2013年11月29日金曜日

七赤金星・金運の基礎は礼節に在り!

七赤金星の皆さま、こんにちは、ご機嫌は如何ですか?! 全九星の皆さまもまたお会いできた喜びを感じております。金運、物質運の強き七赤金星についての御伝えに入らせて頂きます。本記事も皆さまに有益な情報をもたらすべく、頑張って書いていこうと思っています。どうぞよろしくお願い致します[^ェ^]

経営者にとって極めて大切な、西方位が生み出す七赤の祐気。金運の上昇を期すため、積極的なお水取りが求められます。また人間社会においてとても重要な礼節も、村社会から発展していった商慣行が原点と云えます。何か一つ欠けが見つかること=一爻不足(いっこうふそく)。完璧になれないために、人は次の機会を伺い前進していくべきことを示唆していますね。




【七赤金星のプロフィール】

  • 九月という酉の月を押さえる七赤は、後天定位盤の方位では四正・西方位30度のテリトリーを占める
  • 二黒土星、五黄土星、八白土星の土星三兄弟にとっては、非常に良好な祐気取りに相応しい方位
  • 経営者(事業家)は是非とも祐気取りの際、押さえておくべき、金運・財運が絡む運気摂取必須の方位である
  • 酉の刻(午後五時~午後七時)は七赤の時間に該当する
  • 取引、商売の手段、流通、金運の動きが良好となり活性化していく
  • 七赤金星には礼節という意味も含まれ、人間性の根本を説いている
 


【村社会から発生していった礼節】

七赤と礼節の繋がりについて以下に記していきます。山から発した川は低いところ(平野部など)に向けて水が集まります。本来的に人間の多くは水を求め平野部に集まって文明の源を興してきました。(好んで山岳部にとどまった者たちも無論いましたが・・・)まず村ができ七赤象意の窪み=兌(だ=低いところ、易の八卦の一、算木で口の形に表す、沢や少女にかたどり方位では西に配する)には共同体が次々に拓かれていきました。その渦中、商売繁盛させていきたい者にとっては徐々に礼節をわきまえることの重要性についての気付きがあり、お客さんとの間でけじめを持って接していくことが決定的に大切であるというスタンスが形成されていったのです。  


【無礼講であっても、根底にある礼節を守る】

現代社会の暮らしにおいて礼節がなっていない者は容赦なく叩かれます。況や(いわんや=なおさら、まして、その上に)商売人がふんぞり返っていたなら、その者の将来は極めて暗いと言わざるを得ません。礼節は相手に対し信頼を与え、金運の源にもなります。少し話の角度が変わりますが、お酒の席などで上長(じょうちょう=目上の人)が「今夜は無礼講だぞ!」と言った場合、ハメを外す気持ちになって大きな態度に豹変してもそれはそれで良いのだとは思います。しかしその際、心の隅に礼節をしっかり持っている人は無礼講の中でも一線をきっちり死守しますから失敗が少なく、相手と信頼関係を構築しやすい傾向を持ちます。「無礼講と言われたぞ」とばかり、すべてのたがが外れたような行動をとる者は、水面下でがっちり顰蹙(ひんしゅく)を買っている危険性が高くなることでしょう。  


【何らかの欠けを示す一爻不足(いっこうふそく)】

一爻不足(いっこうふそく)とは求めても求めても完璧の領域に達成することは出来ず、必ず一箇所に何らかの欠けが伴ってしまうことを云います。本命星が西に回座した時、一つ何かが足りなくなるという現象が一爻不足(いっこうふそく)の意味です。良きように解釈すれば常に足りないポイントが一つあるからこそ、それを補うために個人的にも精進を重ね、完成させていくのだ・・・という努力の重要性を示すものにもなるでしょう。ちなみにその一つ欠けてしまう一爻不足(いっこうふそく)状態は七赤の剋気に該当します。  


ま と め

  1. 九月の酉(とり)の月を押さえる七赤は、後天定位盤の方位で四正・西方位30度の位置を占める
  2. 土星三兄弟(二黒、五黄、八白)格好の祐気を取れる方位である
  3. 七赤象意の窪み=兌(だ)には平野が広がり、河が悠々と流れる、その中で多くの人々が悠久の歴史と文明を重ねてきた
  4. 商売という行為の黎明期(れいめいき=新しい時代が始まろうとする時機)、そのやり取りの中からけじめが生まれ礼節が完成していった
  5. 一爻不足(いっこうふそく)とは完璧を求めても、常に足りない点が一つ、主に後から発覚すること
  6. しかし一爻不足(いっこうふそく)をポジティブに捉えれば、今後の自己が成していく努力の具体的課題や方向性を示唆してくれているものとも云える
 


『編集後記』

以前北海道の有名観光地売店にて、かみさんが小物を選んだ際にすぐさま「500円です」とシャウトしてきた中年売り子は今もあのスタンスで勤めているのかなあ・・・とよく思い出します。恐らくあのような態度を取ってきたのは多分に万引き対策が影にあるのでしょうが、それにしてもあの観光地売店の雰囲気の悪さは格別でした。礼節のない商人というのは非常に柄が悪く感じられてしまいます。お客の心理をいつも考え、研鑽(けんさん)を積んでいる人はやはり空気感からして違います、勿論良い意味で。記事タイトル通り、本当に金運の基礎は礼節に在り・・・という以外ないのだなあと私は感じました。

この人生に、皆様との出会いに感謝します。
誠にありがとうございます。



2013年11月27日水曜日

七赤金星の象意

七赤金星の皆さま、長らくお待たせ致しました。兄弟星の六白金星の後を継いで、七赤金星について御伝えして参ります。九星の皆さま、本記事にもおいで下さり誠にありがとうございます。金運の星、七赤金星の祐気について大いに気にかかるところですよね。本シリーズも皆さま、どうぞよろしくお願い致します。

金運の星として他の九星から一目置かれる存在=七赤金星。それにあやかるべく多くの人が七赤祐気を取りたいと願います。象意も金融関係がズラリと並び、経済の喜びを示します。経済の血液は金銭の流通であり、その循環が経済を潤し続ける。また七赤生まれの子どもは豊かさに慣れきっているため、わがままに育つ傾向があるので対策が必要ですよ。




【七赤金星の基本構成・構造】

  • 星・・・金星
  • 色・・・赤色(白)
  • 方位・・・西、兌宮(だきゅう)
  • 素数・・・四、九
  • 五臓・・・肺臓
  • 五元素・・・窒素
  • 四季・・・秋(白露~寒露)
  • 十二支・・・酉(とり)
  • 時刻・・・午後五時~午後七時
  • 十干・・・庚(かのえ)、辛(かのと)

色の部分で赤色と並び白とも表記しています。これは四方四神の白虎の方位と同じことに起因しています。四方四神についての詳しい記事は次のURLからご覧下さい。http://kyuuseikigaku.blogspot.jp/2013/06/blog-post_18.html  


【七赤金星の象意】

  • 金融
  • 貨幣
  • 金銭
  • 質屋
  • 銀行
  • 現金
  • 月賦
  • 宝石
  • 金属
  • 一爻不足(いっこうふそく)
  • 悦ぶ
  • 柔和
  • 祝典
  • 流通
  • 贅沢
  • 引退
  • 食べ物
  • 無尽
  • 結婚式
  • 能弁
  • 窪み
  • 背反
  • 腎臓

上からズラッと金融業や、お金そのものの象意が華々しく賑わっていますね。七赤金星と言えば何といっても金運の星。気学を知っている人はもとより、特に学んでいない方においてもそのことを知っている人は少なくないでしょう。「80パーセント以上の人が七赤金星の祐気を取りたいと願っている」と評価する鑑定士の弁も聞いたことがあります。七赤金星=西方位は特に経営者にとっては必須の星であり方位です。金運、経済、流通を自己の目指すランクに引き上げるためにとても大きな力を持つ「幸せの星」と呼ばれています。経済の喜びは七赤金星、精神の喜びは四緑木星、この二つの星はそのようにカテゴライズ出来ます。  


【経済の血液は金銭の流通】

国民生活に必要不可欠な金銭の流通作用を人体になぞらえる(=較べる)と、血液に該当します。それくらい金銭の流通は人々の生活において重要であり、循環し続けることが経済全般を潤すことに繋がっていきます。  


【七赤生まれの子どもの出産が確定的になったら、緊張感を持つ!】

また七赤祐気、西方位祐気を取るとその方の仕事などが循環する上に、体調も上向いて健康になると目(もく)されます。こういった健康の良い波、経済の良い波を受けて、ご夫婦が非常に良い環境で睦んで生まれる子どもは自ずと幸せな運命を持って誕生してきます。反面、不平不満をよく訴えわがままな子ども、引いてはわがままな人間になっていくことが懸念されます。七赤金星の子どもが生まれる状況となった場合、懐妊したことに浮かれてばかりいてはなりません。「よし、これからが勝負だ!」とお二人で良い意味での緊張感を持ち、夫婦が豊かな状態だからこそ増長せず、強い気概を持って出産に向かっていって下さい。  


