ上半期を終えようとしている時節になりました。でも九星気学の元旦に当たる日は2月4日立春です。今年の運気を方位盤から見出し、今からでも素晴らしい年にしていきたいものですね。

では2013年の年盤をまずご覧下さい。
平成二十五年(2013年)の年盤,後天定位盤
平成二十五(2013)年・年盤


2013年(平成二十五年)・年盤
癸巳(みずのと・み)五黄土星

皆さん、上の年盤をご覧になって「あれ、どこかで見た?!」と感じられたのではないでしょうか?
そうです。盤の構成が、後天定位盤と全く同じになっているのです。後天定位盤自体が気学の基礎になる盤ですから、本年は否が応にも大変運気の強い年になっている筈です。五黄の勢いが強い年は非常に変化の大きな一年になると指摘もされています。

その観点から申し上げると「今年は大変な一年になっている」ということが言えます。良くない方位(いわゆる凶殺方位)については別の機会に稿を上げて御伝えさせて頂きますが、ここでははっきりしていることについて挙げていきましょう。

《2013年(平成二十五年)・年盤 癸巳(みずのと・み)五黄土星》
「平成二十五年の年盤による全体の傾向について」
2013年,平成二十五年,年盤,グレーゾーン,引越し厳禁
2013年(平成二十五年)年盤、グレーの方位は引越し厳禁
  • 中宮に五黄が入るため、その周りの八方位全部が暗剣殺になるという見方もできるので、文字通り「八方塞(ふさ)がり」になりかねない。
  • 歳破に位置する六白(西北)方面への引越しは厳禁。
  • そもそも平成二十五年は引越しすること自体、あまり良くないとする向きもあるので、動く場合はよく気をつける。
  • 自宅で生活しながら家のリフォームは「自分の体を傷つけることになる」のですべきではない。特に平成二十五年は絶対しない方が良い。
    根幹,根元,白樺,大樹,不動,巳年,発展,リフォーム厳禁
    今年は大地に根ざして不動心を涵養したいところ。

    反面、良い材料として、2013年(平成二十五年)の該当する十二支は「巳年」であることが挙げられます。巳の働きが天と地を融和させ、地の働きが私たちに味方をしてくれます。そういう意味で平成二十五年はご自身の仕事や事業を大きく発展させるチャンスになります。
    具体的に申し上げると、ご自身の生業に対しては積極的にかつ地道に動くことが肝要で、例えるなら大地にいっぱい種を蒔く、「種蒔きの一年」と捉え行動すれば中長期的観点から「吉」に結び付けられるでしょう。


    2013年は種蒔きの年,九星気学
    2013年(平成二十五年)は、農家が沃野に種蒔きするような想念が大切。





    年盤が理解出来始めると、俄然気学の勉強が楽しくなります。そしてその勉強を礎に良い方向に動く、そのことにより運気が補充され好結果を出せる・・・そういう善循環の往還によって理解が深まります。モチベーションも上がればあなたを取り囲む大気そのものが、良い性質のものへ変容していきます。


    今日の記事で私は、「2013年(平成二十五年)は大変な一年になっている」と御伝え致しましたが社会に目を向ければ本当にその通り、良い傾向ではわが国において、政治・経済の世界では非常に好転してきました。株価・日本円の回復、東北方面の復興など・・・。反面、近隣諸国の心無い誤った行動により、国境などでは緊張が走り、街の治安も物騒になってきました。こんな時代だからこそ生活の「羅針盤」として「気学の盤」をしっかり抱き、確実な成功への歩みを進めていきたいものですね。

    今回は 2013年(平成25の年盤 について書かせて頂きましたが如何でしたでしょうか。

    この人生に、 
    皆様との出会いに感謝します。   

    誠にありがとうございます。





    2013年5月20日月曜日

    方位盤の読み方 その1・後天定位盤


    九星気学における 方位盤の読み方 では 後天定位盤 が最も基本となります。今回はこの盤で使われる用語を書き出し、それぞれの言葉の意味や盤への配置構造、そして全体に連なる関連性などについて御伝えしていきたいと思います。

    まず一番中央・八角形の真ん中を中宮と呼び基本形としてそこに座するのは五黄です。本来的に中宮から四方八方に広がる後天上位盤には方位が存在します。
    30°、東北60°、西30°、南西60°・・・というように四正(しせい 東西南北)、四隅(しぐう 東北、南西といった中間地点的方位)に至るまで盤は末広がりしていきます。







