2013年7月27日土曜日

一白水星を構成する水気について






夜,夜の帳,睡眠,お水,一白水星,水気
今夜も夜の帳(とばり)が開き始める!


 一白水星 の皆さま、ひいては全ての 九星 の皆さま、こんにちは! 本記事では一白水星を支配する力 水気 について書かせて頂きます。木火土金水の五行では五気で見れば水気であり、地中の鉱脈に眠る金(きん)から自然発生的に水滴として生まれ、やがてその水滴は水となることを当ブログ・九星気学の概要でも書かせて頂いております。

水は木を育て、木は水によって潤うという相生性があります。一白水気は、宇宙が水気を含んだ時点で誕生したものであると気学では説明されています。ここでは一白水星を大きな力で支える水=水気について記して参ります。その後は一白水星の象意である 秘密 についてや くぼみ 、 引力 
等についても御伝えさせて頂きます。



|《一白水星の水気が多い時間帯》


24時,0時,深夜,水気,真夜中,丑三つ時
水気満つるこの時間、深い眠りに誘われましょう・・・


  • 月では子(ね)の月=12月
  • 日にちでは子(ね)の日=十二支の子(ね)にあたる日。特に、正月・最初の子(ね)の日を指す場合が多い
  • 時刻では子(ね)の刻=23時~1時(一日の中で水気の力が最高潮に達する時間帯)
  • 最も水気が満つ時間帯は、物の怪が出てくると言われる丑三つ時(2時~2時30分)
  • 通例、人間にとって最も眠い時間帯(一般的に示唆されるのはぐっすり眠った方が良い時間であるということ)
  • 地球の磁気が最大限に放出され地気と大気が交わっている時間であるため、眠っていた方が非常に得ではある(この時間帯にぐっすり眠ることで、自分の人生を拓くことに大きく寄与、今後の人生に強烈な力を発揮すると目されている)


|無駄な夜更しは避け、最高密度の水気を吸収しよう!


水気は人間の運命を支配するといっても過言ではないすごい力を持っていることを心に銘し、夜にお仕事がない方は是非、水気の密度も高い「子の刻(23時~1時)」に熟睡しましょう。昼間に思いっきり活動した上でなら、大概は早く眠りに入れると思います。翌朝の目覚めが根本的に違うくらいの爽快な朝は、ぐっすり眠れるということが如何に素晴らしいかを私たちに理解させます。


|一白水星における夜の勉強会もほどほどに・・・


気学では水気の強い夜にビジネスをすると、秘密が発生しやすいという指摘もあります。水商売・・・とよく言いますが、まさに言葉通り! 夜の男の社交場には美しい夜の蝶々も紛れ込み、水気はますます強まります。ここでは何もそういったサービス業を否定するために書いているのではなく、キャッシュポイントとして厳然と確立されている社交場であること。そしてそれを使えば、強い水気と相まって「何かと秘密が発生しやすい」という事実を御伝えさせて頂いているものです。

一白水星の象意に、前述した秘密という言葉がはっきり記されています。一白象意の秘密について、まず気学は本質的に秘密を持つことを決して裁いてはいません。むしろ人は誰もが一つ二つの秘密はあるものだ・・・というとても懐の広いスタンスをとっています。では以下に一白水星象意、秘密についてまとめます。


 | 《一白象意の 秘密 について・気学のアドバイス》

  • 物を隠す行為は一白性に起因
  • 隠し通したければ一白の祐気を取る
  • 具体的には一白方位へのお水取り
  • 引越しにまで使えるか?と言われればそんな簡単なことではない
  • 問題もいろいろ噴出してくるので、そこまで通用するセオリーではない
  • 経営者等の道は平社員と較べれば、様々な出来事がありいろんな問題も噴出する
  • いわゆる清濁合わせ飲む、清いものも濁りも併せて飲むような体験もある


また水気で支えられる一白水星の構造は、人種の中でも特に水気を必要とする傾向が強い東洋人的体質と称されることが多いようです。その証左として一白水星は天地の気を吸収するため木造建築の一階での就寝がベストという特性も具有しております。家(自宅)について、一つ補足するならば、対極の九紫火星は鉄筋コンクリートのマンションでもやっていけるという事実もあり、そういう点が一白と九紫同様、星の個性に繋がっていきますね。


 | 恐るべき引越し貧乏の罠

引越し,引越業者,運輸,タウンページ
引越しは気学的には大重要事。鑑定は必須かと・・・。

  • 雨が降り、一滴の水が植物の葉に落ちて、葉からは地面に滴る
  • 水は一箇所にとどまることなく流れ動く
  • 川は江となり大海に注ぐ
  • 本命星が北に回座した時、引っ越すとそれを繰り返すことになり、 引越し貧乏の人生に誘導されてしまう
  • そうなってしまうと住居の悩みが深刻となり生活が安定しないことになる

また一白を「くぼみとする」という考え方について記します。くぼみとは陥ることであり雨が地面に溜まらず、そのまま地中に吸い込まれ地上には全く水は残らぬ状態となる、有から無の形を指します。厄年に引っ越すと運命が流転(るてん)の生活になってしまいかねません。以下に引越しと厄年の心得を挙げていきましょう。

流転の生活にならないよう、遠方への辞令なら旦那さまは単身赴任し、奥様が家を守る土台石(どだいいし)となって頂くのがベストです。

一人暮しを強いられる旦那さまは、体の冷えなどに対してのヘルスケアを怠らず、積極的に基本健康診査や人間ドッグも受診されると良いでしょう。ともかく現状維持で厄を乗り切った後、また家族と暮らせるようになったら、その家がある地域に根を張る努力は継続しましょう。


最後に一白性の特徴を二点ほど挙げて、本記事を終えます。

一白象意の 引力 を簡単に説明致しますと「中心を求め引き寄せられる力」と云えます。マグマの磁力が人間を地球の中心に引き寄せ、それ故に人間が地球上で活動できるエナジーとなっている点、或いは頑固一徹な人は一白の引力からなると説明されているくらいでもあります。、確かに一白水星は性質的に頑固者が多いようです。

一白水星の皆さん、そして貴方の周囲の一白水星さんの性格はどうでしょう?
やはり頑固なんでしょうか?