【七赤っ子の一つの特徴】

しかしながら・・・お二人のツメが甘かったのか、想定外のわがままさだったのか残念ながら「人の言うことを聞かない子ども」に育ってしまう場合も多いでしょう。良好な環境での出産・育児なので、どうしても我が子可愛さで甘やかしてしまった・・・自分を取り囲んでいる富を「当然」と思ってしまうのも七赤の子どもの特性ではあります。  


ま と め

  1. 西、兌宮(だきゅう)は賑やかで金運強い方位である
  2. 金運関係目白押しの象意からも七赤金星=西方位は、特に経営者に必須となる祐気を持つ星と云える
  3. 金銭のまんべんない流通こそが、経済を循環させ潤していく
  4. 七赤生まれの子どもはわがままに育つ確率高く、富を当然のことと考えがちになる危険性がある
  5. 七赤の年に子どもが生まれることを察知したなら、緊張感を持ってわがままな子どもにしないよう強い気概を持とう
 


『編集後記』

あー、七赤金星を書いていたら本当に羨ましくなってきました。自慢じゃないですが私は、北海道の貧乏臭い寒村で生まれ、親父は仕事で出ずっぱり。母親はノイローゼ気味の状態で私を生んだそうです。この七赤との真逆さが、かえって清々(すがすが)しいものを感じるのは、多分に私の性格がM的だからでしょうか(^◇^;) しかし子どもは自分の親を選んで生まれてくるとも云います。(ほかにもいろんな説があると思います・・・)ですからいつも私が締めの言葉としている「この人生に、皆様との出会いに感謝します。誠にありがとうございます」はそれなりのバッグボーンがあって、多少こだわっている部分もあるのです。とまれ(=いずれにせよ)七赤の祐気は人間として生きていく上で、とても重要です。チャンスがあればどんどん積立していきたいものですね。

本日もお読み頂き誠にありがとうございました!




2013年11月24日日曜日

六白金星の運命

六白金星の皆さま、こんにちは! 九星全ての読者様、いつもご覧頂き誠に有難うございます。六白金星の御伝えも本記事でラストとなって参りました。私自身学んだことを誠心誠意書き記させて頂きます。どうぞよろしくお願い致します。

六白金星は誤解されやすく、一歩間違えると大変な嫌われ者になりかねない、自分の言動に早く気づきましょう。人に頭を下げることを覚え、謙虚になること。それがリーダーの資質を伸長させ、将来的には人気・実力を兼ね備えて、会社などの上層部に食い込んでいくことでしょう。そしてやがては、愛と強さを持った上長になっていくと思われます。







【六白金星の特徴的な性格】

  • 自負心が強く高いプライドを持つ
  • 自己中心的な行動が目立つので、九星の皆様もそして当人も注意すべき難点となる
  • 人間関係において損得勘定を測る傾向あり

  • 独断専行(どくだんせんこう=自分一人の判断で勝手に行動すること)をそしられる(=非難される)傾向がある

  • 感情高くケチで冷たい

  • 人付き合いも悪い

 

【六白はまず、傲慢な自分に気づこう】

「おい、俺のやり方に従えや!」 「俺の言うことを聞いてやれよ!」貴方の会社にもそういう口の訊き方や態度で威圧してくる人がいるのではありませんか?! その人はただ口が厳しく傲慢な人であるという可能性もありますが、もしかしたら気学に裏打ちされている六白金星の人かも知れません。何せ将来はリーダーになっていくと見られる六白金星ですから、そういう部分を本質的に具有しているのは当たり前と言えば当たり前です。しかしまだ何の重要な役職にも就いてないのにそんな態度を取られたら、グループの誰もが良い気はしないでしょう。六白金星の方は「あ、また俺、出過ぎてる!」と即、反省し、人に合わせ(呼吸を合わせ)協調していくことがとても大切です。  

【謙虚になりきれたら鬼に金棒】

ここまでの流れで見ていけば、多くの会社で六白金星は嫌われ者になってしまいかねない危うさが見受けられますよね。周囲に対して、また自分自身に対しても自己変革を遂げなければならない壁にいずれ突きあたるのが六白金星。まず大切なことは他人に対して、頭を下げることから始めていく必要があります。そして「心の学び」を経ながら、謙虚になることが大変重要になってくるでしょう。六白が謙虚になりきれたら、まさに鬼に金棒と言えます。  

【六白は九星の中の長(ちょう)でもある】

謙虚になった六白金星は、仕事が良くでき、リーダーとしての資質を本来的に天から頂いています。九星気学はとどのつまり重要な帝王学でもあります。そして六白金星は九星の中においても根本的に長(ちょう)であり、本当の強く優しいリーダーになれる星のもとに生まれてきた果報者(かほうもの=幸せ者)です。ですから六白中宮の年は新規事にどんどん手を出し、動きに動いた者が報わていく結果となりましょう。根底には世のため、人のため、皆さんに喜んでもらうように働くのが吉と出ます。六白中宮年はとても頑張り甲斐のある一年であることをご銘記下さいませ。  

【対照的な六白と五黄】

例えば、13年(平成25年)五黄土星中宮の年における新規事は、衰退の一途を辿るので避ける必要があります。自宅の中にも五黄性と破壊力が増大していますので、リフォームや改修は延期する必要があります。五黄中宮の年は新規事に手を出せない反面、継続事業を発展させて種蒔きの年とするべし・・・と複数回申し上げてきました。前段の六白についての記述と見比べれば、その違いがありありと、真逆であることをご認識頂けたかと拝察致します。  

【六白剋殺方位に気をつける!】

一白水星中宮の年において六白金星は北に位置し、六白暗剣殺を持ちます(五黄殺の対局)。暗剣殺の年に北へ引越しを行えば凄絶なほどに剋気現象が噴出すると目されていますのでとても注意が必要です。考えられるトラブルを挙げていきますと、機械等商売道具の破損数しれず、交通事故や労災事故、出火による火事などまるで呪われたかのような不幸がフルコースで襲来してきます。また五黄中宮年においては六白が西北に入り、干支の巳年の太冲に当該するため、六白(西北)に歳破が生じます。故に、万人にとって西北への引越しはアウトになりますのでしっかりと銘記しておきましょう。  

【六白リーダーは人気・実力を兼ね備える】

計画と先見性を大切に行動を活性化していく、これが出来てくると六白祐気が身につくようになります。事前に困難が予想されても、覚悟して動いていくことも大切です。その渦中にいながら後々、とても大らかなスケールの大きい人間性が身についていることにご自身が一番、驚かれることでしょう。弱気を乗り越え途中で逃げない! 六白祐気が限りなくたくさん身に付いた時、本当に芯のぶれない強い人間性が身についている筈です。六白の力を有効に活用しこの世の中を守る、リーダーとしての資質を向上させ、周囲から愛され求められ、後援を頂けるような人気・実力の伴った人間を目指す、まさにこのこと自体が非常に大切な祐気取りになります。また九星の皆さまも折を見て、六白の祐気を取り幸福な人生を送れるよう精進していきましょう。  

ま と め

  1. 将来リーダーになる強さを有する六白金星はプライド・自負心が強すぎて、周囲から疎(うと)まれる危険性を持つ
  2. 自分で自分の傲慢さに気付き、人に頭を下げれるようになり謙虚な心を持てば良好なベクトルに向かって進んでいく
  3. 六白は人間界のみならず、気学の世界の九星でもリーダー(長)的な存在である
  4. 五黄の新規事は衰退するが、六白の新規事や行動はどんどん発展するので六白中宮の年は、大変な頑張り時である
  5. 全九星は六白剋殺方位をしっかり覚え、剋気を踏まないよう十分に気をつけよう
  6. やがてリーダーとなっていく六白金星は、芯のぶれない強い人間性と優しさを有するに至る
  7. 全九星も六白の祐気を取り、幸福な人生を送れるよう前進していこう
 

『編集後記』

なかなか書きごたえがあった六白シリーズがようやく終焉(しゅうえん=終わり)です。読者さま皆さまに心から感謝御礼申し上げます。誠に有難うございました。六白金星は私の星でもあり、それ故に書きづらいというか、表現が難しく、ただ自己顕示欲はかなぐり捨て無心を心がけて今に至りました。この人生に皆様との出会いに感謝します。 誠にありがとうございます。

2013年11月22日金曜日

六白性のいろいろ~赤ちゃんから役所まで

六白金星の皆さま、こんにちは! 全九星の皆さまも有難うございます。四緑性の四緑木星と同様、六白性の六白金星もいろいろポジティブな現象を示してくれる星です。本記事は六白象意にまつわる様々な話題を振りまきますので、楽しい気学の部屋を皆さまと私で彩ってみましょう。