    後天定位盤,盤,基本の盤,九星気学
    後天定位盤

    《四正と四隅まで末広がる後天定位盤》

      方位と角度(°)十二支 
    四正・・・東30    卯(う)
    しせい・・・西30   酉(とり)
      ・・・南30    午(うま)
      ・・・北30    子(ね)

    四隅・・・東北60   丑+寅(うし+とら)
    しぐう・・・東南60   辰+巳(たつ+み)
      ・・・南西60   未+申(ひつじ+さる)
      ・・・西北60   戌+亥(いぬ+い)

    四正に割当てられる十二支は一つ、四隅には二つ、要は一つの十二支は30°ずつ位置を占めることになり、二つの十二支を占める四隅の角度は自ずと60°になります。
    四正(東西南北)には十二支の左右に一つずつ、十干(じっかん)が配されます。十干(じっかん)とは「天空」=天の動きを観るという意味です。十二支は地・地中の動きを観ます。そして人の動きは九星で観るというように続いていきます。それではここから十干の成り立ちについて御伝えさせて頂きます。

    万物の実体は十干の精神(気を表すものに支配されている)に支配されています。こころ、精神は目に見えるものではないですが、厳然と存在しています。精神は物体に対して活動もしており、十干は発展途上の過程(この成立過程は別記事で詳報します)を明らかにしています。


    天の働き・十干,後天定位盤,甲乙丙丁,精神



    十干  訓読み  音読み  物体  該当する色

    甲   きのえ  コウ  木の兄   三碧、四緑
    乙   きのと  オツ  木の弟      〃
    丙   ひのえ  ヘイ  火の兄   九紫
    丁   ひのと  テイ  火の弟    〃  
    戊   つちのえ ボ   土の兄   二黒、五黄、八白
    己   つちのと キ   土の弟       〃
    庚   かのえ  コウ  金の兄   六白、七赤
    辛   かのと  シン  金の弟      〃
    壬   みずのえ ジン  水の兄   一白
    癸   みずのと キ   水の弟    〃

    数と色の組み合わせは、気学において非常に大切な要素です。またそれに伴い、盤の外側・方位とともにに書かれているあまり一般的ではない馴染みが薄い感じがする文字が八つあります。これらは八卦(はっけ)の易象(えきしょう)といい、古代支那王・伏羲(紀元前33503040)が創造した「易経道源」の中で示されております。

       数と色そして八卦の易象   
    • 一白(いっぱく) 坎(かん) 
    • 二黒(じこく)  坤(こん)
    • 三碧(さんぺき)震(しん)
    • 四緑(しろく)  巽(そん)
    • 五黄(ごおう)  ━━━━
    • 六白(ろっぱく) 乾(けん)
    • 七赤(しちせき)兌(だ)
    • 八白(はっぱく)艮(ごん)
    • 九紫(きゅうし) 離(り)
    数,色,八卦,易象
    八卦は易象、数と色で成立している

    八卦の易象における具体的な作用等で代表的なものを以下に記して参ります。


    • 一白を坎(くぼ)みとする→くぼみとは陥ることで、雨が地面に溜まらずそのまま地中に吸い込まれる状態、有から無への形を表している。
    • 「二黒の盛運気は坤宮(こんきゅう)から」と言われるほど二黒は坤(こん)への祐気取りが開運への第一歩とされている。
    • 六白が乾宮(けんきゅう)に回座する時、自己の自信過剰によって特に仕事等でマイナスの結果になる危険性が高い。六白は出世や富貴になる、或いは子宝に授かるなど吉の要素を多く持つので祐気取りには非常に適している。
    • 七赤は窪み=兌(だ)、兌(だ)とは低いところに水が集まることを指し、山岳地帯よりも平野部に人が集まり活況を呈する意味がある。紙幣が流通する。
    • 八白の艮(ごん)は物事に変化を呼びこむ場所とされる。
    • 九紫は南方位に離(り)の作用を持つ。一つのものが二つに離れる、反して対極の一白は北方位で合の作用を持つので、この二つの色は一致し、離合は表裏一体であることを教えてくれる。

    以上、述べてきたように後天定位盤には様々な生きる上でのエッセンスが、言霊(用語)と共に時空を超えて私たちに深奥なメッセージを与えてくれています。先人の方々にただただ感謝し、心を修して歩んでいく必要性を感じますね。