・・・という問いを掛けつつまとめます。



  ま と め 

一白水星を構成する水気とは?


  • 木火土金水の水に該当、気化して水気となる
  • 水気は一白水星のみならず、全ての九星に対してとても強い力を持つ
  • 水気は本来、人が睡眠すべき子(ね)の刻=23時~1時に、もしくは丑みつ時に掛けて濃厚に漂い人間の体に素晴らしい力を付与する
  • この時間帯は気学的に見ると、本来なら眠るべき時間である
  • お水系のお店や夜のビジネスには秘密がつきまとう
  • 水気と秘密は連環している  等々
以上を持ちまして
今回の記事を終わります。有難うございました。



私が上京して一番先にやったバイトは今はなきサンチェーン(のちローソンに吸収合併される)のスタッフでした。バイト自体にいい思い出はあまりありませんが、当時バイトでも一番仕事ができる隠れ店長のような人がいて、いろんな話をしました。いつも「こういう店は人間を堕落させるよ」という言葉が、彼の話の落としどころでした。真面目に偽らず語れば私がコンビニを初めて見たのは19の時、初めてマクドナルドに入ったのも19の時でした。今回、睡眠の重要性を綴っていくなかで27年前の思い出がぐるぐると脳裏で回りました。さて皆様におかれましては如何でしたでしょうか?

 一白水星 を構成する 水気 について書かせて頂きました。

この人生に、
皆様との出会いに感謝します。

誠にありがとうございます。
Written by 清岡卓磨




2013年7月22日月曜日

一白水星の健康法則と人体の陰陽について

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病を乗り越える秘訣・・・気学にはあります。
 

 一白水星 の皆さま、ひいては全ての 九星 の皆さま、こんにちは! この記事では 一白水星の健康法則 をはじめとし、 人体の陰陽 に至るまで書かせて頂きます。健康・・・それは明るく楽しい人生か否かを左右する大きなテーマ。是非、皆さまでお読み頂きたく思います。

当ブログでは一白水星のみならず、一白以降の二黒、三碧・・・最後の九紫に至るまで各星の健康法則も今後、欠かさずレポートします。一白水星の象意で「病(やまい)はおしなべて一白性」と気学では定義されていることも既に報じました故、それを乗り越える知恵も磐石(ばんじゃく)にしましょう。






|一白水星は大病・業病に気をつけよう




《一白水星の象意・病気はおしなべて一白性》

  1. 下半身の様々な病気、脳腫瘍(のうしゅよう)、白内障、認知症、不眠症、糖尿病、がん 等々に罹患する危険性高し
  2. 人間の細胞は60兆個あるとされるが、細胞の源であるタンパク質摂取に関して、何かしらの悪影響・問題点等が孕(はら)み、1のような業病に繋がっていると気学では見ている
  3. 本厄(本命星が北に回座した年)に発症した病気は重病化する危険性が高いので、慎重に対処することが求められる
  4. 重病には早期発見・早期治療が何より必要
  5. 4を実行するには厄年に入る前に健康診断を受診することが強く望まれる

原則的には昼間のうちに仕事を完了させ、夜はしっかり睡眠を摂る・・・。ごく当たり前のことですが、一白水星に関してはそれが一番大切な健康法則として挙げられます。様々なライフスタイルや勤務時間など多岐に渡る生活形態を強いられる現代人には、その一原則だけで批評すること自体、精神論のように感じられてしまうと思います。しかし気学的に一白水星の最重要な要諦(ようてい)は、夜にちゃんと睡眠をとり、規則正しくリズムのある生活を送ること・・・に尽きるようです。


|一白水星の方災は子どもや部下に出やすい


一白剋気の方災も「知っていた、知らなかった」は別として、悪い方位に動くとはっきり現象として出てきます。傾向としては子どもや部下について悩まされることが多いようで、そういった現象が起きているということは「知らないうちに相剋方面に動いていた」ことを立証するケースも少なくありません。


|人体の陰陽概論と健康ワーク

人体の陰陽,人体,陰陽,男性ホルモン,女性ホルモン
厳密には人体も左右・陰陽で分かれている

さて続いては一白のみならず九星全体で通用する重要事項・ 人体の陰陽 について御伝えさせて頂きます。上の図をご覧下さい。人体にも左右がはっきり分かれ、気の働きもまた対極に分かれます。

左半身 陽の気 +(プラス) 男性ホルモン
右半身 陰の気 -(マイナス)女性ホルモン

ここで読者の皆さまと簡単なワークを通し、今現在の健康状態を、発せられる磁気で推定してみたいと思います。以下に記す順序で是非、お付き合い下さいませ。


《磁気を通して健康状態を測るワークの手法》

  1. まず左右両方の手を頭の幅より少し大きく広げましょう
  2. 右手には陰の気、左手には陽の気が、それぞれご自身の磁場から放出されていることを踏まえ、自分の目の前まで少しづつ寄せて下さい
  3. ゆっくりでいいですから両手を近づけていくと、どこかの地点で温かく感じませんか?
  4. その地点から手が引き寄せ合い、くっつく感じを受けると思います
  5. その場所が陰陽それぞれ、交じりあった磁場であることを証明しています