有限の空間にたくさんの自動車が走り回る弊害に満ちた交通事情に対しても、大いなるものによる救世の手立てが常日頃行われていること、後援者からの資金で以て自営しながら、力を蓄える六白の一匹狼・・・。取材ノートにはたくさんの象意や言霊が私の乱筆によってびっちり書き込まれており、まだ六白金星の終焉(しゅうえん=終わり)には早いと思って、一つ一つを綴らせて頂きました。どうぞごゆっくりご覧下さい。




【赤ちゃんや幼児は六白性です】

  • 夫婦にとって、(夫婦の身近な者にとって)懐妊の報ほど心躍る報せは無し
  • 六白(乾宮・西北)の祐気として一番可愛く愛らしく、大切な宝とはまさに子宝=赤ちゃんの存在に並び立つものはこの世になし!
  • 生まれたての赤ちゃんは純粋さこの上無く、あまりにも無邪気である
  • 命名はとても重要
  • 四才以下の幼児はおしなべて六白性
 


【運転で真っ青になったこと、貴方にもある筈!】

危ないものを除(よ)けて、自然な形で避(さ)けて、そして無難(ぶなん)を得る・・・卑近な例で道路交通状態が判りやすいと思います。交差点右折から、左セパレート信号左折、右折車あり、左車線に停車中のトラックあり、後続車あり、低速で左右のクルマの間を直進、横断歩道の中で急ブレーキ・・・というような順番でめまぐるしく、交通状況が変わり続けていますと、都市型の運転に慣れていない人ならばドッカーンとやってしまうことはとても多いと思います。軽微な事故から大事故まで様々な危険が孕(はら)む道路交通事情。「え、もしかしたら今、俺危なかったんじゃないかな?!」と守られた我が身の安全に感謝が湧く局面が、長期間運転していれば誰もが一つや二つ持ち合わせているのではないでしょうか?  


【神の御守護(=六白祐気)を忘るべからず】

ひょっとしたらあの時、自分の運転で大事故を引き起こしたかも知れないと強く感ずる経験をお持ちの方は、やはりその時に実際ドカーンといった危険性が非常に高かったと考えるべきです。ほんのわずかの差で危険を回避できた、例えば強引過ぎる右折を自分がしてしまい、直進車がギリギリ停まりきれてくれたお陰で助かった・・・などという場合でも大いなるものによる、現場でのさじ加減=神様が発動した御守護によって、六白祐気の目に見えない力が発動し救われたりしていることに想像力を持ちましょう。  


【六白性は後援者を得てのし上がる】

自己資金を事業資本とすることは六白性であり乾宮方位の祐気に繋がります。厳密に言うと自己資金の自己、要するに自分自身のパワーやガッツ、人間性を通して後援者に好かれ応援を頂き営業を展開できる卓越した者であり、六白性に該当します。午(ウマ)の先見性、戌亥(イヌイ)の度胸の合体によりとても強い力を頂いて成果を挙げると見られます。また乾の南における良い家相は投機する力が増大すると云われています。  


【運動、スポーツは健康の原点です】

乾方位はものを動かす動の力を発生させます。よって運動やスポーツ競技、健康のための運動などは「動の極み」に該当し、競争心をテーマにして各種競技が開かれ ることとなっているのです。まさに運動・スポーツは健康の原点であります。  


【運動も会社も急に辞めてはならぬ】

例えばジョギングなどをしていて、徐々にスローダウンしていくならともかく、急激な運動の停止は心臓に大変な負担を掛けます。徐々に静止することを留意するようにしましょう。またこの事案と絡めて気学が主にサラリーマンに対して警鐘を鳴らしているのが、自分の仕事を急に辞める、さらに仕事のみならず会社も辞めてしまうことに対し、周囲に多大な迷惑と負担をかけることになるので、ちゃんと就業規則と照らし合わせ、一応は円満退社する必要があることも婉曲に(えんきょく=遠まわしに)説いています。まさに森羅万象の真髄(しんずい=物事の真の意味やその道の奥義、精髄とも云う)、流石九星気学であります。  


【役所や交通は六白性です】

官庁や交通機関など公(おおやけ)に尽くす仕事の多くは六白性です。以下に有名、重要な拠点を幾つかピックアップしておきます。
  • 財務省、経産省などの国策を担う中央官庁
  • 都庁、区役所、市役所、町村役場など地方公共団体
  • 警察庁、警視庁、区や市の警察署、交番、町村等の駐在所など警察関係
  • 最高裁判所、高等裁判所、地方裁判所、簡易裁判所など司法関係
  • 空港、電車駅、バス停留所、フェリー(ターミナル含む)、汽船など
  • 自動車、オートバイ、各種機械、自転車等々の個人用
 


ま と め

  1. 赤ちゃんや四才以下の幼児は皆、六白性である
  2. 都市部の複雑な道路環境で、縫うように運転するには技量が必要
  3. 今まで大きな交通事故を起こし(され)そうになったことは、長くクルマを利用していれば一度か二度はあるものだ
  4. 大いなるもの=神の御守護(六白祐気)で多くの人が交通事故を回避できている可能性は高い
  5. 自己資金を事業資本とすることは六白性
  6. 多くの人から後援を受けて、営業を展開できる卓越した者の仕事はパワフルである
  7. 運動やスポーツは六白象意の動きそのものである
  8. ジョギングで走っていて急に停止するのは良くない、その行為に似て会社を急に辞めようとするのは周囲への迷惑となる
  9. 多くの市町村役所や電車の駅、空港など交通機関等、公(おおやけ)に尽くす仕事は六白性である。
 


『編集後記』

何かつぎはぎの多い服のような出来栄えになりました本記事。しかし一貫して変わらない要素が一つだけ・・・。それはご紹介した全てのものが動き続けているということ。動きは六白象意の最も基本的な象意。動きがたくさん出てくることにより、協力し合うことで物事の進捗(しんちょく=進行など)が図られ大きな意味での働きも活性化していきます。私もブログやライティングに矜持(きょうじ=誇り)を以て動き続け、大地に地歩進めて参る所存であります。この記事も皆さまにとって何かの始まりになって頂ければ幸いです。有難うございました。




六白金星・夫の遊びと家相は関係している!

六白金星の皆さま、お元気でお過ごしでしょうか? 九星全ての皆さまも充実した日々をお過ごしのことと拝察致します。本記事は家庭に不在気味な六白金星のご主人に対し気学的にはどのように対処すべきかを御伝えさせて頂きます。

今まで御伝えしてきた記事でも家相について書かれたものも何点かありました。本記事では家一軒における西北(乾宮)方位の重要性を強調するとともに、ご主人を家長として讃(たた)え、夫婦間の仲を修復して、しっかりとした家庭を構築していくための方法をご説明致します。




【上長とは目上の人を指す】

  • 上長とは、じょうちょうと呼び、目上の人(役職が上)ないし年上の人(年齢が上)を指す、九星気学では目上の人が上司、家庭の主人(一般的には夫)を指す、年上の人は役職や性別に関らず年長者を指す
  • 家を中心に考えると、西北(乾)方位が上長の位置となり西北の室(しつ=部屋)が主人或いは夫婦の部屋と成すべきである
  • また神棚を祀る部屋としても、西北(乾)方位での設置が望ましい
  • 西北の部屋に神棚の祀りを行い、その部屋自体を夫婦部屋にすることで、家の中で一番地位が高い方位の格式を維持できる
  • 西北の部屋を大切に扱うことが主人の権威を上げることに繋がり、安泰な生活に向かってにじり寄る(にじりよる=座ったままの姿勢で近寄ること)ことが可能となる
  • 西北方位に欠陥のある家相で暮らす主人は病弱となったり常時、外出がちで家になかなか帰ってこなくなる傾向がある
 


【帰宅しない夫は外で遊ぶ】

前段の最後「帰ってくる筈の主人が家に寄り付かなくなる」というようなことは、奥様方にとって非常につらく嫌なことだと拝察致します。では実際家に帰ってこなくなったご主人は外で何をやっているのでしょうか?! はっきり申し上げますと、いわゆる遊び人になっている可能性が高いと気学では辛辣(しんらつ=非常に手厳しく)に一言でまとめています。まず生業(せいぎょう=仕事)が終わっても帰って来ないということは、家に帰るより外で遊んでいた方が楽しいことが多いため、いろんなことをして時間を過ごしていると考えるのが妥当です。ご主人にとってなかなか帰りたくない家、帰っても落ち着かない家が「現在のご自宅です」と云っても差し支えないでしょう。  


【大丈夫ですか? お家の家相】

ではご主人に「今日はたまに家で過ごすか・・・」と考えさせ、自宅に向かわしめる方法は少し大掛かりになりますが、気学・家相の観点から一つ対策がございますので、記させて頂きますね。家の中心から見て西北方面に<窪み>や、他の方位と比較して明らかに<欠けている>部分が大きい場合は、家相で乾(いぬい)欠けと呼ばれる凶の様態に該当することが多いです。これに該当する欠けが見つかった場合は、何も焦って「改築して下さい」とは申しません。西と北が交わる部分の角(かど)周辺に少しだけでも良いので張り出しを作ると、自然に欠けが解消されます。実はご主人がなかなか帰って来ないのも「主人が家に帰りたくなくなる乾欠け」が、ご主人に無意識的ではあるけれども、脳やカラダの波動などに悪い影響を与えていたのかも知れないのです。この道に明るい信頼できる鑑定士や建築士に相談して、乾欠けの様態を調査してもらった方がスッキリしますし、無事、諸事が整った暁(あかつき)には笑顔のご主人が帰宅される可能性もグンとアップすると思われます。  