    >>関連記事:その2に続きます。
    方位盤の読み方2・同会法



    東西南北には四気(しき)というものがあります。天地の狭間の中、盛衰する四季の気のことを言うみたいですね。春の温(気)、夏の熱(気)、秋の涼(気)、冬の寒(気)。今年の春、私のバッググラウンド北海道は今まで経験したことのないような寒気に、五月の昼間であるというのにストーブを炊いて凌ぐ日々です。これから本州方面から熱気が上(のぼ)ってきて、私たちのふるさとに本来あるべきの季節感が戻りますよう祈念したいです。
     皆さまがお住まいの地域における、本年春はどんな気候なのでしょうか?(^_^)

    今回は 方位盤の読み方後天定位盤 を取り上げ具体的な言葉の意味をたどってみました。ちゃんと皆さまの心に届くよう書けているかなあ・・・(^_^;)とやや気になりつつ締めたいと思います。

    この人生に、
    皆様との出会いに感謝します。

    誠にありがとうございます。





    2013年5月15日水曜日

    方位盤の読み方 その3・月盤


    一か月単位の運気を観る方法、 方位盤の読み方・ 月盤(げつばん) の観方を御伝えさせて頂きます。年盤と月盤を重ねることで、その年とその月の基本的運気を鑑定することが可能となります。月盤は月の盤とも呼ばれ、主に旅行や病院治療の最適な行き先を導くために使われることが多いです。

    判りやすいサンプル例として【図・2012/平成2410月節月盤】を観ていきましょう。実はこの月は昨年の年盤と全く同じ配置になっていました。(年、月、日、時間まで重ねると、とても強い運気の年、月、日、時刻ともなるのです)
    六白金気,昨年,2012年,平成二十五年,月盤,旅行,病院,通院,入院
    2012(平成二十四年)10月節月盤(旅行、病院治療を鑑定)

    急病等で救急病院に搬入される場合は、そのまま当該病院に入ってしまっても勿論結構です。入院をしたらまたいい時期に、自分の星と合う方位の病院に移れば良いと言えます。


    入院,院内,病棟,病室,相部屋,吉方位,救急,転院
    吉方位で評判も良くて・・・我を貫きすぎるのも如何かと・・・



    ではそれ以外の、【図】を基にこの月盤ではっきり示されていることを以下に記します。

    • 東南(五黄殺に月破)、西北(暗剣殺)には旅行に行かないようにする。せっかくそれまでの間、良い動きをして蓄えてきた運気も萎え、交渉ごとは必ず破談になる。
    • 開運旅行は年盤と月盤が良い方位=大吉方位、ないし年盤はあまり良くなくとも月盤が良い場合=小吉方位は積極的に動くのが望ましい。
    • 小さなことの積み重ねを地道に進める結果、運気を補充し続けると自己のモチベーションを上げ、自己を包む大気の在り方も全く変わってくる要素となる。


    またここで前述した開運旅行の在り方について簡単にお伝え致します。

    《開運効果の方程式・開運旅行、そしてその効用など》
    • タイミング×吉方位×滞在期間=大気エネルギーの力を獲得
    • 九星気学を信じる思い、その思いの力が効果を数百倍にする力を持つ
    • 動くタイミングと方位により大気エネルギーの種類や強さが違う
    • 東西南北ほか計八方位によってそれぞれ個性があり力が違う
    然別湖,十勝,鹿追町,静養,風水,福原,開運旅行
    北海道十勝の然別湖。心静かに過ごす旅には良さそうだ。




    旅行・引越しの時期や方位、滞在期間は慎重に選ぶことがとても重要になってきます。大きな動きがある時ほど年盤の上に月盤を重ねて鑑定し、吉方位への動きを取っていきたいものですね。


    私も今まで何度か大病もしましたし、旅行好きでよくいろんなところを訪ね歩いた思い出もあります。しかしその二つについて、気学を学び始めるまで本当に気の向くまま足の向くまま、病院に関しても旅行に関しても適当な動きをしてきたものだなあ・・・と内省します。ご利益(りやく)を求めて動くという次元ではなく、地に足をつけて九星気学の知識を有して歩んでいくことは「一石何鳥」にもなることの認識を新たにした次第です。