上記のワークも感じられる人と感じられない人がいます。感じられる人は、磁気が十分ある人と言うことができ、概ね健康です。感じられない人は何らか健康上のバランスが崩れている危険性があります。とても簡便に健康状態を判断するのに適した方法ですから、是非ご自身の健康におけるバロメータを測るものとして今後、使ってみてください。


合掌の本質と陰陽の交わりについて


合掌の起源にも九星気学の影響が・・・


さてそういう意味で考えていくと、両手がぴったり合わさっている状態は合掌しているのと等しく、言わば天への祈りを示す形と合致します。合掌するということは、実はここで記してきたことにそもそも所以(ゆえん)しており、ご自身が陰陽を交わらせ祈りを天に通じさせたい!ということにも繋がり、天道(天への道)を大切にするという意味合いを発しているのです。

例えば葬式においても、亡くなられた方の魂を極楽浄土に送るため参列した人々、その方へ強い想いのある人々の念で天に上って頂く、そのために合掌する、その時に出る気の力が「どうぞ安らかに・・・」、「どうぞ成仏して下さい」といった参列者の気持ちによって昇天して頂くことを企図(きと)しているとも言えるわけです。

人が合掌する時の多くは、実は無意識的であることも見逃せません。例えば「助けてー!!」というような緊急時、或いは天に力を与えて頂きたい時などごく自然に合掌しているものですよね。
それでは最後に、相反するものが交わりあい新しい何かが生産されるのも、陰陽の交わりによるものであることを追記させて頂きます。一例をビジネスや事業を基にご説明します。

オーナーは資金を投じて利益を出そうとする。片や社員は身体、技能・技術、頭脳、能力などを駆使して社に貢献する。労使互いに力を合わせることで相乗効果を生み出し、またそういう会社は未来に渡って発展を遂げることでしょう。



|まとめ

 一白水星の健康法則

  1. 一白水星は象意に 病気 があるほどなので、健康にはよくよく留意すべき
  2. 朝起き、夜寝るという基本的な生活スタンスを崩さない
  3. 一白水星の方災(ほうざい)は子どもや部下に出やすい

     人体の陰陽について

    1. 人体は左右で陰陽を分かつ
    2. 左は男性ホルモンで陽、右は女性ホルモンで陰
    3. 合掌の本質は左右の手における磁気が合力(ごうりき)した姿
      一白水星の健康法則と人体の陰陽について記させて頂きました。
      如何でしたか?



      一白水星の方の健康法則はただ一つ、夜更しせずリズミカルな生活を心がけること・・・。深夜でも自分の時間を確保したいために「多少寝不足でもいいや!」と流れ矢的な日常になってしまうのは、もちろん九星全体の全ての皆さまに通ずる事象であると思います。でも象意に「病気」といった言葉が出てくる一白水星の皆さんは、自己の健康を是非直視し、九星気学を通して病気に負けない人生を過ごして頂きたく思います。
      また人体の陰陽や合掌の起源など九星気学の情報量に対して、私自身この層の厚さに改めて圧倒される思いです。


      この人生に、
      皆様との出会いに感謝します。  

      誠にありがとうございます。




      2013年7月18日木曜日

      一白水星・4つの開運ポイント

      一白水星 をはじめとして 九星 の天命を持つ皆さま、こんにちは。本記事は 一白祐気 を引き出す手段やその方法論を述べ、 一白水星の開運のポイント について書かせて頂きます。
      一白水星にはたくさん開運のための方程式があります。無論、各星にはそれぞれの特徴的なポイントがあるのですが、一白に挙げられるものはかなり普遍性のある法則だなと思います。非常にストレートで本質的なんですよね。各星を識ることは自己をも知ることに繋がります。どうぞ皆さまでお読みくださいませ。ありがとうございます。






      《表(おもて)があれば裏(うら)がある、裏の素晴らしさを知りましょう》

      毛筆,利他,謙虚,徳,愛



      • 気学で  とは他人(ひと)の目に届かない部分を指す場合が多い
      • 事々(ことごと)一切、表があれば必ず裏がある
      • 天地で裏に該当するのは夜である
      • 人体では陰部である
      • 人格は人の目に触れない努力でつかんだ、人間性の深みが顕(あら)われる


      偉人や賢人だけでなく、多くの人に愛される人というのはすべからく で努力しているものです。気学では 裏の努力 がない人には成功はない、とビシッと断言しているほどです。ビジネスのみならず万象を通じて、出る成績や業績が高い人というのは、実は人目に付かないところで大変な苦労の積み重ねをしていることを認識致しましょう。

      |一白水星・開運ポイント1「 陰徳(いんとく) を積む」


       陰徳 とは余り聞き覚えのない言葉かも知れませんので以下に若干、補足します。

      ※陰徳(いんとく) 世間に知られない善行をいう。人を救ったり助けたり、清掃をしたり・・・それらの事柄を他人(ひと)にひけらかすためにするのではなく、どこまでも真心(まごころ)と優しい心で励めば、人格が飛躍的に向上する。

      結果、何もアピールしなくとも「あの人はいい人だ、素晴らしい方だ」と周囲に評される人物となる。しかしそれで天狗になるようではダメ。心から陰徳を積むことが好きになり、その善循環のサイクルが続くと人間としての魅力は倍加し続ける。