【乾欠け解消後の変貌!】

  • 主人としての役割を果たせるように変わっていく
  • 真面目になる
  • 家の格式が上がる
  • 主人の権威が上がる
  • 将来、高いポジションを得て、富貴の長者となる
  • 豊かな人生を歩むことが出来るようになる
 


【夫の意識が変わる】

乾欠けが解消され、ご帰宅したご主人の潜在意識には自宅における「主」としての働きもしっかりしてくることでしょう。この問題は世の中に目には見えないがスピリチュアルな働きはやはり厳然とあるのだ・・・ということを知らしめる好例と言えるでしょう。
 


ま と め

  1. 家庭の上長である夫がなかなか家に帰って来ない場合、気学的に見れば遊び人になっている可能性が最も高い
  2. 西北(乾方位)の部屋は神棚を祀り、夫婦部屋とするのが望ましい
  3. 西北方位に欠陥のある家は家相的に凶、それで夫が帰って来ないパターンがある
  4. 家の中心から見て、西北方面に欠けている部分がある場合は、家相で乾(いぬい)欠けとなり夫が「帰るのを無意識的に避ける」傾向を呼ぶ
  5. 乾欠けを解消するには信頼できる専門家と相談し、然るべき位置に少しだけでも良いので張り出しを作るのが効果的
  6. 帰ってきた夫は将来、高いポジションを得て豊かな人生を歩むことが出来る
 


『編集後記』

夫婦とは何年経っても良いものであるのと同時にむつかしい局面も併せ持ちますね。つい、口でバトルしてる時は「正しいのはこっちだ!」という勢いでまくし立てますが、時間が経って冷静になれば、どっちもどっち、さほど大したことじゃないのに、熱く戦っちゃうものなんですよね。清濁合わせ飲むというのが人間の暮らしであるという真理もあり、また正義や善悪で正論を振り回して攻撃されては、たまったものじゃありません。今宵は口で戦うんじゃなくて、布団で柔道を以て対決!といきましょうか(ノ∀`)

この人生に、 皆様との出会いに感謝します。
誠にありがとうございます。




2013年11月18日月曜日

六白金星のリーダーとは温かく強い人

六白金星の皆さま、こんにちは! 九星の皆さまもようこそいらっしゃいませ! 本記事では六白金星(本命星)の西北回座によってもたらされる重要なポイントについて書かせて頂こうと思います。お茶でも飲みながらごゆっくりどうぞ。

本命星西北回座時、種々雑多(しゅしゅざった)な物事に振り回されることに始まり、社内的にも大きな問題を起こしかねない部分が出てきます。その日々の中で「気付く」という自己防御のための力を付け、大吉方とされる西北方位への転居を遂行。その後苦しみながら、リーダーとしての素地を身に付けることによって成長が約束されていくでしょう。







【本命星西北回座で起こる、芳(かんば)しくない現象】

・本命星が乾宮(西北)に回座すると円満な生活など祐気が満つるけれども、相反する剋気が現出
・大胆、広大、過分な気概が発生し、気持ちがいつの間にか大きくなってしまう
・例えば昨年(2012年)は本命星中宮のためとても運気が強かったが、そのまま好調なまま駆け抜けられると錯覚するケースは多い
・会社から与えられた企画などで功名心からか張り切りすぎ、自己の力量以上に背伸びをして予算超過を招き挫折する
・常日頃から六白の祐気(西北の祐気)を取っておくと、状態が良くない時に補充される運気として蓄えておくことが可能である
 


【気付くことが出来れば、豊かな暮らしに導かれる】

人間の暮らしにおいて気付くことができるということは、とても大切な要素です。例えば会社でコンピュータのディスプレイを凝視しながら書類を作成している最中であっても、「今日はこれくらいにしておいた方がいいかなあ・・・」というようにふと気付く、これはとても大切なことなのです。その感覚が冴えていれば、いつも自己制御が可能となり、良い方向性に自分をコントロール出来るようになります。無理なく無駄なく、自分を酷使せず豊かな暮らしを構築する縁(よすが=寄る辺、たより、ゆかり)となりましょう。  


【六白金星の西北方位への転居は大吉方】

六白金星の西北方位への転居は大吉方ではあるのですが、以下に記す注意を忘れないことも肝心となるでしょう。確かに大吉方ではあるが、九年間の苦労の末に大きく飛躍し花開く・・・それがここでの重要な注意点です。何故、九年間も苦労せざるを得ないか・・・それは六白金星という九星気学で非常に重要な位置を占める星の強さゆえの鍛えが発動するから、であります。六白金星は究極的にはリーダーになる運命を授かって誕生する。リーダーになる者、そう簡単にその位置を占める人物にはなれないことは火を見るよりも明らかです。  


【六白リーダーは温かく強い人物】

六白金星は九年間の苦労によって、大事を克服できる人間性に研磨され、人格形成が果たされて本物のリーダーになっていきます。「せっかく大吉方に越してきたのに、どうしてこんなに苦労が絶えないのか?!」そう思い悩む必要はないのです。今が西北に動いて五年目なら、あと四年でその苦労は終わり、その人の器と特性に相応しいリーダーとしてのポストを得る筈です。ここを理解し克服を繰り返す往還(おうかん)で、本当に人間性が温かく強い人物へと変貌を遂げるに至ります。  


ま と め

・1.本命星西北回座で次々に起こる物事を乗り越えるためにも、六白金星は日頃から六白祐気を蓄えておくべし
・2.自己を制御する気付くことの出来る感覚を体得しよう
・3.大吉方である六白金星の西北方位への転居は、リーダーになりたいなら遂行する
・4.九年間の苦労の末に大きく飛躍し花開き、リーダーに就くことを押さえておく
・5.人間性が温かく強い人物に成長し、組織を牽引(けんいん)する立派なリーダーとなる
 


『編集後記』

心根が温かく、人情に篤(あつ)く強靭な人・・・様々な経験を踏みながら、素晴らしい組織のリーダーとして雄飛していく六白金星。該当すると思われる方は是非とも、この記事で書かせて頂いたように頑張って伸びて行かれて下さいませ。多くのものを得、また多くのものを与え得る六白リーダーの前途が洋々たるものでありますようご祈念申し上げます。最後まで読んで頂き誠にありがとうございます。

この人生に、

皆様との出会いに感謝します。




六白金星の剋気2・自信過剰が招く剋気

六白金星の皆さま、こんにちは! 九星の皆さまも有難うございます。本記事では六白金星における重要な問題である自信過剰マイナスと呼ばれる剋気を中心にお話しをさせて頂こうと思います。本日もよろしくお願い致します。

本命星が乾宮(西北)に回座した時、六白の円満は満つるが同時に欠けも発生し、欠けと連動して自信過剰も強くなります。後から悔やむ剋気がビジネス上でも発生、愚痴っぽくなるとさらに厳しい剋気が・・・。またギャンブルは危険な行為です。パチンコホールは剋気の巣窟で、日本に核ミサイルを向ける北朝鮮を潤すような輩の商売です。







【身から出た錆びは六白剋気です】

・2013年の年盤は後天定位盤と一致することから、六白金星も基本位置である西北の方位に入っている
・六白象意の円満とは満ち足りて欠けているものがないことである(心が喜びにあふれ満足する状態)
・本命星が乾宮(西北)に回座する時、円満が満つるわけだが、同時に欠けも生じてくる
・欠けと連動するのは自信過剰、これが過ぎるとマイナスポイント増加の危険性
・自信過剰に陥いると気持ちはイケイケ、予算はどんどん浪費して超過予算になってしまい、後から後悔することになる
・組織内での自己提出企画を完璧主義で当たってはならない、八分目くらいでちょうど良いバランスとなる
・愚痴を他人に向かって吐くということは徳と金運を無にする
・これまでせっかく人のために尽くしてきても情緒不安定になり、他人に恩着せがましく動けば限りなく無になる働きが生ずる
・前述してきた事柄や不足・不満の想念、発言は非常に厳しい六白剋気となり、幸運を無になる危険性すら孕(はら)む
 


【愚痴は強烈な剋気を発す】

前項目で御伝えしたものは六白金星のみならず、自信過剰に陥った万人全てに該当する恐ろしい剋気です。また愚痴については、根本的に誰もが人に話して楽になりたいと思うのは正直なところだと思います。しかし愚痴によりもたらされてしまう、積み上げてきたもの全てが消失する剋気は、何が何でも避ける必要があります。社会人として営々と培われてきたものが無くなってしまわないうちに、今後は極力その手合いの飲み会は避け、愚痴はゴクリと飲み込んで我慢していきましょう。そこを乗り越えられれば金運がついてくると云われています。気学というものは面白いもので実に信賞必罰(しんしょうひつばつ=功労者は必ず賞し、罪過のある者は必ず罰すること、賞罰を厳正にすること)の切り替えが鮮明ですよね。故に、私たちもこうして気学の魅力に惹かれ続けていくのですね。  