    今回は 方位盤の読み方・ 月盤(げつばん) を使った動き方について書かせて頂きましたが如何でしたでしょうか?
    この人生に、皆様との出会いに感謝します。

    お読み頂き誠にありがとうございます





    2013年5月13日月曜日

    方位盤の読み方 その2・同会法


    九星気学を学び駆使していくに当たり抜本的な 方位盤の読み方・同会法 について基礎的なところから御伝えさせて頂きます。

    盤の年盤と月盤を重ねて鑑定することを同会法(どうかいほう)と呼び、会わせて初めてその年とその月の基本的運気となります。


    後天定位盤,九星気学,基本の盤
    【図1】後天定位盤

    【図1】同会法を行う時、非常に多く使われるのは後天定位盤(こうてんじょういばん)です。特徴として五黄が真ん中(中宮=ちゅうぐう)に出て八方に八つの星が配置されていますね。一年間の運気や状況、さらには新年(立春・24日以降節分23日まで)の社会情勢等全般に渡ってまで鑑定できる盤であります。


    年盤,同会法,2013年,平成二十五年,六白中宮
    【図2】2012年(平成二十四年)年盤



    【図2】は年盤(ねんばん)。向こう一年間の運気を調べる際に使います。この盤より短期間を観る盤としては一ヶ月を観る月盤、一日を観る日盤、時間ごとの流れを観る刻盤に至るまで精緻に至って盤は存在することを確認しておきます。

    後天定位盤の上に年盤を重ねることにより、年盤だけでは把握不可能だった象意(しょうい)を検証して判断、精度がぐぐっと上昇します。九星気学において鑑定と呼ばれるもののほとんど全ては、この同会法を駆使してもたらされるものということができます。

    ではサンプルとしてこの二つの盤を使い、昨年度の『西暦2012年 壬辰(みずのえたつ)六白金星(ろっぱくきんせい)』の運気を確認する中で、同会法を説明させて頂きます。


    まず『壬(みずのえ)』とは何か? ここの位置に示される言葉は十干(じっかん)と言い『天空』=天の動きを観るという意味を持ちます。『辰』は十二支(じゅうにし)=地・地中の動きを観るという意味です。その二つが合わさった壬(みずのえたつ)ということは壬=陽の光で水に勢いありその水の中に居る辰が天にも昇る勢いで活躍するような天地の状況である・・・ということを言い表しているのです。そして昨年の中宮には五黄(後天定位盤)の上に、六白(年盤)が乗ったわけですから、非常に運気強い一年だったと言えるわけです。どんどん勢いに乗り、正しい方位に動くに動くべき一年だったのが昨年でした。


    • 天 十干、天空の動きを観る
    • 地 十二支、地・地中の動きを観る
    • 人 九星、六白金星 人の動きを観る

    それでは昨年どんな年だったか、ごく最近のことですから皆さまありありと思い出せることでしょう。

    【図3】の昨年年盤をご参考にご覧下さい。
    特徴的な事例があったであろう6つの星について、お伝えさせて頂きます。


    壬,みずのえ,辰年,引越し厳禁,剋気,六白金気,年盤
    【図3】2012(平成二十四年)年盤、グレーの部分は引越し等厳禁方位




    • 六白 五黄の上に乗るため五黄の力を借りて良いこと、反面悪いこと、結果が如実に出てきた。
    • 七赤 六白の上に乗り、基本的に良い年になる筈ではあるが、五黄が対局(東南)に出る関連上、暗剣殺を持ち、さらに歳破も持つので自分の動きに冷静さや気配りが重要。しかし自分の思いが強すぎて人の助言を聞けない状態にもなっていた一年。因みに暗剣殺とは六大凶殺方位(ろくだいきょうさつほうい)の一つで自分の懐に刀を持った状態を指す(この件、また歳破に関しましてはまた別の稿で詳しく説明到します)。
    • 八白は西に回座し七赤と重なり金運が良かった。西に回座する時は本来的には一服する時。しかし昨年はうかうか一服していられる年ではなく積極的に良い方向へ動くべき一年だった。動ける年だった。
    • 九紫 八白の上、変化運により昨年は強い運を有した。開運旅行(この件に関しましてはまた別の稿で詳しく説明到します)で動くのに最適な一年だった。
    • 一白 南に回座、良いことも悪いこともたくさん噴出したであろう年。今年(2013・平成25年、今年)は北に入り厄年となる。
    ノーベル賞,京大,山中教授,二黒土気,放送
    厄年ながらノーベル賞受賞の山中伸弥京大教授
    • 二黒 ご苦労様でした。北に入り、厄年だったので大変な一年だった筈。しかしノーベル賞を受賞した山中伸弥京大教授(iPS細胞研究・51歳)のようにそれまでじっくり仕事をしてきた人の中には良い結果が生まれる場合もある。それはあたかも粘り腰の勝利と言える。
    • 昨年は東南と西北が一年間通して、引越し等厳禁方位であった。