      《孔(あな)を通して人体の不思議に向かい合う》


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      急須は北海道らしく六花亭で

      孔(あな)とは広義では峠など山中の自動車道で、掘り抜いて通行可能となっている隧道(ずいどう)なども指しますが、もっと身近な生活用品も孔の例に入ります。

      写真は急須(きゅうす)そして急須の孔、これも確かに一つの孔です。

      では人体で言う孔とは?
      答えは首から上に集約されています。顔の面には口、鼻、耳など耳鼻咽喉科系の器官が連環していますね。それらが代表的な人間における孔です。

      実はこれらを司(つかさど)る気は一白水気(星)であり、器官を通る孔は水気を呼ぶ力が付与されています。また水気を頂いて吸収するのみならず、首から上の排泄物も出してくれます。「人体というのは本当に不思議だし、すごいなあ・・・」そう素直に思えれば自ずと「大いなる何か」が人間について工夫を凝らして、精緻に創造されたことに思いが至るでしょう。


       | 一白水星・開運ポイント2「孔の存在から“大いなる何か”に感謝することを覚えよう」


      《睡眠とタンパク質の互換性を知る》


      • 健康のためには睡眠できることが必須である
      • うとうとーっと眠くなる昼間の睡魔はタンパク質不足の現れ
      • 眠るためには水気とタンパク質の吸収が必要
      • 休憩時間などに昼寝も多少は必要だが、夜眠れなくなったり、朝がきつくなったりするのは考えもの
      • 毎朝、自然と(パッと)目覚められるのはタンパク質がきちんと供給されている証
      • 朝起きが得意な人は幸せですよね。最近は夜更ししてしまう要素のエンタメなどが横溢しているせいか、朝起き得意な人が非常に少なくなってきている


      |一白水星・開運ポイント3「一白象意の睡眠とタンパク質供給は、車の両輪にも似た重要事項」


      《親愛の祐気・一白水星由来の充電方法、並びに目指すべきマイホームの建築方式》


      天気,天地,保気,地気,一尺
      天地で陽陰が重なる時、保気が始まる!


       親愛 という素敵な象意もある一白水星。 天(太陽)は地球に恵みを与え、土と混合し万物を育成していきます。そのプロセスで一白の祐気が大いに広がります。そして親愛の情が地球全体にしみわたって世界に、親愛の情が広がっていくのです。一白水星体質の方はその後、どのような推移を経て気を吸収していくべきか以下にまとめました。さらに一白水星向けのマイホームの在り方もご説明しています。



      • 天の気とは陽の気と同質、燦々と地に降り注ぐ
      • 地の気とは陰の気と同質、地面から漂う
      • 天の気と地の気が合流するのは地上40~45cm
      • 合流後、両方の気は交わり地上約40cmで保気する
      • 一白水星体質は木造建築の家に住むべき
      • 建築時の家相は徹底的にこだわるべき
      • 良い家相一階で就寝がベスト
      • 子の刻(0時)には横になって体全体で良い気を吸収する


      現実に酸性の体質だった方はアルカリ性へ変貌するなど良い変化をもたらしてくれるでしょう。まだマイホームを検討する段階ではない方などは、お水取りという方策も考えられます。お水取りの仔細について述べるには紙幅がないため割愛しますが、就寝の原則などを以下にまとめました。


      • 体全体で良い気を吸収することに眼目を置き、夜9時~10時(亥ノ刻)までに布団に入る
      • 0時の段階ではぐっすり眠っているのが基本
      • 潜在能力が働き始める時間を持つことが大切
      • 運気と共に自分の潜在能力がいっぱい活性化する
      • 引いては示された時間帯が、「本来的にはとても大切な時間だ」と認識する機会になる


      | 一白水星・開運ポイント4「お水取りなどで気の吸収が如何なるものか悟り、将来マイホーム建築の際は決して妥協しないこと」


      ま  と  め


       | 一白水星開運ポイントBEST4

      1. 一白水星・開運ポイント1「 陰徳(いんとく) を積む」
      2. 一白水星・開運ポイント2「孔(あな)の存在から“大いなる何か”に感謝することを覚えよう」
      3. 一白水星・開運ポイント3「一白象意の睡眠とタンパク質供給は、車の両輪にも似た重要事項」
      4. 一白水星・開運ポイント4「お水取りなどで気の吸収が如何なるものか悟り、将来マイホーム建築の際は決して妥協しないこと」


      一白水星の開運ポイント1~4まで抽出しお届けしました。如何でしたか?



      現在、当ブログでエントリーしている記事は31本。「九星気学の概要」ののち、一白水星を書いて4本目。でも一白は書くことが多いのでまだまだ続くと思います。ほかの九星の皆さまもお待たせしましてすみません。どうかゆーっくりとお待ちくださいm(_ _)m。
      それと最近、プロフィールを少し掘り下げて書いたのですが、本当に多くの方が見て下さり感激です。近日、顔のイラストでも載せようと思っていますので、ご笑納頂ければ幸いです。


      この人生に皆様との出会いに感謝します。

      誠にありがとうございました。



      2013年7月14日日曜日

      一白水星の祐気・書き写す力

      滝,三階滝,伊達市,水墨画,絵画,描く,書,記書
      まるで水墨画の世界!一白水星は描く
      能力高し
      一白水星 の皆さんをはじめとして、全ての 九星 の皆さんこんにちは! この記事では 一白の祐気 についてさらに詳報致します。