【六白祐気を得る程の精神性向上】

さらに不足や不平不満の愚痴を出さずに推移していくと、その姿勢がその人の特性になってきます。心は刷新され自己改革が進むと人徳が身についてきます。やがて大きく精神性が向上し、六白祐気を頂けるようになってくるでしょう。これが身につくと良き立派なリーダーの香りがする者へと進捗(しんちょく=はかどること)し始めていきます。  


【恐るべき剋気・ギャンブル】

賭け事やギャンブルは六白剋気です。そしてまた六白金星の人にパチンコファンやギャンブル好きは非常に多いと仰る鑑定士の方も少なくありません。何かとパチンコ店などに吸い込まれて入ってしまう習性があるとともに、実際九星の中では一番賭け事に強い傾向があります。前項までの勤めにおける自信過剰をもっと醜悪にした剋気がパチンカーを包みます。これらギャンブル業の業態を知れば知るほど寒気を感じますし、実態は恐るべき伏魔殿(ふくまでん=悪魔の潜む殿堂、陰謀などが絶えず巡らせれているところ)であることは当のパチンカー自身が一番よく判ってないということが出来るでしょう。  


【宝くじでもこの始末】

パチンコで勝ったお金を生活資金にした時点から地獄は始まります。もうこの段階で六白剋気に入ることになります。それでは「宝くじはどうなんだ?」と言われれば返答に窮する部分は確かにあります。しかし宝くじで高額を当てた人の80パーセント以上の人は奈落の底に転落していくという説もあります。それまで貧乏な暮らしをしていた者が急に莫大な富を手にするわけですから、ある意味人生が多少なりとも狂ってきても仕方がない側面を持ちます。しっかり額に汗して労働して得る対価としてのお金ではなく、まさに泡銭(あぶくぜに=苦労をしないで得た金)そのものですから使い方も粗くなり、気持ちもどんどん大きくなり宝くじを買う前の貧乏よりも、さらにタチの悪い生活困窮者に陥りかねないことを踏まえて下さい。健全性の高い宝くじでさえこの始末ですから、パチンコ、各種レースなどは推して測るべしです。  


ま と め

・1.家庭や職場で円満な環境を作れる人は幸いである
・2.円満になって間もない段階から早速、欠けが生じてくる
・3.自信過剰に陥ると自分の企画の是否が問題となったり、愚痴を吐くようになると、きつい六白剋気が現出してくる
・4.愚痴を吐くのをやめ、自己改革を進めると良き立派なリーダーに向かって歩んで行けるようになる
・5.ギャンブル全般に言えることだが、それらの遊びは非常に剋気が強い
・6.気学実践者はギャンブルに関わらない基本姿勢を保とう
 


『編集後記』

本記事文末の項でギャンブルの恐ろしさを最も健全な宝くじでもこのような悲劇がある~と紹介させて頂きました。近年、特にパチンコが違法賭博である上に経営者の90パーセント以上は、在日韓国・朝鮮人で占められ、北朝鮮の経済や軍事力を支えていることがはっきりしてきたため「あんな国に俺の金を取られてたまるか!」と決別に成功したファンも少なからずいらっしゃることでしょう。しかしながら大勢はパチンコ依存症に絡み取られ、フィーバーする時の興奮冷めやらず多額の生活資金をぶち込んで、それでも足りなければ消費者金融(この業種も在日韓国・朝鮮人の経営者が多いとされる)から貸りて、どんどん困窮の度合いを深めていかれる人が相変わらず多いようです。気学の実践者はこういう剋気そのものの場所にそもそも縁がない精神性を堅持し、お金の本来的な使い方を学び、宝くじに当たっても寄付をするというようなパチンカーなどから「お前アホか?!」と言われるような生き方こそ儀表(ぎひょう=人々の手本、規範)にして歩んで参りたいものですね。

この人生に、

皆様との出会いに感謝します。

誠にありがとうございます。




2013年11月12日火曜日

六白金星の剋気1

六白金星の皆さま、ここのところお世話になってます。ありがとうございます。全九星の皆さま、この本記事にもお出で頂き誠にありがとうございます。本記事では「動く」という六白象意を基に、例えば機械や動物などまだ掘り下げきれていないものにスポットライトを当てて、そこから派生する剋気について御伝えさせて頂きます。

六白金星が凶方位に動いてしまった場合、象意「動く」にまつわる自動車や機械を買うのは中止しましょう。何故ならそれらの物が全然役に立たず、お払い箱になってしまう確率が高くなるから・・・。剋気には不整脈がつきまとうという繊細な要素も持ち合わせており、高血圧、低血圧両方について気を配って適度に体も鍛える生活を目指すべきですね。







【六白金星の方災(凶方位)】

※暗剣殺や破れ(歳破、月破、日破)の時期に自動車や機械(工業用途など)を買うと・・・
・すぐ事故を起こす傾向強し
・簡単に故障してしまう
・その後も故障多く、ハズレものだということを思い知らされる
・思うように動かない
・良い時期に購入したものなら、普通であればどんどん動く
・これらのことが懸念されるなら、購入を翌年に延ばすのが吉
・気学を正しく取り入れて生活していれば、これらのことは起きなくなる
 


【危険な車両数知れず! リコール隠しは社の伝統?!】

自動車で説明致しますと、特に中古車でこういった傾向が顕著です。また新車においても、やはり当たり外れを生む要素は微妙に存在します。特に某社は10車種以上、約60万台にのぼるリコール隠しを30年以上放置してきたために、少なくない人命を奪い続けてきたことに繋がっていきました。欠陥車に対する情報データは一切運輸省(現・国土交通省)に開示せず社内で隠蔽(いんぺい)してきた事実が発覚、まさにこの一社だけで相当の方災自動車(?!)を遠い昔から直近に至るまで製造し続けてきたという見方も、気学的に出来る事件のてん末でした。きっと方災を犯し続けていると、こういったメーカーの欠陥車をつかまされたりする働きが運命的に作動したりするのでしょうね。
 


【まさに動く物=動物】

森羅万象下、動くものは須(すべから)く六白に属します。動物の心臓は絶えず停止することを避け動き続けます。その動き=心臓が止まる時、動は静(しずか)になり、その静けさは動物の死を決定づけるのです。  


【六白剋気の病気】

代表的なものに不整脈があります。不整脈とは脈の打ち方が不規則になることを指し、高血圧或いは低血圧で心臓の働きが病的なものに変わっていきます。症状の真っ只中にいる時はどこかで、六白の剋気を犯している危険性があり、何らかの手段で六白の祐気を取ると少しづつ改善していくと言われています。
 


【六白金星には強い体力が必要】

六白金星は本命性の中でもかなり働きが強い星であるため、気をつけなければならないポイントがあります。吉方位旅行や、引越しなどをとり急ぎ決行しなければならなくなった時のために、スポーツなどで体を鍛えておく必要性が大です。六白の働きに負けない対応力のある肉体を作る。そのためには食事、運動、睡眠、休養の四要件を確立し丈夫な体を涵養(かんよう=次第に養成していくこと)することが必須となるでしょう。  


ま と め

・1.六白剋気の方災が発動している期間に自動車や機械を購入しても、ろくに役に立たない代物に当たる危険度が高い
・2.自動車業界という世界も生き馬の目を抜く競争社会だが、かって某社が犯し続けていた大規模なリコール隠し問題は消費者にとっても衝撃、日頃の善行・祐気取りで問題ある製品をつかませられない気学的強さの必要性を示した
・3.この世の動く者は生き物でもおもちゃでも、全て押しなべて六白象意の一部である
・4.六白剋気の主たる病気は高血圧や低血圧が絡んだ不整脈がある
・5.六白金星の動きについていける身体の基礎作りが肝要  


『編集後記』

動く物全てが六白象意、と考えると逆説的には他の八つの星で動かない静物(せいぶつ)を担当することになりますよね。そう言う意味からも六白の動くという象意はかなり無敵な、すごい象意であることが認められます。その人生の激しさ故に、体がついていくよう運動しておけ!というメッセージ、正直、私も耳が痛いです。とにもかくにも痩せなきゃと日頃焦っている自分があるのですが、焦って空回りするより、確かな歩みで目標に向かっていこう・・・そう感じています。六白金星のふくよかな皆さま、一緒に頑張りましょう!
この人生に、

皆様との出会いに感謝します。

誠にありがとうございます。





2013年11月11日月曜日

六白金星の若い社員が出世していくために必要不可欠な働き

六白金星の皆さま、こんにちは! 九星全ての皆さまもいつもご覧くださりありがとうございます。本記事は、気学でもよく使用される 働き という言葉について御伝えさせて頂き、さらに六白金星が出世していく道程についても記述致しました。

