四方四神は色と季節、そして方位に立脚する形で一定の位置を占めております。それでは木火土金水(もっかどこんすい)と色、季節、方位等と神様の関係を以下にご説明致します。【図】をご覧下さい。
- 木=色は青、季節は春、方位は東で神様は青龍(せいりゅう)。
- 火=色は朱、季節は夏、方位は南で神様は朱雀(すじゃく)。
- 土=色は黄、季節は土用、方位は中央。
- 金=色は白、季節は秋、方位は西で神様は白虎(びゃっこ)。
- 水=色は黒、季節は冬、方位は北で神様は玄武(げんぶ)。
まず他と比較してかなり様子が違う「土」について記します。色は帝王が纏(まと)う黄。土用(どよう)というのは季節の変わり目を指し、一年に四回巡ってきます。土用の期間は以下の通りです。
土用の期間
春 4/17~5/5
夏 7/20~8/7
秋 10/20~11/7
冬 1/17~2/4
*年によって1日の差異があります。
冬の土用に撮影。確かに怪しげな夕空ではある |
また土用期間は地球の大気が乱れ乱気流を呼ぶのでそれに伴い、運気も乱れがちな季節となります。よってその間は引越しなどに代表される新規ごとはなるべく避けたほうが無難です。反面、地上では次の季節への準備期間として、個々人が整理整頓や家の清掃に時間を費やすことはとても良いこととされています。土用に関してはまた日を改め、詳細な稿を起こしたいと考えております。
さらに四方四神に関しての学習を進めていきますと、現代で使われている言霊の起源などになっていることも多く興味がそそられます。例えば東の青龍は、春と組み合わすと「青春」という非常に馴染み深い言霊に連環されますし、西の秋は白虎と重なれば詩人・北原白秋を想起するに至ります。恐らくここからとったペンネームだったのではないかと思われます。
北の玄武に「人」という文字を当てはめますと「玄人(くろうと)」というプロフェッショナルな人に冠される言葉にもなります。相対して一白(いっぱく)の白に人で、流石に白人と書いて・・・とはなりませんけども、「素人(しろうと)」にも相通ずるものがります。そしてこの図は健康問題にも重ね合わされ「健康陰陽五行説」とでも言うものにまで展開されていきます。また家相にも利用され例えば南の家相が良くないと「頭の病気」に注意ということはよく言われることです。少しだけご紹介しますと東は肝臓、南は心臓、中央は脾(ひ)臓、西は肺、北は腎臓と連環致します。
いずれこのテーマで詳報致します。今回はイメージだけでもご把握下さいませ。 |
自分の健康管理のみならず、大切な人のヘルスケアにも役立つでしょう。
家相と五臓六腑などの健康についても今後、御伝えすることになると思いますが、この 四方四神 の図には実にたくさんの情報やエッセンスが凝集されていて万人の興味を惹き付けるに値するものであり、「一生の宝」と言っても過言ではないものだと言えましょう。
私も若い頃から無茶な生活をしたツケが今になって響いてきて、健康に関する情報には多くの方々と同様、非常に気をつけるようにはなってきました。ただテレビをつけると凄まじい量の健康グッズ、サプリメントのCMなどが襲来してくるので、一体何を信ずればよいのかなあ・・・と思う局面もあります。そういった観点からも九星気学によるヘルスケアは、私も非常に注視してますし、もっともっと学習して皆様へアウトプットできれば良いなあと思います。
この人生に、
皆様との出会いに感謝します。
誠にありがとうございます。