      一白水星の仕事・生業に関わる象意で非常に特徴的なものがあります。それは 記書(きしょ) 、要は書き写すことといった事柄で、その水準は他の九星の追随を許しません。一白水星の方々は以下に記すような分野に励むと特に運命が拓けてくることでしょう。






      |一白水星の祐気取りが必要な職業・職能

      1. 記録を取る(データ作成など)
      2. 印刷業
      3. 絵画を描く(いわゆる絵描き)
      4. 墨書(いわゆる書道家など)
      5. 法律関係(行政書士等から他の法律家全般)
      6. 作家(文筆業など)・・・等々。
      また上記のような職能を磨き、当該分野に就職したいないしは、スキルアップしたい、この道を極めたいと思われている一白水星以外の方にも、積極的な一白への祐気取りが強く推奨されます。これを実行するとご自身の才能が益々引き出され、最高レベルで生業への好影響が付加されることでしょう。


      |一白水星の方位取りは間違わないよう気をつけよう


      一白水星への吉方位に進むと善循環の大気エネルギーを吸収し、視力強明(しりょくきょうめい)となるとされていますが、逆に凶方位に行ってしまうと眼病に陥る危険性強く、場合によっては腎臓病という形で清算させられることも考えられますので、この辺りの方位の取り方には重々慎重に対処しましょう。


      |結婚する運気は特筆ものである一白祐気


      浜厚真,サーフィン,砂浜,波打ち際,海,恋人,ドライブ,定番
      恋人のドライブ先と言えば海、多くを知り合いたいね。


      また現代の非婚・晩婚化の時代に際し、とても恵まれた祐気が一白水星には存在します。一白は本来的に、自分と他との結合を示す祐気があり、その象意として結納(ゆいのう)、結婚、家族といったキーワードは一白水星の祐気を構成する重要な点でもあるのです。



      |縁故付き合いを円滑化させる一白祐気


      陰陽の結合により、ご自身の周囲との連結もほぼ同時に図られていきます。今のこのコミュニティが破壊されてしまったかのような時代において、親戚付き合いや縁故関係者との交際に頭を悩ます局面も珍しくはありません。一白水星の方は元来、コミュニケーション能力が高いのですが、それもその筈、世間との折り合いや対応は一白水星の祐気に該当している点は注目に値します。「一白性」は社会で生きていく上でとても重要な要素であることにお気づき頂けたかと拝察致します。



      |一白水星と商売繁盛


      次いで一白祐気による商売繁盛への秘訣を御伝え致します。


      《一白祐気で稼ぐ商人の在り方》

      • 腰が低い形そのものが一白水星の祐気である
      • 鼻高々と高慢に往来を行く人を街で見ることもあるが、そのような姿勢ではビジネスが上手くいく筈はない
      • 謙虚に立ち振る舞いながら、良い人間関係を構築した者が商売を制す
      • 頭を下げる、冷静である、謙虚である、良い意味で従順である(悪い意味の従順はイエスマン)といった事柄を理解し、精進する
      • イエスマンではない自我のある部下を育てる、その際には部下に北方位の祐気を取ってもらう→お客とのコミュニケーションが上手になり、総合的に商売はいよいよ繁盛していく
      一白の商売繁盛における証左として真っ先に挙げられるのは、お客からのクレームが目に見えて減ることです。そういった商売にとって、非常に大切な祐気が一白水星の吉方位には存在することを覚えておくと何かの際に切り札として使えますので、経営者の方々や商売をされている方は是非押さえておいてくださいませ。



      |親愛の情も一白水星に由来


      さらに一白水星には 親愛 というとても素晴らしい象意もあります。天(太陽)は地球に恵みを与え、土と混合し万物を育成していきます。太陽は光や磁気をぐーっと大気エネルギーに収斂(しゅうれん)させ、地球に注いでくれているのです。大気エネルギーはやがて、地球の地面と交わり『無から有』を発生させ万物を育成します。よって一白の祐気が大いに広がり、あまねく親愛の情が世界にしみわたる好循環を産むと目されています。




      |天の祝福か、雨冠(うかん)の恵み 


      義経神社,北海道,平取町,源義経,義経伝説,神道
      源義経が祀られている平取町・義経神社


      最後に 雨冠(うかん)の恵み について書かせて頂きます。
      結婚式や地鎮祭、神社などへの参詣の際など、濡れても不快にならない範囲で、ばらぱらと小雨が降ってきたということを体験された方もいるのでは?と思います。私も地鎮祭と神社への参詣で体験したことがあります。本当に微弱な小雨で、困るようなことはありませんでした。

      こういった雨を「雨冠の恵み」と呼び、天に心が届いた吉兆であると見られております。さっぱりとした雨に優しく包まれながら「ああ、これは天が、神様が喜んでいらっしゃるんだな、これはいいことが起きるな」とご年配の方などがこの雨に際して仰(おっしゃ)られるということもよくあること。まさにその通りだと思います。現象に対しとても綺麗な表現の仕方ですよね。こういう文化的に秀でた日本人のコミュニケーションが廃れていくのは大変もったいないこと。気に入った方は是非、拡散(笑)してくださいね。




      | まとめ


      一白水星が発する7つの特徴的な祐気

      1. 一白水星の就職先は記書(きしょ)に該当する、文字を記す業務が適任
      2. 一白水星の吉方位は視力強明(しりょくきょうめい)に繋がる(一白水星の凶方位は眼病や 腎臓病に陥る危険性大)

      3. 結婚にまつわる有難い象意を複数持つ一白水星の幸運 
      4. 縁故関係などで秀でたコミュニケーション能力を発揮する一白水星
      5. ビジネス成功に繋がる一白水星の商業的能力
      6. 大気エネルギーに包まれた善い気が、親愛の情を呼ぶ
      7. 天の喜びか?! 雨冠の恵み



      一白水星の祐気の多く記させて頂きました。如何でしたか?


