2013年6月21日金曜日

五行について その7:人間関係を改善する九星気学4つの教え

 人が社会と関わりを持つ生き物である以上、人間関係 ・・・大変ですよね。避けては通れない事柄です。

森羅万象に効く 九星気学 ではもちろん、 人間関係 に悩む人々へ対策案のエッセンスを発し、私たちに教えてくれております。では九星気学の学問的見地から見た人間関係を改善させる教えについてみていきましょう。




|人間関係を改善する九星気学の教え その1「五気の相剋を知る」


五気の相剋,五気,木火土金水,凶方位

  1. 木は土を尅し養分を奪い取る【木尅土:もっこくど】
  2. 土は水を尅し濁らせせき止める【土尅水:どこくすい】
  3. 水は火を尅し消す【水尅火:すいこくか】
  4. 火は金属を尅し溶かす【火尅金:かこくきん】
  5. 金属の刃物が木を尅し切る【金尅木:きんこくもく】

木気から見ますと土気が凶方位になります。この例に従えば土気の凶方位は水気、水気の凶方位は火気・・・と相剋の構造通りに凶方位(死気方位)が全ての気に関してつきまといます。自分が剋してしまう相手(剋気をぶつける相手)のいる方位が凶方位になるのです。

では木気を剋す金気の立場で見てみましょう。金気から見れば凶方位は木気、金気を剋す火気は小凶方位(殺気方位)となります。金気が凶方位の木気に行っても、金気は木気を剋せる、要するに木気よりも『強い』ので方位は最悪だとしても、まだ逃げ道はある。しかし小凶方位(殺気方位)でも金気より『強い』火気の方に行くとどうなるか・・・、結論的に金気は火気に焼き殺されてしまうのです。これら、気学における連環の妙とでも言うか、実に奥が深いところですね。


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その人間関係に逃げ道はあるか? ないか?






|人間関係を改善する九星気学の教え その2「五黄土気を避ける」

さらに例外的な凶方位がもう一つあります。いつ、どなたにも万人に対して凶方位となる気、それは五黄土気であり、五黄土気が回座する方位には決してついて行ってはいけません。さてここで勘違いしてはいけない重要なポイントがあります。

前段で五黄土気は万人に対して凶方位と記しましたし、またここまでのブログの流れから「そうか! 五黄土気は最悪なんだな?!」と五黄土気に対して嫌悪感を持ってしまった方もおられるやも知れません。九星気学の専門家にすら五黄土気の人を見つけては、糾弾するようなタイプも散見されると聞き及びます。しかし気学の論理上、方位的には確かに五黄土気に問題はあると思いますが、人間的に五黄土気の人が悪質である・・・というような解釈は間違っています。

五黄土気の人も他気より素晴らしい点や美徳をいっぱい兼ね備えて、生まれ、生きています。先述した死気・殺気の関係性のように、五気ごとの相性(あいしょう)もあります。しかし人間関係を九星気学で見ていく過程の中で、相性に気を取られ過ぎて先入主観に支配されるようになったり、人を差別するようになったり・・・ということが一番のデメリットなのです。人間関係を気学で判断するには、干支(えと)や月盤、生活環境などが複雑に絡み合っていることに思いを馳せることがとても重要です。

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「細かな後天定位盤」や月盤、それ以外の要素も重要






|人間関係を改善する九星気学の教え その3「礼節を知り、礼節を学ぶ」

続いて人間関係で最も大事な良い人間関係を創るコツを御伝えします。
  • 知性と礼節を堅持する。
  • 親しき仲にも礼儀あり。始めと終わりに挨拶を励行する。
  • 相手を思いやる心を持つ。
  • 良いとこ見つけ。人の悪い点をフォーカスし過ぎてはいけない。
  • 相手の良いところを見つける習慣を身につけること。
  • 補完し合う素晴らしさを知る。
これらの姿勢が七赤金気が持つ 金運 に繋がって参ります。






|人間関係を改善する九星気学の教え その4「互いに助け合う」

五気が互いに助け合い協力しあうことで、プラスアルファもしくは相乗効果でより良い世界が創出される。足りない部分を補いあうことこそ実は九星気学で学ぶべき本質です。



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いかがでしたか??


以上のコツを踏まえた上で九星気学を実践していくと、社会の最小単位である家庭の重要性に気付きます。家族仲良く、長幼の序を以てお爺ちゃんやお婆ちゃんに感謝する。お父さんとお母さんが睦み合い、子どもが生まれ、その家族は子孫繁栄しまさに生成発展していくことでしょう。




|まとめ

人間関係を改善する 九星気学 4つの教え

その1「五気の相剋=凶方位を知る」
その2「五黄土気を避ける」
その3「礼節を知り、礼節を学ぶ」
その4「互いに助け合う」





古き佳き日本の原風景への憧憬を忘れないこと。そして進取の気象に富んだ現代の斬新さもそれとマッチし合うことがとても大切なのでは・・・と書いていて感じました。その往還の中で高次の文明が開け、謙虚でありながら優秀な人々が補完し合って美しい社会を構築していく・・・。人間同士の『合う合わない』を理論的に解釈しながら、『観念的だ』と批判されかねないことも高らかに打ち出す九星気学の在り方、とても素敵です。


本日は 九星気学 と 人間関係 について書かせて頂きました。

この人生に、皆様との出会いに感謝します。
誠にありがとうございます。








【九紫祐気】社会科の凋落ぶりに刮目(かつもく)せよ!

九紫火星の皆さん、こんにちは! そして九星の皆さま、いつも応援ありがとうございます。本記事は余りにも問題が多すぎる我が国の義務教育について、気学的な見地から抽出(ちゅうしつ)し俯瞰(ふかん=高いところから見下ろし全体の状況を把握すること)してみたく思います。どうぞ、ごゆるりと考え...