物質の働きや人間の労働そのもの、会社の重要人物の動きで具体的に現象化した物事を働きと指す場合もあります。新卒で就職した会社での最初の縁を大切にし、会社内で力を発揮し上を目指す六白金星は、将来が有望視されます。その流れに相生するように、六白性や六白の祐気を得て気学的に進めば、栄光への階段を上っていける可能性も膨らみます。 それでは、どうぞご覧下さい。  






【気学で云う働きとはなんだろう?】

・そもそも働きとは留(とど)まらずに(止まらずに)行動が持続し続けることをいう
・人間は、同じことを継続していくのに飽きる傾向がとても強い
・中でも同じ会社に勤続し、一つの仕事を究めていける人はそう多くない現実がある
・上記3点をこなせる人は六白の祐気を得る
・会社の中で一生懸命、清明正直(清く、明るく、正しく、直く)に勤労できる人はどんどん社内的評価が上昇する
・自動でモーター等により回転する工業的製品の動作も、働きの一つに該当する
 


【当世サラリーマン事情】

今の時代、会社の中で給料やボーナス、引いては年収をもっと欲しいと考えても、多くの会社は固定給を基盤にした月給制であるためなかなか上げられないもしくは上げれないところが多いと思われます。それでもバブル崩壊後の失われた20年から今日に至るまで、伸びる業種や会社はどんどん成長してきました。日本型経営(終身雇用、年功序列制)も様変わりし、会社に高い利潤をもたらす人材以外は必要ないといった風潮は、もはやどの業種も一致している価値観となりつつあります。そのため他社からの引き抜きや、自分の意志で他社に転職するなどデキるヤツの動向もアグレッシブさも増しているように聞き及びます。
 


【際限ないスキルアップで能力増強】

より高給を目指して会社を去る人間もあれば、新卒入社後一貫して同じ会社に属し、たるんだり狎(な)れ(なれ=馴染んで打ち解けすぎる、親しさが過ぎて礼を欠く)たりせずに、会社の中で一生懸命に働く人というのは必ず経営陣の目にとまります。「俺はこの会社で今以上の金額を稼ぐために努力する!」、他人とは数ランク上の価値を自分自身の能力で提供しようという姿勢と結果は必ず、今より上の地位に推薦され身入りも着実に増えていくことでしょう。その螺旋階段の上の方に目掛けて駆け上がり続けられるならば、社の上層部に食い込む時間も他より早くなっていくと思われます。まさにここまでの道程そのものが六白性の典型的な例であると云えましょう。
 


【リーダー的な存在から社長就任に至る?!】

さて社の上層部に食い込んだ六白くんのその後は・・・。益々襟を正して懸命に働き続けていくと、社内での人間関係もより深い信頼関係を多くの人と構築していくこととなります。皆の応援を受けてやがて会社でリーダー的な立場を得て、そして最終的に多くの人の推薦、後援を受け社長の座に押し上げられていきます。根底に豊かな人間性、人生哲学を以て行動できる人は一流ですが、その上に本命星も六白金星とくれば会社の枠を飛び越えて、天性的なものを持った世の中におけるリーダーとして社会貢献するまでに至る可能性も出てきます。
 


【法律はもとよりルールは守る】

ここまで上昇志向の強い六白金星の青年が、社長にのし上がるまでの道のりをサクセスストーリー仕立てで書かせて頂きました。最後にもう一点、社会生活上欠かせない数多(あまた)のルールと六白金星の関係を書かせて頂き、この稿を終了させて頂きます。この世には様々なルールがあってその強制力のもと、押し合いへし合いしながらも、皆が何とか折り合いをつけながら生きています。一言で規律と申しましても様々なかたちや呼称があります。規則、掟(おきて)、法律、戒律、社則、学則等これらルールすべては六白象意に該当します。今、決まっている法律を筆頭に様々な規則は先ずは履行されるべきであり、余程の悪法は人々の意思を結集して改廃される対象であるとも言えます。人間はルールを受け入れる精神を堅持しようと思う者があれば、片や「そんな格式ばった堅苦しいものは要らない!」と放縱(ほうじゅう=勝手気まま、わがまま)に喚(わめ)き立てる人間もいます。しかしやはり人間という意志の弱い生き物には、ちゃんとルールが必要なのです。規律があるところに厳しさが強くなる反面、人間性がやがて人格を備え出してくる。一定の規律を受け止め、営む暮らしをすることは六白性に繋がっていきます。  


ま と め

・1.働きとは労働のみならず、象意の現象化を指す場合もある
・2.同じ会社に勤続し能力を活かし、結果を出し懸命に働く若手は上層部から良い意味で注目される
・3.出世への階段を走り続けていくうちに上層部に食い込んでいく、それが叶った状態も六白性と呼べる
・4.社内的に信頼を醸成、やがて社長職に押し上げられる(人もいる)
・5.法律をはじめ規律全般を守るのも六白性であり、六白社長ならなおさらのことであろう  


『編集後記』

本記事で書かせていただいたような、誰もが望めば上に上がれるチャンスがある・・・という考え方にも実は大きな限界が一つあります。もし貴方が勤務されている企業がまるっきり労働法を守るつもりなどさらさらない、いわゆるブラック企業の場合では根底からここで書いたことは通用しなくなってしまいます。ですから余りにも酷い仕打ちをされた、されているという方は今いるそこが袋小路ならば引き返す勇気も必要です。「いや、俺はここでやれる!」と思う方は是非、社内で力をつけ、ブラック返上に心血を注がれて下さい。きっとそれが貴方の人生においてすごく大切なミッションである可能性があるやも知れません。本記事は大企業、中堅企業を視点において書かせて頂きました。小企業、零細企業などについては私自身、ちゃんと学習してから機会が掴めればまた稿を起こしたいなと思っています。  


この人生に、

皆様との出会いに感謝します。

誠にありがとうございます。





2013年11月6日水曜日

六白金星の祐気と自衛隊の在るべき姿

六白金星の皆さま、こんにちは! 九星全ての皆さまもようこそおいで下さいました。感謝感激です、どうぞごゆっくりしていって下さいませ。本記事は六白金星の祐気を始め、六白象意の国を護る軍隊についても御伝えさせて頂きます。

人は、他の人のために応援し後援する往還で、六白性が研磨されます。神様もお喜び下さる程の存在に、成長していくことが可能。引きを得て大切なポストの位置を占める大人物にもなり得ます。その際は立候補するような形ではなく、周囲から応援されて、起つプロセスを辿(たど)ります。また本記事では祖国を護る自衛隊についても書かせて頂きました。






【六白金星の祐気】

・守らねばならない大切なもののために後援したり、自分自身しっかり支持を固め応援する、それらの往還は自身の六白性を活かすことになる
・六白の吉方位を使うと目上の人から後援や応援を頂けるようになる、ちなみに応援は六白象意である
・六白の祐気で特筆ものな事柄に、神様からの守護を得るというポイントがある
・人に尽くしたり気を遣ったり、応援するなどしていると相手のみならず大いなるもの(=神様)も「よくやってくれているな!」と大変喜んで下さる
・人に尽くしているうちに人間性は磨かれ、素晴らしい徳をたくさん積むことになる
・自分にとっても良い話が舞い込むようになり、推薦され押し上げられるチャンスに恵まれる(引きを得るという段階へ)
・多くの人から応援され引きがより具体的に、現実性を帯び始める
はじめはわずかな自分の善意でやっていたささやかな応援が、どんどん広がりを見せ神からも喜ばれ、大きな祐気に成長していきます。やがて自分自身が何らかのポストを巡って応援される立場に変貌を遂げていくのです。  


【五黄性は自らポストを求める】

反面、自らポストを求める行為は五黄性です。これに関してはある昔話のアウトラインを簡単に引用して、ご説明致します。二十年以上前の昔、オリンピック女子マラソンの選手選抜の件で国民的な大論議が起きました。当落線上ギリギリの立場にいた選手某が自ら代表決定直前に「私を選んで下さい」と記者会見で前代未聞の立候補、最終的に選手某はそれが原因ではなかったかも知れませんが、落選してしまいオリンピック出場の夢は露と消えました。まさにこういった常識はずれで自分中心な行動は引きずり下ろされる運命になってしまうのです。組織にも問題は山ほどありましたが、そこはぐっと耐えて「人から推薦されるのをじっと待つ」のがベストと言えるてん末でした。  


【六白性は人の為に尽くす】

人の為に還元する、人の為に尽くすことが六白性に繋がっていきます。そしてその往還で六白性を身に付け、結果的に自分に信頼が寄せられる事実関係はしっかり押さえておく必要がありますね。  


【自衛隊は軍隊です】

六白金星の強い意味として、軍隊という象意があります。今は戦後、アメリカ人が作った憲法のために、自衛隊という変な呼称がすっかり板についてしまっています。但(ただ)し本来的に自衛隊は軍隊以外の何ものでもありません。今後は押し着せの憲法から離れ、新憲法のもと、有事の際の備えを急ピッチで磐石(ばんじゃく=極めて堅固なこと)にしていく必要があるでしょう。  