      読者様の中にも、独身で「そろそろ結婚もいいかなあ・・・」という願望や周囲からの圧力?!を感じる日々を送っていらっしゃる方も少なくないと拝察致します。
      そう言う意味では、本記事の一白水星の祐気の内容に「おおっ!」と喜色が弾けた、一白の方もおいでかも知れませんね。
      他の九星の皆さまも、一白方位への祐気取りという方策もありますので、是非「婚活」の終焉(しゅうえん)が気学の学びで消失するように、ご縁が早く来たりますようにお祈り申し上げる次第であります。


      この人生に皆様との出会いに感謝します。

      誠にありがとうございました。




      2013年7月9日火曜日

      一白水星の祐気について

      一白水星の皆さん、そしてほかの九星の皆さまもこんにちは!

      一白水星に存在する象意(しょうい)について、個別にそれぞれの特徴や暮らしに波及する現象を紹介して、考え方を記していきます。本記事で御伝えするのは、一白水星の代表的祐気と一部の剋気(こくき)についてです。まず重要な語彙(ごい)を含む言葉・・・それは胎(たい)です。母胎(ぼたい)の胎、胎動(たいどう)の胎、深い言葉です。






       一白水星の祐気は胎(たい)という言葉にあり!


      白鳥,群れ,家族,生業,胎動,冬の北海道,橋
      「白鳥の群れも繁栄する」河川にて(北海道の冬)


      胎とは二つのものが交わって一体の形になることを指します。物質や生命は天と地の狭間で、或いは陰と陽の中和で、両方の気が交わり合うことが端初(たんしょ)となり発祥を遂げるのです。

      形にない象(かたち)が交わって形を作る―。

      具体例を挙げて一番判りやすいものは女性の妊娠、出産でしょう。大人になった対(つい)の男女が愛し合い睦みあって、子どもは初めて母胎に宿る可能性を持ちます。男女ペアが「子どもが欲しいな」と思い合うだけでは子どもは生まれません。男女の結婚によって胎を成し、一人また一人夫婦間で子宝に恵まれ、やがては子孫繁栄に繋がっていく―。人生を心豊かにかつ幸福にしてくれる大きな要素、それが一白水星の大きな祐気です。


      胎と成す物事は子孫繁栄を示すだけにとどまらず、ビジネスにも当てはまります。無財の有能な起業家が、有財(ゆうざい)の資本家から後援を受けて、互恵関係のもと協力し合い成功を収めていくことなどもいい例です。一白水星の祐気を取れるタイミングがある方は、子宝に、成功に、思いを馳せて是非取りましょう。



      | 一白水星の祐気に導かれた部下は忠実



      部下,忠実,人間性,上質,支え合う,資本家,起業家,チームワーク
      「この木々のようにオレを支えてくれる奴が欲しい・・・」


      例えば起業するにも様々な形態がありますよね。会社にせず個人企業として「我、一人」でやっていく人も日本にはたくさんいます。「私は会社にしていないから、部下とか関係ないですよ」と思われる方も少なくないかも知れません。しかし九星気学の見地から見るとそうではないのです。人は誰もが人生の主人公として、自分と一緒に暮らしている人の協力を得ていることに気づくでしょう。そのためには先に触れたように一白の祐気が必要となってきます。

      会社を経営している、組織のリーダーである、これからそういった立場になる気概がある・・・そういった帝王学を身につける必要のある方ならば、なおのこと一白水星の吉方位を取って、忠実な部下を得るべきでしょう。北方位・吉相の家に住むと良い部下に恵まれるという定義は、家相の話です。家相も奥深い学問であり、我々の人生にとても大きな影響を与えるのは事実です。(良い方位をとっても状況が好転しないなどという場合は、家相に原因があることも多いようです)

      一白水星は中年運とも目されていて、ご自身が一白の祐気を取ってから採用した中年の部下、或いは一白の良い方位から来てくれた中年の部下は、会社に強い忠誠心を以て自分の右腕となってよく働いてくれる公算大です。やがては会社にとって欠かせない人材として重宝することになります。気学では中年の男子部下は忠誠なる人が多いと判断されます。



      | 一白水星の剋気は貧乏・・・



      こちらで御伝えするのは一白の「裏の意味」で凶方位、剋気を犯すとこのようなことが起きてくる・・・といった事柄です。以下にまとめます。


      • 貧(ひん)とは物を失った現象、一白水星に起こり易い
      • 一白水星は欠乏し物が足りない状態に陥る危険性高し
      • 一白水星故の行き詰まり
      • 貧乏に喘(あえ)ぐ
      • (物事は)無より始まり、無から有を生ずる
      最後の一つは少し気持ちが明るくなる要素もあったのではないでしょうか・・・。



      | 悩みごとは全て一白水星に起因


      • 一白水星は苦労が重なり、心に負担を感じる
      • 悩みごとは全て一白水星
      • 悩みごとを全てなくすことなど出来はしない
      • 悩みごとが一つ二つあるのは当たり前でもある
      • 悩みが尽きずとも、一白水星は心豊かに人生を楽しもう!

