2013年6月26日水曜日

五行について その8:六大凶殺方位をクリアにして運気を守ろう!


さてここまで九星気学の概要を記して参りましたが、いよいよ今回の 六大凶殺方位 についてのご説明を以て概要は終了となります。少し寂しい気もしますが次回からは九星の象意に関して、まず「一白水星」から詳細に御伝えして参る手筈になっていますので、どうぞ今後ともよろしくお願い致します。

九星気学ではご自身のお宅から『絶対に動くべきではない』と断じられている凶殺方位が全部で六つあります。皆さまの人生に悪影響を与えると気学ではっきり示されている方位パターンが合計すると六つあるということで、常時六つ固定されて存在しているわけではありません。その点はご安心下さい。




|六大凶殺方位をクリアにして運気を守ろう! 1「六大凶殺方位を知る」

参考資料・2012(平成二十四年)年盤

【図】2012(平成二十四年)年盤、グレーの部分は凶殺方位

六大凶殺方位の種類 
  1.       五黄殺(ごおうさつ)・・・五黄土気が回座する方位
  2.       暗剣殺(あんけんさつ)・・・五黄殺の対中(反対側)方位
  3.       本命殺(ほんめいさつ)・・・自分の本命星が回座する方位
  4.       的殺(てきさつ)・・・本命殺の対中方位
  5.       歳破(さいは)・・・年盤においてその年の十二支の対中(反対側)方位
  6.       月破(げっぱ)・・・月盤においてその年の十二支の対中(反対側)方位
この段階で言えることとして、六大凶殺方位に向かって旅行或いは商談に行くことは控えるべきです。それは自発的にわざわざ凶方位に向かうような暗愚な行動となりますので、慎むべきことだと言えるでしょう。また六大凶殺方位に位置する地域から、営業等商談に来た相手との契約は多少気をつけながら、印をつく(契約するべきでしょう。
その営業マン、どの方位から現れし者ぞ?!


|各凶殺方位の方災(ほうざい)を知り、災いから逃れよう 2「方災を知る」
  • 五黄殺・・・自滅作用を招く。自分に責任がある形で物事が腐敗するように、緩慢ながらも悪化していく。暗剣殺・・・他動的災難を受ける。具体的例を挙げると六白金気(活発に動くという象意がある)の暗剣殺なら、自動車の追突事故というようにその時折の暗剣殺に位置する星の特徴が出る方災になる。
  • 歳破/月破  ・・・仕事、家庭、人間関係、健康面等生活全般に渡り争いや離別等「破れ」の現象が顕著化する
  • 本命殺/的殺  ・・・健康や精神が蝕まれることが多い。
これらの弊害が出る危険性が高いと時空を超えて伝えられているのには、何らかの絶対的な意味があると言えましょう。これを恐るがゆえに、気学鑑定士の多くは「だから動かないで下さい!」と口を酸っぱくして力説するとも言えます。六大凶殺方位を犯すと必ず、衰運現象は起きてきます。また運の悪い人というのは凶殺方位に引っ張られるが如く、動いてしまう傾向が強いので「そういう際にうまく逃げる方策を日頃から訓練することも大事だ」と仰る鑑定士もとても多いようです。

九星気学の概要を理解しないで動くのは危険性が伴います。また毎回、鑑定士に依頼する方はそれでもいいのですが、万人がそれをするにはきつい部分もありますし、ちょっともったいない感じも残るのでここまで九星気学の概要を記してきました。ある程度のラインはご自身で押さえておいた方が応用力は続伸しますし、開運旅行、お水取り、引越しなど大きな出来事に際してここまで書かせて頂いた知識はきっと皆さんの人生における大きな縁(よすが)となりましょう。


北海道の名刹・有珠善光寺(蝦夷三官寺の一、伊達市)


まとめ
「六大凶殺方位をクリアにして運気を守ろう!」

1「六大凶殺方位を知る」
「方災を知る」

今日はテーマに比して、記事の分量がやや少なめにしました。今後追記する可能性もあります。とまれ、ブログ開設後二ヶ月で、九星気学の概要を御伝えできたこと誠に有り難く、皆さまそして関係者の方々のご厚誼に感謝しているところであります。冒頭でも書いたようにこれからは各星の象意について一から九まで書き進めていきたく思っております。
連日のように当ブログに立ち寄って下さっている方がいらっしゃるならば「これからは益々面白くなりますよ!」とスピーキングしたいです。

まだまだ勉強不足の小僧のような者ではありますけれども、文章を書くことのために生まれてきた人間・・・という自負心をいい意味で今後も持ち続け、綴っていければと今、そう思います。

この人生に、

皆様との出会いに感謝します。
誠にありがとうございます。





【九紫祐気】社会科の凋落ぶりに刮目(かつもく)せよ!

九紫火星の皆さん、こんにちは! そして九星の皆さま、いつも応援ありがとうございます。本記事は余りにも問題が多すぎる我が国の義務教育について、気学的な見地から抽出(ちゅうしつ)し俯瞰(ふかん=高いところから見下ろし全体の状況を把握すること)してみたく思います。どうぞ、ごゆるりと考え...