【軍隊は国を断固護りきる】

軍隊とは気学的に云えば祖国を守護し、国を護る。幹部は人のため、国のために尽くそうとする六白性が必要となります。軍隊組織の各リーダーに必要なものは、よく気がつくこと、人間性を涵養(かんよう=徐々に養成していくこと)し、軍人として相応たる人格を修得させるという点。もちろん戦争を礼賛してはいけない。しかし愛するこの国が、愛する人たちが殺傷されかねない事態に陥った時、今のような自衛隊に対する辻褄合わせの解釈では到底追いつきません。世界一古く美しい国体の維持のため、軍隊は誇り高く日本列島に屹立(きつりつ=高くそびえ立つこと)し、その任務に相応たる力で国土防衛する責務があるのです。  


ま と め

・1.六白象意である「人への応援」を通し、神はその六白金星の姿勢に大変お喜びになる
・2.いずれ引きがあり、重要なポストに自分が就任しかねない立場になり得る、応援も盛大に受ける
・3.五黄性の人は、自分からポストに就こうとするが冷遇される
・4.人のために尽くす姿勢こそが、六白性のキモである
・5.自衛隊は軍隊であり、自主憲法の制定が期待されている
・6.軍隊は人々のふるさとや愛する者、そして世界最古の国体を何が何でも死守する責務がある
 


『編集後記』

自己栄光化にカツカツせず、ただ人の後援、応援を無心でやる、その姿勢が六白性。対して立候補して自分から地位を得たがる五黄性。明らかに前者は日本人の典型、そして後者は治安の悪い荒ぶる国々・・・。そんなイマジネーションを持ちました。六白金星からは勉強するほど、清々しい気が漂ってくるように感じられます。また自衛隊についての解釈はバラバラな時代が長く続いていたように感じますが、最近は今の政治からも人々の反応からもポジティブな意見がたくさん出るようになり、私も個人的にはとても嬉しく思っています。今、迫り来る周辺国の狂気が昂じきってしまう前に、日本よ、急げや急げ!  


この人生に、

皆様との出会いに感謝します。

誠にありがとうございます。






六白金星は劇的な社長就任が似合う(六白性の結実)

六白金星の皆さま、こんにちは! 全九星の皆さまもようこそ! 本記事では先天定位盤の天と地の相対比較をはじめ、六白性を持つリーダーになる道程について書かせて頂きます。どうぞよろしくお願い致します。

六白金星は二黒土星の力強い力で一躍、雄飛できるという現実があります。組織のリーダーになる方策も、立候補ではなく全体からの支持で、押し上げられて就任するという、多大な人気の高さが着目されます。謙虚、気配り、気学に則った生活、そして人徳・・・懐の大きさ、度量の広さ、そして高い能力、理想的な六白社長が誕生するでしょう。






【先天定位盤を通した天(六白金星)と地(二黒土星)の相対的比較】

乾の方 / 坤の方
父 / 母
君主 / 臣
忙しい / 暇
男 / 女
上 / 下
公 / 私
親 / 子
円 / 角
大 / 小
剛 / 柔
頭 / 足
昼 / 夜
太陽 / 地球
権利 / 義務
主人 / 妻女
命令 / 服従
教師 / 生徒
社長 / 社員
心臓 / 胃腸
地上 / 地下
行動 / 路地
資本家 / 労働者  


二黒土星の記事で一度ご紹介しました先天定位盤由来の天(六白金星)と地(二黒土星)の相対的比較。後天定位盤の中宮には言わずと知れた五黄土星が入りますが、先天上位盤の場合、中宮はあるものの何ら入る星はなく空洞です。そして一番南にある六白金星を天とし、対極の二黒土星(最北)は地と見なされます。天と地の相関関係を学ぶ上で一つ間違ってはいけないこととして、どちらが偉いとか優れているとかといった単純な比較ではないということです。次項でポイントを挙げて見て行きましょう。  


【天地運行についての法則性】

・上があれば下もある。下がなければ上もなくなり、天地創造以前の無の状態に帰してしまうだけ
・下は地(=二黒土星)、上は天(=六白金星)、地は天の基盤となり、基礎・ベースの役目を果たす
・強靭な二黒土星の力のお陰で多くの自然と人類界は成り立ち、六白金星はリーダーとしての立場を得る
・六白金星は命令を下す役回りを有し、上長(リーダーや社長など)になる能力と権限を持つ
・天地における陰陽の力は不可視だが、目に見えない働きを強力に発揮する
・天地に善し悪しなどなく、九星や九気をはじめ万象がそれぞれ補完し合い成り立っている  


【大切なのは九気のバランス】

気学的見地から見れば、二黒ががっちりと礎(いしずえ=物事のもとなるもの、基礎)として大地を護る。そのお陰で六白も活き生きと活動し、リーダー役として人類の営みを向上させていけるという、まるで友情のような素晴らしい補完関係があります。九気(きゅうき=九星の気)のバランスとも言われるこういった補完関係によって、偉大なる方位学=九星気学が成立していることに思いを馳せてみましょう。  


【六白性の結実】

地役(ちえき)とは人の役に立つこと。賦与(ふよ)とは与えること。まずこの二つが備わっているか否かが、人の上に立とうとする六白金星においてはとても大切になってきます。さらに謙虚であり、気配り抜群、常に祐気を取る姿勢、そして最終的に人徳が加味された時、その人の肩書きは社長或いはトップと呼ばれる立場になっていることでしょう。ここでいう社長とは天下りとか政略によるようなものではありません。組織のリーダーとして、上から下まで幅広い人気を持ち、皆に慕われ押し上げられて社長就任になるのが理想形と言えましょう。まさにこの状態は六白性の結実とも言え、とても大切な意味を持ちます。無論、自分から組織内で出世していき、社長になるため頑張っている人も素晴らしい人であるのも事実です。  


ま と め

・1.先天上位盤では北が二黒土星、南が六白金星で、六白が天、二黒が地を顕している
・2.それに呼応して男 / 女、親 / 子、のように多くの相対的な関係が存在する
・3.天地が運行されていくのも、目に見えないものが強力に働き、九星や九気が補完し合って成立する
・4.九気のバランス、補完関係が存在していることを心に銘(めい=刻み付ける)する
・5.六白性の結実で社長に就任する人は、幅広く人気を得、皆に慕われる
 


『編集後記』

本記事で書かせて頂きました六白社長・・・、何かアメリカンドリーム的なもしくは本宮ひろ志の漫画みたいな、痛快なキャラクタ―像を感じて止みません。、根回し、用意周到な談合、そういった魑魅魍魎(ちみもうりょう=山の怪物や川の怪物、様々な化け物、妖怪変化を指す)の類いによって、権力を握ろうとする人が日本の会社には多すぎたのは事実であったと思います。自分が心から慕い、その人の為に役に立ちたい!というような社長を戴きたいと願うのは、務める者の心底の願いであるには違わないでしょう。

この人生に、

皆様との出会いに感謝します。

誠にありがとうございます。






2013年11月3日日曜日

六白金星は組織のリーダーとして歩むべし!

六白金星の皆さま、こんにちは! 九星全ての皆さまもようこそおいで下さいました。人類にとってかけがえのない太陽は、全九星に対し大容量この上ない光熱を以て、私たちをいつも包み込んで下さっています。そしてリーダーの資質ないし既に活躍している六白金星に対し特段の光熱を付与、応援して下さっていることは是非、しっかり押さえておきたいところですね。

本物のリーダーに成長していくには、六白金星は格好の生まれと言えるでしょう。強いプライドによって自己表現に難はいささか出てくるようですが、謙虚になって六白性を獲得していくことで、気が良く回り、周囲から認められる存在になる可能性は大です。人間として渇望してやまない上昇志向、これを強烈に持つのが六白金星と言うことが出来ます。







【本来的なリーダーの資質を理解しよう】

・本当のリーダーとは、交換条件に釣られて実行するような小さき者ではない
・周囲に対し、とにかく良い気を与えて与えて与え続ける、無報酬の愛を持つ者がリーダーである
・リーダー=上長(じょうちょう=目上の人)は人が喜ぶための地役(ちえき)を行い、施しも分相応にさせて頂く
・地役と施しは六白祐気である
・六白祐気を身に付けることで、労使間の信頼関係が醸成される
・相手の求めることを常に感じ、それを相手に与えていく姿勢が大切・・・まさにそれこそがビジネスの根幹である
 


【高い想念で日常生活から祐気を得る】

六白祐気を一つ一つ覚え、体得して実践すると自分自身の徳が上昇。また仕事にもどんどんキレを発揮、有能性が高まり自分の日常的行動で祐気を得ることにも繋がっていきます。これは何も六白金星のことだけではなく、一白から九紫、全九星にも該当することです。どの星も全て天地自然の法則が働いています。方位を取るだけではなく、日常行動における想念の高さによって祐気取りすることが出来るということを識(し)りましょう。  