    それでは盤の読み方同会法はここまでに致しまして、次回は盤の読み方「月盤の観方」に関して稿を進めて参ります。


    >>関連記事:その3に続きます。
    方位盤の読み方3・月盤


    盤の観方が判ると非常に九星気学は楽しくなってきます。また盤を自分で読めないと、自己の気学についての造詣(ぞうけい)を深める上でも支障が出てくると思います。盤に関しては「とにもかくにも場数を踏め!」と言われていますので、共に精進していきたいものですね!

    今回は抜本的な 方位盤の読み方・同会法 についてについて書かせて頂きましたが如何でしたでしょうか?

    この人生に、 皆様との出会いに感謝します。   
    お読み頂き誠にありがとうございます。






    2013年5月9日木曜日

    マグマについて


    マグマ(まぐま)
    マグマ,マントル,火山,噴火,水,地震,三碧木気,五黄土気
    マグマ発生から火山噴火までの概念図

    地殻の下600kmから約3,000km下のマントルから発生する巨大な岩石物質等の総称をマグマと呼ぶ。地球が太陽の爆発時に誕生した46億万年前、地球の真芯に宿った核(コア)と地殻との間にマントルは存在し、甚だしく高温ではあるものの、高い圧力がかかるため基本的には地球深部で固体状の塊(かたまり)となっている。マグマは高温のマントルが地殻から見て浅い場所に上昇し、低圧力のため液体となって1,0001,200℃の高温で燃えたぎっている。



    マグマは地球の活力の根源で、活火山の火口と本来的に直通しておりマグマの燃焼により水素、酸素が化学反応を起こし水(H2O)を発生させる。またマグマの磁力が人間を地球の中心に引き寄せる作用も起こしている。(一白水気における引力の一)地球は地軸を中心に自転することから磁気を発生、それに伴いマグマから風が発生し、海流や気流を調(ととの)える役割も果たしている。三碧木気の年は天地の躍動が活発化し、マグマ自体が内蔵する酸素の気エネルギーで燃焼活動が活発になる。このため三碧木気の年は通年、火山の爆発、地震、津波等に関連性を持つので注意が必要である。


    具体的にマグマが出来やすい場所は「火山が出来る場所」と言っても差し支えない。
    以下に地球における特徴的なマグマが出来やすい位置を示す。


    《地球におけるマグマ活動が盛んな地域、場所の特徴など》
    • 日本列島のような弧状列島(こじょうれっとう) 海溝におけるプレートの沈み込みに伴ってマントルのエリアが上昇、近くに肉薄してくる。安山岩マグマが出来やすく、大陸地殻を作る働きを有する。
    • ホットスポット(ほっとすぽっと) ハワイやアイスランドなど活火山活動が極めて活発で、プレートを突き破り深部の熱源からマントルが涌き上がる。
    • 海嶺(かいれい) 海底火山、海洋地殻などの玄武岩質マグマを指す。高温のマントルがプレートを裂いて噴出する。
    地殻変動などが起きると、マグマが炭酸ガスを火山の火口に向けて放出することにより、爆発が生じ大地震などを起こす引き金ともなる。大地震、大爆発(マグマには直接的に大洪水も)など天変地異が発生する要因として気学では五黄土気が悪影響を及ぼしていると断じていることも特徴的。因みに本年2013(平成25)年は五黄土気の年であるため、マグマの活動に警戒し、日常的に防災対策をしっかりと練って生活することが肝要。マグマの働きはこうした破壊的な要素もあるが、活動が盛んな地域の人間に対して、強い活力や活気を与える要因ともなっておりその最たる例が日本民族と目される。


    駒ケ岳,蝦夷,北海道,道南,噴火湾,伊達市,森町,火山,活火山,日本人
    北海道伊達市から道南の活火山<駒ケ岳>を、噴火湾越しに遠望す







    【九紫祐気】社会科の凋落ぶりに刮目(かつもく)せよ!

    九紫火星の皆さん、こんにちは! そして九星の皆さま、いつも応援ありがとうございます。本記事は余りにも問題が多すぎる我が国の義務教育について、気学的な見地から抽出(ちゅうしつ)し俯瞰(ふかん=高いところから見下ろし全体の状況を把握すること)してみたく思います。どうぞ、ごゆるりと考え...