      人生は本来的に、悩み苦しむものではなく、生命を謳歌するものです。心豊かな日々を過ごせるよう、考えすぎず、宿命を受け止めながらも歩みを進めましょう!


      | 一白水星に厄はつきもの、好機を待とう



      厄,盲,晴れない,逢魔が時,暗中模索,北,充電期間,本命星
      暗くなりつつある「逢魔が時」に厄の気配が・・・


      ここで書く盲(もう)は目が見えない盲人の意味ではありません。以下のような判断不能な状態を指します。

      • 心に曇りのかかった状態、まさに一白水星の盲状態
      • 北に本命星が回座すると気概が弱まってくる、それを気学では厄年と鑑定している
      • 厄年や本厄においては新規ごとの着手や急な動きを避け、時期が到来するのをじっと待つべき
      • 暗中模索をすれば必ず何かにぶつかってしまうものである、一白水星は肝に命ずるべし
      • 厄や逆風をわきまえず、無為無策に立ち向かう一白水星は、予期せぬところで障害に遭う
      厄の時は厄なりの過ごし方というものがあります。それはしっかり大地に根を張り、自分の将来の夢や目標に向けて学びを深め、人間関係の円滑化を図って、慎みある生活を心がけることではないでしょうか?


      | まとめ



      一白水星の幸福感充実の祐気と一部の剋気を把握する5つの気付き
       
      1. 一白水星ならでは!子孫繁栄と人生の成功への祐気
      2. 社業発展に邁進(まいしん)する忠実な部下の雇用に資(し)する祐気が一白水星にはある
      3. 一白水星は貧乏に喘ぎつつも、無から有が生ずることを認識すべし
      4. 一白水星・由来の苦しみ、それは悩み、苦悩。でも受け止め前進しよう!
      5. 厄を受け止め、その間は自己の器を広げるべし

        一白水星の代表的祐気と一部の剋気を御伝えさせて頂きました。有難うございました。


        幼女,愛,可愛さ
        何とかわゆく、何とピュアーな・・・

        一白水星の第一の祐気である子孫繁栄・・・素晴らしいですよねえ! 昔から老いた両親への最大のプレゼントは孫の笑顔なんてことも言ったりしますが、まさにその通り。老いていく立場の者が、イノセントで愛くるしい微笑みを孫から振りまかれたなら「嗚呼、生きてて良かった!!」そんな相好でニッカニカしている年配者を、いろんな場所で見かけてきました。「孫は血は分けておれど責任がないのが良い!」 よく年寄りが口にする言葉です。

        ただ余りに「孫・可愛がり」が過ぎて肝心の若夫婦が離縁寸前にまで至るケース(亭主の爺婆が何日も居座って帰ろうとしないことなどが理由)もあるので、お互い親しき仲にも礼節を以て、付き合いたいものではあります。


        この人生に、

        皆様との出会いに感謝します。誠にありがとうございます。




        五気(ごき)について

        五気(ごき)

        陰陽五行説(いんようごぎょうせつ)の基本に五行があり、そのエッセンスとして五気が存在している。それら五行=五気を統合し「木火土金水(もっかどこんすい)」なる働きが天の動きを顕しているとされる。木火土金水を示す相関関係に善循環の五気相生(ごきそうじょう)と、悪循環の五気相剋(ごきそうこく)がある。ここでは五気相生のみを以下に箇条書きで記す。




        五気相生(ごきそうじょう)【木生火:もくしょうか】=木は火を生んで燃やす→【火生土:かしょうど】=火は燃え尽き灰から土になる→【土生金:どしょうきん】=土の中では金属が生まれる→【金生水:きんしょうすい】→【水生木:すいしょうもく】=水は木を育て、木は水によって潤う それぞれ五つに達する気を五気と呼び、その五気によって自然界の全ては弥栄(いやさか)え、繁茂(はんも)していく。その上で五気=五行は偉大なる力、『絶対的な何か』の存在を示唆してやまないのである。





        2013年7月6日土曜日

        一白水星の象意


        一白水星の皆さんこんにちは。

        この記事では、一白水星の象意や特質について御伝えさせて頂きます。一白水星の方はもとより、九星気学は循環する学問であることを踏まえ、他の星に該当する皆さまにも、気学が体系的に理解できる記事となりますよう書いていきたい所存です。









        |一白水星は北の方位を現わす



        一白水星を五気で分析すると水に該当します。八卦(はっけ)の卦(け、或いは、か、ともいう)は坎宮(かんきゅう)に該当、坎宮とは本来的に北のお宮のことを指していますが、現代、九星気学上ではご自宅から見て、北の方角を指すことになります。

        《図1》 一白水星の方位簡略図
        一白水星,北,30°
        北の方・東に15°西に15°それが一白












        左の北を示す《図1》にあるとおり、東西南北の中心が自宅・そこから北の方角に見て東に15°、西に15°合わせて30°がいわゆる北となります。

        自宅の概念も気学ではしっかり決められていますので、ここで説明致します。自宅とは住んでから90日以上経過した場所を指し、太極とも称されます。それが《図1》における中心=芯となるのです。

        90日以上経過していない物件はまだ自宅と呼ぶには時期尚早(じきしょうそう)です。



        | 一白水星の基本構成・構造


        • 星・・・水星
        • 色・・・乳白系の白色
        • 十二支・・・子(ね)、いわゆるねずみ
        • 十干・・・陽の循環=壬(みずのえ)、陰の循環=癸(みずのと)
        • 時刻・・・午後11時(23時)から午前1時(深夜1時)
        • 方位・・・北、卦では坎宮(かんきゅう)
        • 素数・・・1,6
        • 五臓・・・腎臓
        • 五元素・・・塩素
        • 四季・・・大雪(たいせつ)から小寒(しょうかん)の間まで