【剛柔併せ持てれば鬼に金棒】

六白金星はよく上位(じょうい)の座であると表現されることが多いです。上位とは言葉そのままの意味で、上の位(くらい)の人ということ。上位であり続けるには簡明な言葉でいうなら「よく出来た人」であることが肝心。しかしながら概して六白金星はプライドが強いため、なかなか素直になれない。そこを「ぐっ」と飲み込み最初の良き一歩を踏み出せたなら、人に頭を下げることもいずれ厭(いと)わなく変わっていけるようになります。さらには本記事で御伝えしている地役や施しの気持ちで向かい合えるようになったなら、まさに鬼に金棒! 本物のリーダーとしての風格が漂い始めることでしょう。  


【六白性を修得】

六白金星はそもそも上長となる資質が本能的に備わっています。これは鑑定士の方に言わせると「上長たる遺伝子が組み込まれているため」ということです。前述しましたように六白の方は、へつらったり愛想良くしたりということを苦手とするきらいがあるため最初の一歩に苦しみますが、乗り越えられたら人に賦与(ふ よ=配り与えること)出来るようになり、その時点で六白性を身につけたと見ることが出来るでしょう。細かいことにもよく気付き、気配りができるようになっていきます。  


【リーダーには細かさも、当然必要】

さてそういう風にある種、上長としても人間としても完璧な風情が漂い始めますと、他人からの心無い批判を受けるケースも少なからず出てきます。判りやすい例で云えば「あの人は本当に口うるさい奴だ!」という感じでの否定的な意見が目立ってくるようになるでしょう。ですがリーダーたる者、それくらいの細やかな精神も持ち合わせていないと良きリーダーとはなり得ません。社内のミスや問題をいち早く感知し、気がついて改善する能力がなければリーダーとしてはまだまだ・・・というところではないでしょうか?  例えば家庭のリーダーは九星気学的見地から見ると、父親ということになってきますが、同様に細かさが嫌われ「オヤジはうるさい!」と子どもに毛嫌いされるケースも出てくるように思います。そういう場合は自分が具有する六白性で、サジェスチョンしたり、アドバイスしたり常にその場その場で良い方向性を与えていくことがとても大切になってきます。  


ま と め

・1.本当のリーダーとは人に与え続ける無私の精神が脈打っている
・2.地役と施しは六白祐気
・3.方位を取ることだけが祐気取りではない、日々の暮らしの内容から祐気は取れる
・4.六白金星ならではの高いプライドは、六白性を得るために少しづつ減らしていくべき
・5.細かいことにも良く気がつくのが六白のリーダー
・6.サジェスチョン、アドバイスなど気付いた時点で与えていくことが重要
 


『編集後記』

本文中出てきた「上長たる遺伝子が組み込まれているため」という指摘に私も驚きました。私も一応六白金星なのですが、まさか遺伝子レベルで「六白として生まれてきた」というすごい仕組みがあったとは、九星気学を勉強して初めて知ったことでした。自分の半生を想起してみて学生の頃は何らかの役に就くこともありましたが、社会人としては大して役職を得たことはありませんでした。今、まさに一匹狼、フリーライター、自分の主人として自分が座し、いい書き手となれますよう日々精進努力中です。自分も六白金星の端くれとして、当ブログも全力投球、頑張っていきたく思っております。  


この人生に、

皆様との出会いに感謝します。

誠にありがとうございます。



六白金星の象意

六白金星の皆さま、こんにちは! 九星全ての皆さま、本記事から、六白金星について詳報して参ります。よく六白金星については帝王の星であるというように云われます。この資本主義社会で生きる我々にとって一番身近にいる帝王といえば、皆さまの所属している会社の社長も、気学的にはその範疇(はんちゅう)にしっかり入ってくるようですよ。

人間を筆頭に動物などの動く生命体や、機械、自動車といった人間の文明力で製造されているあらゆる物体は六白に該当します。方位を西北、乾宮(けんきゅう)に持ち、多くの時間動き続ける六白に対し、太陽は光熱エネルギーを送り続けています。六白金星は生来にして、リーダーシップの素養を持ち将来的にも帝王の風格を持つ素晴らしい星です。  






【六白金星の基本構成・構造】

・星・・・金星
・色・・・白色
・方位・・・西北、乾宮(けんきゅう)
・素数・・・9、4
・五臓・・・肺臓(はいぞう)
・五元素・・・窒素
・四季・・・冬(寒露~大雪)
・十二支・・・戌(いぬ)、亥(い)

六白の白は透明な白。例えば透明な水を白いコップに注ぎ、何か物を入れると光の反射で物の角度が違って見えます。その白いコップに入れた透明な水の色が六白の白です。方位としては北西になり、十二支における戌(いぬ)と亥(い)の間に存在することから、乾はいぬいと読まれます。四隅(しぐう)であるため、四正(しせい=30°)と比較するとその倍の60°にわたる広範なエリアがあり方位は取りやすいです。六白の方位には9と4の数字がよく出てくるのも特徴的。
 


【窒素について】

・10~11月(戌月、亥月)は大気に含まれる窒素がほかの月より多くなる
・乾六白の刻は19時~23時までの4時間を指す、尚、この時間帯は酸素が最も薄く少なくなる
・人間の体は酸素が減ると、体が疲弊しタンパク質の補給を求めてくる、また眠気も強くなる、蛇足だが寝る30分前に牛乳を飲むと、タンパク質が供給(=一白水気由来)されるので良いという説もある
・眠っている間に酸素とタンパク質は体内において充満する、そして目が覚めるというのが人間の生体機能の一でもある
・窒素などは子どもがたくさん吸いすぎると良くないと言われる、特に幼児の場合、注意が必要である
・成長期の子ども→東南、東の祐気で木気を吸収してどんどん育つ
 


【六白金星の象意】

・機械
・自動車
・動物
・法律
・条約
・学則
・規律
・円満
・動き
・働き
・軍隊
・君主
・命令
・主人
・上位
・父親
・官庁
・後援
・守護
・血圧
・懐妊
・幼児


等々

まずは上記の象意に則り、一部重要象意について御伝えして参ります。ズバリ、六白は動の作用を顕(あらわ)します。人間を含む哺乳類など、多くの生命体の体には心臓があります。そしてそれは決して止むことなく働き動き続ける・・・その働き続ける容態が所謂(いわゆる)「人生」であったりするわけです。故に生物のみならず、機械、自動車などの象意も挙がってきます。使役されている間、ひたすら動き続けることを求められるモーター、電気系などの機械、超重要な動きの源・バッテリーなど、走力を担保するものが集積されて自動車も成り立っていることにお気づき頂けるでしょう。  


【太陽と六白】

太陽は常に光熱を発し、宇宙を明るく照らすことで地球上の万物を育成しています。その流れから申し上げると、六白は体中に血液を送り続けるポンプさながらの役割を果たしています。常に動き続ける六白金星へ無条件に光熱を送り続ける太陽は、九星気学における六白の立ち位置、即(すなわ)ちリーダーの資質を見抜いているが故に、Power(力)を援助しているとも言えそうです。  


ま と め

・1.六白金星の基本構成、構造において六白の白は極めて透明な水の色に該当することが示されている
・2.六白金星の方位は・西北、乾宮(けんきゅう)で、四隅に位置するため、四正の二倍、60°の広さがある
・3.六白金星の五元素は窒素で、10~11月の戌(いぬ)月、亥(い)月は大気に含まれる窒素がほかの月より多くなる
・4.睡眠の働きは体内の酸素不足と、タンパク質要求により起こり体にそれらが満ちると覚醒する
・5.六白象意の共通点は生き物や機械等の動くものが多数、挙げられている
・6.太陽は常に動き続ける六白金星へ、無条件に光熱を送り続ける働きを持つ
 


『編集後記』

昨年は中宮に存在した六白金星。今年は五黄土星で原点回帰の年。地道に種蒔きの一年となっていますが、そういう面で考えると昨年の六白金星時、鑑定士の方々が口を揃えて「動くのは今だ、今だ!」と強調されていたのもよく判ります。何でもかんでも強く言われるだけで、気持ちがぐらぐら揺れ動くようでは厳しい生存競争の中、生き抜いては行けません。しかし素直さと先見性、ベースに社会性を以た上で気学の言うとおりに行動していけば、多くのことがきっと良くなっていく筈です。今年もあとふた月切りましたが、力の限り溢れる思いで事に立ち向かっていきましょう!  


この人生に、
皆様との出会いに感謝します。

誠にありがとうございます。



【九紫祐気】社会科の凋落ぶりに刮目(かつもく)せよ!

九紫火星の皆さん、こんにちは! そして九星の皆さま、いつも応援ありがとうございます。本記事は余りにも問題が多すぎる我が国の義務教育について、気学的な見地から抽出(ちゅうしつ)し俯瞰(ふかん=高いところから見下ろし全体の状況を把握すること)してみたく思います。どうぞ、ごゆるりと考え...