        24時,0時,深夜,日付更新,気が濃い,時計
        日付が更新される24時、気は満つる


        | 一白水星の特徴が判る二つの逸話



        さらに素数の1と6に関しては不動産を巡って面白い考え方があります。一白水星の方が一定の地域に引越しすることになり、悩んでいるとしましょう。その場合、地域に6丁目まであれば1丁目か6丁目で絞り込むという考え方も気学では実際にあります。マンションを買うならば不動産屋が2,500万円で売却するとしている物件も値切れば1,600万円までいけると判断して交渉するというのもアリです。

        午後11時(23時)から午前1時(深夜1時)とまさに日が変わろうとする時刻で、一番「気が濃い」時間帯と見られています。五臓の腎臓は、一白の剋気を犯すと腎臓病になりやすくなることを示しています。下半身に連結する重要臓器である上、罹患(りかん)すると厄介な病気が多いところですから、ここは一白水星の人のみならず、皆さん、お気をつけられた方が良いでしょう。




        | 一白水星の象意




        • 貧しさ
        • 坎(くぼ)み
        • 孔(あな)
        • 悩みごと
        • 孤独
        • 親愛の情
        • 色情(しきじょう)
        • 流れゆく水
        • 連絡
        • 想念、思念
        • 引力
        • 裏側
        • 肉体の腫(は)れ
        • 写すこと
        • 蛋白質(たんぱくしつ)
        • 秘密
        • 睡眠
        • 陰部(身体における)


        ・・・等々。


        また目に見えないものが形になって現れる、または感じられる事柄を象意と呼び、気学では非常に重要で根幹的な意味合いを持ちます。それが各星それぞれの象意があり、ここで紹介するのは一白水星の代表的象意です。今後、一白の方向に行ったり、一白の人と出会ったりする局面で現れる象意を是非、じっくりとご覧下さいませ。



        盲(もう)・・・
        ここで言う盲は、目が見えない盲人の盲ではなく、物事の判断が不能になっている状態を指します。

        部下・・・
        一白は概して中年運とも呼ばれるため、部下の出来不出来は職務上の大きなネックになってきます。

        筆記・・・
        ノートにとるような書くことは、一白の祐気です。今後、人間関係を構築する際の大きな縁(よすが)ともなるでしょう。

        病気・・・
        病気はおしなべて一白性によるものと見られています。

        胎(たい)・・・
        二つのものが交わって一体になる形です。

        交わり・・・語彙(ごい)は「胎」と酷似しており、二つのものが一つになる、それが交わりの形であります。

        筆記、記書,書くこと,ノートする,一白の祐気
        書くこと、それ自体が一白の祐気です!



        |  一白水星の「白」の意味



        一白の一は万物の始まりで、後に数(かず)は複数へ、大きく広がって参ります。また人は考える時、深く思念する時は大概一人であったりします。その一人きりの考察から物事を企画することが始まり、思い切って動いた時に協力者が現れます。それがやがてビジネスに繋がっていくことなどを鑑みると、「一から始まる状態」の意味合いの大きさが否が応でもクローズアップされてきますね。

        そしてまた色の始まりは白色で、一白水星の白は目にしっかり見える乳白色に該当します。書道家が使うような気品ある白紙、または白い扇(しろいおおぎ=はくせん)などが具体例で、他色を混入していない混じりっ気なしの乳白色、それが一白の白であります。純白から着色されてあらゆる現象は、時と共に完成していくのもまた世の習いと言えましょう。




        |まとめ


        一白水星とは? 一白水星の基本を理解する5つのポイントをまとめると、

        1. 一白水星は北の方位を現わす
        2. 一白水星の基本構成・構造がある
        3. 一白水星の特徴が判る二つの逸話がありました。
        4. 一白水星の象意の表をつくりました。
        5. 一白水星の「白」の意味があります。


        今回は 一白水星 の基本についてお伝えさせて頂きました。ありがとうございました。


        具体的な象意の本論に入る前に、礎(いしずえ)となる一白水星の基本的な面についてご説明させて頂きました。病気と呼ばれるものはおしなべて一白の象意であるということを書きましたが、逆説的に言うと、健康運を左右する力を司る実に重要な星であることの証左でもありましょう。また盲(もう)の状態・・・目が見えないのではなく、自分を取り囲む現象を分析する力の低減は、私たちの人生に大きなデメリットとなります。「木を見て森を見ず」という日常に陥らないよう気をつけて行きたいものですね。

        この人生に、
        皆様との出会いに感謝します。
        誠にありがとうございます。




        死気と殺気について

        【死気:しき】とは悪い方位に動くと自分が殺される、【殺気:さっき】はこちらから殺すというような二つともおどろおどろしい凄惨な結末を予感させる言葉である。五気相生の生成発展とは正反対の現象界を指す。九星気学ではこうした凶方位に自分自身で逸脱してしまうと自ずから運命は衰退していき、あらゆる障害に阻まれることに繋がっていくと指摘している。相剋とは互いに殺し合う=悪質な関係=死気殺気=破壊破滅のサイクルに至る。






        【九紫祐気】社会科の凋落ぶりに刮目(かつもく)せよ!

        九紫火星の皆さん、こんにちは! そして九星の皆さま、いつも応援ありがとうございます。本記事は余りにも問題が多すぎる我が国の義務教育について、気学的な見地から抽出(ちゅうしつ)し俯瞰(ふかん=高いところから見下ろし全体の状況を把握すること)してみたく思います。どうぞ、ごゆるりと考え...